こんにちは、RYO英会話ジムです。
今日は「〜が苦手/下手」を英語でどう言うか、一瞬で答えを知りたい方のために、まず即答します!
✅ 即答:
一番よく使われるのは 「be bad at +名詞/動名詞」
意味:〜が下手だ、〜が苦手だ
✅ 例文:
I’m bad at singing.
(私は歌うのが下手です。)
このあと、「be bad at」以外にも、場面やニュアンスに応じて使える便利な表現を4つ紹介します。
最後には、アメリカ英語のスラングも登場しますのでお楽しみに!
「得意」を英語で言うときに便利な表現 I’m good at〜 も、合わせて押さえておきましょう!
使い方や例文はこちらの記事で詳しく解説しています👇
👉 I’m good at〜 の意味とその使い方 以下動画も参考にしてね!
- 1 私の失敗談:「I can’t sing.」で誤解された話
- 2 1. be bad at
- 3 2. be not good at
- 4 3. be poor at
- 5 4. suck at(スラング)
- 6 1. be bad at
- 7 2. be not good at
- 8 3. be poor at
- 9 4. suck at(スラング)
- 10 音声を聞いて練習しよう
- 11 ✅ 使用頻度ランキング(高い→低い)
- 12 ✅ 頻度感イメージ(英語圏での一般認知度)
- 13 ✅ 実用性まとめ
- 14 英語が「使える」ようになるために必要なこと
- 15 よくあるNG表現パターンと正しい言い方
- 16 まとめ
- 17 似た英語表現と関連語彙
- 18 使い分けのポイント
- 19 練習クイズに挑戦!
- 20 よくある質問(FAQ)
- 20.1 Q. 「〜が下手だ」を英語で何と言いますか?
- 20.2 Q. 「〜が得意じゃない」は英語でどう表現しますか?
- 20.3 Q. 「suck at」はどういう意味?使ってもいいの?
- 20.4 Q. 「be poor at」と「be bad at」の違いは?
- 20.5 Q. 「I can’t sing」は間違いですか?
- 20.6 Q. 「don’t like」と「苦手」は同じ意味ですか?
- 20.7 Q. 「inept」「clumsy」「awkward」の違いは?
- 20.8 Q. 「hopeless」はどんなときに使いますか?
- 20.9 Q. 「be bad at」を使うときの前置詞は何ですか?
- 20.10 Q. 英語を「話せる」ようになるにはどうすればいい?
- 21 ✅ この記事のまとめ
私の失敗談:「I can’t sing.」で誤解された話
英語を学び始めたころ、友人とカラオケの話になったとき、「歌が下手なんだよ」と伝えたくて、僕はこう言いました。
I can’t sing.
すると相手は驚いて、「What? You can’t sing? Like, at all?」と聞いてきました。つまり、「歌うこと自体できないの?声が出せないの?」という意味で受け取られたんです。
日本語で「歌えない」は「下手」というニュアンスで使いますが、英語の can’t は「能力がない」という意味に強く聞こえます。相手は本気で僕の喉に問題があると思ったようで、ちょっと気まずい空気に…。
このとき、「I’m bad at singing.」を知っていれば、
「歌うのは下手だけど、歌えないわけじゃない」という本当の意味をちゃんと伝えられたはずです。
学びポイント:
❌ I can’t sing.(=歌う能力がない)
✅ I’m bad at singing.(=歌うのが下手)
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1. be bad at
意味
「〜が下手だ」「〜が苦手だ」という意味。
スキルや能力が低いことを率直に伝える表現で、最も一般的に使われます。
使い方
be動詞 + bad at + 名詞(または動名詞)
「I’m bad at sports.」=「スポーツが下手です。」のように使います。
例文
- I’m bad at directions.
(方向音痴なんだ。) - He’s bad at cooking, so he usually eats out.
(彼は料理が下手なので、よく外食します。)
2. be not good at
意味
「〜が得意ではない」という意味で、“bad at”より柔らかい表現。
直接的に「下手」と言うより、少し遠回しで丁寧なニュアンスになります。
使い方
be動詞 + not good at + 名詞(または動名詞)
自己紹介やビジネスシーンでも無難に使えます。
例文
- I’m not good at tennis.
(テニスが得意じゃないです。) - She’s not good at speaking in public.
(彼女は人前で話すのがあまり得意ではありません。)
3. be poor at
意味
「〜が下手だ」という意味で、少しフォーマルな響きがあります。
文章や丁寧な会話で使われやすく、カジュアルな場ではやや堅い印象。
使い方
be動詞 + poor at + 名詞(または動名詞)
スキル面の欠点をやや事実ベースで表す感じ。
例文
- I’m poor at singing, so I usually just listen.
(歌うのが下手なので、だいたい聞き役です。) - He’s poor at time management, which causes delays.
(彼は時間管理が苦手で、それが遅れの原因です。)
4. suck at(スラング)
意味
「めちゃくちゃ下手」という意味のスラング。カジュアルでフランクな場面専用です。
友達同士の会話やSNSではOKですが、ビジネスやフォーマルな場面ではNG。
使い方
主語 + suck at + 名詞(または動名詞)
※主語が三人称単数の場合は「sucks at」
例文
- I suck at golf.
(ゴルフ、めちゃ下手なんだ。) - He sucks at lying; you can always tell.
(彼は嘘が下手で、すぐバレる。)
1. be bad at
シーン:友達と料理の話をしているとき
A: Hey, do you cook often?
(ねえ、よく料理するの?)
B: Not really. I’m bad at cooking, so I usually order takeout.
(あんまりしないよ。料理が下手だから、たいていデリバリー頼むんだ。)
自然に使うコツ
- “I’m bad at 〇〇” はシンプルで使いやすい!
カジュアルな会話でよく使います。スポーツ、楽器、方向感覚など日常的なトピックに最適。
2. be not good at
シーン:同僚と仕事の雑談
A: Can you lead the next presentation?
(次のプレゼン、担当できる?)
B: I can, but I’m not good at public speaking. I’ll do my best, though.
(できるけど、人前で話すのがあまり得意じゃないんだ。でも頑張るよ。)
自然に使うコツ
- やや控えめで丁寧な表現。
“I’m not good at〜”はビジネスでもOK。「できない」ではなく「得意じゃない」というニュアンスなので、やる気を見せたい場面で便利。
3. be poor at
シーン:面接や自己分析の場面
A: What would you say is your weakness?
(あなたの弱みは何ですか?)
B: I’m poor at time management, but I’m working on improving it.
(時間管理が苦手ですが、改善に取り組んでいます。)
自然に使うコツ
- ややフォーマルなので面接や書面に適切。
カジュアルな日常会話では少なめ。「改善している」など前向きな一言を添えると好印象。
4. suck at(スラング)
シーン:友達とスポーツの話
A: Let’s play basketball this weekend!
(今週末バスケしよう!)
B: Sure, but I suck at basketball. Don’t laugh at me!
(いいよ、でもバスケ超下手だよ。笑わないでね!)
自然に使うコツ
- カジュアル&フランクな場面限定!
親しい友達やSNSでOK。ただし、ビジネス・フォーマルな場面では絶対NG。
また、“really suck at〜”でさらに強調可能。
音声を聞いて練習しよう
1: “be bad at”
“bad”と聞くと「悪い」という意味が先に思い浮かぶを思いますが、「下手な」という意味もあります。
友人へ…
何が下手なの?
方向感覚がないんだ。
2: “be not good at”
“I’m good at”で紹介されることが多いのですが、それを単に否定文にしてやれば、「〜が下手だ」という意味になります。
同僚へ…
テニスをしよう!
3: “be poor at”
こちらも、”bad”と同じような感じですが、「貧しい」という意味の他に「下手な」という意味があります。
友達数人でカラオケにきて…
歌うのが下手なんだ。あんたたちが歌ってるの聞いとくよ。
4: “suck at”
“suck”は動詞で「吸う」というのが代表的な意味ですが、今回紹介するのは、「下手である」という意味の動詞です。
息子へ…
いやだよ、ゴルフ下手なんだ。
✅ 使用頻度ランキング(高い→低い)

- be bad at
→ 最も一般的。日常会話・SNS・英語学習教材で圧倒的に多い。
使用例:I’m bad at math.(数学が苦手です。) - be not good at
→ 2番目に多い。控えめなニュアンスなので、ビジネスや丁寧な会話で頻出。
使用例:I’m not good at presentations.(プレゼンは得意じゃないです。) - be poor at
→ フォーマル寄りなので頻度は低め。会話より書き言葉(ビジネス・学術)で使用されやすい。
使用例:He’s poor at time management.(時間管理が苦手です。) - suck at
→ スラングなのでカジュアルな場面限定。友達同士やSNSでは見かけるが、映画・ドラマで使うときも相手による。
使用例:I suck at golf.(ゴルフ、超下手なんだ。)
✅ 頻度感イメージ(英語圏での一般認知度)
表現 | 会話 | ビジネス | SNS | 頻度レベル |
---|---|---|---|---|
be bad at | ◎ | ○ | ◎ | ★★★★★ |
be not good at | ◎ | ◎ | ○ | ★★★★☆ |
be poor at | △ | ○ | △ | ★★☆☆☆ |
suck at | ◎ | ✖ | ◎ | ★★☆☆☆ |
✅ 実用性まとめ
- まず覚えるべきは “be bad at”(汎用性No.1)
- 丁寧さを出すなら “be not good at”
- 書き言葉・フォーマル→ “be poor at”
- ネイティブっぽいカジュアル会話→ “suck at”
英語が「使える」ようになるために必要なこと
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よくあるNG表現パターンと正しい言い方
❌ 1. I can’t sing.
なぜ間違い?
「can’t」は“能力がない”という意味が強く、「歌うこと自体できない(声が出ない)」という誤解を招きます。
✅ 正しい言い方
- I’m bad at singing.(歌うのが下手です。)
例文
- ❌ I can’t sing.
- ✅ I’m bad at singing.
❌ 2. I don’t like tennis.
なぜ間違い?
「〜が苦手」を言いたいのに、「好きじゃない」という感情の否定になってしまいます。
※好きじゃない=不得意とは限らないのでNG。
✅ 正しい言い方
- I’m not good at tennis.(テニスが得意じゃない。)
例文
- ❌ I don’t like tennis.
- ✅ I’m not good at tennis.
❌ 3. I am suck at math.
なぜ間違い?
「suck」は動詞なので、be動詞と一緒に使えません。
「I suck at math.」が正解。
✅ 正しい言い方
- I suck at math.(数学が超苦手。)
例文
- ❌ I am suck at math.
- ✅ I suck at math.
❌ 4. I am bad on cooking.
なぜ間違い?
前置詞のミスです。「on」ではなく「at」を使います。
✅ 正しい言い方
- I’m bad at cooking.(料理が下手です。)
例文
- ❌ I am bad on cooking.
- ✅ I am bad at cooking.
まとめ
日本人がよくやるミスは次の3パターンに集約されます:
- ① 感情と能力の区別ができていない(don’t like 〜)
- ② 文法ミス(suckとbe動詞の誤用)
- ③ 前置詞の間違い(atを忘れる)
似た英語表現と関連語彙
1. Inept
意味:不器用な、能力がない
使い方:特に「仕事や行動が下手」というニュアンス。
例文:
- He’s completely inept at handling negotiations.
(彼は交渉を扱うのがまったく下手です。)
2. Clumsy
意味:不器用な、ぎこちない
使い方:体の動きや手先の不器用さを強調する場合に使います。
例文:
- She’s so clumsy that she often drops her phone.
(彼女はとても不器用で、よくスマホを落とします。)
3. Awkward
意味:ぎこちない、扱いづらい
使い方:会話や状況、人の動きが不自然でぎこちない場合に使います。
例文:
- He felt awkward dancing in front of everyone.
(彼はみんなの前で踊るのがぎこちなく感じた。)
4. Unskilled
意味:技術がない、熟練していない
使い方:専門的なスキルや職業的な能力が足りないとき。
例文:
- The worker is unskilled but eager to learn.
(その労働者は未熟だが、学ぶ意欲がある。)
5. Hopeless
意味:(くだけて)救いようがないくらい下手
使い方:かなりカジュアルな表現。
例文:
- I’m hopeless at cooking. Everything I make burns.
(私は料理が壊滅的に下手です。作るもの全部焦がします。)
使い分けのポイント
- 技術やスキルが未熟 → inept / unskilled
- 身体的に不器用 → clumsy
- 態度や雰囲気がぎこちない → awkward
- カジュアルに強調 → hopeless
練習クイズに挑戦!
Q1. 空欄に入る正しい表現を選んでください。
I ______ at remembering names. I always forget them after one day.
a) am bad on
b) am bad at
c) suck on
「bad at」が正解です。前置詞はonではなくatを使います。「suck on」も誤り。
✅ 正しい文:I’m bad at remembering names.
(名前を覚えるのが苦手です。)
Q2. 空欄に入る正しい表現を選んでください。
She’s so ______ that she keeps bumping into furniture.
a) clumsy
b) awkward
c) hopeless
「clumsy」は体の動きや手先が不器用な状態を表します。
✅ 正しい文:She’s so clumsy that she keeps bumping into furniture.
(彼女はとても不器用で、よく家具にぶつかります。)
Q3. NG表現を自然な言い方に書き換えてください。
NG:I am suck at math.
→ ______
「suck」は動詞なので、be動詞を付けないのがポイント。
✅ 正しい文:I suck at math.(数学が超苦手です。)
Q4. 空欄に最も適切な表現を入れてください。
He’s ______ at spelling, even though he writes well.
(彼は文章は上手なのに、スペルが下手だ。)
a) poor
b) awkward
c) unskilled
「be poor at」は特定のスキルに弱い場合に使います。
✅ 正しい文:He’s poor at spelling, even though he writes well.
Q5. 意味に合う英語を選んでください。
「救いようがないくらい下手」
a) hopeless
b) awkward
c) clumsy
「hopeless」はカジュアルに「壊滅的に下手」を表す言葉です。
✅ 例文:I’m hopeless at cooking.
(料理が壊滅的に下手です。)
よくある質問(FAQ)
Q. 「〜が下手だ」を英語で何と言いますか?
A. 最もよく使うのは be bad at です。
例:I’m bad at cooking.(料理が下手です)。
この表現は日常会話でも頻出で、シンプルに覚えられます。
Q. 「〜が得意じゃない」は英語でどう表現しますか?
A. 丁寧に言いたいときは be not good at を使います。
例:I’m not good at math.(数学が得意ではありません)。
「苦手」をやわらかく伝えるときに便利です。
Q. 「suck at」はどういう意味?使ってもいいの?
A. suck at はスラングで「めちゃくちゃ下手」という意味。
例:I suck at golf.(ゴルフが超下手)。
友達同士ならOKですが、ビジネスやフォーマルでは避けましょう。
Q. 「be poor at」と「be bad at」の違いは?
A. どちらも「〜が下手」ですが、be poor at はややフォーマルで、
書き言葉や面接などで使われることが多いです。
be bad at は日常会話に最適です。
Q. 「I can’t sing」は間違いですか?
A. 完全に間違いではありませんが、誤解されやすい表現です。
「歌えない(声が出ない)」と解釈されるので、
「下手」を伝えたいなら I’m bad at singing を使いましょう。
Q. 「don’t like」と「苦手」は同じ意味ですか?
A. 違います。don’t like は「好きじゃない」という感情を表します。
一方、「苦手」はスキルや能力を指すので、
I’m not good at〜 などを使う方が自然です。
Q. 「inept」「clumsy」「awkward」の違いは?
A. inept はスキル不足、clumsy は動作が不器用、
awkward は態度や状況がぎこちないときに使います。
例:She’s clumsy and often drops things.(彼女は不器用でよく物を落とす)。
Q. 「hopeless」はどんなときに使いますか?
A. hopeless は「救いようがないくらい下手」という意味で、
カジュアルな表現です。
例:I’m hopeless at cooking.(料理が壊滅的に下手です)。
Q. 「be bad at」を使うときの前置詞は何ですか?
A. 必ず at を使います。on ではありません。
例:I’m bad at sports.(スポーツが苦手です)。
Q. 英語を「話せる」ようになるにはどうすればいい?
A. 知識だけでなく、アウトプットと改善の繰り返しが大切です。
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✅ この記事のまとめ
「〜が下手」「〜が苦手」を英語で言うとき、最もよく使うのは be bad at。
やわらかく言うなら be not good at、フォーマルなら be poor at、カジュアルなスラングなら suck at が便利です。
さらに、inept・clumsy・awkward・hopeless などの関連表現も覚えておくと、ニュアンスの幅が広がります。
ただし、I can’t sing や I am suck at など、日本人がよくする間違いには注意!
「知識」だけでなく、実際に口に出して練習することが大切です。
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