こんにちは、RYO英会話ジムのリョウと申します。本日は、「It’s a long story」というフレーズの意味や効果的な使用法に焦点を当ててご紹介します。このフレーズをマスターすることで、あなたの英語表現の幅が広がり、より洗練されたコミュニケーションが可能になります。さあ、この旅に一緒に踏み出しましょう。
目次
意味
「話せば長くなるけれど」というフレーズは、直訳すると”It’s a long story”となります。これは、相手に対して伝えたいことがあるものの、その内容が複雑であったり、詳細を説明するには時間がかかりすぎる場合、または個人的な理由で話したくない時に便利な表現です。このフレーズを用いることで、話題を丁寧に避けつつ、後日改めて詳しく話す意向を示すことができます。
特に、「また今度詳しく話すね」という意味で”I’ll tell you some other time.”や、話を短く要約して伝えたいときに”To make it short”といった表現を加えることで、より円滑なコミュニケーションが可能になります。これらのフレーズはセットで覚えておくと、話の展開に応じて自然な対応ができるようになります。
さらに、このテーマには他にも「色々あって」と表現する際に役立つフレーズが存在します。それらについては、別の記事「必須4フレーズ!『いろいろあって』って英語で何て言う?」で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。これらの知識を身につけることで、より豊かな英語表現を手に入れることができるでしょう。
使う場面
「It’s a long story」というフレーズは、様々な場面で使われます。ここでは、その典型的な使用例をいくつかリストアップします:
- 複雑な背景説明が必要な時:事の起こりが複雑で、短い時間内に説明することが難しい場合。
- 個人的な話題を避けたい時:プライベートな話題やデリケートな事情を詳しく話したくない時。
- 時間が足りない時:話をするには時間が足りなく、後で改めて話す約束をする場合。
- 面白いまたは奇妙な出来事があった時:説明を始めると長くなってしまうようなユニークな経験をした時。
- 変化や発展が多い話:多くの変化や展開が含まれる話、例えばキャリアの変遷や転居の経緯など。
- 事態の詳細を後回しにしたい時:すぐに詳細を話す必要がない、または話すタイミングが今でないと判断した時。
- 相手を気遣う場面:相手が忙しい時や、話に集中できない状況であると感じた時。
- 会話を軽快に進めたい時:会話の流れを保ちつつ、詳細な説明を省略したい場合。
例文
最近会社をやめた元同僚に会って…
それで、なんでやめたの?
色々あってね。今度また話すよ。
パーティーで知り合ったカップルに…
君たちはどうやって知り合ったの?
話せば長くなるな。手短に言うと、彼女は俺のご近所さんやったんや。
マレーシアに移住した友人に…
それでなんでマレーシアに移住したの?
話せば長くなるね。手短に言うとこの国に惚れたんだ。
ロールプレイ
英文
Alex: “Hey, I noticed you’ve been looking kind of down lately. Everything okay?”
Jordan: “It’s a long story, but I appreciate your concern. Maybe we can talk over coffee sometime?”
Alex: “Of course, let me know when you’re free. I’m here if you need to talk.”
和訳
アレックス: 「ねえ、最近元気なさそうに見えるけど、大丈夫?」
ジョーダン: 「話せば長くなるけど、気にかけてくれてありがとう。いつかコーヒーでも飲みながら話そうか?」
アレックス: 「もちろん、空いてる時を教えて。話したいことがあれば、いつでもここにいるからね。」
音声
似た英語表現
1. There’s a lot to unpack here.
- 例文: “Why did you decide to quit your job and travel the world?” “Well, there’s a lot to unpack here, but the short version is I needed a change.”
- 和訳: 「なぜ仕事を辞めて世界を旅することに決めたの?」 「うーん、ここには解き明かすべきことがたくさんあるけど、短く言うと変化が必要だったんだ。」
- 解説: 「There’s a lot to unpack here」は、ある状況や話題に多くの要素や背景が含まれていて、簡単に説明することが難しい場合に使います。”It’s a long story”と同様に、詳細な説明を必要とする複雑な話題に触れていることを示します。
2. That’s quite a tale.
- 例文: “So, how did you two meet?” “That’s quite a tale, involving a lost dog and a chance encounter.”
- 和訳: 「で、あなたたちはどうやって出会ったの?」 「それはかなりの物語で、迷子の犬と偶然の出会いが絡んでいるんだ。」
- 解説: 「That’s quite a tale」は、ある話が非常に興味深い、または異常な出来事を含んでいる時に使われます。これは”It’s a long story”と似ており、話には時間がかかるだろうという期待を含んでいますが、より物語性や面白みを強調しています。
3. Where do I even begin?
- 例文: “Can you tell me about your experience living abroad?” “Where do I even begin? It was an adventure full of ups and downs.”
- 和訳: 「海外生活の経験について教えてくれる?」 「どこから話し始めたらいいのかな? それは浮き沈みのある冒険だったよ。」
- 解説: 「Where do I even begin?」は、話すべき多くの点があり、どの部分から話し始めるべきか決めかねる時に用います。”It’s a long story”と同じく、複雑で詳細な話が予想される場面で使われますが、こちらは話者がその情報の多さに圧倒されているニュアンスを含んでいます。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上が”It’s a long story”の意味とその使い方でした。それではSee you around!
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