こんにちはRYO英会話ジムです。英語には似たような意味を持つ言葉がたくさんありますが、微妙な違いがあることもあります。今回は、”come”と”come over”の違いについて解説します。それではまいりましょう。
目次
”come”と”come over”の違い
come
「Come」は、単に「来る」という意味であるため、使い方は状況によって異なります。例えば、「I’m coming home(家に帰るよ)」や「I’m coming to the party(パーティーに行くよ)」などのように、来る場所や行う行為に合わせて使われます。
come over
一方、「come over」は、「遊びに来る」という意味で、特に誘ったり、誘われた場合に使われます。このフレーズは、友人や家族など、親しい人々を招待するときによく使われます。「Can you come over to my place?(私の家に遊びに来てくれる?)」のような使い方が一般的です。
結論
“come”と”come over”の違いは、”come”が一般的に「来る」という意味で使われるのに対し、”come over”は特に相手の場所へ移動すること、特に社交的な文脈や親しみを込めて使われることが多いです。
3つの例文
あなたのオフィスに行くよ。
今夜私の家に遊びに来てくれる?
3時のミーティングに行くよ。
1. Come
-
English: “Can you come to my office for a moment?”
-
和訳: 「ちょっと私のオフィスに来てくれる?」
-
English: “When will you come back from your vacation?”
-
和訳: 「休暇からいつ戻ってくるの?」
2. Come Over
-
English: “Why don’t you come over for dinner tonight?”
-
和訳: 「今夜、夕食に来ませんか?」
-
English: “She came over to help me with my homework.”
-
和訳: 「彼女は宿題を手伝ってくれるために来てくれた。」
返答のバリエーション
come”や”come over”に対する返答は、状況や文脈によって異なりますが、以下にいくつか一般的な返答の例を示します。
Come
例文: “Can you come to my office for a moment?”
可能な返答:
- 肯定的な返答: “Sure, I’ll be there in a few minutes.”(もちろん、数分でそちらに行きます。)
- 否定的な返答: “I’m sorry, I’m tied up right now. Can we meet later?”(ごめんなさい、今手が離せないんです。後で会えますか?)
- 質問を返す返答: “Is it urgent or can it wait until after lunch?”(緊急ですか、それともランチ後でも大丈夫ですか?)
Come Over
例文: “Why don’t you come over for dinner tonight?”
可能な返答:
- 肯定的な返答: “That sounds great, what time should I be there?”(いいね、何時に行けばいい?)
- 否定的な返答: “I’d love to, but I already have plans tonight. How about another day?”(行きたいけど、今夜はもう予定があるんだ。別の日はどう?)
- 条件付き返答: “I can come over, but I’ll have to leave early. Is that okay?”(行くことはできるけど、早めに帰らないといけない。それでも大丈夫?)
これらの返答は、話し手が提案や招待にどのように反応するかを示しており、社交的なコミュニケーションの一部として重要です。ポジティブな反応、遺憾の意を示す反応、またはさらなる情報を求める反応など、状況に応じて適切な返答を選ぶことが大切です。
似たような表現
Drop By
例文: “I might drop by the cafe on my way home.”
和訳: 帰宅途中にカフェにふらっと立ち寄るかもしれません。
解説: “drop by”は、予定にない訪問や、計画せずに短い時間だけどこかに行くことを意味します。この表現は、事前の約束なしに、気軽に訪れるときによく使われます。
Stop By
例文: “Can you stop by the store to pick up some milk?”
和訳: 牛乳を買ってくるために店に短時間訪れてもらえますか?
解説: “stop by”は、短い時間、特定の目的のためにどこかに立ち寄ることを表します。このフレーズは、通常、何かを取りに行く、誰かに会うなど、短い訪問の目的がはっきりしている場合に使用されます。
Swing By
例文: “I’ll swing by your office around 3 to drop off the documents.”
和訳: 書類を渡すために、3時頃にあなたのオフィスに通りすがりに立ち寄ります。
解説: “swing by”は、特に予定していないけれども、どこかに立ち寄ることをカジュアルに表現します。この表現は、特に軽い約束や、その場の流れで決めるような訪問を意味することが多いです。”drop by”や”stop by”と同様に、計画せずとも使える表現ですが、より動きがある、または偶然性を含むニュアンスがあります。
関連する語彙とその例文
Visit(訪れる)
例文: “I will visit your house tomorrow.”
和訳: 「明日、あなたの家を訪れます。」
解説:“visit”は、ある場所や人を訪れる際に用いられる動詞です。この文脈では、話者が未来のある時点で相手の家を訪問する意図を示しています。”visit”を使うことで、通常、親しみや好意、あるいは特定の目的(親交を深める、物を見る、体験するなど)でその場所や人に会いに行くことが伝わります。
Arrive(到着する)
例文と和訳
例文: “When will you arrive at the station?”
和訳: 「いつ駅に到着しますか?」
解説:”arrive”は、目的地や特定の地点に到達することを表す動詞です。この例文では、相手が駅に到着する予定の時刻を尋ねています。”arrive”を使うことで、移動の終点に着くこと、特に長距離移動や重要な目的地に着いたことを示す場合に用いられます。
押さえておきたいポイント
「come」はどんな状況でも使用できる一方で、「come over」は親しい人を自宅などに招く時に使います。親密さや状況を考えながら、適切な表現を選びましょう。
関連する記事
英語を使うシーンが増える現代社会において、正確な言葉遣いは重要です。是非、「come」と「come over」の違いを把握し、適切に使い分けて、自分の英語力をアップさせていきましょう。また、関連する語彙も覚えておくと、表現の幅が広がります。それではSee you around!
コメントを残す