こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。本日は、日常会話で頻繁に登場する「so」と「very」の微妙な違いを明らかにしていきたいと思います。これらの単語はどちらも「とても」と訳されることが多く、その使用法の違いが一見して明確ではないかもしれません。そこで今回、この二つの副詞の巧みな使い分け方を、より深く理解しやすい形で解説していきます。それでは、さっそく詳細について見ていきましょう。
違い
“so”
- 強度: “so”は“very”よりも強い強調を表します。何かが非常に極端な状態にあることを示す時に使われます。
- 結果を導く: “so”は結果を導く文(so…that…構文)でよく使用されます。例: “It was so cold that the water froze.”
- 感情や反応の強調: 特に口語では、感情や反応を強調する場合に”so”を使用します。例: “I’m so happy!”
“very”
- 一般的な強調: “very”は一般的に何かの程度を強調する時に使われますが、”so”ほどの強さはありません。例: “It is very cold outside.”
- 形容詞や副詞の直前: “very”は形容詞や副詞を直接強調する場合に用います。例: “She sings very well.”
使用例の違い
- “I am so tired.” → 非常に疲れている状態を強調していて、その疲れが極端なレベルにあることを示しています。
- “I am very tired.” → 疲れていることを強調していますが、”so”を使う場合に比べてその強度は控えめです。
結論
“so”と”very”はどちらも強調を表しますが、“so”はより強い強調または極端な状況を示す場合に使い、”very”は一般的な強調に使われます。文脈に応じて適切な副詞を選ぶことが重要です。
「Very」の例文
お腹空いているか聞かれて…
とてもお腹が空いてます。
その本どうだったか聞かれて…
日本語をペラペラに話す外国人と出会い…
- 例文: “The test was very difficult, but I managed to pass.”
- 和訳: 試験はとても難しかったけど、なんとか合格しました。
- 例文: “She is very talented at playing the piano.”
- 和訳: 彼女はピアノを弾くことがとても上手です。
- 例文: “This book is very interesting; I can’t put it down.”
- 和訳: この本はとても面白いので、手放せません。
veryは単に形容詞や副詞を強める場合に使われます。特にそれ以外に含まれる意味はありません。
「形容詞 + 名詞」の前に置くことができる
またsoにはない使用なのですが、veryは「形容詞 + 名詞」の前にも置くことができます。
新しい上司はどうか聞かれて…
彼はとてもお喋りな人だよ。
一方でHe is a so talkative guyというのは不自然となります。
「So」の例文
友人から誕生日プレゼントをもらい…
本当にありがとう!
夫と喧嘩になり…
マジで怒らせるわね。
- 例文: “The movie was so interesting that I watched it twice.”
- 和訳: 映画はとても面白かったので、2回観ました。
- 例文: “She spoke so quickly that I could hardly understand her.”
- 和訳: 彼女はとても早く話したので、ほとんど理解できませんでした。
- 例文: “It was so cold outside that the water in the pond froze.”
- 和訳: 外はとても寒かったので、池の水が凍りました。
soは感情を強めたいとき、喜び、驚き、落胆などを表す形容詞や副詞に使います。例文1ではmuch喜びです。そして例文2ではangry怒りですね。もちろんveryのように、例えばI play basketball so wellのように単に単語の意味を強めたいときにも使えますが、感情をより強めたいときにはsoが使われる傾向がよりあります。
また「so 形容詞 that節」は、決まった構文なのでveryで置き換えることはできないです。さらに本筋から少し外れますが、I hope so.のように「私もそう願う」のsoは、もちろんveryと置き換えることはできません。
関連英単語
これらの単語は、文脈や使われる形容詞・副詞によって、その強調の度合いが異なる場合があるため、使う際には少し注意が必要です。
- extremely – 「非常に」、非常に強い強調を示します。
- incredibly – 「信じられないほど」、驚くほどの高い程度を示します。
- quite – 「かなり」、中程度以上の強調を示しますが、地域や文脈によってその強さは異なることがあります。
- rather – 「かなり」、quiteと似ていますが、時として少し弱いニュアンスを持ちます。
- really – 「本当に」、一般的な強調を示し、非常に幅広い文脈で使用されます。
- totally – 「全く」、強調の意味で使われると全面的な同意や完全な程度を示します。
- utterly – 「完全に」、極端な状況や感情を強調する時に使われます。
- absolutely – 「絶対に」、強い同意や確信を示す時に使われます。
- especially – 「特に」、他よりも際立っていることを強調する場合に使用されます。
- particularly – 「特に」、特定の点で際立っていることを強調します。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が使い分け簡単!soとveryの違いとその使い方でした。それではSee you around!
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