目次
「agree on」とは?
「agree on」は、特定のテーマや決定事項について意見が一致することを意味します。簡単に言うと、何かについてみんなが同じ考えを持っている状態です。
意味の説明
「agree on」は、計画や決定をする際に使います。たとえば、プロジェクトのスケジュールや会議の時間などについて話し合い、みんなが同意する時に使います。
例文
- We agreed on the schedule for the project.
- (プロジェクトのスケジュールについて合意しました。)
この文では、「私たちはプロジェクトのスケジュールについて意見が一致しました」という意味です。つまり、スケジュールに関して全員が同じ意見に達したことを示しています。
使い方のポイント
「agree on」は、何かを決める時や計画を立てる時に使います。たとえば、会議で新しいプロジェクトの計画を立てる時や、旅行のスケジュールを決める時などに便利です。みんなの意見が一致することを表すので、合意に達する過程や結果を伝える時に使います。
「agree with」とは?
「agree with」は、誰かの意見や考えに同意することを意味します。つまり、他の人が言っていることや考えていることに賛成するということです。
意味の説明
「agree with」は、他人の意見や見解に対して同じ考えを持っている時に使います。たとえば、誰かの提案や意見に対して自分もその通りだと思う時に使います。
例文
- I agree with your opinion on the matter.
- (その件についてあなたの意見に同意します。)
この文では、「その問題についてあなたの考え方に賛成します」という意味です。つまり、相手の意見に同じ考えを持っていることを伝えています。
使い方のポイント
「agree with」は、他人の意見や考え方に対して使います。会話や議論の中で、自分が相手の意見に賛成する時に便利です。たとえば、友達の提案に対して「それに賛成だよ」と言いたい時や、会議で誰かのアイディアに賛同する時に使います。
「agree on」と「agree with」の使い分け
「agree on」と「agree with」はどちらも「同意する」という意味がありますが、使う場面が異なります。それぞれの使い方を理解することで、より自然に使いこなせるようになります。
状況別の使い方
-
「agree on」: 決定事項や計画について合意する時
- これは、何かを決める時や計画を立てる時に使います。例えば、会議の日程やプロジェクトのスケジュールについて話し合い、みんなが同じ意見に達する場合です。
-
「agree with」: 誰かの意見や見解に同意する時
- これは、他人の意見や考え方に対して賛成する時に使います。たとえば、友達が言ったことや上司の意見に対して、自分も同じ意見であることを表す時です。
例文の比較
-
We need to agree on a time for the meeting.
- (会議の時間を決める必要があります。)
- この文では、会議の時間を決定するために、みんなが合意する必要があることを伝えています。ここでの「agree on」は、具体的な決定事項についての合意を意味します。
-
I agree with your suggestion about the meeting time.
- (会議の時間についての提案に同意します。)
- この文では、相手の提案に賛成することを伝えています。ここでの「agree with」は、他人の意見や考えに対して同意することを意味します。
音声付き例文
”agree with”は人に対して使う
会議の時に、いつも意見を伝えるか聞かれて…
うん、でもたいてい上司に同意するね。
文法よりスピーキングのほうが大事だと言っていて…
同感だね。
agree with 〜はwithの直後には「人」が来ます。なので具体的には上司や同僚、家族、友人など話している相手、または第三者を指すことになります。
”agree on”は事柄に対して使う
夫が新しい車を買おうと言い出して…
そのアイディアに賛成だよ。
顧客さんへ…
一方でagree onの場合は前置詞onの後に「事柄」が来ます。なので、相手の意見や、日にち、計画、条件、状況などに対して使うことができます。また前置詞onの代わりにaboutに置き換えて使うこともできます。withとonを同時に使うと、I agree with my sister on everything.「姉にすべてのことに関して賛成してます」のように文内で使い分けができますね。
ただしagree withは事柄に対しても使える
友人がタバコは完全に廃止されるべきだと言っていて…
私もあなたの意見に賛成よ。
このようにI agree withはagree onのように事柄に対しても使うことができます。一方でagree onの場合は直後に「人」を置くことはできません。そのあたりはしっかりと使い分けできるようにしておきましょう。
程度を表す副詞と一緒に活用しよう
agreeを使う際は、どのくらい同意しているのか程度をつけるとよいです。完全になのか、それとも少しなのかってありますよね。そういう時に以下で紹介する副詞と一緒に使いましょう。
まったく意見が同じで…
部分的に同意ができて…
その企画のやり方については部分的に賛成だよ。
このようにご紹介した副詞を使って程度をつけて、相手に正確に自分の意見を伝えるようにしてください。
よくある質問
Q1: 「agree on」を使う場面がよくわからないのですが…
-
A1: 「agree on」は、特定の決定や計画について合意する時に使います。たとえば、会議のスケジュールやプロジェクトの予算など、具体的な項目についてみんなが同じ意見に達する時に使います。
- 例: 「We agreed on the budget for the event.」
- (イベントの予算について合意しました。)
この場合、イベントの予算に関する決定が全員の合意に基づいて行われたことを示しています。
- 例: 「We agreed on the budget for the event.」
Q2: 「agree with」を使う時の注意点は?
-
A2: 「agree with」は、他人の意見や考え方に同意する時に使います。自分がその意見や見解に賛成する場合に使うため、誰かの提案や分析に対して使います。
- 例: 「I agree with his analysis of the problem.」
- (彼の問題分析に同意します。)
この場合、相手の問題分析に対して自分も同じ意見であることを示しています。
- 例: 「I agree with his analysis of the problem.」
まとめ
振り返り
- 「agree on」 と 「agree with」 は、どちらも「同意する」という意味がありますが、使い方が異なります。
- 「agree on」 は、具体的な決定事項や計画について意見が一致する時に使います。例:「We agreed on the schedule for the project.」
- 「agree with」 は、他人の意見や考えに同意する時に使います。例:「I agree with your suggestion about the meeting time.」
応援メッセージ
英語の表現を使いこなすことで、あなたのコミュニケーションスキルが一段とアップします。まずは「agree on」と「agree with」の違いを理解し、実際の会話やビジネスシーンで活用してみてください。どんな時にどちらを使うべきかを意識しながら練習すれば、自信を持って使えるようになりますよ!応援しています!
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