こんにちはRYO英会話ジムです。今日は簡単に使い分けできる!簡単に使い分けできる!otherとthe other、othersそしてanotherの違いについてお話します。
どちらも日本語だと「他の」という意味があるので明確に使い分けわけができている人は実は少ないと思います。この違いを把握して使えるようになるとより自然な英語になります。是非覚えて帰ってください。それではまいりましょう。
目次
other vs another
anotherは単数形の名詞と使う
カフェで店員さんから…
お気に入りのカフェが閉まっていて、一緒にいる友人へ…
この辺りに他のカフェはある?
フランスに住む友人が…
anotherは単数の名詞に使います。anotherの直後の名詞を見れば、なぜanotherを使う必要があるのかわかります。 cup of coffeeもcafe、countryもここでは1つのものを指します。だからotherではなくanotherを使います。英語でanotherを表現すると以下のようになります。
‘one more’ or ‘an additional or extra’, or ‘an alternative or different’
otherは複数形または不可算名詞と使う
友人に来週の金曜日にどこか行かないか誘われて…
ごめん、他の予定があるんだ。
会議で企画の案を出し合っていて…
他の案はありますか?
otherは複数形もしくは不可算名詞に使います。例文では不可算名詞を紹介できませんでしたが、例えばother peopleやother informationなどがそうです。plansやsuggestionsのように複数形になっている場合はanotherではなくてotherを使います。
ther other: ただし冠詞theや所有格(my, you, his, her など)と一緒なら単数形にも使える
パーティーに招待してもらった同僚に…
行ったカフェが閉まっていて….
他のカフェに行こうか。
友人の家に遊びに行って…
彼は君の弟?
いや、彼は僕のもう一人の弟だよ。
otherの直後にくる名詞はすべて単数形なので、anotherを使ってしまいそうですが、ここではotherが正解です。なぜならanotherには不特定の名詞、つまり冠詞aやanがつくものや人の場合に使うからです。例文のようにtheや所有格を使う場合は単数形の名詞であってもtheを使います。
ということはotherの場合は特定された名詞ということですね。わかりやすく言えば、すでに話題に上がっていることや、対象としているものや人がはっきりしている場合に使います。
さらにthe otherは同じ二つのものを対比させるときにも使います。
このパソコンは新しいんだけど、もう一つのパソコンはもう古い。
everyとeachと一緒ならanotherではなくてother
どのくらいの頻度でショッピングに行くのか聞かれて…
2週間に1回は買い物に行くよ。
両親について聞かれて…
彼らはお互いを愛し合ってるね。
またeachやeveryなどそれぞれを指すような形容詞にはanotherではなくてotherを使います。each otherやevery other weekなどはそのまま覚えている人が多いと思いますが、改めて考えるとanotherではなくてotherになるというところを理解しておきましょう。
othersで複数名詞になる
事務所で大事な資料が見当たらなくて同僚から…
クラスメイトにひそひそ話をしていて…
他の人たちには言わないで。
othersとすると複数名詞で「他の人」や「他のもの」という意味で使うこともできます。これは特定の人たちやものの中で使います。otherイコール名詞の直前に置くとは限らないのです。
おさらい
最後にもう一度サラっとおさらいしておきましょう。そして覚えたら次は実践やレッスンでどんどん使ってくださいね。
- anotherは単数形の名詞と使う
- otherは複数形または不可算名詞と使う
- ther other: ただし冠詞theや所有格(my, you, his, her など)と一緒なら単数形にも使える
- everyとeachと一緒ならanotherではなくてother
- othersで複数名詞になる
otherに関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が簡単に使い分けできる!otherとthe other、othersそしてanotherの違いでした。それではSee you around!
コメントを残す