こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。英語をネイティブのように話すためには、リエゾン(単語と単語が繋がって発音される現象)を理解し、使いこなすことが非常に重要です。今回は、特に「could have」と「would have」の発音に焦点を当て、その魅力とコツを解説します。
目次
「could have」と「would have」のネイティブ発音とそのコツ
「could have」と「would have」は、それぞれ「could’ve」と「would’ve」として短縮されることが多いです。この短縮形は、ネイティブスピーカーの間で非常に一般的で、流れるような会話の中でよく耳にします。ポイントは、“have”が弱化して”ve”の音になり、前の単語とスムーズに繋がるように発音されることです。
- could’ve
- would’ve
例文
ネイティブの発音する”could have”や”would have”を聞き取るには、”h”の発音が消えることを知っておく必要があります。まずは二人の会話を見てみましょう。
期限に間に合うことができなくて….
実は、事務所に遅くまでいることもできたんだけど、すっごいだらけちゃって。
友人へ…
それが君の夢だったの?
“could’ve”と”would’ve”
「クドハブ」や「フドハブ」とは違って聞こえましたか?紹介した音はネイティブがよく発音する”h”が省略されたパターン、”could’ve”と”would’ve”です。“have”の”h”が抜けて”ave”が「アブ」のように発音されて”could”や”would”の”d”と”ave”の”a”が繋がって「ダブ」という音になります。通しで言うと「クダブ」や「ウダブ」という音になります。
さらに早口になると?
さらに早口になると、また違った音になります。先ほどだとまだ”could’ve”「グダブ」や”would’ve”「ウダブ」のように”have”の原形がまだ残っているのがわかります。しかしここからさらに早口に発音すると”ve”の部分も抜け、”coulda”「クダ」や”woulda”「ウダ」のような音になります。二人の会話を聞いて違いを確認してみましょう。
同僚へ…
例のミスが理由で、彼女退職届出したって知ってた?
同僚へ…
やっと日本語の資料を英訳し終えたよ。
え、早く教えてくれてたら手伝えたのに。
関連するリエゾン表現
リエゾンは英語の流暢さと自然さを増すために非常に重要です。上記で紹介した表現のほかにも、日常会話でよく使われるリエゾンにはさまざまなものがあります。それぞれの表現について、発音のコツを見ていきましょう。
1. “going to” → “gonna”
- 発音のコツ: 「ゴーイング・トゥ」の音が「ガナ」となり、口を大きく開ける必要がなく、舌の位置も自然に保てます。「g」の音を軽くし、「to」の「t」音を省略して、「na」という音に置き換えます。
- 例: “I’m gonna be late.”(遅れると思う。)
2. “want to” → “wanna”
- 発音のコツ: 「ウォントゥ」が「ワナ」となり、「t」の音が完全に消え、「to」が「a」の音になります。この変化によって、よりスムーズに話すことができます。
- 例: “Do you wanna watch a movie?”(映画を見たい?)
3. “have to” → “hafta”
- 発音のコツ: 「ハヴトゥ」が「ハフタ」となり、「ve」の音がほぼ消え、「to」の「t」音が「f」音に変わります。「have」の「v」音を軽くして、「to」を「a」に近い音で発音します。
- 例: “I hafta finish this by tomorrow.”(これを明日までに終わらせなきゃ。)
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「could have」と「would have」の正しい発音をマスターすることは、英語のリスニング力とスピーキング力を高める上で大切なステップです。また、リエゾンを活用することで、より自然で流暢な英語を話すことができるようになります。日常会話でこれらの表現を積極的に使い、英語のスキルアップを目指しましょう。以上が”could have”と”would have”のネイティブ発音でした。それではSee you next time!
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