こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は混乱してない?remember toとremember -ingの違いとその使い方についてお話します。remeberを使う際に不定詞toなのか、それとも動名詞なのか迷ったり、後でふと違いって何だっけ?と思い返したりしたことないでしょうか。今回はしっかりと今後簡単に使い分けられるように違いを深堀していきたいと思います。それではまいりましょう。
remember toはこれからすることに使う
旦那が出かける時に…
ドアのカギ閉めるの忘れないでね。
子供へ…
寝る前に歯を磨くの忘れないでね。
旦那のお使いを頼み…
玉ねぎ買うの忘れないでね。
remember to 〜は「〜するのを忘れない」という意味です。「〜するのを覚える」⇨「〜するのを忘れない」になります。なぜならto不定詞は「これから行動すること」、「選択」、「習慣」のニュアンスが含まれるからです。今回の場合は「これから行動すること」に当てはまりますね。例文のように命令文で使われることが多いです。もちろん肯定文でI’ll remember to bring your book tomorrow.「明日、君の本を持っていくの忘れないよ。」と使うこともできますよ。Don’t forget to 〜.と同じ意味ですが、forgetのほうは相手が忘れやすい人に対してだったり、警告を促す意味で使うとよいです。
remember -ingは前にあった出来事や経験に使う
ドアの鍵が開いていて…
でもドアの鍵を閉めたの覚えてるよ。
パーティーで見覚えのある人がいて…
一度彼にどこかで会ったのを覚えてるわ。
父の話になり…
お父さんが素敵なレストランにいつも連れて行ってくれたの覚えてるよ。
remember -ingと動名詞の場合は「〜したのを覚えている」と過去の出来事や経験に対して思い出すときに使われます。なぜなら動名詞には「すでに経験したこと」や「ある行為や事実そのもの」そして「アイディア」のニュアンスがあるからです。今回の場合は「すでに経験したこと」が当てはまりますね。
なのでremember toと一緒にして覚えてしまって使っていたら相手にまったく違う意味で伝わる可能性が高いでしょう。また動名詞の部分を完了形にして置き換えることができます。例えばI remember having met him somewhere once.としてもよいです。最後の例文3については、文の主語と動名詞の部分の主語が違う場合は、例文のようにtakningの前にその主語となる人物を持ってきます。代名詞を使う場合は所有格もしくは目的格を持ってきます。
まとめ
動名詞と不定詞を使うかでまったく意味が異なる動詞は実は限られています。動名詞と不定詞で同じ意味として使えるのもたくさんあります。例えばI like to swimとI like swimmingは同じ意味で入れ替えて使うことができます(love,prefer,hateなども含む)。ただし、不定詞また動名詞のどちらを使うのがより自然になるかを全部覚えるのは非効率的なので、完璧主義にならずに、実践でアウトプットしながら気づいて改善していくのをおすすめします。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が全く意味が異なるremember toとremember -ingの違いとその使い方でした。それではSee you around!
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