こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
結論から言うと、“so”や“and”を多用してしまうのは、英語で次の言葉がすぐに出てこない時に「間」を埋めようとしているからです。
でも、それを繰り返すと英語が単調で伝わりにくい印象になります。
✅たとえば、こんな感じです。
❌ So, I went to Japan, and I really enjoyed it. And I want to go back, and… so… yeah.
→ 聞き手は「で、何を言いたいの?」と感じてしまう。
一方で、言いたいことを整理し、接続詞を正しく使うだけで印象は一変します。
✅ I went to Japan and really enjoyed it. That’s why I’d love to visit again next year.
→ すっきりして、伝わる英語に。
この記事では、こうした“so”や“and”の使いすぎを防ぎ、より自然で論理的に話せる3つのステップを紹介します。
それでは、さらに詳しく見ていきましょう。
関連記事
- 1 “so”や“and”を多用する前に見直したい3つのステップ
- 2 なぜ独学では難しいのか
- 3 よくあるNG表現パターン
- 4 練習用クイズ
- 4.1 ① I was hungry, ___ I made some pasta.
- 4.2 ② I went to the gym ___ met my friend there.
- 4.3 ③ It was raining, ___ we decided to stay home.
- 4.4 ④ She loves coffee, ___ she drinks it every morning.
- 4.5 ⑤ He’s tired ___ he stayed up late last night.
- 4.6 ⑥ I like reading, ___ my brother prefers watching movies.
- 4.7 ⑦ I finished my report, ___ I went out for lunch.
- 5 よくある質問(FAQ)
- 6 まとめ
“so”や“and”を多用する前に見直したい3つのステップ
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
今日は、“so”や“and”を無意識に多用してしまう前に取り組むべき3つのステップについてお話しします。これらの言葉は英語学習の初期段階でとても便利に感じますが、使いすぎると逆に伝わりにくくなることがあります。
たとえば、文のつなぎとして“so”や“and”を頻繁に使うと、話の流れが単調になり、聞き手が「結局何を伝えたいのか」分からなくなることがあります。特にプレゼンやビジネスシーンでは、「つなぎ言葉」の多用が説得力やプロフェッショナルな印象を損なう原因にもなります。
この記事では、そんな問題を解消し、よりスムーズで伝わる英語を話すための3つの実践ステップをご紹介します。
1. 「filler(つなぎ言葉)」を正しく使おう
「so」や「and」を少し使う分には問題ありませんが、実はこれらは英語でいうfiller(間を埋める言葉)ではないという点が大切です。
本来のfillerは、“you know” “actually” “well” “like” などで、会話に自然な間や柔らかさを生む役割があります。
✅自然な例:
このようにfillerをバランスよく使うと、棒読み感がなく自然な英語に聞こえます。
ただし、fillerの使いすぎにも注意が必要です。
❌使いすぎの例:
このように“like”を多用すると、幼く聞こえたり、落ち着きのない印象を与えてしまいます。ポイントは、自然に・ほどよく使うこと。意識してバランスを取るだけで、話し方の印象が大きく変わります。
2. “so”や“and”を「文法的に正しく」使おう
“so”や“and”は本来、文と文、単語と単語をつなぐための接続詞です。無意味に文頭で使うのではなく、正しい形で使う癖をつけましょう。
✅正しい例:
(今日は7時に起きて朝食を食べたよ。)
ここでは“and”が2つの動作をつなげています。
一方、文頭に“And”を置く「And when I was young, I could run fast.」のような使い方は、カジュアルな会話ではOKでもフォーマルな場では避けるべきです。代わりに “also” や “in addition” を使うと自然です。
また、“so”には主に2つの正しい使い方があります。
① 結果を表すとき
(昨日は残業したから、今日は疲れてる。)
② 相手の話をまとめるとき
(つまり、何が言いたいの?)
このように、「接続詞としての役割を意識する」だけで、英語の構成力がぐっと上がります。
3. 他の接続表現を取り入れてみよう
もし文頭で「so」や「and」を使いたくなったら、もう一歩上の表現を試してみましょう。
たとえば:
- “so”の代わりに → “therefore” “as a result” “that’s why”
- “and”の代わりに → “in addition” “on top of that” “moreover”
✅上級者っぽく聞こえる例:
In addition to that, I’m feeling sick right now.
That’s why I’m thinking of taking a sick leave for tomorrow.
このように少し工夫するだけで、英語の論理展開が明確になり、よりスマートな印象になります。
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
なぜ独学では難しいのか
英語を話せるようになるために一番大切なのは、「実際に口に出して、間違えながら改善していくこと」です。
しかし、多くの人がこの「改善サイクル」を一人では続けられません。独学では、自分の弱点を客観的に把握しにくく、間違いに気づけないからです。
RYO英会話ジムでは、レッスン中の発言をリアルタイムで可視化し、講師がその場でフィードバックします。
「どこをどう直せばいいか」が明確になるため、最短距離で“伝わる英語”へアップデートできるのが特徴です。
実際、受講生の方からはこんな声も。
💬「自分では気づかなかった話し方のクセを指摘されて、初めて“何が通じていないのか”が分かりました。そこから意識がガラッと変わりました。」
💬「以前は言葉が詰まるたびに“so”や“and”でつなげていましたが、今は整理して話せるようになりました。」
間違えるほど、英語は伸びます。
大切なのは完璧に話すことではなく、トライ&リフレクション(挑戦と振り返り)を繰り返すこと。
この繰り返しが、あなたの英語を確実に変えていきます。
🎯 今月は無料体験レッスンの枠を5名まで開放しています。
もし本気で「自信をもって英語を話せるようになりたい」と思うなら、ぜひ一度体験してみてください。
👉 無料体験レッスンはこちら(別タブで開く)
さらに、受講生のリアルな成果や気づきを知りたい方はこちらもどうぞ。
👉 受講生の声を見る(別タブで開く)
よくあるNG表現パターン
ここでは、RYO英会話ジムのレッスンで実際に多くの生徒さんがしてしまいがちな間違いパターンを紹介します。どれも日本人学習者にとって共通のクセなので、きっとあなたにも思い当たるものがあるはずです。
❌ パターン① “so”の乱用で話がぼやける
So, I went to the mall, so I met my friend, and so we had lunch, and so…
「so」を連発すると、話の軸が見えなくなり、何を伝えたいのかがぼやけてしまうパターン。
✅ 修正例: I went to the mall and met my friend. We had lunch together.
→ ポイントは、“so”を減らして動作を整理して話すこと。
❌ パターン② “and”で無理やりつなぐ
I like coffee and I wake up early and I work hard and…
内容をすべて“and”でつなげると、小学生の作文のように単調な印象になります。
✅ 修正例: I like coffee because it helps me stay focused in the morning.
→ “because”や“since”など、関係性のある接続詞に置き換えるとグッと自然に。
❌ パターン③ “so”のあとに主語を抜かす
I was tired, so slept early.
これは非常によくある日本人のミス。英語では必ず主語が必要です。
✅ 修正例: I was tired, so I slept early.
→ 小さな抜けでも、英語では文法エラーになるので要注意!
❌ パターン④ “and”を文頭に多用する
And I went there. And I saw my friend. And we talked a lot.
日常会話ならOKですが、ビジネスや発表の場ではカジュアルすぎる印象に。
✅ 修正例: I went there and met my friend. We talked a lot.
→ “and”を文の途中に入れるだけで、話の流れがスムーズになります。
❌ パターン⑤ fillerの使いすぎで聞きにくい
Like, I was like really tired and like I didn’t like wanna go out…
“like”を何度も挟むと、内容が耳に入りにくく、子供っぽい印象になります。
✅ 修正例: I was really tired, so I didn’t want to go out.
→ “like”は控えめに、本来の意味を意識して使うと自然です。
💡まとめポイント
どれも「よくある」けれど、意識と練習次第で必ず直せるミスです。
私たちのレッスンでは、こうした無意識の口ぐせや言い回しのクセを“見える化”して改善していきます。
📣 間違えるほど、英語は伸びます。
ミスを恐れずアウトプットして、話せる英語を一緒に育てていきましょう。
👉 無料体験レッスンで「伸びる英語学習」を体感する
練習用クイズ
英語で自然に話すために、“so”や“and”の使い方を確認してみましょう。
次の文の空欄に入る正しい単語を選んでください。
① I was hungry, ___ I made some pasta.
A. and
B. so
C. but
理由と結果をつなぐときは so を使います。
→「お腹がすいていたので、パスタを作った」という流れ。
I was hungry, so I made some pasta. が自然な英文です。
② I went to the gym ___ met my friend there.
A. so
B. and
C. because
and は「〜して、そして〜した」と動作を並べるときに使います。
I went to the gym and met my friend there.(ジムに行って、友達に会った)
③ It was raining, ___ we decided to stay home.
A. so
B. and
C. then
「雨が降っていた→家にいることにした」という結果の関係です。
so は「だから〜」の意味で使われます。
It was raining, so we decided to stay home.
④ She loves coffee, ___ she drinks it every morning.
A. and
B. but
C. so
理由(コーヒーが好き)→結果(毎朝飲む)なので so が正解。
She loves coffee, so she drinks it every morning.
⑤ He’s tired ___ he stayed up late last night.
A. so
B. because
C. and
「〜だから」という原因を説明する接続詞は because。
He’s tired because he stayed up late last night.(昨夜遅くまで起きていたから疲れている)
⑥ I like reading, ___ my brother prefers watching movies.
A. but
B. so
C. and
対比を表すときは but を使います。
I like reading, but my brother prefers watching movies.(私は読書が好きだけど、兄は映画を見る方が好き)
⑦ I finished my report, ___ I went out for lunch.
A. because
B. and
C. then
and は「AしてBした」と動作の順番を自然につなげるときに最適です。
I finished my report and went out for lunch.
💡ポイント
“so”は結果を、
“and”は並列を、
“because”は理由を表します。
この3つを使い分けるだけで、あなたの英語はぐっと自然に聞こえます。
焦らず、少しずつ正しい使い方を体に染み込ませていきましょう!
よくある質問(FAQ)
Q. “so”や“and”を使いすぎるのはなぜ?
A. 英語で次の言葉がすぐに出てこないとき、**“so”や“and”**を「間を埋めるため」に無意識に使ってしまう人が多いです。特に日本人学習者は文をつなげる時に使いすぎる傾向があり、結果として英語が単調に聞こえる原因になります。
Q. “so”と“and”はどんなときに使う?
A. “and”は「〜と〜をつなぐ」、“so”は「だから〜」と結果を表すときに使います。どちらも文や単語をつなぐ接続詞なので、文頭に入れるよりも、文と文の間で使うのが自然です。
Q. “so”を文頭で使うのは間違い?
A. カジュアルな会話では問題ありませんが、ビジネス英語やフォーマルな場面では避けた方が無難です。代わりに**“therefore”や“as a result”**などを使うと、よりプロフェッショナルな印象になります。
Q. “so”の正しい使い方を例文で知りたい
A. たとえば「昨日残業したから今日は疲れてる」と言いたいなら、
✅ I worked overtime yesterday, so I’m tired today.
このように「理由+結果」の関係で使うのが自然です。
Q. “and”の正しい使い方は?
A. “and”は「並列」や「追加」の意味を持つ接続詞です。
✅ I got up at 7 and had breakfast.
このように「Aして、Bした」という動作のつながりを表すときに使います。
Q. “so”の代わりに使える英語表現は?
A. “therefore”, “that’s why”, **“as a result”**などが自然です。たとえば、
✅ I didn’t sleep well. That’s why I’m tired.
このように使うと、英語がぐっと洗練された印象になります。
Q. “and”の代わりに使える英語表現は?
A. “also”, “in addition”, “on top of that” などが便利です。
✅ I finished my work. In addition, I cleaned the kitchen.
文頭で“and”を多用する代わりに使うと、文章が引き締まります。
Q. “filler(フィラー)”って何?
A. fillerとは、会話の間を埋めるために使う言葉のことです。
たとえば “you know”, “well”, “like” など。適度に使えば自然な英語になりますが、使いすぎると幼く聞こえるので注意が必要です。
Q. 独学で“so”や“and”の使い方を直すのは難しい?
A. はい、自分の話し方のクセを客観的に気づくのは難しいため、独学では改善しづらいです。第三者からのフィードバックを通じて「無意識の口ぐせ」や「つなぎ言葉の多用」を意識できるようになります。
Q. どうすれば“so”や“and”を減らして自然に話せるようになる?
A. 一番の近道は、話した内容を可視化して、間違いを分析・改善する練習を繰り返すことです。
RYO英会話ジムでは、レッスン中にあなたの発言をリアルタイムでフィードバックし、改善ポイントを一緒に見つけていきます。
🎯 今月は無料体験レッスンの枠を5名まで開放中!
👉 無料体験レッスンはこちら(別タブで開く)
まとめ
- “so”や“and”の多用は要注意。
- これらはあくまで「文をつなぐ接続詞」であり、無意味に使わないこと。
- fillerや代替表現をバランスよく使うことで、英語が自然に・聞きやすくなる。
小さな意識の変化で、あなたの英語は格段に洗練されます。焦らず少しずつ練習していきましょう!
応援メッセージ
英語学習は一歩ずつ積み重ねる旅です。思うように話せない日もあるかもしれませんが、それも成長の証。焦らず楽しみながら続けていきましょう。
あなたの努力は、必ず実を結びます。応援しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
以上が「“so”や“and”を使いすぎる前に意識したい3つのポイント」でした。
それでは、See you around!













































コメントを残す