こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日は180度意味が変わるWhat’s wrong?とWhat’s wrong with you?の違いについてお話します。「君大丈夫?」と気遣ったつもりでいったWhat’s wrong with you?がまったく違う意味で伝わってしまうのをご存知でしたでしょうか。この記事を読めば、英語のニュアンスがよりわかります。それではまいりましょう。
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What’s wrong?は相手を気遣うときに使う
同僚の顔色が悪そうで…
友人が頭を抱えていて…
いかがでしたでしょうか。What’s wrong?は相手の具合が悪そうでその問題を尋ねる際によく使われる英語表現です。他の英語表現だとWhat’s the matter?やWhat happended?そしてWhat’s up(参照: ネイティブ感覚アップ”What’s up?”と”How’s it going?”の違いとその使い方)になります。ところが冒頭でもお伝えしたようにWhat’s wrong with you?と相手を気遣う意味で伝えてしまうと違う意味で伝わる可能性が高いです。
What’s wrong with you?は悪口や批判するときに使う
同僚のリョウが1日中不機嫌で…
部下が3回連続遅刻して…
お前大丈夫?これ以上遅刻しらたダメだぞ。
What’s wrong with you?は「君大丈夫?」という意味で、相手の振る舞いに対して不快感を感じたときに悪口や批判をする際に使われる英語表現です。より理解するためにより具体的に説明しますね。肯定文にするとわかりやすいのですがwrongの意味が「悪い」であるようにSomething is wrong with you.「あなたは何かが悪い」という風になります。なのでそれを疑問文にすると相手を批判したり、悪口を言う意味で使うことができるわけです。
まとめ
私自身も海外で勤務していたころに、気遣う意味でWhat’s wrong with you?と言ってしまった経験があります。そのとき自分が期待していた返答ではなく、逆に不愉快な目で見られてしまったのを覚えています。同じことを経験しないためにもしっかりと使い分けられるようになっておきましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が180度意味が変わる”What’s wrong?”と”What’s wrong with you?”の違いでした。それではSee you around!
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