こんにちは、RYO英会話ジムです!
ビジネスの場では、相手に失礼にならないように丁寧に質問することがとても大切です。
そんなときに役立つのが、今回ご紹介するフレーズ 「if you don’t mind me asking」 です。
この表現を使えば、相手への敬意を示しながら、少しデリケートな質問も自然にできるようになります。
💡失敗から学んだ!「if you don’t mind me asking」の使い方
◆ ちょっとしたニュアンスの違いで、相手がムッとした話…
英会話を学び始めて間もない頃、私があるビジネス英語のミーティングで経験したちょっとした失敗談をご紹介します。
海外の同僚との会話中、ふとした流れで、
“What’s your salary?”
とストレートに聞いてしまったことがあるんです。
「日本語だと普通に“年収どれくらい?”って聞くこともあるし、軽い雑談のつもりだった」んですが…
相手の顔が一瞬こわばり、その後明らかに空気がピリッとしました。
後で英語の先生に相談したところ、
「給与や家族のことなど、プライベートな話題は特に注意が必要で、必ず前置きの一言をつけるべきだったね」
と教えてもらいました。
例えば、その時にこう言っていれば、印象はずっと良かったはずです:
“If you don’t mind me asking, may I ask about your salary range?”
(差し支えなければですが、給与の範囲についてお聞きしてもよろしいですか?)
この経験を通して、「英語の表現」だけでなく、“文化的な距離感”や“相手への配慮”も英会話の一部なんだなと強く実感しました。
✅ 教訓:丁寧な前置きは、信頼と安心感を生む!
このようなデリケートな話題を扱うときこそ、
「if you don’t mind me asking」のような一言が、相手との関係を守ってくれます。
逆に、この一言を省略してしまうと、せっかくの信頼関係にヒビが入ることも…。
「英語を話す=単語や文法を使えるようになること」ではなく、
“思いやりを伝えるツール”として使いこなすことが大切なんですね。
💡あわせて読みたい!
「Do you mind…?」も、相手に配慮しながら質問やお願いをする際に便利な表現です。
こちらの記事では、その使い方を例文つきでわかりやすく解説しています👇
👉 英語表現入門:「Do you mind…?」の便利な使い方
■ 意味と使い方
「if you don’t mind me(または my)asking」 は、
日本語で言うと 「差し支えなければ…」や「よろしければ…」 という意味になります。
このフレーズを使うことで、
- 「この質問がちょっと個人的かもしれない」と相手の気持ちに配慮していることを伝える
- 相手に答えたくないと感じた場合の逃げ道を与える
という、思いやりと丁寧さを表現できます。
特にビジネスの場では、相手との信頼関係を大切にしたい場面で重宝します。
■ どんなときに使うの?
以下のような、少し繊細な話題や意見を聞きたいときにぴったりです:
① 個人的な情報を聞くとき
例:家族構成、健康状態、趣味、収入など
→ こういった話題は人によってはプライバシーに関わるため、慎重に聞く必要があります。
② ビジネスの判断や変更理由を尋ねるとき
例:会社の方針転換、プロジェクトの中止、戦略の変更など
→ 機密性が高い内容もあるため、敬意を持って聞くのが大切です。
③ フィードバックや率直な意見を求めるとき
例:プレゼンへの意見、仕事の進め方に関するフィードバックなど
→ 相手が安心して話せる雰囲気づくりに役立ちます。
■ 類似フレーズもチェック!
- if it’s okay for me to ask
→ 同じく「差し支えなければ聞きたいのですが」という意味で使えます。 - if you don’t mind me saying
→ こちらは「言っても差し支えなければ」と、少し厳しい意見や本音を伝えるときに使います。
例えば、英語で表現すると:
“You might be embarrassed, but I want to tell you that…”
(ちょっと気を悪くするかもしれませんが、どうしても伝えたいことがあります)
■ まとめ
「if you don’t mind me asking」は、
丁寧に、でも率直に質問したいときに使える万能フレーズです。
特にビジネスの場では、
相手への配慮を言葉でしっかり示すことが信頼関係につながります。
日常会話でももちろん使えるので、ぜひ場面に合わせて活用してみてくださいね!
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こうした英語表現を学ぶうえで大切なのは、「知って終わり」ではなく、実際に口に出して使ってみること」です。
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🌟 実際の生徒さんの声
🗣️ 「間違えるのが怖くなくなりました!」(30代・会社員)
最初は失敗するのが恥ずかしかったんですが、先生がすぐに優しくフィードバックをくれるので、どんどん話せるようになりました。
🗣️ 「正解にこだわるより、まず話してみる癖がついた」(40代・営業職)
言い間違えても、「ナイスチャレンジ!」と前向きに受け止めてくれるので、今では英語での会議にも自信が持てるように。
RYO英会話ジムでは、「正しく話すこと」よりも、
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🌟 実際の英会話シーンでの例(和訳付き)
◆ シーン①:同僚の転職理由をさりげなく聞く
英語:
A: I heard you’re leaving the company next month.
B: Yeah, I decided it’s time for a change.
A: If you don’t mind me asking, what made you decide to leave?
B: It’s mainly for personal growth. I got an offer that aligns more with my goals.
和訳:
A:来月、会社を辞めるって聞いたよ。
B:うん、ちょっと変化が必要かなと思って。
A:差し支えなければなんだけど、退職を決めた理由って何かあったの?
B:主に自己成長のためかな。自分の目標に合ったオファーをもらってね。
◆ シーン②:上司に会社方針の変更理由を尋ねる
英語:
A: We’ve changed our marketing strategy for Q3.
B: If you don’t mind me asking, what was the reason behind that decision?
A: We’re shifting our focus to a younger demographic.
和訳:
A:第3四半期に向けてマーケティング戦略を変更しました。
B:差し支えなければお聞きしたいのですが、それはどういった理由からでしょうか?
A:より若い層にフォーカスを移すためです。
◆ シーン③:同僚に家族のことを聞く
英語:
A: You mentioned taking time off last week. Everything okay?
B: Yeah, just had some family stuff to take care of.
A: If you don’t mind me asking, is everything alright with your family?
B: Yeah, it’s all good now. Just had to handle a few things.
和訳:
A:先週お休み取ってたって言ってたよね。大丈夫だった?
B:うん、ちょっと家のことでね。
A:もし差し支えなければなんだけど、ご家族のことで何かあったの?
B:もう大丈夫。ちょっとした用事があっただけだよ。
✅ 会話で自然に使うコツ
① 声のトーンはやわらかく、表情もやさしく
→ デリケートな質問なので、表情や声のトーンも合わせて丁寧さを伝えるのがポイント。
② フレーズは質問の前に置くとより丁寧
例:
❌ What’s your salary?(ストレートすぎてNG)
✅ If you don’t mind me asking, what’s your salary range?
③ 相手の反応をしっかり観察する
→ 相手が戸惑っていたら、すぐに話題を変えるのも大切な気づかいです。
④ 言い方を少し崩してカジュアルにすることもOK
友人や親しい人にはこんな言い方も自然です:
- Do you mind me asking…?
- Mind if I ask…?
→ 少しフレンドリーで柔らかい印象になります。
📝 まとめ
「If you don’t mind me asking」は、
相手の気持ちを大切にしながら、聞きにくいことも自然に質問できるマジックフレーズです!
使うときは、声のトーン・タイミング・相手との関係性を意識して、
自然な会話の流れの中でさらっと使ってみてくださいね✨
音声を聞く
日常での例文
自分と同じぐらいの年齢に見える女性に…
差し支えなければ年齢をお伺いしてもいいですか?
同僚の女の子に….
不都合でなければですが、彼氏はいますか?
どのくらい給料をもらっているのか聞きたくて…
差し支えなければ、いくら稼いでますか?
同僚の女性に…
言っても差し支えなければ、たぶん体重増えたと思いますよ。
パーティー会場に彼女が来て…
言っても差し支えなければ、今夜あなたはとても綺麗ですよ。
例文2に関しては、不快に感じることではなく、直接的に褒めることで恥かしめを感じる可能性があるので、そのクッションとしてif you don’t mind me sayingを使うことができます。
📝【初級編】穴埋め練習(英作文)
問題①
( )your age, how old are you?
※「差し支えなければ年齢をお聞きしたいのですが」という意味にしたい。
✅ 正解:If you don’t mind me asking,
→ If you don’t mind me asking, how old are you?
(差し支えなければ、何歳か教えていただけますか?)
問題②
( )、why did you decline the offer?
※「もしよろしければ、なぜオファーを断ったのか教えてください」
✅ 正解:If you don’t mind me asking,
→ If you don’t mind me asking, why did you decline the offer?
(差し支えなければ、なぜそのオファーを断ったのか教えてもらえますか?)
🧠【中級編】選択式:最も適切な表現を選ぼう
問題③
同僚が最近元気がないので、健康状態について優しく聞きたい。適切なのは?
A. How’s your health?
B. What’s wrong with you?
C. If you don’t mind me asking, is everything okay with your health?
✅ 正解:C
→ 丁寧さと配慮があり、聞かれた側も答えやすい表現です。
💬【応用編】あなたならどう聞く?
問題④
上司がプロジェクトから突然外れた理由を、失礼にならないように質問したい。
あなたならどう言いますか?
(自分の英語で書いてみましょう!)
If you don’t mind me asking, may I ask why you stepped away from the project?
(もし差し支えなければですが、プロジェクトから離れた理由をお聞きしてもよろしいですか?)
✅ まとめとワンポイント
💡 「if you don’t mind me asking」 は便利なクッション言葉。
英語で質問する時、相手に「答えるかどうかの選択権」を与えることで、対話の信頼感がぐっと高まります。
✨「if you don’t mind me asking」とあわせて使いたい、似た丁寧表現
繊細な話題や、相手の意見・判断に関わる質問をする際には、
「if you don’t mind me asking」だけでなく、他にも丁寧なクッション言葉があります。
ここでは、場面ごとの使い分けがしやすい3つの表現をご紹介します!
✅ May I ask…
意味: 質問してもよろしいですか?
解説:
相手に許可を求めながら質問するときに使われる表現です。
少し深掘りした内容や、立場が上の相手に聞きたいときにフォーマルで適切です。
例文:
“May I ask what led to this decision?”
(この決定に至った理由をお聞きしてもよろしいでしょうか?)
✅ I was wondering…
意味: ~かなと思っていたんですが…
解説:
やわらかく・遠回しに質問したいときに便利な表現です。
好奇心や関心を表しながら、会話をスムーズに始めることができます。
例文:
“I was wondering how this would impact our budget.”
(これが私たちの予算にどのような影響を与えるか気になっています。)
✅ Could you tell me…
意味: 教えていただけますか?
解説:
具体的な情報を求めるときに使える丁寧な表現です。
相手に説明や詳細を求める場面で最もベーシックかつ丁寧な言い回しのひとつ。
例文:
“Could you tell me more about the team’s strategy?”
(チームの戦略についてもっと教えていただけますか?)
🧠 関連語彙も覚えておこう!
質問や会話の場面では、「どんな言葉を使うか」だけでなく、
「どんな態度で接するか」も重要なポイントです。
🗣 Discreetly(控えめに・慎重に)
解説:
周囲に配慮しながら、目立たずにそっと行動するときに使われる副詞です。
ビジネスの場面では、デリケートな話題を扱うときの必須マインド。
例文:
“I tried to ask about the issue discreetly.”
(問題について控えめに尋ねようとしました。)
🧩 Tactful(思慮深く・機転が利く)
解説:
相手の気持ちを尊重しながら、その場にふさわしい言い方・聞き方ができる人に対して使います。
ビジネスでもプライベートでも、関係性を大切にする上で欠かせない資質です。
例文:
“Being tactful in your questioning can help maintain a positive relationship.”
(質問に際して思慮深く行動することで、良好な関係を維持できます。)
✅ この記事のまとめ
✔ 「If you don’t mind me asking」は、相手に敬意を示しながらデリケートな質問をするための便利な英語表現。
✔ 他にも、「May I ask」や「I was wondering」など、丁寧な質問表現はいくつかある。
✔ ポイントは、相手の気持ちを配慮する姿勢と、状況に応じた言い回しの使い分け。
✔ ビジネスでも日常会話でも、「どう聞くか」が信頼関係を左右する。
✔ また、「discreetly(慎重に)」や「tactful(思慮深く)」といった態度も大切なキーワード。
🎯 英語は知識だけでなく、使ってこそ身につくもの。
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