こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
「今日は残業なんだ」 は英語で、
✅ I have to work overtime today.
→ 「今日は残業なんだ。」
例えば、同僚に断るときはこう言えます:
I have to work overtime today. I’ll pass this time.
→ 「今日は残業なんだ。今回はパスするよ。」
「overwork」ではなく「work overtime」と覚えておきましょう!
さっそく詳しく見ていきましょう!
ちなみに、誘いを丁寧に断りたいときの英語表現も知っておくと便利です!
▶︎ 「また今度ね」を英語で言う方法はこちらの記事で詳しく解説しています!
僕の失敗談:「I need to overwork today.」と言ってしまった話
実は僕も昔、「今日は残業なんだ」って英語で言おうとして、I need to overwork today. って言っちゃったことがあるんです。
同僚に言った瞬間、「え?働きすぎたいの?」って不思議そうな顔をされてしまいました(笑)。
overwork は「働きすぎる」「過労する」という意味で、義務的に残業するというニュアンスじゃないんですよね。だから、I have to work overtime today. と言うのが正解です。
この失敗以来、しっかり覚えました!同じミスをしないように、ぜひみなさんも気をつけてくださいね。
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「work overtime」の意味と使い方
「work overtime」の意味
work overtime は、「残業する」「時間外労働をする」 という意味です。
通常の勤務時間を超えて働くことを指し、英語圏のビジネスシーンでも非常によく使われます。
例えば:
- I have to work overtime today.
→ 今日は残業しなければならない。
この overtime は名詞としても副詞としても使われ、時間外労働そのものを指したり、「時間外に」という意味を表します。
例:
- She worked two hours of overtime.
→ 彼女は2時間の残業をした。 - He often works overtime.
→ 彼はよく残業をする。
「overwork」との違い
overwork は「残業する」という意味ではなく、「働きすぎる」「過労する」というニュアンスになります。
そのため、I need to overwork today. と言うと、
「今日は働きすぎる必要がある」→ 不自然でおかしな英語 になってしまいます。
正しくは:
- I have to work overtime today.
→ 今日は残業なんだ。
僕自身も過去に overwork を使ってしまい、同僚に「え?働きすぎたいの?」と不思議がられたことがありました(笑)。同じ間違いをしないよう気をつけてくださいね!
ビジネスシーンでの使い方
ビジネスの現場では、残業の予定を伝えたり、誘いを断ったりするときによく使います。
例えば:
- I have to work overtime today, so I can’t join you for dinner.
→ 今日は残業だから、夕食には行けないんだ。 - Are you going to work overtime tonight?
→ 今夜は残業するの? - I’ve been working overtime a lot lately.
→ 最近ずっと残業続きなんだ。
こうした表現を覚えておくと、職場でのコミュニケーションがスムーズになり、信頼もアップします!
シーン別「work overtime」の会話例と自然に使うコツ
同僚に飲みの誘いを断るとき
A: Hey, are you coming out for drinks tonight?
(ねえ、今夜飲みに行かない?)
B: Sorry, I have to work overtime today. Maybe next time.
(ごめん、今日は残業なんだ。今度行こう!)
コツ:
断るときは Sorry, I have to work overtime. と先に言うと丁寧で自然。代わりに「また今度」と加えると柔らかい印象になります。
上司に残業の予定を伝えるとき
A: Can you finish this report by 6 p.m. today?
(今日の18時までにこのレポート終わらせられる?)
B: I think I’ll have to work overtime to get it done.
(仕上げるには残業しないといけないと思います。)
コツ:
上司には「〜しないといけない」という控えめな言い方(I think I’ll have to…)を使うと、柔らかく伝えられます。
最近の忙しさを友人に話すとき
A: How have you been lately?
(最近どうしてる?)
B: I’ve been working overtime almost every day. It’s been exhausting.
(ほとんど毎日残業してるんだ。めっちゃ疲れるよ。)
コツ:
疲れを表すときは exhausting, tiring, stressful など感情を表す形容詞を一緒に使うと、より自然です。
家族に帰りが遅くなると伝えるとき
A: What time will you be home tonight?
(今夜、何時に帰ってくるの?)
B: I’m not sure yet. I might have to work overtime.
(まだわからないな。残業になるかもしれない。)
コツ:
確定じゃない場合は might have to を使うと、「〜かもしれない」と控えめに伝えられます。
残業時間を具体的に伝えるとき
A: How long did you work overtime yesterday?
(昨日どれくらい残業したの?)
B: I worked overtime for about three hours.
(3時間くらい残業したよ。)
コツ:
具体的な時間を言うときは for about ~ hours が便利。worked overtime for ~ の形で覚えておくとスムーズです。
プロジェクトの状況を話すとき
A: Is the team ready for the client presentation?
(クライアント向けのプレゼン、準備できてる?)
B: Not yet. We might need to work overtime this weekend.
(まだなんだ。今週末、残業しないといけないかも。)
コツ:
予定を話すときは might need to work overtime など、未来の可能性を含む表現が自然です。
音声を聞いて練習しよう
ますは、二人の会話を見てみましょう。
同僚に…
今日は残業なんだ。今回はパスするよ。
明日までにレポートを仕上げるために残業しなければなりません。
会う予定の友人に…
どのくらい遅くまで残業するの?
妻へ…
今夜は残業するの?
同僚へ…
「〜時間残業する」
同僚との会話で…
昨日は6時間残業したよ。
残業時間も伝えたいときは、“overtime”の前に「時間 + of 」を入れてあげましょう。また前置詞の時間を表す”for”を使って下記例文のように使うこともできます。
どのくらい残業したか聞かれて…
2時間ほど残業しました。
「サービス残業をする」
「サービス残業をする」を英語で伝えたいときは”work overtime without pay”と言います。“without”は前置詞で「~なしで」という意味です。また、この”pay”は動詞の「~を支払う」ではなく、名詞「給与、賃金」という意味です。
マイクに例文を言ってもらいましょう。
サービズ残業で働くのは、うちの会社では当たり前なんだ。
「ノー残業デー」
「ノー残業デー」は英語で”no overtime day”と言います。この場合の”overtime”は「時間外の」という形容詞として使われます。ナオミとマイクの会話を見てみましょう。
同僚との会話で…
明日はノー残業デーなんだ。
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よくあるNG表現パターン
英語で「残業する」と伝えたいとき、日本人がよくやってしまう間違いをいくつかご紹介します。正しい表現とセットで覚えておきましょう!
❌ work over hours
NG例
- I have to work over hours today.
→ この表現は不自然で、英語には存在しない言い方です。over と hours の組み合わせは「残業」という意味になりません。
✅ 正しくは
- I have to work overtime today.
(今日は残業なんだ。)
❌ work a lot
NG例
- I have to work a lot today.
→ 「たくさん働く」という意味にはなりますが、残業 のニュアンスが伝わりません。単純に「忙しい」という意味になるため誤解されることがあります。
✅ 正しくは
- I have to work overtime today.
(今日は残業しなければならない。)
❌ work more
NG例
- I have to work more tonight.
→ これも「もっと働く」という意味であり、残業とは限らないニュアンスです。仕事を追加する感覚にはなりますが、overtime の代わりにはなりません。
✅ 正しくは
- I have to work overtime tonight.
(今夜は残業しないといけない。)
❌ do overtime
NG例
- I have to do overtime today.
→ ネイティブは「do overtime」とはあまり言いません。work overtime が自然です。
✅ 正しくは
- I have to work overtime today.
(今日は残業だ。)
❌ make overtime
NG例
- I need to make overtime this week.
→ 「make overtime」という言い方は存在しません。英語で「残業する」というときは work overtime を使います。
✅ 正しくは
- I need to work overtime this week.
(今週は残業しないといけない。)
ポイント!
「残業する」は必ず work overtime で覚えておくのがおすすめです。ほかの言い方に置き換えようとすると不自然になりやすいので要注意です!
「work overtime」と似た英語表現
「残業する」を表す英語は work overtime 以外にもいくつかあります。微妙にニュアンスが違うので使い分けられると便利です!
work late
✅ 意味:遅くまで働く(必ずしも残業代が出るとは限らない)
- I have to work late tonight.
(今夜は遅くまで仕事をしないといけない。)
stay late at work
✅ 意味:職場に遅くまで残る、仕事を続ける
- I need to stay late at work to finish this project.
(このプロジェクトを終わらせるために職場に遅くまで残らないといけない。)
put in extra hours
✅ 意味:追加で働く(残業のニュアンスあり)
- She often puts in extra hours to meet deadlines.
(彼女は締め切りを守るためによく残業している。)
put in overtime
✅ 意味:残業する
- We have to put in overtime this weekend.
(今週末は残業しなければならない。)
work extra hours
✅ 意味:追加で働く(残業を表す表現)
- I’ll have to work extra hours this week.
(今週は残業しないといけない。)
「残業」に関連する語彙
残業に関連する英単語や表現も覚えておくと、会話がもっと豊かになります!
overtime pay
✅ 意味:残業代
- Don’t forget to claim your overtime pay.
(残業代の申請を忘れないでね。)
long hours
✅ 意味:長時間労働
- Working long hours is exhausting.
(長時間労働は本当に疲れる。)
time and a half
✅ 意味:残業手当(通常時給の1.5倍)
- Overtime is paid at time and a half.
(残業は1.5倍の賃金が支払われる。)
double time
✅ 意味:通常賃金の2倍の支払い(特別な日や休日の勤務など)
- Employees get double time for working on public holidays.
(祝日に働くと給料が2倍になる。)
burn the midnight oil
✅ 意味:夜遅くまで働く、頑張る(比喩的表現)
- He’s been burning the midnight oil to finish his thesis.
(彼は論文を仕上げるために夜遅くまで頑張っている。)
compensatory time / comp time
✅ 意味:代休
- Instead of overtime pay, they offer compensatory time off.
(残業代の代わりに代休を与える会社もある。)
ポイント!
「work overtime」が基本形ですが、他の表現も覚えておくと、状況に応じたニュアンスを伝えられるのでおすすめです!
練習用クイズ
クイズ1
「今日は残業しなきゃ。」を英語で正しく言うのはどれ?
A) I have to work over hours today.
B) I have to work overtime today.
C) I have to do overtime today.
→ 正解は B!「残業する」は work overtime が正しい表現です。
A) の work over hours は不自然な英語で使いません。
C) の do overtime も一般的ではありません。
クイズ2
「昨日は3時間残業したよ。」を英語で正しく言うと?
A) I worked overtime for about three hours yesterday.
B) I worked over hours for three hours yesterday.
C) I did extra work for three hours yesterday.
→ worked overtime for ~ hours の形で「~時間残業した」と言えます。
B) の worked over hours は誤り。
C) の did extra work だと残業のニュアンスがはっきりしません。
クイズ3
「残業代」は英語でなんと言う?
A) overtime pay
B) overwork money
C) overtime money
→ 「残業代」は overtime pay と言います。
B) の overwork money は存在しない表現です。
C) の overtime money は口語的すぎて不自然です。
クイズ4
「今夜は遅くまで働くかもしれない。」を自然な英語で言うなら?
A) I might have to work overtime tonight.
B) I might work over hours tonight.
C) I might need to overwork tonight.
→ 残業する可能性を伝えるなら might have to work overtime が自然です。
B) の work over hours は間違い。
C) の overwork は「働きすぎる」の意味で残業とは違います。
クイズ5
「彼は締め切りのためによく遅くまで仕事をする。」を表す英文はどれ?
A) He often puts in extra hours to meet deadlines.
B) He often works over hours for deadline.
C) He does overwork for the deadline.
→ 「puts in extra hours」は残業や遅くまで働くことを表す自然な言い方です。
B) の works over hours は誤り。
C) の does overwork は「働きすぎる」という別の意味になってしまいます。
こうしたクイズでアウトプットを繰り返すことで、正しい表現がしっかり身につきますよ!
よくある質問(FAQ)
- 「残業する」は英語で何と言いますか?
→ work overtime が正しい表現です。例:I have to work overtime today. - 「overwork」と「work overtime」の違いは?
→ overwork は「働きすぎる」「過労する」という意味で、単に残業を指すわけではありません。残業を表すなら work overtime が適切です。 - 「work over hours」は使えますか?
→ 使えません。正しくは work overtime です。 - 「残業代」は英語でどう言うの?
→ overtime pay と言います。 - 「遅くまで働く」は英語で?
→ work late や stay late at work が自然な表現です。 - 残業の時間を具体的に言いたいときは?
→ I worked overtime for ~ hours. の形を使います。例:I worked overtime for three hours yesterday. - 「ノー残業デー」は英語で何と言う?
→ no overtime day と言います。 - 「サービス残業」は英語で何と言う?
→ work overtime without pay で表せます。 - 「残業しそうです」と伝えるには?
→ It looks like I’ll be working overtime. と言うと自然です。 - 他に「残業する」の言い方はありますか?
→ put in overtime, work extra hours, put in extra hours, work late などがあります。
まとめ
「残業する」は英語で work overtime と言い、ビジネスの場面でとてもよく使われる表現です。似た表現や関連語もたくさんありますが、間違えやすいポイントも多いので注意が必要です。正しく覚えて、実際の会話でどんどん使っていきましょう!
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