こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。こんにちは、英会話愛好家の皆さん!今日は、日常英会話でよく使われるフレーズ「What’s going on?」について、わかりやすく解説します。このフレーズは、日常的な状況からフォーマルな場まで幅広く使える便利な表現です。さっそく、その意味と使い方を見ていきましょう!それではまいりましょう。
目次
「What’s going on?」の意味と使い方
「What’s going on?」は直訳すると「何が起こっているの?」という意味ですが、日常会話ではさまざまな状況で使われます。
状況を尋ねる
“What’s going on?” が状況を尋ねる文脈で使われる場合、話し手は目の前で起きていることや、特定の状況についての情報を求めていることを意味します。この使い方は、何か予期せぬことが起こった時、混乱や騒ぎがある時、または相手が何か特定の活動に取り組んでいる場面で使用されることが多いです。たとえば、人が集まって何かをしている場所に到着した時や、誰かが明らかに困っている様子を見た時に、その状況について理解を深めたいときに使います。
この文脈では、「What’s happening?」や「What’s the matter?」と似た意味で用いられ、「現在起こっていることについて詳しく教えてください」というニュアンスを持ちます。会話の流れや話し手の表情、声のトーンによって、質問の緊急性や好奇心の度合いが伝わります。
近況を尋ねる
“What’s going on?” は、日常会話でよく使われる挨拶の一形態で、直訳すると「何が起こっているの?」という意味になります。しかし、このフレーズは文字通りに何かが起こっている状況を尋ねるためだけに使われるわけではありません。実際には、相手の近況や体調、何をしているのか、最近どうだったかといったことに興味を示す際に用いられます。
この挨拶は非常にカジュアルな表現で、友人や知人に対して使われることが多いです。相手との会話を始めるためのフレンドリーな方法として用いられ、特に深刻な情報を求めているわけではなく、単に現在の様子や感じを軽く尋ねる意味合いが強いです。相手がこの質問に対して具体的な出来事を話すこともあれば、単に「Nothing much, you?」(特に何もないよ、あなたは?)のように日常の出来事がないことを伝える場合もあります。
「go on」はいくつかの意味や用途がありますが、一般的には以下のような意味で使われます:
- 続ける、進行する
- 何かが時間をかけて続いている状態を表します。例えば、「The meeting will go on until everyone agrees.」(会議は全員が合意するまで続くだろう。)
- 起こる、行われる
- 何かが起こっている、または行われている状況を指します。例えば、「What’s going on?」(何が起こっているの?)
- 次に進む、話を続ける
- 話を続けるときや、何か次のステップへ進むときに使います。例えば、「Please go on, I’m listening.」(続けてください、聞いています。)
- (ある行動を)行う、実行する
- ある行為を行うことを意味することもあります。例えば、「He decided to go on a diet.」(彼はダイエットを始めることに決めた。)
これらの用途によって、会話の文脈に応じて「go on」の意味を適切に解釈することが重要です。
よく使われる場面
騒がしい場所で
- “What’s going on here?”
- (ここで何が起きているの?)
友人との会話で
- “Hey, what’s going on with you these days?”
- (やあ、最近どうしてる?)
意外な出来事に遭遇した時
- “What’s going on? I didn’t expect to see you here!”
- (何が起きているの?ここで君に会うとは思わなかった!)
例文
落ち込んでいる同僚へ…
何かあったん?
人だかりができていて…
何が起きてるの?
事故があったんだよ。
騒がしい隣人へ…
なんの騒ぎだい?
“What’s going on?”は「何が起きてるの?」という意味のカジュアルな英語表現です。他の表現だと” What’s happening?”になりますが、会話では”What’s going on?”のほうがより使われます。また前置詞”with”を使って対象をはっきりさせることもできます。意味は、「〜に何が起きてるの?」です。
急にパソコンが動かなくなって…
僕のパソコンどうしたんだろう?
久しぶりにあった友人へ…
なんか変わったことある?
特に。君は?
“What’s up?”や”What’s new?”と同じ意味で、あいさつとして相手に何か変わったことがあったか聞くときによく使われるカジュアルな英語表現にもなります。合わせて覚えておきましょう。
What’s going on?の返事
「What’s going on?」への返答は、尋ねられた状況や文脈によって異なります。これらの返答例は、尋ねられた状況に応じて変わりますが、一般的には現在行っている活動や状況を簡潔に説明することが多いです。また、質問者が自分の近況にも興味を持っている可能性があるため、「How about you?」(あなたはどう?)と返すことで会話を続けることもできます。
日常的な状況やカジュアルな会話で
- 「Not much, just relaxing.」(特に何もないよ、リラックスしてるだけ。)
- 「Just working on some projects. How about you?」(ちょっとプロジェクトに取り組んでるところ。あなたはどう?)
何か特定のイベントや活動が進行中の場合
- 「We’re just setting up for the party.」(パーティーの準備をしているところだよ。)
- 「I’m cooking dinner. Want to join?」(夕食を作っているところ。一緒に食べない?)
混乱や緊急の状況で
- 「There’s been an accident, but everyone is okay.」(事故があったんだけど、みんな無事だよ。)
- 「We’re dealing with a small issue at work, nothing to worry about.」(仕事でちょっとした問題を処理しているところ。心配することはないよ。)
友人や知人とのカジュアルな会話で
- 「Just catching up on some reading.」(読書をちょっと進めているところ。)
- 「Planning my trip for next month.」(来月の旅行の計画を立ててるんだ。)
ビジネスシーンでの使い方
「What’s going on?」は日常英会話でよく使われるフレーズですが、ビジネスの場においては使い方を少し考える必要があります。基本的にはカジュアルな表現なので、フォーマルな状況では通常避けられるべきです。しかし、以下のような状況では使うことが適切です。
- 同僚との親しい関係
- オフィス内でのカジュアルなコミュニケーションや、チームメンバー間のリラックスした環境では、「What’s going on?」を使って情報を求めたり、状況を確認したりすることが適切です。例えば、プロジェクトの進行状況を軽い口調で尋ねたい場合などに使用できます。
- 非公式の会議
- チームミーティングやブレインストーミングのセッションなど、比較的リラックスした雰囲気の会議では、このフレーズを使って会話を始めることができます。これにより、参加者がオープンに考えや情報を共有するきっかけになることがあります。
- 社外の人との非公式な出会い
- 例えば、業界のイベントやカジュアルなネットワーキングの場で、既知の人物に対してこのフレーズを使うことは、友好的なコミュニケーションを図る上で役立ちます。これにより、相手との関係をよりカジュアルで開かれたものにすることができます。
注意点
ビジネスの環境では、相手の地位や状況、文化的背景を考慮することが重要です。上司やクライアント、公式の会議など、よりフォーマルな状況では、もっと正式な言い回しを選ぶことが望ましいです。たとえば、「Could you update me on the current status?」や「May I know the latest developments?」などの表現が適切です。
「What’s going on?」を使う際は、常に場の空気を読み、相手の反応を見て適切なコミュニケーションを心がけましょう。これにより、プロフェッショナルな関係を築きながらも、親しみやすさを保つバランスを取ることができます。
What’s happening?との違い
「What’s happening?」と「What’s going on?」の違いについては、両者は非常に似ており、多くの場合交換可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
文脈と使用法
- 「What’s going on?」は、何か特定の事態や状況に対して使われることが多く、しばしば混乱や予期しない状況に対する反応として使われます。例えば、突然の騒ぎや予期しない変化があった時に、その状況を理解しようとして使われます。
- 「What’s happening?」は、より広範に日常的な出来事や予定などについて尋ねる際に使用されます。このフレーズは、特に混乱や驚きのニュアンスなく、単に現在起こっていることやこれから起こることについての情報を得るために使われます。
トーンと感情
- 「What’s going on?」は驚きや混乱を伴う状況で使われることが多いです。したがって、このフレーズは少し緊張感を含んだり、心配の感情を表すことがあります。
- 「What’s happening?」はよりリラックスした状況での使用が一般的で、カジュアルな会話や友達とのやり取りでよく使われます。
使い分け
これらのフレーズは多くの状況で互換的に使用できますが、上記のような微妙なニュアンスを理解することで、より適切に使い分けることができます。
要するに、これらのフレーズは似ていますが、「What’s going on?」は特定の、しばしば予期しない状況に対する反応として使われ、一方で「What’s happening?」は日常的な出来事についてより広範に使われる傾向があります。
類似表現
1. What’s up?
- 英文: “Hey, what’s up?”
- 和訳: 「やあ、どうしたの?」
- 解説: 「What’s up?」は非常にカジュアルな挨拶であり、文字通りには「何が起こっているの?」という意味ですが、実際には「こんにちは」や「最近どう?」のような意味で使われます。友人や同僚との会話で頻繁に使用され、特に何か問題があるわけではなく、単に相手との会話を始めたい時に使います。
2. What’s happening?
- 英文: “Hello, what’s happening?”
- 和訳: 「こんにちは、何が起きてるの?」
- 解説: 「What’s happening?」は「What’s going on?」と非常に似ており、相手の生活や周囲で起こっていることについて尋ねる時に用いられます。この表現もカジュアルな文脈で使用され、友人や知人との対話で使うことが一般的です。特定のイベントや状況について具体的に尋ねる場合にも適しています。
3. How’s it going?
- 英文: “Hi, how’s it going?”
- 和訳: 「こんにちは、調子はどう?」
- 解説: 「How’s it going?」は相手の近況や気分を尋ねるための一般的な表現で、カジュアルながらもややフォーマルな状況で使うことができます。この質問は、相手の健康、仕事、生活など全般的な状態に興味があることを示し、対話をより個人的なものにするための手段として使用されます。
関連する語彙
これらの語彙は、日常会話やビジネスコミュニケーションで頻繁に使用され、特定の状況や出来事、感情に関連する情報を伝えるために役立ちます。それぞれが異なるニュアンスを持ち、話者が自身の観察、感情、理解を表現する際に重要な役割を果たします。
Situation (状況)
- 例文: “I’m just trying to understand the situation.”
- 和訳: 「状況を理解しようとしているだけです。」
- 解説: 「Situation」は、ある時点での事象や条件の状態を指します。この単語は、特定のコンテキストや背景を説明し、何が起こっているのか、または何が起こったのかを明確にするためによく使われます。
Occur (起こる)
- 例文: “Strange things occur in this town.”
- 和訳: 「この町では奇妙なことが起こる。」
- 解説: 「Occur」は何かが発生することを意味し、通常は予期せぬ出来事や自然に起こる現象に使われます。この動詞は、特定の場所や状況で何かが起きていることを示す際に有効です。
Surprised (驚いた)
- 例文: “I was surprised to see them together.”
- 和訳: 「彼らが一緒にいるのを見て驚いた。」
- 解説: 「Surprised」は、予期しない事態や情報に直面したときの感情を表します。この単語は、予想外の出来事や人の行動、状況の変化に対する個人的な反応を述べるのに適しています。
押さえておくべきポイント
- 「What’s going on?」は文脈によって意味が変わります。
- 日常会話での使用が一般的ですが、状況によっては正式な場でも使用できます。
- 場の雰囲気に合わせて、声のトーンや表情を調整することが大切です。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。「What’s going on?」は、日常英会話で非常に便利なフレーズです。この表現をマスターすれば、様々な状況で自然に英語を使うことができるでしょう。ぜひ、今日紹介したポイントを活かして、実際の会話で使ってみてくださいね!以上が、”What’s going on?”の意味とその使い方でした。それではSee you around!
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