こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。日常生活で誰かを間違えてしまうことは誰にでもありますが、そのような時にスムーズに対処する方法を知っていると便利です。この記事では、「人違いでした」という一言を様々なシチュエーションで使える15の英語表現を紹介します。間違いを認めつつも、相手に不快感を与えずに事を済ませるための表現をマスターしましょう。
目次
1. “I thought you were someone else.”
探している人を間違えて…
すみません、人違いでした。
“I thought you were someone else.” というフレーズは、「あなたを他の人だと思っていました」という意味です。この表現は、誤って他の人と間違えたことを認め、その間違いを相手に伝える際に使われます。これは、人違いをした時によく用いられる一般的な表現です。
2. “I’m afraid you got the wrong person.”
人違いされて…
“I’m afraid you got the wrong person.” というフレーズは、「恐れ入りますが、あなたが間違えた人です」という意味です。この表現は、自分が誰かと間違えられた時に使い、誤解があることを穏やかに指摘する際に用いられます。これは、誤って接触してきた相手に対して、自分がその人物ではないことを伝えるための丁寧な言い回しです。
“wrong”「誤った」を使っています。あと”I’m afraid”ですが、こちらは相手に残念な知らせを伝えるときに文のトップに置いて使われます。“I’m afraid”の使い方については、詳しく別記事でまとめているのでそちらをご覧ください。
3. “I’ve mistaken you with someone else.”
声をかけて…
すみません、人違いでした。
“I’ve mistaken you with someone else.” というフレーズは、「あなたを他の人と間違えました」という意味です。この表現は、自分が誤って別の人と相手を混同したことを認めて謝る際に使用されます。相手に対して誤解があったことを明確にし、その間違いを認めるための表現です。
“make a mistake”をよく聞くきいたことがあるかと思いますが、”mistake”は動詞として「〜を間違える」という意味で使うこともできます。そして“I must’ve mistaken you 〜.”のように”must have 過去分詞”「〜したに違いない」を使われることもよくあります。また間違えられたほうも、このように使えますね。
知り合いだと思って声をかけたが…
“I’m afraid you’ve mistaken me for someone else.” というフレーズは、「恐れ入りますが、あなたは私を他の人と間違えています」という意味です。この表現は、自分が誰かと間違えられたときに使い、その誤解を丁寧に指摘するために用いられます。この言い方は、相手に対して間違いがあることを穏やかに伝える際に適しています。
4. “I confused you with someone else.”
元カノだと思い声をかけると…
ごめんさない。人違いでした。
“I confused you with someone else.” というフレーズは、「あなたを他の人と混同しました」という意味です。この表現は、誤って他の人と相手を混同したことを認め、その間違いを謝る際に使われます。このフレーズは、人違いをしてしまったときに、自分の間違いを直接的に伝えるために用いることができます。
“I’m confused.”「混乱するよ」のフレーズで聞いたことがあるかと思いますが、”confuse”は動詞としても使えます。「混乱させる」という意味になります。こちらも間違えられたほうがいう場合はこんな感じで使えます。
声をかけられたがまったく知らない人で…
人違いだと思いますが。
5. “I’ve mixed you up with someone else.”
彼女だと思い後ろから手を繋ごうとして…
本当にごめんなさい。人違いでした。
“mix someone up with 〜”です。意味は「〜と誰かを混同する」です。”I’ve mixed you up with someone else.” というフレーズは、「あなたを他の人と混同しました」という意味です。この表現は、誤って他の人と相手を間違えたことを認め、その間違いを謝る際に使用されます。人違いをしたことを素直に認め、相手に対して誤解があったことを伝えるために使われる表現です。
特定の人と間違えたとき
特定の人と間違えたことを相手に伝えたいときもありますよね。例えば、自分の兄だと思っていたら別の人だった、みたいな。そういうときは、”someone else”を変えちゃえばいいだけです。
兄に偶然会ったが…
ごめんなさい。兄だと勘違いしてました。
他の表現も同じ要領です。
My sincere apologies, I’ve mistaken you with Ariel Gold.
— Eduard Ling (@EduardLing1) January 13, 2019
他の人に間違えられたことを伝える
家に帰宅して…
今日さ、他の人に間違えられたんだよね。
動詞”was”を使って、受け身の文で表現しています。変わりに”got”を使って、”I got mistaken 〜.”と表現してもいいですよ。
その他似た言い回し
- Sorry, I thought you were someone I know.”
- 「すみません、知り合いだと思いました。」
- “My apologies, I mistook you for someone else.”
- 「申し訳ありません、他の人と間違えました。」
- “I must have had the wrong person.”
- 「間違った人だったみたいです。」
- “Oops, I got you mixed up with someone else.”
- 「おっと、他の人とあなたを混同してしまいました。」
- “Sorry, you look just like someone I know.”
- 「ごめんなさい、あなたは私の知っている人にそっくりです。」
- “Oh, my apologies! I didn’t mean to bother you.”
- 「おっと、失礼しました!お邪魔するつもりはありませんでした。」
- “How embarrassing, I’m so sorry for the mix-up.”
- 「何てことをしてしまったのでしょう、こんな間違いをして申し訳ありません。」
- “Please forgive the confusion, I hope I haven’t inconvenienced you.”
- 「この混乱をお許しください、ご迷惑をおかけしていなければいいのですが。」
- “It seems I was mistaken, thank you for your understanding.”
- 「私の勘違いのようです、ご理解いただきありがとうございます。」
- “Sorry for any confusion, it’s clear I was wrong.”
- 「混乱を招いてしまい申し訳ありません、明らかに私の間違いでした。」
これらの表現は、人違いをした時に使う丁寧な謝罪の言い方です。
ロールプレイ
A: Excuse me, are you Samantha?
B: Oh, no, I think you’ve mistaken me for someone else. My name is Julia.
A: I’m so sorry about that! You look just like a friend of mine.
B: No worries at all, it happens! Have a nice day!
A: You too, thanks!
和訳
A: すみません、あなたはサマンサさんですか?
B: ああ、いえ、あなたは私を他の人と間違えていると思います。私の名前はジュリアです。
A: それについては本当に申し訳ありません!あなたは私の友人にとても似ているんです。
B: 全く問題ありませんよ、よくあることですから!良い一日を!
A: あなたも、ありがとう!
この対話は、人違いが起こった際にお互いに気まずくならないように丁寧な言葉を使って解決する典型的な例です。
音声
関連語彙
- Mistake – 誤り
- Misunderstanding – 誤解
- Confusion – 混乱
- Identity – アイデンティティ、身元
- Similar – 似ている
- Resemble – 似ている
- Mix-up – 混同
- Error – 間違い
- Apology – 謝罪
- Clarification – 明確化
これらの語彙は、「人違いでした」という状況を説明する際や、その状況を解決する会話で役立ちます。
間違いに関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。人違いは誰にでも起こりうる普通の出来事です。今回紹介した表現を活用して、もし次に人違いをしてしまった時も、慌てず、スマートに対応できるようになりましょう。英語でのコミュニケーションスキルを磨く一環として、これらのフレーズを覚えておくと、より自信を持って英語を話す助けになるはずです。
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