こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
昔、英語で“mountain”と言われたとき、「マッウン」みたいに聞こえて、完全に固まったことがあります。
「え? 今なんて言った?」
と思って、もう一度聞き返しました。
でも、相手はまた同じように言う。
僕の耳には、
「マッウン」
のようにしか聞こえませんでした。
結局、その場では分かったふりをしてしまいました。
そしてあとで調べてみると、
mountain
だったんです。
正直、
「マウンテンじゃないの?」
と思いました。
mountainなんて知っている単語です。
意味も分かる。
スペルも分かる。
なのに、実際に言われると聞き取れない。
このときは、
「もう英語学習やめようかな」
と思ったくらいでした。
でも今振り返ると、僕が知らなかったのはmountainという単語ではありません。
実際の会話の中でmountainがどう発音されるかを知らなかった
だけなんです。
この記事では、
- mountainが「マウンテン」に聞こえない理由
- アメリカ英語でtが弱くなる仕組み
- 「マッウン」「マウンン」のように聞こえる理由
- glottal stopとは何か
- 音声を使った聞き取り・発音練習
を、できるだけ分かりやすく解説します。
- 1 mountainはなぜ「マウンテン」に聞こえない?
- 2 僕が“mountain”を聞き取れず、分かったふりをした話
- 3 mountainのtは「消える」の?実際は喉で止まることがある
- 4 なぜ最後が「テン」ではなく「ン」に近く聞こえる?
- 5 音声で確認|mountainは実際にどう聞こえる?
- 6 mountainの発音を真似してみよう
- 7 mountainだけじゃない|tが聞こえにくくなる単語は他にもある
- 8 「知っている単語なのに聞けない」が一番つらかった
- 9 mountainが聞き取れるようになる3ステップ練習
- 10 英語が聞き取れないとき、「知らない単語」と決めつけない
- 11 まとめ|mountainは「マウンテン」という一つの音だけで覚えない
- 12 mountainに関連する記事
mountainはなぜ「マウンテン」に聞こえない?
まず結論から言うと、
mountainのtは、自然なアメリカ英語では、毎回はっきり「ト」と発音されるわけではありません。
辞書上では、Cambridgeはアメリカ英語のmountainを、
/ˈmaʊn.tən/
と示しています。
ただし実際の会話では、
tが完全に破裂せず、喉の奥で一瞬止まるような音になる
ことがあります。
そのため、日本人の耳には、
「マウンテン」
ではなく、
「マッウン」
「マウンン」
のように聞こえることがあります。
僕が最初に聞いたときも、
「tどころか、tenの部分がほとんどないじゃん」
という感覚でした。
僕が“mountain”を聞き取れず、分かったふりをした話
このときのことは、かなり覚えています。
相手が何かを話していて、
その中に、
「マッウン」
のような音が出てきました。
「何?」
と思って、一度聞き返しました。
でも、もう一度聞いても同じ。
僕の中に、
mountain=マウンテン
という音しか登録されていなかったので、
まったく結びつきませんでした。
それ以上聞き返すのも少し恥ずかしくなって、
結局、
分かったふりをしてしまいました。
あとで調べて、
「あれmountainだったんだ」
と知ったときは、
かなりショックでした。
知っている単語が、実際の音になると知らない単語に聞こえる。
この経験は、英語学習を続ける中で何度もありました。
mountainのtは「消える」の?実際は喉で止まることがある
元の記事では、
「mountainのtが消える」
と説明していました。
学習者向けには分かりやすいのですが、もう少し正確に言うと、
tが完全な「ト」として破裂せず、glottal stop(声門閉鎖音)に近い音になることがあります。
glottal stopとは、
喉の奥で一瞬空気を止めるような音
です。
Cambridgeではglottal stopを、声帯を閉じてから開くことで作る音と説明しています。
Merriam-Websterの発音ガイドでも、
tが音節の終わりに来る場合や、syllabic nの前では、完全に破裂せず、glottal closureを伴ったり置き換わったりすることがある
と説明されています。
mountainは、まさにこうした発音が起こりやすい単語の一つです。
つまり、
「tが消えた」というより、「日本語のトのようには聞こえない」
と考えるほうが正確です。
なぜ最後が「テン」ではなく「ン」に近く聞こえる?
もう一つ、日本人にとって分かりにくいのが、
最後の -tain 部分
です。
Cambridgeのアメリカ英語では、
mountainの後半は、
/tən/
のように、かなり弱い母音で示されています。
つまり、
「テン」
とはっきりした日本語の母音が入るわけではありません。
さらに実際の会話では、
tが喉の奥で止まるような音になり、
そのまま最後のnへ流れることがあります。
そのため、
日本人の耳には、
「マッウン」
「マウンン」
のような、
途中が急に途切れて鼻に抜けるような音に聞こえることがあります。
ここでも、
新しいカタカナ発音を暗記する必要はありません。
「mountainはマウンテン以外にも聞こえる」
と耳に教えてあげることが大切です。
音声で確認|mountainは実際にどう聞こえる?
では、実際の音声を聞いてみましょう。
友人と週末の予定について話している場面です。
どうでしょうか。
「マウンテン」
というカタカナを頭の中で待っていると、
かなり違って聞こえると思います。
ポイントは、
tのところで一瞬音が止まり、そのまま最後のnへ流れる感じ
です。
僕が最初に聞いたとき、
「マッウンって何?」
となった理由が、少し分かると思います。
mountainの発音を真似してみよう
では、別の例文でも練習してみましょう。
外を歩いている場面です。
これはきれいな山だね!
ここで、
mountainを一語ずつ「マ・ウン・テン」と作らない
ことがポイントです。
特にtのところを、
日本語の「ト」のように、
強く破裂させる必要はありません。
モデル音声を聞いて、
どこで音が止まり、どこから鼻に抜けているか
を意識してみてください。
What’s the highest mountain in the world?
クラスで聞く場面です。
世界で一番高い山は何?
単語だけを練習するより、
文章の中でmountainがどう聞こえるか
を確認するほうが、実際のリスニングには役立ちます。
mountainだけじゃない|tが聞こえにくくなる単語は他にもある
mountainのように、
tのあとに弱いnの音が続く単語
では、同じような現象が起こることがあります。
例えば、
- button
- certain
- important
- sentence
などでも、
tが毎回、
「ト」
とはっきり聞こえるとは限りません。
ただし、
全部のtが必ず消える
という意味ではありません。
話者・地域・速さ・強調によって、発音の仕方は変わります。
だから、
「mountainは絶対こう発音する」
と一つの形だけを覚えるより、
「tがかなり弱く聞こえる発音もある」
と知っておくほうが、リスニングでは役立ちます。
「知っている単語なのに聞けない」が一番つらかった
僕にとって、
mountainが聞き取れなかったこと自体より、
mountainという単語を知っていたのに聞けなかった
ことのほうがショックでした。
知らない単語なら、
「知らなかったから仕方ない」
と思えます。
でも、
mountain。
this year。
can。
him。
in that。
not at all。
こういう、
すでに知っている簡単な英語が聞き取れない
と、
「自分は今まで何を勉強してきたんだろう」
という気持ちになりました。
mountainのときは、
聞き返しても分からず、
その場で分かったふりまでしてしまったので、
余計に落ち込みました。
「もう英語学習やめようかな」
と本気で思ったくらいです。
でも今なら分かります。
僕が知らなかったのは、
mountainの意味ではありません。
mountainの「実際の音のバリエーション」を知らなかっただけ
でした。
mountainが聞き取れるようになる3ステップ練習
こういう音は、
説明を読んだだけではなかなか身につきません。
実際の音と文字を結びつける必要があります。
僕なら、次の順番で練習します。
STEP 1|文字を見ながら聞く
まず、
mountain
と分かった状態で音声を聞きます。
「この音がmountainなんだ」
と耳に登録してください。
STEP 2|音声をそのまま真似する
自分で、
「tを消そう」
と無理に考える必要はありません。
それより、
音声の止まり方・リズム・鼻に抜ける感じをそのまま真似する
ほうが自然です。
STEP 3|文字を隠して聞く
最後に英文を見ず、
音声を聞いた瞬間に、
mountainが意味として浮かぶか
確認してください。
これができれば、
次に会話で同じ発音が出てきても、
以前の僕のように、
「マッウンって何?」
とはなりにくくなります。
英語が聞き取れないとき、「知らない単語」と決めつけない
mountainの経験から、僕が学んだことがあります。
それは、
聞き取れない音=知らない単語とは限らない
ということです。
昔の僕は、
知らない音が聞こえた瞬間、
「語彙が足りない」
と思っていました。
でも実際には、
知っている単語の音が変化しているだけ
というケースもかなりありました。
mountainもその一つです。
だから今は、
英語を聞いて分からない部分があったとき、
「もしかして知っている単語が別の音になっている?」
という視点も持つようにしています。
この感覚が身につくと、
速い英語への怖さも少しずつ減っていきます。
まとめ|mountainは「マウンテン」という一つの音だけで覚えない
mountainは、
辞書上ではtを含む単語ですが、
自然なアメリカ英語では、
tが完全に破裂せず、喉で一瞬止まるような音になることがあります。
そのため、
日本人の耳には、
「マッウン」「マウンン」
のように聞こえることがあります。
僕自身、
初めてこの音を聞いたときは、
「何て言ったの?」
と聞き返しました。
でも、もう一度聞いても分からなかった。
結局その場では分かったふりをして、
あとで調べてmountainだったと知りました。
そのときは、
「こんな簡単な単語まで聞けないなら、もう英語やめようかな」
と思ったくらいです。
でも、
今振り返ると、
mountainを知らなかったのではなく、実際のmountainの音を知らなかっただけ
でした。
まずはこの記事の音声を使って、
文字を見る → 音を聞く → 真似する → 文字なしで聞く
の順番で練習してみてください。
一度この音が耳に入るようになると、
次に同じ発音が出てきたとき、
「あ、mountainだ」
と拾えるようになってきます。
mountainに関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございました。
RYO英会話ジムでは、
「知っている英語」を、実際に聞ける・話せる英語へ変えること
を大切にしています。
mountainのような単語も、
スペルと意味だけではなく、実際の会話でどう聞こえるかまでセットで覚える
ことを意識してみてください。
それでは、See you again.









































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