こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
英語を学んでいると、日本語にうまく直訳できないフレーズに出会うことがありますよね。その中のひとつが、今回ご紹介する “rings a bell” という表現です。
もしかすると耳にしたことがあるかもしれませんが、その意味や使い方をちゃんと理解していますか?
この記事では、“rings a bell” の意味と、日常会話での自然な使い方について、わかりやすく解説していきます!
それでは、さっそく見ていきましょう♪
“rings a bell” の意味と使うシーン
“rings a bell” は、「何かを思い出させる」や「心当たりがある」という意味の表現です。
たとえば、ある名前や場所を聞いて、「あれ?聞いたことある気がする…」というぼんやりとした記憶がよみがえってくるような場面で使います。
こんなときに使います!
✅ 場面1:聞いたことはあるけど、詳しく思い出せないとき
“That name rings a bell, but I can’t quite place it.”
(その名前、聞いたことある気がするけど、はっきり思い出せないな)
✅ 場面2:人や物の名前がなんとなく記憶にあるとき
“His face rings a bell. Have we met before?”
(彼の顔、見覚えがあるな。前に会ったことある?)
こんな感じで、“rings a bell” ははっきり思い出せないけど、なんか知ってる気がする!というときにとっても便利な表現なんです。
続きの記事では、実際の会話フレーズをいくつかご紹介しますね!
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
例文
マイクを知っているか聞かれて…
ある有名人を知っているか聞かれて…
その名前なんか聞き覚えがあるな。彼って俳優じゃない?
“rings a bell” は、主語に “it” や “that” を使って表現するのが一般的です。
たとえば、ドアベル(インターホン)や電話のベルを思い浮かべてみてください。ベルの音が鳴ると、「あっ、誰か来た!」とか「電話だ!」と、すぐに何かを思い出させてくれますよね。
このイメージが、そのまま “ring a bell” という表現につながっていて、
「何かを思い出させる」=「記憶のベルが鳴る」というニュアンスになっているんです。
疑問文でもよく使われます!
このフレーズは、会話の中で疑問文として使われることも多いです。
たとえばこんなふうに:
“Does that name ring a bell?”
(その名前、聞き覚えある?)
こんなとき、「うーん、なんとなく聞いたことあるかも…」という反応になることが多いですね!
このように、ring a bell” は記憶の中にある「かすかな何か」にふれる、とても英語らしい表現なんです♪
ルームメイトへ…
友達のジェイクが明日くるよ。
それ誰?
- “The name John Smith rings a bell, but I can’t place where I’ve heard it before.”
- ジョン・スミスという名前は聞き覚えがあるけれど、どこで聞いたか思い出せない。
- “Does the term ‘quantum physics’ ring a bell?”
- 「量子物理学」という言葉、聞いたことありますか?
- “Seeing this old toy rings a bell; I think I had one just like it when I was a kid.”
- この古いおもちゃを見ると何かを思い出す。子供の頃に同じようなものを持っていたような気がする。
🏋️♂️ 実践で使える英語を、もっと身につけたいあなたへ
今回ご紹介した “rings a bell” のような自然なフレーズ、実はネイティブとの会話で本当によく使われるんです。
でも、こういった表現って、学校英語ではあまり学べないし、独学だと使い方が合ってるのか不安になりがちですよね。
そんなときこそ、RYO英会話ジムの出番です!
📌 RYO英会話ジムのここがすごい!
- ネイティブが実際に使う自然な表現を、日常会話やビジネス英語の中でしっかり学べる
- レッスンでは あなたの発言をその場で添削&フィードバック
- 実践を重ねながら、「自分の言葉で話せる英語力」を養えます
- さらに、カリキュラムも一人ひとりに合わせてパーソナライズ!
英語を「知っている」だけで終わらせず、実際に使えるレベルまで引き上げたい方にはピッタリの環境です。
“rings a bell”のようなリアルな表現を、自信を持って使えるようになりたいと思った方、ぜひ一度、RYO英会話ジムを体験してみてくださいね♪
➡️ 詳しくはこちら:[RYO英会話ジム公式サイトリンク]
似た英語表現
これらの表現は、日常会話や文学的な表現で、過去の記憶や感情を呼び起こす強力なツールとして用いられます。
remind
「remind」は英語の動詞で、「思い出させる」「気づかせる」の意味を持ちます。何かを忘れているか、注意を必要としている人に、その事柄や行動を思い出させるために使用されます。より具体的には、過去の経験、約束、必要な行動など、何かしらの記憶や情報を相手の意識に呼び戻す際に使われます。
ある人の名前を聞いて…
何か聞き覚えあるな。
familiar
「familiar」は英語の形容詞で、「よく知られている」「見覚えがある」「なじみのある」という意味を持ちます。何かが人々にとって知られている、または経験されていると感じられる時に使います。この言葉は、人、場所、物、状況など、様々なものに対して使用することができます。
- 人に対して使用した場合、「familiar」はその人が以前に会ったことがある、または良く知っているという意味合いを持ちます。
- 場所に対して使用した場合、その場所を以前に訪れたことがあるか、あるいはその場所について良く知っているという意味になります。
- 物や状況に対して使用した場合、それが以前に経験したことがある、または何かについて良く知っているという意味を持ちます。
あるブランド名の名前を聞いて…
Jog my memory
「記憶を掘り起こす」という意味で、何かを思い出す手助けをするときに用います。
- 英文: “Looking at these old photos really jogs my memory about our childhood adventures.”
- 日本語訳: これらの古い写真を見ると、私たちの子供時代の冒険についての記憶が本当によみがえってくる。
この例文では、「Jog my memory」は、古い写真を見ることが過去の出来事を思い出すきっかけになっている様子を表しています。写真が記憶を刺激し、忘れていた詳細を思い出させる助けになっていることを意味します。
Comes to mind
「思い浮かぶ」という意味で、何かが自然と記憶から出てくるときに使われます。
- 英文: “Whenever I smell fresh bread, my grandmother’s kitchen immediately comes to mind.”
- 日本語訳: 新鮮なパンの匂いを嗅ぐたびに、祖母のキッチンがすぐに思い浮かぶ。
ここでの「Comes to mind」は、新鮮なパンの匂いが祖母のキッチンの記憶を自然と思い浮かばせる様子を描いています。特定の感覚が関連する記憶やイメージを直接的に引き起こす瞬間を表しています。
Recall
「Recall」は英語の動詞で、「思い出す」や「記憶から引き出す」という意味を持ちます。何かを記憶しているけれども、その瞬間にはすぐに思い出せない場合や、過去の情報や経験を意識的に思い出そうとするときに使用されます。この単語は、記憶に関するプロセスを指すために広く使われています。
例文:”I cannot recall where I’ve seen him before.”(どこで彼を見たか思い出せない。)
この例文では、話者が過去にどこかでその人物を見たことがあるというぼんやりとした記憶はあるものの、具体的な場所や状況を思い出すことができない状態を表しています。「Recall」を使うことで、話者がその記憶を探り、具体的な詳細を引き出そうとしている様子が伝わります。
✅ 押さえておきたいポイント
“rings a bell” は、とても便利で日常会話によく登場するフレーズです。英語らしい表現なので、覚えておくと会話の幅がグッと広がりますよ♪
ただし、この表現は「完全には思い出せていない」状態で使うことがポイントです!
つまり、「あー、なんか聞いたことあるけど、はっきりは思い出せないな〜」という 記憶があいまいなときに使うんですね。
このフレーズは、相手にやわらかく伝えたいときにぴったり。
「覚えてるような、覚えてないような…」という気持ちを、自然で優しい言い方で表現できるので、ネイティブとの会話でもとても重宝しますよ♪
「覚える」に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。「rings a bell」という表現をマスターすることで、日常会話がより豊かで自然になります。相手の言っていることがなんとなく分かるけれど、すぐにピンと来ないときにこのフレーズを使ってみてください。以上が”rings a bell”の意味とその使い方【記憶を辿る】でした。それでは、See you around!
コメントを残す