こんにちはRYO英会話ジムです。今日は動詞にも名詞にもなるpityの意味とその使い方についてお話します。この記事を読めば、pityを会話で問題なく使えるようになります。それではまいりましょう。
目次
pityの意味とその例文
まず、”pity”は名詞で「残念なこと、哀れみ、同情」という意味を持ちます。
同僚へ…
it’s a pity that 〜として覚えておくとよいです。
ホームレスを見て…
路上生活をしているホームレスの人たちに同情を感じます。
こちらもfeel pityという形で覚えておくとよいです。また、「pity」は同情の感情を表す単語としても使われます。例えば、以下のような表現があります。
彼女は彼を同情の目で見ました。
さらに、pityには「残念なこと」というニュアンスが含まれるため、「what a pity!」という表現がよく使われます。これは「なんて残念なことだ!」という意味になります。
友人が試験に落ちて…
なんて残念なことだ!
例えば、友達が試験に落ちたと聞いた場合、「What a pity!」という表現を使って、同情の気持ちを示すことができます。
冠詞aとつけるときとつけないとき
pityという単語は、同情や哀れみの感情を表す名詞として使われますが、一般的には冠詞「a」をつけません。例えば、I feel pity for her difficult situation.(彼女の難しい状況に同情する)」のように、単数形のpityを使う場合でも、冠詞aをつけません。
ただし、場合によっては文脈によって冠詞が必要になることもあります。例えば、It’s a pity that she couldn’t come to the party.(彼女がパーティーに来られなかったのは残念だ)」のように、「a pity」という表現が「残念なこと」という意味で使われる場合には、冠詞「a」がつきます。
pityは動詞としても使える?
はい、pityは動詞としても使うことができます。動詞のpityは、「残念に思う」「哀れむ」という意味を持ちます。例えば、”I pity him for his difficult situation.”という文では、pityが動詞として使われています。これは「彼の苦しい状況を哀れみます。」という意味になります。
また、pityは他動詞として使われることが多く、“pity somebody”という形で使われることが一般的です。例えば、”I pity those who have lost their homes in the flood.”という文は、”pity”が”those”の目的語になるため、pityが他動詞として使われています。これは「洪水で家を失った人たちを哀れみます。」という意味になります。したがって、pityは名詞だけでなく、動詞としても使える多機能な単語の一つです。
pityを使ったイディオム
pityを使ったイディオムにはいくつかあります。以下にいくつか例を挙げてみます。
- take pity on someone:「誰かを哀れみ、同情する」という意味のイディオムです。例えば、He took pity on the stray cat and decided to adopt it.という文では、「彼は野良猫を哀れみ、それを飼うことに決めた。」という意味になります。
- a pity party:「同情の会」、「哀れみのパーティー」という意味のイディオムです。自分自身に同情して悲しんでいる人を指して使われます。例えば、Stop having a pity party for yourself and do something about the problem.という文では、「自分自身を哀れみ、悲しんでいるのをやめて、問題に何か対策をとりなさい。」という意味になります。
- more’s the pity:「それ以上の哀れみがある」という意味のイディオムで、何かが悪い状態であることを指して使われます。例えば、He has lost his job and, more’s the pity, he has no savings to fall back on.という文では、「彼は仕事を失い、それ以上に哀れみがあることに、彼には頼れる貯蓄もない」という意味になります。
以上が、”pity”を使ったいくつかのイディオムの例です。これらのイディオムを使って、英語表現の幅を広げてみてください。
pityの類語は?
pityの類語には、以下のようなものがあります。
- sympathy – 「同情」
- compassion – 「慈悲」
- empathy – 「共感」
- commiseration – 「哀悼」
- condolence – 「弔意」
これらの単語は、pityと同じように、他人の苦境や悲しみに対して感情を表現するために使われます。ただし、それぞれ微妙にニュアンスが異なります。たとえば、sympathyは、他人の苦しみを理解することを指し、compassionは、苦しんでいる人を助けるために行動することを指します。
また、empathyは、他人の感情を自分自身のものとして感じることを表し、commiserationは、他人の苦境に共感して同情することを表します。これらの類語を使い分けることで、より正確な表現ができるようになります。
pityの対義語は?
pityの反対語として一般的に考えられるのはenvyまたはjealousyです。pityは他人の不幸に対する同情や思いやりの感情を表すのに対して、envyやjealousyは他人が持っているものを羨んだり、そのことを妬んだりする感情を表します。
文脈によっては、pityの反意語として、satisfaction、contentment、happinessといった、肯定的な感情や充足感を表す言葉も使われることがあります。また、indifference、apathy、callousnessといった言葉は、他人の不幸に対して無関心であることを表す場合にpityの反対語として使われることもあります。
pityとpitifulの違いは?
pityとpitifulは、意味が異なる関連する単語です。pityは、同情や哀れみを表す名詞または動詞であり、他人の悲しみや苦しみに対する感情を表します。例えば、”I feel pity for the homeless people living on the streets.”(私は街で暮らすホームレスの人々に対して同情を感じる)というように使われます。
一方、pitifulは形容詞であり、あるものや状況が非常に哀れで、悲しいまたは情けない状態であることを表します。例えば、”The living conditions in that refugee camp are pitiful”(その難民キャンプの生活環境は哀れだ)というように使われます。
つまり、“pity”は感情を表す名詞または動詞であり、”pitiful”は物事の状態を表す形容詞であるという違いがあります。ただし、両者はしばしば同じ文脈で使われ、同じような感情を表現することがあります。
今回お話し他内容
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