こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。日常生活の中で、同じことが繰り返されたり、予想外の出来事に直面したりすると、つい「またかよ」と言いたくなる瞬間があります。この感情を英語でどう表現するか、さまざまな表現を紹介していきましょう。それではまいりましょう。
目次
「またかよ」を英語で言うと?
Not again
同じことがまた起こってウンザリしたときに、「またかよ」を英語で言うと、”Not again!”と言います。まずはリョウとマイクの会話を見てみましょう。
クラスメイトへ…
きみのパソコンまたおかしくなってるよ。
また起こったことに対して、信じられない気持ちを表すときに使うこのフレーズ”Not again!”。なぜ「またかよ」という意味になるのでしょうか。ちょっと解剖してみましょう。「またない」→「二度と起こらないでほしい」→「またかよ」という感じになっています。
“oh no”と一緒によく使う
この”not again”は、聞いたことがあると思いますが、間投詞”oh no”と一緒によく使われます。日本語に訳すと「えー、またかよ。」という意味になります。
同僚へ…
ルークがまた新しい彼女作ったんだって。
えー、またかよ。
怒ったときにも使える
文脈によっては、部下や人に怒ったときにも使えます。意味は「いい加減にして。」となります。
電話で…
すみません。また遅刻してしまいます。
Here we go again.
“Here we go again.” は英語で、過去に経験した、しばしば望ましくない状況や出来事が再び起こるときに使われる表現です。文字通りには「また始まるよ」という意味ですが、このフレーズには、繰り返し発生する事態に対する疲れやいらだち、時には皮肉やユーモアが込められていることがあります。使い方には以下のようなシチュエーションが含まれます。
使い方とシチュエーション
- 繰り返し発生する問題に対する反応: 何か問題が頻繁に起こり、それに対処するのが繰り返しになる場合に使います。例えば、技術的なトラブルや家族間の同じような口論などです。
- “Here we go again. The computer crashed just like last time.”
- (また始まったよ。コンピューターが前と同じようにクラッシュした。)
- 予期せぬ出来事が再度起こった時: ある状況が改善されたと思われたが、再び同じ問題が起こったときに使います。これは、過去の経験から、同じ問題がまた起こることに対する皮肉や諦めの感情を表現する場合があります。
- “Here we go again, another unexpected bill in the mail.”
- (また始まったよ、また予期せぬ請求書が郵便で来た。)
- 繰り返される行動パターンを指摘する時: 誰かが同じ行動パターンを繰り返すとき、特にその行動が問題を引き起こす場合や予測可能な結果をもたらす場合に使います。
- “Here we go again, he’s making promises he can’t keep.”
- (また始まったよ、守れない約束をまたしてる。)
Never again.
“not again”のついでに、”never again”も押さえておきましょう。「もう二度としない。」という意味で使われます。
海外旅行から帰ってきた友人へ…
バンジージャンプしたんだ。もう二度としないよ。
Not this again.
“Not this again.” は、過去に経験した望ましくない出来事や状況が再び起こることへの失望やいら立ちを表す英語のフレーズです。この表現は、特定の事態や話題が再び表面化した際に使われ、話し手のフラストレーションや疲労感を示します。”Not this again.” は、特にリスナーにその状況や話題が繰り返されることへの不満を伝えたいときに適しています。
使い方とシチュエーション
- 繰り返される問題に直面した時: 仕事で同じエラーが再び発生したり、生活の中で同じ障害に何度も直面したりするときなど、問題が繰り返される場合に使います。
- “Not this again. We’ve already discussed how to avoid this mistake.”
- (またこれか。このミスを避ける方法についてはすでに話し合ったはずだ。)
- 望ましくない話題が再び挙がった時: 家族や友人との会話で、避けたい話題や過去にトラブルの原因となった話題が再度持ち上がったときに使用します。
- “Not this again. Can we talk about something else?”
- (またこれか。他の話題にしませんか?)
- 反復する行動や状況に対する反応として: 誰かが同じ失敗を繰り返す、または同じ状況が自分の人生で何度も起こるときに表現します。
- “Not this again. I thought we had moved past this issue.”
- (またこれか。もうこの問題は乗り越えたと思っていたのに。)
似たような表現
Seriously?
(まじで?)
解説: 不満や驚きを表す際に使われます。状況の再発や予期せぬ出来事に対してフラストレーションを表現するのに適しています。
例文: “Seriously? The elevator is out of order again?” – 「まじで? エレベーターまた故障してるの?」
You’ve got to be kidding me.
(冗談じゃないよね。)
解説: 信じがたい状況や不快な出来事が起こったときに使用されます。相手の行動や言葉に対して不信感や驚きを示します。
例文: “You’ve got to be kidding me. This is the third time my order has been wrong.” – 「冗談じゃないよね。これで注文が間違ってきたの3回目だよ。」
This again?
(またこれ?)
解説: 繰り返される状況や行動に対する失望やいらだちを簡潔に表現します。これは特に、過去に経験した不快な事態が再び起こった時に使用されます。
例文: “This again? I thought we had fixed the leaky faucet.” – 「またこれ? 漏れてる蛇口直したと思ってたのに。」
これらの表現は、日常生活で遭遇するさまざまなシチュエーションにおいて、感情を豊かに伝えるために使用できます。特に、フラストレーションや失望、不信感を表現する際に役立ちます。適切なコンテキストでこれらのフレーズを使うことで、あなたの英語がより自然に聞こえ、相手に対するあなたの感情が正確に伝わります。
Come on.
「勘弁して/冗談でしょ」
“Come on.”は「こっちに来て。」という意味でよく知られています。しかし実は意味が全部で7つほどあります。また他の記事でじっくりと紹介しますが「勘弁して。」や「冗談でしょ。」という意味でも使うことができます。”not again”「またかよ」と入れ替えて使うことができます。
Give me a break.
「いい加減にして/勘弁して」
こちらもよく使われます。意味は「いい加減にして。」や「勘弁して。」となります。それだけでなく「大目に見る」という意味で使うこともできます。それに関しては下の関連記事で紹介していますので是非見てみてください。脱線しましたが”not again”の二つ目の意味「いい加減にして」と入れ替えて使うことができます。
関連する語彙
Frustrated
(フラストレーションが溜まっている)
解説: 特定の状況や人によって引き起こされる、進展のない感情や無力感を表します。目的や目標に達することが妨げられたとき、特に使われます。
例文: “I’m getting frustrated with these constant delays.” (この絶え間ない遅れにイライラしてきた。)
Annoyed
(いらいらしている)
解説: 軽度の怒りや不快感を示します。通常、他人の行動や周囲の状況によって引き起こされる感情です。
例文: “She was annoyed by the loud noise outside.” (外のうるさい音に彼女はいらいらした。)
Fed up
(うんざりしている)
解説: 繰り返し起こる不快な状況や行動に対して、もはや耐えられないと感じる強い不満や飽き飽きしている状態を表します。この表現は、ある状況や人物に対する我慢の限界を示す際に用いられます。
例文: “I’m fed up with your excuses.” (あなたの言い訳にはうんざりだ。)
これらの語彙は、日々のコミュニケーションにおいて感情の範囲を広げ、より正確に自分の気持ちを伝えるのに役立ちます。特に、ストレスがたまった状況や人間関係のトラブルなど、フラストレーションの原因となる出来事を説明する際に有効です。これらの表現を使うことで、聞き手に対して自分の感情の度合いをより明確に示すことができます。
押さえておきたいポイント
「またかよ」を英語で表現する際は、状況や相手との関係性を考慮して選ぶことが重要です。カジュアルな状況では「Not again!」や「Seriously?」が適していますが、よりフォーマルな場では控えめな表現を選ぶべきかもしれません。
「うんざり」に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。以上がウンザリしたときに使える「またかよ」の英会話フレーズでした。それではSee you around!
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