こんにちは、RYO英会話ジムです。
Q.『all』を関係代名詞の先行詞として使うと、どう表現するの?
👉 A.「〜だけが重要だ/〜だけが必要だ」という意味になります。
例文:
- All we need is love.
(私たちに必要なのは愛だけです。) - All that matters is your happiness.
(大切なのはあなたの幸せだけです。)
とてもシンプルですが、日常会話やビジネスでよく使われる便利な表現です。
それでは、さらに詳しく見ていきましょう。
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「in which」の表現も、会話力を高めるうえで知っておきたい重要なポイントです。シーンに合わせて自然に使えるようになると、より自信を持って話せるようになりますよ。
👉 会話力アップ!「in which」の意味と使い方をわかりやすく解説
英語表現を深く学びたい方は、こちらもぜひチェックしてみてください。
- 1 僕の失敗談:allの後に文が来るなんて…?
- 2 「all + S + V + is 〜」の意味と使い方
- 3 「all that matters is 〜」の意味と使い方
- 4 よくある間違いに注意
- 5 まとめ:学んだことを活かすコツ
- 6 シーン別英会話例と自然な使い方のコツ
- 7 音声を聞いて練習しよう
- 8 アウトプットと改善のサイクルを大切にできる学び場
- 9 無料体験レッスンで実感してください
- 10 よくあるNG表現パターン
- 11 まとめ:NGを避けるコツ
- 12 似た英語表現と関連語彙
- 13 まとめ:自然に使い分けるポイント
- 14 練習用クイズ
- 15 よくある質問(FAQ)
- 15.1 Q. 「all + S + V + is 〜」とはどんな意味ですか?
- 15.2 Q. 「all that matters is 〜」の使い方は?
- 15.3 Q. 「All what I want is...」は正しい英語ですか?
- 15.4 Q. 「all」と「the only thing」の違いは?
- 15.5 Q. 「nothing but 〜」はどう違いますか?
- 15.6 Q. 「that’s all」と「all that matters」は同じですか?
- 15.7 Q. 「all」は単数扱い?複数扱い?
- 15.8 Q. 省略できる部分はどこですか?
- 15.9 Q. ビジネス英語でも「all」表現は使えますか?
- 15.10 Q. 効率的に「all」表現を身につける方法は?
- 16 まとめ
僕の失敗談:allの後に文が来るなんて…?
混乱した当時のエピソード
正直に言うと、僕自身も最初は 「allの後に文が来る」 というイメージがまったくなくて混乱しました。
学校では「all=全て」という名詞として習うことが多かったので、いざ All we need is love. を見たとき、頭の中で「all+文」=「???」となってしまったんです。
授業で習った知識と実際の会話表現のギャップに、当時はかなり戸惑いました。
「なんでallの後に ‘we need’ みたいな文が来るんだ?文法的に正しいの?」と。
読者への共感
おそらく、僕と同じように「all=名詞」だけで理解していると、この構文は違和感しかないと思います。
英語を勉強していて「知識はあるのに会話で使えない」という感覚に陥るのは、誰でも経験すること。僕もまさにそこでつまずきました。
克服のコツ(Tips)
僕がこの混乱を克服できたのは、次の3つのステップでした。
- “all = the only thing” と置き換える
👉 例:All we need is love. = The only thing we need is love. - 音読でパターン化
👉 All I want is 〜 / All that matters is 〜 / All you have to do is 〜 を繰り返し口に出す。 - 自分の状況に置き換える
👉 「All I want is a good coffee in the morning.」など、自分の日常に当てはめて言ってみる。
こうすることで、「allの後に文が来る」という違和感が自然に消えていきました。
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発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
「all + S + V + is 〜」の意味と使い方
基本の意味
この表現は 「〜だけが重要だ/〜だけが必要だ」 という意味を伝えるシンプルで力強い構文です。
all
を「the only thing(唯一のこと)」に置き換えると理解しやすくなります。
例:
- All we need is love.
(私たちに必要なのは愛だけです。) - All I want is a cup of coffee.
(僕が欲しいのはコーヒー一杯だけです。)
👉 ポイントは、all
のあとに「主語+動詞」がきて、最後に「is 〜」でまとめること。
「all that matters is 〜」の意味と使い方
基本の意味
こちらは 「大切なのは〜だけ」「重要なのは〜だけ」 というニュアンスを持ちます。
日常会話やビジネスで「本当に大事なのはここだよ」と伝えたいときに便利です。
例:
- All that matters is your happiness.
(大切なのはあなたの幸せだけです。) - All that matters is that we finish on time.
(重要なのは私たちが時間通りに終えることです。)
会話での活用例
A: I’m nervous about my presentation.
(プレゼンが不安です。)
B: Don’t worry. All that matters is your message.
(心配しなくていいよ。大事なのは君のメッセージだよ。)
👉 このように使うと「本質を突いた表現」になり、相手の心にも響きやすいです。
よくある間違いに注意
「All what 〜 is…」は誤り
❌ All what I want is you.
⭕ All that I want is you.
👉 what
にはすでに「thing(もの)」の意味が含まれているため、all
と一緒に使うと重複してしまい不自然になります。
まとめ:学んだことを活かすコツ
- all = the only thing と考える
- 音読でパターン化(All I want is… / All that matters is…)
- 自分の生活に置き換えて実践する
この3つを意識すれば、「all」を使った表現は自然に身につきます。
シーン別英会話例と自然な使い方のコツ
1. 仕事での目標を語るとき
A: What do you want to achieve this year?
(今年、何を達成したいですか?)
B: All I want to achieve is finishing my degree.
(達成したいのは、学位を取り終えることだけです。)
👉 コツ: 「All I want is…」は、自分の目標や欲しいものをシンプルに伝えるときに便利。仕事・学習・プライベートどれでも使えます。
2. 相手を励ますとき
A: I’m worried about what others will think.
(他の人がどう思うか不安です。)
B: Don’t worry. All that matters is how you feel about it.
(大事なのは、あなたがどう感じるかだけです。)
👉 コツ: 「All that matters is…」は、相手を励ましたり、本質を強調したいときに自然に使えます。
3. SNSやキャンペーンでの呼びかけ
A: What do I need to do to join the giveaway?
(プレゼント企画に参加するには何をすればいい?)
B: All you have to do is retweet this post.
(やるべきことは、この投稿をリツイートするだけだよ。)
👉 コツ: 「All you have to do is…」は、手順や条件がシンプルなときに使う。SNSや日常のちょっとした会話にぴったり。
4. 人生や価値観について語るとき
A: Life is so complicated. I don’t know what really matters.
(人生って複雑で、何が大事なのかわからないよ。)
B: Sometimes, all that matters is being with the people you love.
(ときには、大事なのは大切な人と一緒にいることだけだよ。)
👉 コツ: 哲学的な話や価値観を語る場面で使うと、英語が一気に深みを持つ表現になります。
音声を聞いて練習しよう
やる気のない部下へ…
1万円プレゼントキャンペーンをしていて…
君がしないといけないことはこの投稿をリツイートするだけだよ。
セミナー講師から…
重要なことは君が大好きなことをするだけよ。
アウトプットと改善のサイクルを大切にできる学び場
英語を本当に使えるようになるためには、「アウトプットする → 間違える → 改善する」 というサイクルが欠かせません。
頭の中で理解していても、実際の会話で口から出すと「あれ?言えない…」となるのはよくあることです。僕自身も何度も経験しました。
RYO英会話ジムでは、このプロセスを意識的に繰り返すことを徹底しています。
受講生の方からは、こんな声をいただいています。
- 「自分では気づけなかった“口ぐせの間違い”を直せた」
- 「発言をその場で修正してもらえるので、次から同じ間違いをしなくなった」
- 「ただ知識を増やすのではなく、“話す力”が実感できるようになった」
短期間でも、自分の課題に気づき、改善を繰り返したことで「会議で発言できるようになった」「以前より自然に英語が出てくる」といった成果を手にされています。
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無料体験レッスンで実感してください
もし「知識はあるけど、話せる実感がない」と感じているなら、実際にアウトプットする場を体験してみてください。
あなた自身の課題と改善ポイントをその場で知ることができ、学び方がガラッと変わるはずです。
よくあるNG表現パターン
文法ミス
- All what I want is…
❌ 誤り → All what I want is you.
⭕ 正解 → All that I want is you.
👉 「what」にはすでに thing の意味が含まれているため、「all」と一緒に使うと重複して不自然になります。
- All which I need is…
❌ 誤り → All which I need is time.
⭕ 正解 → All I need is time. / All that I need is time.
👉 which
は使えません。関係代名詞としては that
を用いるのが自然です。
- All are important is…
❌ 誤り → All are important is effort.
⭕ 正解 → All that is important is effort. / All that matters is effort.
👉 「all」は単数扱いのときが多く、be動詞も is
を使うのが正解です。
不自然な言い回し
- 直訳しすぎるパターン
❌ All that I am thinking is about you.
⭕ All I think about is you.
👉 不要に冗長にすると不自然になります。英語ではシンプルな言い回しが好まれます。
- 省略できる箇所を残すパターン
❌ All that you have to do is to submit this form.
⭕ All you have to do is submit this form.
👉 会話では that
や to
を省くのが自然です。
- “all”の意味を誤解して強調しすぎるパターン
❌ All the things that I want is…
⭕ All I want is…
👉 「all = the only thing」とシンプルに理解すると自然な表現になります。
まとめ:NGを避けるコツ
- 「all = the only thing」 と覚える
- 関係代名詞は “that” が基本
- シンプルに表現することを意識
- 口に出して音で確認する(不自然さが意外とわかる)
似た英語表現と関連語彙
1. The only thing 〜
意味
「唯一〜なこと」という意味で、all
とほぼ同じニュアンス。よりフォーマルに響きやすい。
自然に使うコツ
all
の置き換えとして使えるが、強調したいときや書き言葉で使うと自然。
会話例
A: What motivates you every day?
(毎日あなたを動かすものは何ですか?)
B: The only thing that keeps me going is my family.
(唯一、僕を前進させているのは家族です。)
2. Nothing but 〜
意味
「〜しかない」「〜以外は何もない」という強調表現。
自然に使うコツ
少しくだけたニュアンスで、会話で強調するときに使う。
会話例
A: What did you eat for dinner?
(夕食は何を食べたの?)
B: Nothing but ramen!
(ラーメンしか食べてないよ!)
3. That’s all (〜)
意味
「以上です」「それだけです」という会話の締めやシンプルな返答で使う。
自然に使うコツ
ビジネスメールや会話の最後の一言として便利。
会話例
A: Do you have any questions?
(質問はありますか?)
B: No, that’s all. Thanks.
(いいえ、それだけです。ありがとうございます。)
4. Nothing matters except 〜
意味
「〜以外は重要じゃない」というニュアンス。
自然に使うコツ
「all that matters is〜」と近いが、より強い限定・排他的な響き。
会話例
A: You seem very focused these days.
(最近すごく集中しているね。)
B: Yeah, nothing matters except passing this exam.
(うん、この試験に合格すること以外はどうでもいいんだ。)
5. All kinds of 〜
意味
「ありとあらゆる〜」「いろんな〜」を表す。
自然に使うコツ
「all」を幅広さやバリエーションを表す意味で使うときに便利。
会話例
A: What do you usually eat in Tokyo?
(東京では普段何を食べるの?)
B: All kinds of food—Japanese, Italian, even Mexican.
(いろんな食べ物だよ。和食、イタリアン、メキシカンまで。)
まとめ:自然に使い分けるポイント
- 「the only thing」 → フォーマルに強調
- 「nothing but」 → カジュアルに「〜しかない」
- 「that’s all」 → 会話やメールの締めに便利
- 「nothing matters except」 → 強い限定で使いたいとき
- 「all kinds of」 → バリエーションを表す
練習用クイズ
クイズ1
次の日本語を英語にしてください。
「私に必要なのは時間だけです。」
解説: 「all = the only thing」と考えるとスッキリ理解できます。ここでは「私に必要な唯一のもの=時間」なので All I need is time. が自然です。
クイズ2
会話に合うセリフを選びましょう。
A: I’m so nervous about my speech tomorrow.
(明日のスピーチが不安で仕方ないよ。)
B: ( ) is that you speak from the heart.
- All what matters
- All that matters
- The all matters
解説: 正しい形は All that matters is… です。「All what matters」は誤用。「The all matters」も文法的に不自然です。
クイズ3
次の文の誤りを直してください。
❌ All what I want is a cup of coffee.
解説: 「what」にはすでに「thing」の意味が含まれているため、all と一緒に使うと重複して不自然になります。正しくは All I want is… です。
クイズ4
空欄を埋めてください。
「この試験に合格すること以外はどうでもいい」
Nothing ( ) passing this exam.
解説: 「nothing matters except 〜」で「〜以外はどうでもいい」という強調になります。関連表現として覚えておきましょう。
クイズ5
次の日本語を自然な英語にしてください。
「昨日の夕食はラーメンしか食べてないよ。」
解説: 「nothing but 〜」は「〜しかない」という意味。カジュアルな強調表現としてよく使われます。
よくある質問(FAQ)
Q. 「all + S + V + is 〜」とはどんな意味ですか?
A. 「all + S + V + is 〜」 は「〜だけが必要」「〜だけが重要」という意味を伝える表現です。例えば All we need is love.(私たちに必要なのは愛だけです) のように、シンプルに本質を強調するときによく使われます。
Q. 「all that matters is 〜」の使い方は?
A. 「all that matters is 〜」 は「大切なのは〜だけ」という意味です。会話で「本当に大事なこと」を伝えるときに自然です。例:All that matters is your happiness.(大切なのはあなたの幸せだけです)。
Q. 「All what I want is…」は正しい英語ですか?
A. いいえ、正しくは All I want is… です。「what」 にはすでに「thing」の意味があるため、all と一緒に使うと重複して不自然になります。
Q. 「all」と「the only thing」の違いは?
A. all = the only thing と考えると意味は同じです。ただし、the only thing のほうが少しフォーマルで強調度が高い印象があります。
Q. 「nothing but 〜」はどう違いますか?
A. nothing but 〜 は「〜しかない」という意味で、少しカジュアルに響きます。例:I ate nothing but ramen.(ラーメンしか食べなかった)。all より口語的です。
Q. 「that’s all」と「all that matters」は同じですか?
A. いいえ、意味が異なります。that’s all は「以上です」「それだけ」という締めの表現。一方 all that matters は「大事なのは〜だけ」という強調。シーンに応じて使い分けましょう。
Q. 「all」は単数扱い?複数扱い?
A. 文脈によります。all that matters is〜 のように「全体をひとつ」と見ると単数扱い。All are welcome.(誰でも歓迎です) のように「人や物が複数」と見ると複数扱いになります。
Q. 省略できる部分はどこですか?
A. 会話では that や to をよく省略します。例:All you have to do is (to) try. → All you have to do is try. と言うほうが自然です。
Q. ビジネス英語でも「all」表現は使えますか?
A. はい。シンプルで説得力があるため、ビジネスシーンでもよく使われます。例:All we need now is a clear strategy.(今必要なのは明確な戦略だけです)。
Q. 効率的に「all」表現を身につける方法は?
A. ポイントは アウトプット → 間違える → 改善する の繰り返しです。独学だけでなく、実際に話してフィードバックを受けることで定着が早まります。実践環境を試したい方は、RYO英会話ジムの無料体験レッスン をぜひご活用ください。
まとめ
今回の記事では、「all」を使った関係代名詞表現を中心に、次のポイントを整理しました。
- all + S + V + is 〜 の意味と使い方
👉 「〜だけが重要」「〜だけが必要」とシンプルに伝えられる便利な構文。 - all that matters is 〜 の表現
👉 「大事なのは〜だけ」と本質を強調できる。 - よくあるNG表現(All what I want is… など)と正しい直し方。
- 似た表現や関連語彙(the only thing / nothing but / that’s all など)を使い分けるコツ。
- 失敗談と克服Tips、シーン別会話例 を通じて「自分ごと化」しやすくまとめました。
英語表現は、知識として理解するだけでは不十分です。実際に口に出してアウトプットし、間違いを修正していく中で「使える英語」へと変わっていきます。
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“all the matters is” は
“all that matters is”の間違いではないでしょうか?
ご指摘いただき誠にありがとうございます。こちらの不手際でございました。すぐに修正させていただいております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。