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ネイティブがよく使うフィラー「Like」: その意味とスマートな使い方

こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。英語における「like」は、フィラーとして使われる場合、話し手が何を言うか考えている間に時間を稼ぐための言葉です。このようなフィラーは、口頭での会話においては自然なものですが、書き言葉では避けられる傾向があります。日本語でいう「えーと」や「あのう」と似たような役割を果たします。この記事を読めばさらに英語を自然に話せるようになります。それではまいりましょう。

 

 

「Like」の使い方

1. 思考の間隙を埋める

話し手が次に何を言うか考えている時に、「like」を挿入します。

  • 例: 「I was, like, really surprised to see him there.」
  • 訳: 「彼がそこにいたのを見て、まあ、本当に驚いたんだ。」

使用するメリット

  1. 流暢さの維持: 話し手が考えをまとめている間に会話の流れが途切れるのを防ぎます。
  2. 聞き手の関与: 聞き手は話し手がまだ何かを言おうとしていると理解し、注意を逸らさないようになります。
  3. 自然な会話のリズム: 無意識のうちに「like」を使うことで、自然でリラックスした会話の雰囲気を作り出すことができます。

注意点

  • 過剰使用の避け方: 「like」の使用は聞き手にとってうっとうしくなることがあるため、特に公式の場やプレゼンテーションでは使用を控えることが推奨されます。
  • 文脈に合わせた使用: カジュアルな会話や若者の間ではよく使われますが、フォーマルな状況では他の表現を探す方が適切です。

「like」は、英語の口頭でのコミュニケーションにおいて自然な一部であり、話し手が思考を整理したり、感情を強調したりするために役立ちます。しかし、その使用は聞き手や状況に応じて適切に調整する必要があります。

 

 

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例文

彼とのデートはどうだったか聞かれて…

ナオミ
Oh my gosh. It was, like, the worst date I’ve ever been on.
ありえない。今までのデートの中で最悪だったわ。

 

 

なんで東京にきたのか聞かれて…

リョウ
Because, like, Tokyo is the best city in Japan.
東京は日本で一番の都市やから。

 

 

いかがでしたでしょうか。よく文を見ると前置詞としての”like”「〜のような」としての意味ではないのがわかります。1つ目は「〜のような」という意味でも通用しますので誤解を与えてしまいそうですが話者は特に意味をなさないlikeとして使っていることになります。

前置詞のlikeであれば以下例文のようになりますね。

アイヴァン
He is like my ex.
彼は私の元彼に似てるわ。

 

 

このようにlikeは“similar to”のような意味になるのが前置詞です。

ただし今回ご紹介しているのはそれではなく何も意味をなさない言葉のlikeでおもに若者がよく使うスラングのようなものです。カジュアルに使われるので友達や同年代の間で使われるのが普通です。特に女性がよく使う傾向があります。なのでビジネスやフォーマルな場面でこういった表現を使うのは子供っぽく感じられます。さらにたくさんlikeを文に入れてしまうとあなたが何を話しているのかよくわかっていないようにも聞こえます。

マイク
I met up with, like, Kate and, like, she was, like, doing great.
ケイトと会ったんだけど元気にしてたよ。

 

 

「うーん」や「えーと」

リョウ
I didn’t mean to say, like, you are not smart.
えーと、君が頭良くないって言うつもりななかったんだ。

 

 

このように”um”や”uhhh”と同じ意味でlikeを使うこともできます。

 

 

ロールプレイ

英文

Person A: “So, I was thinking, like, maybe we could go hiking this weekend?”

Person B: “Hiking? Hmm, I like the idea, but, like, I heard the weather might not be great.”

Person A: “Oh, really? Like, did they say it’s going to rain or something?”

Person B: “Yeah, like, the forecast said there’s a high chance of rain on Saturday.”

Person A: “I see. Well, what if we, like, go to the indoor climbing gym instead? That could be, like, a good alternative.”

Person B: “That sounds like a great idea! It’s been, like, forever since we last went climbing.”

和訳

A: 「だから、週末にハイキングに行くのはどうかなって、えーと、思ってたんだ。」

B: 「ハイキング?うーん、アイデアは好きだけど、えーと、天気が良くないかもしれないって聞いたよ。」

A: 「え、本当に?えーと、雨が降るとか言ってた?」

B: 「うん、えーと、予報では土曜日に雨が降る可能性が高いって言ってた。」

A: 「なるほど。じゃあ、えーと、代わりに室内クライミングジムに行くのはどうかな?それも、えーと、いい選択肢になるかもね。」

B: 「それは素晴らしいアイデアだね!最後にクライミングに行ってから、えーと、もう永遠みたいに感じるよ。」

このロールプレイは、友人同士のカジュアルな会話において「like」をどのように使うかを示しています。フィラーは、話し手が思考を整理している間、または少し迷っている時に会話を継続させる役割を果たしています。

音声

 

 

フォーマルな場面で代わりに使える表現は?

フォーマルな状況で「like」のようなカジュアルなフィラーを避けたい場合、より適切な表現や技術を使って同様の効果を得ることができます。これらの代替手段は、話し手が自信ありげに見え、聞き手に対してより専門的な印象を与えるのに役立ちます。

1. 短い沈黙を利用する

短い沈黙は、話し手が次に何を言うかを考えていることを示す自然な方法です。フォーマルな環境では、沈黙を利用することが、考えを整理し、聞き手の注意を引き続き保持するための有効な方法となり得ます。

2. 一時停止表現の使用

「Let me think for a moment,」や「Give me a second,」といった表現を使って、考えを整理する時間を取ることができます。これらの表現は、話し手が考えをまとめていることを明示的に伝えます。

3. 再確認のフレーズ

「To clarify,」や「In other words,」といったフレーズを使って、既に述べたポイントを別の言葉で再表現することも有効です。これにより、話し手は追加の考え時間を得ることができます。

4. 疑問を投げかける

自分自身に、または聞き手に疑問を投げかけることで、話し手は追加の情報を提供する機会を得ることができます。例えば、「What do you think?」や「How does that sound?」といった疑問は、会話を続けるための自然な方法を提供します。

5. 事前の準備

プレゼンテーションや会議では、話す内容を事前に練習しておくことが重要です。流れるような会話や、ポイントを明確に伝える能力は、練習によって向上します。

6. 慣用句や専門用語の適切な使用

フォーマルな環境では、話題に関連する慣用句や専門用語を適切に使用することで、専門性と信頼性を示すことができます。

これらの代替手段を使用することで、フォーマルな状況でも自信を持って、効果的にコミュニケーションを取ることができます。カジュアルなフィラーの使用を避けることは、プロフェッショナルな印象を維持する上で重要です。

 

 

合わせて覚えておきたいLikeの使い方

説明や例を導く

「like」は、具体的な例や比喩を導入する際にも用いられます。

  • 例: 「It’s like when you see someone from high school in a totally unexpected place.」
  • 訳: 「まるで高校の誰かを全く予期せぬ場所で見かけた時みたいなものだよ。」

話し手の不確かさを示す

話し手が不確かな情報を伝える時、その不確実性を和らげるために「like」を使用することがあります。

  • 例: 「He was, like, maybe 20 years old?」
  • 訳: 「彼は、その、多分20歳くらいだったかな?」

直接的な引用ではない話の再現に

直接的な引用ではなく、話の内容を大まかに再現する際に「like」が使われることがあります。

  • 例: 「And then she’s like, “Why are you always late?”」
  • 訳: 「そして彼女がこう言ったんだ、「いつも遅れるのはなぜ?」って。」

 

 

似た英語表現

英語には「like」に似たフィラー表現がいくつかあります。これらの表現は、会話の流れをスムーズにしたり、話し手が考えを整理する時間を確保するために使われます。以下に、そのようなフィラーとそれぞれの使用例、和訳、そして解説を示します。

1. “Um” / “Uh”

例文: “Um, I think we should probably start heading back now.”

和訳: 「えーと、そろそろ帰るべきだと思うんだけど。」

解説: “Um” や “Uh” は、英語で最も一般的なフィラーの一つで、話し手が次の言葉を考えている間に使われます。これらは「like」と同様に、思考のプロセスを示すために使われることが多いです。

2. “You know”

例文: “You know, it’s really not that hard once you get the hang of it.”

和訳: 「ねえ、いったんコツを掴めば、それほど難しくないんだよ。」

解説: “You know” は、話し手が聞き手に何かを理解してもらいたい時や、自身の言っていることに同意を求めるような状況でよく使われます。また、思考を整理している間にも使われるフィラーです。

3. “I mean”

例文: “I mean, it’s not like I don’t want to go, but I have a lot of work to do.”

和訳: 「つまり、行きたくないわけじゃないんだけど、やるべき仕事が山積みなんだ。」

解説: “I mean” は、話し手が自分の言葉を修正したり、より正確な表現を提供したりする際によく使われます。これにより、話し手は自分の意図をより明確に伝えることができます。

4. “Actually”

例文: “Actually, now that I think about it, we might need more time.”

和訳: 「実はよく考えてみたら、もっと時間が必要かもしれない。」

解説: “Actually” は、話し手が新たな情報を提示するか、以前に述べたことに対する修正を加える際に使用します。このフィラーは、話し手が考えを進化させていることを示すために役立ちます。

これらのフィラーは、英語の口頭でのコミュニケーションにおいて、話し手が自然に感じるためのクッションの役割を果たします。しかし、フォーマルな状況ではこれらのフィラーの使用を最小限に抑え、より明確で具体的な表現を心掛けることが推奨されます。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が前置詞じゃない?間を埋める言葉”like”の意味とその使い方でした。それではSee you around!

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セブ&オーストラリア留学→マニラ勤務→起業
株式会社KLabにて翻訳兼通訳者として勤務。株式会社Unhoop(大手英会話スクールhanaso)に転職してスタディサプリの有名講師関正生さん監修元、自社メソッドを共同開発し数々のヒット教材を送り出す。またその後講師やカンセリングにも従事。株式会社Alueへ転職後、三菱UFJやUNIQLOなど名だたる大手日系企業対象に短期集中ビジネス英語研修を提供し数百名以上の「英語が話せる日本人」を輩出
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