こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。皆さん、こんにちは!今日は、英語の表現「tired of」と「tired from」についてお話ししましょう。これらのフレーズはよく使われますが、意味と使い方が少し異なります。日本語で簡単に説明していきますね。
目次
tired “from”のあとは「疲れの原因」
夫が仕事から帰ってきて…
おかえり!今日は遅かったね。
“I’m tired from 〜.”は「〜して疲れた。」という意味です。ある行為をして肉体的に疲れたときに使うフレーズです。なのであくまでも肉低的にです。その行為自体に飽きたりうんざりした場合には使えません。上の会話だと一日中仕事をして体力が消耗して疲れたということを表しています。
前置詞”from”の後ろは動名詞か名詞
“from”は前置詞なので、後ろに動名詞または名詞がきます。動名詞ではなく”I’m tired of work all day.”のように、動詞の原形を持ってきてしまうミスがよくあるので気をつけてくださいね。”from”に限らず、”of”も同じです。動名詞と名詞、この二つを意識して会話を組み立てましょう。
tired “of”のあとは「うんざりするもの/人」
友人と話していて…
上司の態度にはもううんざりだわ。
一方で前置詞”of”を使ったほうはどうでしょうか。これは”I’m tired of 〜.”で「〜にうんざりしている。」という意味です。”of”の後ろには、あなたにとって精神的に苦痛を伴うもの、人がきます。もーうしたくないって感じるものや、うんざりさせる人に対して使いましょう。一時的な感情かもしれませんが思い切って自分の感情を自由に表現してみるのもアリです。
似たような英語表現
be fed up with
同僚が…
be sick of
失恋したばかりの友人が…
ラブソングにはうんざりだ。
あわせて、”be fed up with 〜.”と”be sick of 〜.”も使える表現なので、押させておきましょう。”sick”は「病気の」という意味でよく知られています。ですが「うんざりした」という意味でもよく使います。”I’m tired of 〜.”と同じ意味で同じくらい両方とも使われます。違いを言えば“I’m tired of 〜.”よりカジュアルな表現です。
“feed”から考える”fed up”
“be fed up with 〜”で「〜にうんざりする」の覚えやすい方法としてはこれ。”feed”は「餌をやる」で、それが過去分詞になると”fed”「餌を与えられる」そして”up”がつくことで「おなかいっぱいになるまで餌を与えられる」です。もうそうなったら、食べるのうんざりですよね。そう考えれば、”be fed up with 〜”がなぜその意味になるのが理解できます。
exhausted from
「exhausted from」は「tired from」よりも強い疲労感を示します。
- 例文: “After climbing the mountain, he was completely exhausted from the effort.”
- (山を登った後、彼は努力の結果、全く疲れ切っていました。)
bored with
「bored with」は「tired of」と似ていますが、興味や関心がなくなった状態を示します。
- 例文: “She’s bored with the same routine every day and wants something new.”
- (彼女は毎日の同じルーティンに飽きており、新しいことを求めています。)
関連する語彙
Weary of
意味:飽き飽きする
- “I’m weary of listening to the same complaints every day.”
- (毎日同じ文句を聞くのに飽き飽きしています。)
Drained from
意味:精神的に疲れる
- “He was drained from all the meetings.”
- (彼は会議の連続で精神的に疲れ果てていました。)
押さえておきたいポイント
- 「tired of」は感情的、精神的な疲れを表します。
- 「tired from」は具体的な活動や状況からくる物理的な疲れを示します。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「tired of」と「tired from」の違いを理解することで、より正確に感情や状況を表現できます。英語学習において、これらの表現を上手に使ってみてください!以上が”tired of 〜”と”tired from 〜”の違いでした。これら二つの違いを理解してサラッと言えるように何度も練習しましょう。それでは、See you next time!
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