こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「show someone around」は「案内する」っていう意味です。
たとえばこんなふうに使います:
Let me show you around the office.
(オフィスを案内するよ。)
この記事では、「show someone around」の詳しい意味や使い方、他の似た表現もまとめてご紹介します!
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「teach」「tell」「show」の意味や使い分けが気になる方は、こちらの記事もぜひチェックしてみてください!似た表現の違いがスッキリわかりますよ。
僕の失敗談:「show someone around」のつもりが「show you」だけに…
実は昔、僕も恥ずかしい失敗をしました。
外国人の友達を会社に連れてきたとき、英語で「案内するよ!」って言いたくて、咄嗟に
I’ll show you.
って言ったんです。
でもこれ、ただ「君に見せるよ」という意味で、場所を案内する感じが全然伝わらないんですよね…。友達も「え?何を見せてくれるの?」って顔をしていて、めちゃくちゃ気まずかったのを覚えています。
正しくは「I’ll show you around.」と言うべき だったんだ、とあとで知って大反省しました。
同じ失敗をしないように、みなさんもぜひ「around」を忘れずにつけてくださいね!
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「show someone around」の意味と使い方を詳しく解説
意味
「show someone around」は「(場所を)案内する」という意味 です。
単に道や場所を指し示すだけではなく、その場所の特徴や使い方、面白いポイントを説明しながら連れて歩くニュアンスが含まれます。
たとえば:
- 新入社員にオフィスを案内する
- 観光で友達を街中に連れて行く
- 家に招いた友達に部屋を見せて回る
- 不動産の内見で部屋を案内する
など、初めてその場所に来た人に対して使うことが多い表現です。
使い方のポイント
① 主語 + show + 人 + around
基本の形はこれです:
I’ll show you around.
(案内するよ。)
✅ この “around” がとても大事!
- I’ll show you. だけだと「君に見せる」という意味になり、場所を案内する感じが伝わりません。
- 必ず「around」をつけることで「ぐるっと案内する」というニュアンスになります。
② Let me show you around.
「案内させてね」と申し出る時によく使います。少しカジュアルでフレンドリーな響きです。
Let me show you around the house.
(家の中を案内させてね。)
③ Would you like me to show you around?
フォーマルな場面や丁寧に提案したいときに便利です。
Would you like me to show you around the office?
(オフィスをご案内しましょうか?)
④ I’d love to show you around.
相手に喜んで案内したい気持ちを伝えられます。親しみを込めたい時にぴったりです。
If you visit my city, I’d love to show you around.
(もし僕の街に来たら、ぜひ案内したいな。)
注意するポイント
- aroundを必ずつけること!
→ 「I’ll show you」だけだと意味が変わってしまうので要注意です。 - 親切心や歓迎の気持ちを表す表現なので、自分がその場所をよく知っている立場のときに使うのが自然です。
「show someone around」は、人との距離を縮めたり、おもてなしを表現するのにとても便利なフレーズです。ぜひ、日常やビジネスで使ってみてくださいね!
シーン別会話例&自然に使うコツ
① 会社で新入社員を案内するシーン
A: Welcome to our company! I’ll show you around the office first.
(ようこそ、うちの会社へ! まずはオフィスを案内するね。)
B: Thanks! I’m excited to see everything.
(ありがとう!いろいろ見るのが楽しみです。)
✅ コツ:
「show you around」は“最初にやること”として使うと自然。Welcomeとセットで使うとさらにスムーズ!
② 友達を自宅に招いたシーン
A: Come on in! Let me show you around the house.
(どうぞ入って!家の中を案内するね。)
B: Wow, it looks so cozy!
(わぁ、すごく居心地良さそう!)
✅ コツ:
“Let me”を使うとカジュアルで親しみやすい雰囲気になるよ。
③ 観光地を案内するシーン
A: If you have time tomorrow, I’d love to show you around the city.
(もし明日時間があれば、街を案内したいんだ。)
B: That would be awesome! Thanks so much.
(それ最高だね!本当にありがとう。)
✅ コツ:
観光を提案する時は “I’d love to〜” をつけると丁寧かつフレンドリー。
④ 不動産の内見シーン
A: This apartment has great sunlight. Would you like me to show you around?
(このアパートは日当たりがとてもいいんですよ。中をご案内しましょうか?)
B: Yes, please. I’d love to see the bedrooms.
(はい、お願いします。寝室を見たいです。)
✅ コツ:
フォーマルな場面では “Would you like me to show you around?” の形が丁寧でおすすめ。
⑤ 電話やチャットで案内を約束するシーン
A: Let me know when you’re coming to Tokyo. I’ll show you around!
(東京に来るとき教えてよ。案内するから!)
B: Deal! I can’t wait.
(決まりだね!待ちきれないよ。)
✅ コツ:
未来の約束には “Let me know when…” を入れると自然。
音声を聞いて練習しよう
友人がボストンに遊びに来て…
新入社員の初日に…
来な、事務所を案内するよ。
海外に住む外国の友人と電話で話していて…
海外の友人へ…
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「show someone around」練習用クイズ
クイズ1
あなたが新入社員をオフィスに案内するとき、どちらが正しい英語でしょう?
A) I’ll show you.
B) I’ll show you around.
答え:B) I’ll show you around.
「show you」だけだと「君に見せる」という意味で、案内するニュアンスが伝わりません。必ず「around」をつけて「案内する」という意味にします。
クイズ2
友達を自宅に招き、「家の中を案内するね」と言いたいとき、英語で何と言う?
答え:Let me show you around the house.
「Let me show you around ~」は「~を案内させて」というときに自然な表現です。友達やカジュアルなシーンでよく使えます。
クイズ3
以下の空欄を埋めてください。
“If you visit Kyoto, I’d love to _____ you around the city.”
答え:show
正しくは “I’d love to show you around the city.” です。「I’d love to」は、喜んで案内したい気持ちを伝える丁寧でフレンドリーな表現です。
クイズ4
不動産屋さんで内見中。「案内してもらえますか?」を丁寧に言うと?
答え:Could you show us around?
丁寧にお願いするときは “Could you ~?” が便利です。 “show us around” で「案内してもらう」という意味になります。
「show someone around」でよくあるNG表現パターン
「show someone around」は短い表現だけど、実は日本人が間違えやすいポイントがたくさんあります。以下のような表現には要注意です!
❌ Show around you
例)I’ll show around you.
(✖ 不自然な英語)
✅ 正しくは → I’ll show you around.
「show」と「around」の間に人を入れるのがルール。show around you だと語順が逆で不自然になります。
❌ Show around to you
例)I’ll show around to you.
(✖ 不自然な英語)
✅ 正しくは → I’ll show you around.
「show around to you」と前置詞 “to” を入れる必要はありません。直接 “you” を動詞のすぐ後に置きます。
❌ show you about the place
例)I’ll show you about the office.
(✖ 不自然な英語)
✅ 正しくは → I’ll show you around the office.
“about” は「〜について」なので、場所を案内するニュアンスにはなりません。around を使いましょう。
❌ show you the place around
例)I’ll show you the office around.
(✖ 不自然な語順)
✅ 正しくは → I’ll show you around the office.
“around” は後ろに置かず、show someone around + 場所 の形が正解です。
❌ show me around by
例)Could you show me around by the city?
(✖ 不自然な英語)
✅ 正しくは → Could you show me around the city?
“by” は不要です。「〜を案内する」は show me around + 場所 でOK。
よくある間違いポイントまとめ
- aroundの位置 → 人の後ろに置く
- toやaboutなど余計な前置詞は不要
- aroundを省略しない
- 語順を崩さない(the place aroundではなく、around the place)
ポイントは「show + 人 + around + 場所」。この順番さえ覚えれば安心です!
似た英語表現と関連語彙の紹介
✅ give someone a tour
I’ll give you a tour of the museum.
(美術館を案内するよ。)
- 「show someone around」より少しかっちりした響きで、フォーマルな場面や施設案内などで使われることが多いです。
✅ walk someone through (something)
I’ll walk you through the process.
(その手順を説明しながら案内するね。)
- 場所ではなく、手順や流れを案内・説明するときに使う表現です。ビジネスでもよく使われます。
✅ guide someone
I’ll guide you through the old city streets.
(古い街並みを案内するよ。)
- 「案内する」という広い意味で使えます。観光などで、歴史的な背景を説明しながら案内する時にもぴったりです。
✅ take someone around
Let me take you around the campus.
(キャンパスを案内させて。)
- 「show someone around」とほぼ同じ意味ですが、よりカジュアルで口語的です。
関連する英単語
- tour:見学、案内
- guide:案内する、案内人
- explore:探検する、見て回る
- visit:訪問する
- sightsee:観光する
- escort:付き添う、案内する(フォーマルでやや堅い)
- accompany:同行する
「show someone around」以外にも、状況に合わせていろんな言い方ができます。ぜひて使い分けてみてくださいね!
「show someone around」に関するよくあるFAQ
Q1. 「show someone around」と「give someone a tour」の違いは?
A.
どちらも「案内する」という意味ですが、「give someone a tour」の方が少しフォーマルで、施設や博物館などをきちんと説明しながら案内する時によく使われます。
✅ I’ll show you around the office.
(オフィスを案内するよ。)
→ 日常的でカジュアル
✅ I’ll give you a tour of the museum.
(美術館を案内するよ。)
→ フォーマルで丁寧な印象
Q2. 「show you」だけでも通じるの?
A.
通じるけど、意味が変わってしまうので注意!
I’ll show you. → 「君に見せるよ。」
I’ll show you around. → 「君を案内するよ。」
案内したいときは 必ず「around」をつける のがポイントです。
Q3. 「show around」だけでも使える?
A.
人を入れないと不自然です。
❌ I’ll show around.(✖ 不自然)
✅ I’ll show you around.(〇 正しい)
「誰を案内するか」を必ず入れましょう。
Q4. フォーマルに「案内しましょうか」と言いたい時は?
A.
以下のように言うと丁寧です:
Would you like me to show you around?
(ご案内しましょうか?)
ビジネスや初対面の人への提案にぴったりです。
Q5. 「show someone around」は物や手順にも使える?
A.
基本は場所限定です。物や手順には別の表現を使います。
手順なら:
I’ll walk you through the process.
(手順を説明しながら進めるね。)
Q6. 「around」の代わりに他の前置詞は使える?
A.
基本的に「around」が決まり文句です。他の前置詞は使いません。例えば “to” や “by” は不要です。
Q7. ネイティブもよく使う表現ですか?
A.
とてもよく使います! 特に、新しい人を職場や街に迎えるとき、友達を家に招いたときなど、日常でもビジネスでも大活躍の表現です。
まとめ
「show someone around」は、「誰かを案内する」 という意味で、日常でもビジネスでもとてもよく使われる便利な表現です。
ポイントは、「around」を忘れずにつけること。ただの「show you」だと「見せる」だけの意味になってしまうので注意が必要です。
友達を家に招いたり、新入社員をオフィスに案内したり、観光案内をしたりと、使えるシーンはたくさんあります。ぜひ正しく使いこなして、会話の幅を広げていきましょう!
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