こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。今日は、英語を流暢に、そして自信を持って話すためのステップをご紹介します。英語を話せるようになるには、ポジティブな感情だけでなく、ときにはネガティブな感情も乗り越える必要があります。その点を踏まえながら、具体的なステップについてお話ししますね。
目次
話す機会をたくさん作る!
まず、英語を話せるようになるためには「話す機会」を作ることが重要です。ですが、日本では自然にそうした機会が訪れることは少ないため、自ら積極的に環境を整えていく必要があります。忙しい日々の中で英語を話す時間を確保するのは大変かもしれませんが、実際に声に出すことで少しずつ力がついていきます。ここに、具体的なアイディアをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
こうしたアイディアは考えてみると意外とたくさん出てきます。正直に言うと、「忙しくてなかなかできない」と感じる場合、もしかしたら「話したい」という気持ちがまだ十分ではないのかもしれません。時間は作るものだと考え、1日たった5分でもいいので、話すための時間を取り入れてみましょう。
自分のワクワクを取り入れよう!
能率的に成果を出すためには、自分がワクワクする範囲で英語を学ぶのが一番です。ただし、「興味のあることだけをすれば良い」というわけではありません。基礎力をつけるためには、初めは市販の教材を使って学ぶのも有効な方法です。したがって、基礎力がある程度つくまでは、「ワクワクすること」と「基礎力を上げるための自主練習」をバランスよく組み合わせることが大切です。
自分の興味のある分野、例えば映画や音楽が好きなら、洋画や洋楽を日常生活に積極的に取り入れてみましょう。ここは、正直に言って不純な動機でもOKです。たとえば、インターナショナルバーでかっこいい外国人と話してみるとか、オンライン英会話で魅力的な人と会話するのでも構いません。こうしたワクワクする要素を英語学習に取り入れることで、モチベーションが保てるので、長く英語と付き合うことができます。
ちなみに、私も英語を始めたきっかけは不純な動機でした(笑)。
目標を作って小さな達成感を積み上げる
英語を流暢に話せることが目標かと思いますが、その大きな目標ばかりに意識を向けすぎると、現状とのギャップで挫折してしまう可能性もあります。もちろん、大きな目標を持つことは何かを成し遂げるうえでとても大切です。しかし、それと同時に簡単に達成できそうな小さな目標も設定しましょう。小さな目標をクリアするたびに、成功を実感し、やる気がさらに高まります。そして、少しずつ次の目標にも挑戦し、自信を積み重ねていけるようになります。
例えば、私の場合、1週間毎日、同じ文章を5分間シャドーイング(音声を聞きながら追って音読する方法)していました。初日と最終日に自分の音読を録音し、ビフォーアフターを確認して、発音やスムーズさ、アクセントがどれだけ向上したかを実感していました。このように小さな達成感を繰り返すことで、やる気を維持することができました。あくまで一例ですが、こうした小さな目標を設定し、達成感を常に味わえる仕組みを作りましょう。
ここで大切なポイントは以下の3つです。
- 大きな目標
- 小さな目標
- 小さな達成感を繰り返す
小さな目標の積み重ねで得られる具体的な成果
英語学習では、小さな目標を積み重ねることが大きな成長につながります。ここでは、その積み重ねが具体的にどのような成果をもたらすのかをご紹介します。小さな努力がどんどん積もっていくと、いつの間にか確かな力に変わっていることを実感できるでしょう。
1. 発音やリスニングの向上
繰り返し練習することで、発音やリスニング力が向上します。日常的なフレーズを何度も声に出したり聞いたりすることで、耳が英語の音に慣れ、自然と発音もスムーズになります。例えば、毎日少しずつ英語を聞く習慣を続けると、ネイティブの話すスピードについていけるようになり、リスニングの理解度がぐっと上がります。
2. 表現の幅が広がる
小さな目標を通して少しずつ新しい表現を覚えていくことで、会話で使えるフレーズが増えていきます。これにより、表現の幅が広がり、自然な会話ができるようになります。たとえば、「ありがとう」も「Thank you」だけでなく「I really appreciate it」と言えるようになると、より相手に感謝の気持ちが伝わります。表現力が豊かになると、会話の楽しさも増します。
3. 自信がつく
小さな成功体験を積み重ねることで、英語でのコミュニケーションに対する自信がついてきます。最初は緊張していた自己紹介も、繰り返すうちに落ち着いてできるようになり、自信を持って話せるようになるでしょう。こうして少しずつ自信がつくと、もっと英語を使ってみたいという気持ちが湧き、自然にチャレンジ精神も育まれていきます。
小さな目標の積み重ねが、確実な成長につながります。小さなステップでも、着実に前に進んでいることを感じながら、少しずつ目標に向かっていきましょう。
インプットしたら、アウトプットを繰り返す
一度学んだらそのままにしてしまう方は多いのではないでしょうか。しかし、一度やっただけで終わりにせず、学んだ内容をしっかり頭に定着させることを前提に取り組むことが大切です。
例えば、私の場合、小さな記事が100記事ほど入った本を使い、最終的には各記事を50回ずつ読み返しました。この方法で、学んだ文のパターンや文法、フレーズが自然に身につくのを実感できました。さらに、音読や発音練習を行うことで、発音の向上も図れます。もしCD付きの教材なら、リスニング力も同時に鍛えることができ、さまざまなスキルを一緒に伸ばすことが可能です。
学習は繰り返しが鍵ですので、定着を意識した練習を続けていきましょう。
色々と手をつけすぎない
語学を始めるとき、どれから手をつけていいか迷い、つい多くの教材を買い揃え、一気に取り組もうとすることがあるかもしれません。しかし、あれこれ手をつけすぎると、上達が実感しづらくなることもあります。まんべんなく取り組むのも楽しさはありますが、小さな成功体験がなければ「ただやっているだけ」になりがちで、目に見える上達がつかみにくくなります。
まずは一つの教材に絞り、徹底的に使いこなすことをおすすめします。そうすることで、学習内容が深く定着し、確実な上達を実感しやすくなります。教材を使いこなしながら、小さな達成感を積み重ねていくことで、やる気も高まり、継続して学び続ける原動力にもなります。
ネガティブな感情と向き合う
英語を話していると、言いたいことがうまく表現できなかったり、ミスを恐れたりして、ネガティブな感情が沸き起こることがよくあります。そうした気持ちから英語を諦めてしまうのは、とてももったいないことです。ネガティブな感情は一時的なものであり、上手に向き合えば、英語の上達や楽しさにも大きな影響を与えることができます。
では、こうしたネガティブな感情とどのように向き合っていけばいいのでしょうか?向き合い方はさまざまありますが、私がオススメするのは「呼吸を意識すること」です。ネガティブな気持ちになったとき、まずは呼吸を意識し、自分の内側にその感情があることを認識してみましょう。これがスタートです。向き合うのは決して気持ちの良い作業ではありませんが、向き合わなければ、ネガティブな感情から解放されることはできません。少しずつ向き合っていくことで、心が軽くなり、モチベーションや勇気が湧いてきます。そして、クリアな思考で自分を見つめられるようになるでしょう。
モチベーションが下がった時の対処法
英語学習は長い道のりですので、途中でモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。そんな時に役立つ、やる気を取り戻すための対処法をいくつかご紹介します。無理なく続けていくためのヒントとして、ぜひ試してみてください。
1. 「最初の目的」を思い出す
まず、なぜ英語を学び始めたのか、その最初の目的を振り返ってみましょう。「仕事で必要だから」「旅行先で困らないようにしたい」「英語で映画を楽しみたい」など、始めた時の気持ちを思い出すだけで、モチベーションが少し戻ってくるかもしれません。「何のために頑張っているのか」を再確認することで、学習の意欲が湧いてきます。
2. 気分転換に違う学習法を試す
同じ勉強方法に飽きてしまった時は、思い切って新しい方法に挑戦してみましょう。例えば、英語の映画やドラマを字幕なしで観たり、外国人が集まるイベントに参加してみたりするのも良い気分転換です。違うアプローチを試すことで、新鮮な刺激を受け、楽しく学べるきっかけになるかもしれません。
3. 成功体験を思い出す
過去に達成した小さな成功体験を振り返り、自分の成長を確認するのも効果的です。たとえば、最初は言えなかったフレーズが自然に口をつくようになったり、苦手だったリスニングが少しずつ聞き取れるようになっているなど、どんな小さなことでも構いません。「自分はちゃんと成長している」と感じられれば、次のステップに進むためのやる気が湧いてきます。
小さな達成もいつかは大きな達成になる
小さな目標を達成し続けることで、やがてはとてつもなく大きな成果につながります。野球選手で世界的に有名なイチロー選手もこう言っています。
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
私も英語を始めたばかりの頃は、ブロークンイングリッシュでスムーズに話せず、「一体いつ話せるようになるのか」と不安に感じていました。しかし、小さな目標をコツコツと達成していくうちに、少しずつ英語が上達していることに気づいたのです。そして今では、日本語と同じくらい快適にスムーズに話せるようになりました。
求めるレベルは人それぞれ異なると思いますが、共通して言えるのは「小さな成功体験を積み重ねること」です。この積み重ねこそが、最終的に目指す場所へとつながる唯一の道なのです。
小さな成功体験の効果的な振り返り方法
英語の勉強では、小さな成功体験を振り返ることがとても大切です。振り返りをすることで、今までどれだけ成長したかが実感でき、モチベーションも高まります。ここでは、効果的に振り返りを行う具体的な方法をご紹介します。
1. 日記に記録する
毎日や毎週、英語で成し遂げたことを日記に書くのはとてもおすすめです。たとえば、「今日は新しい単語を3つ覚えた」「英語で日記を書いた」など、どんな小さなことでも構いません。後で読み返すことで、「こんなにできるようになったんだ!」と成長を実感できます。
2. 録音してみる
最初の頃と今を録音で比べてみると、発音や話し方の流暢さがどう変わったかがよくわかります。例えば、英語のフレーズを読んでみて録音し、数週間後にもう一度同じフレーズを読んで録音してみましょう。振り返りのときに聞き比べることで、自分の成長を具体的に感じ取れます。
3. チェックリストを作る
達成した目標をチェックリストに記録することで、進捗を視覚化できます。例えば「今日は1フレーズ覚える」「1分間スピーチをしてみる」など、やりたいことをリストにしておき、完了したらチェックを入れるだけです。こうすることで、どれだけ前に進んだかがひと目でわかり、達成感も得られます。
小さな目標の積み重ねで得られる具体的な成果
英語学習は、小さな目標を積み重ねることで、やがて大きな成果につながります。ここでは、その積み重ねが具体的にどのような成果をもたらすかをご紹介します。小さなステップでも、着実に成長を実感できると、もっと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
1. 発音やリスニングの向上
小さな目標を続けることで、発音やリスニング力が向上します。例えば、毎日少しずつ聞き取りの練習をしたり、短いフレーズを繰り返し音読することで、英語のリズムや発音が身についていきます。日常的なフレーズに慣れ、自然と正しい発音やアクセントが身につくと、リスニングの理解度も上がり、ネイティブの会話に自信を持てるようになります。
2. 表現の幅が広がる
小さな目標をクリアしていくことで、自分が使える英語表現の幅が広がっていきます。例えば、「Thank you」だけでなく、「I appreciate it」や「That means a lot to me」のように、さまざまな表現を少しずつ増やしていくと、会話がより自然で多彩になります。新しい表現が増えることで、自分の思いや意見をより自由に伝えられるようになり、会話の楽しさも広がります。
3. 自信がつく
小さな成功体験を積み重ねることで、英語で話すことへの自信が少しずつついてきます。たとえば、短い自己紹介がスムーズにできるようになったり、簡単な質問に答えられるようになると、自然に「もっと話してみたい!」という気持ちが生まれます。小さな目標をクリアするたびに、英語でのコミュニケーションに対する自信が深まり、さらに積極的に英語を使う意欲も湧いてきます。
小さな目標の積み重ねが、大きな成長につながるのは、どんな学習にも共通するポイントです。小さなステップを楽しみながら、少しずつ目指すゴールに向かって前進していきましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも英語を通じて、あなたの可能性を広げることができたら幸いです。それではまた会いましょう。
– オンライン英会話で1日25分、または週末にレッスンを受ける
– 1日5〜10分の音読練習(シャドーイング)
– 外国人が集まるバーで話しかけてみる
– 異文化交流コミュニティに参加して外国人の友達を作る
– 日本語を英語に瞬間的に言い換える練習を1日10分行う
– 普段考えていることを1日3〜5センテンス英語で表現してみる