こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。日常会話やビジネスシーンでよく耳にする「I’m here to…」は、自分の目的や意図を相手に伝える際に役立つ表現です。このフレーズは直訳すると「私はここに…するためにいます」となり、何かをする意図があることを示します。本記事では、この便利なフレーズの使い方を紹介します。それでは、まいりましょう。
目次
意味
“I’m here to” は英語で「私は〜するためにここにいる」という意味を表します。このフレーズは、特定の目的や理由を持ってある場所にいることを説明する際に使用されます。後に続く言葉によって、その目的や理由が具体的に示されます。例えば、「I’m here to learn English」は「私は英語を学ぶためにここにいる」という意味になります。この表現は、自分の存在や行動の目的を明確に伝えたい時に便利です。
よく使う言い回し
I’m here to learn
学びに来た、という意味で、教育の場や新しい環境で自分の目的が学習であることを示す時に使います。
I’m here to help
助けに来た、という意味で、誰かの手助けをする意志を示す時に使用します。特に、支援やサポートが必要な状況でよく使われます。
I’m here to work
仕事をしに来た、という意味で、ビジネスの場で自分の目的が仕事であることを強調する時に用いられます。
例文
受付で…
仕事に応募するためにここにきました。
友人とモールで会って…
映画を見にここ来たんや。
先方との打ち合わせで…
- I’m here to learn English.(英語を学びに来ました。)
- I’m here to help you with your project.(あなたのプロジェクトを手伝いに来ました。)
- I’m here to work on the new campaign.(新しいキャンペーンに取り組むために来ました。)
日常だと2つ目の例文のように知り合いや友人に何をしているのか聞かれたときに使ったり、またビジネスの場だと秘書や受付の人に名前と合わせて来た目的を伝えるときも使ったります。
疑問文
また相手に質問するときにも使えますよ。
受付会場で…
受験するためにここに来ましたか?
“I’m here to” の疑問文形式は、相手の目的や理由を尋ねる際に使用されます。この疑問文を作成するには、”I’m here to” を含む文を “Why are you here?” や “What are you here for?” といった形に変換することが一般的です。直訳すると、「あなたは何のためにここにいるの?」や「あなたはここにいる理由は何ですか?」という意味になります。これらの疑問は、話し手が相手の訪問や存在の意図を明確に知りたい場合に使われます。
使い方の例
- Why are you here?
直訳:「なぜあなたはここにいるの?」
この質問は、相手の目的を広く尋ねる際に使います。 - What are you here for?
直訳:「あなたは何のためにここにいるの?」
この質問は、より具体的な理由や目的を尋ねる際に使われます。 - Are you here to [目的]?
例:「Are you here to study English?」(英語を勉強するためにここにいるの?)
この形式では、話し手が相手の目的についてある程度予想している場合に使用します。
これらの疑問文は、会話の文脈や話し手が相手に対してどの程度情報を持っているかによって選ばれます。目的や理由を尋ねる際は、状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
三人称
さらに第三者に対しても下記例文のように使えますよ。
現場で…
彼は誰や?
彼はマイクだよ。お父さんのビジネスを手伝うために来たの。
“be here to” の三人称形式は、ある人物が特定の目的や理由である場所にいることを述べる際に使われます。三人称単数では “is”、三人称複数では “are” を使用します。文脈に応じて “he,” “she,” “it,” または “they” などの主語と組み合わせて使います。
三人称単数の使用例
- He is here to learn.
彼は学ぶためにここにいます。 - She is here to work.
彼女は働くためにここにいます。 - It is here to be repaired.
それは修理されるためにここにあります。(「それ」が何らかの機械や装置を指す場合)
三人称複数の使用例
- They are here to help.
彼らは助けるためにここにいます。
使い方
三人称形式の “be here to” は、会話や文書でその人物や物の目的を紹介する際に役立ちます。この表現は、その人物やグループが特定の活動を行うためにその場所にいることを明確にするために使われます。また、物語や説明文で登場人物の意図を伝えるのにも便利です。
会話での応用
- 質問形式での使用:
「Why is he here?」(彼はなぜここにいるの?)
「He is here to see the doctor.」(彼は医者に診てもらうためにここにいます。) - 説明文での使用:
「She is here to deliver a presentation.」(彼女はプレゼンテーションを行うためにここにいます。)
このように “be here to” の三人称形式を使うことで、人や物の存在目的を明確かつ具体的に伝えることができます。
似たような表現
I came to…
解説: 「I’m here to…」と同様に、「…するために来ました」という意図を示しますが、こちらは過去形を使い、到着した行為に重点を置いています。過去のある時点での意図や目的を示す際に用います。
例文: I came to see the new exhibition.(新しい展示を見に来ました。)
I’m in town to…
解説: 「…するために町にいます」という表現で、特定の目的のためにある場所にいることを示します。この表現は、一時的な滞在や旅行中に特定の目的でその場所にいることを伝えたい時に便利です。
例文: I’m in town to attend the conference.(会議に出席するために町にいます。)
My purpose is to…
解説: 「私の目的は…です」という表現で、よりフォーマルな状況や文脈で自分の意図や目的を説明する際に使用されます。このフレーズは、自分の行動や存在の理由を強調するのに適しています。
例文: My purpose is to enhance our company’s online presence.(私の目的は、当社のオンラインプレゼンスを強化することです。)
これらの表現を使い分けることで、さまざまな状況で自分の目的や意図をより正確に伝えることができます。
関連する語彙
1. Purpose(目的)
例文:”My purpose for being here is to improve my language skills.”
和訳:ここにいる目的は、私の言語能力を向上させることです。
解説:この文では、「purpose」を用いて、特定の行動や存在の理由を説明しています。ここでの「being here」は、物理的な場所にいることを意味するだけでなく、ある状況や環境に身を置いていることを示しています。「to improve my language skills」はその目的を具体的に示しており、「言語能力を向上させる」という明確な目的が存在します。
2. Goal(目標)
例文:”My goal is to finish this project by the end of the month.”
和訳:このプロジェクトを月末までに終わらせることが私の目標です。
解説:「goal」は、達成を目指す具体的な目標を指します。この場合、「to finish this project by the end of the month」というフレーズが、時間的な制限を伴う特定の目標を表しています。ここでは、月末までという期限を設けることで、その目標に向けた緊急性と具体性が強調されています。
3. Objective(目的、目標)
例文:”Our main objective is to increase sales.”
和訳:私たちの主な目的は、売上を増やすことです。
解説:「objective」は、達成すべき具体的な目標や意図を指し、しばしばビジネスやプロジェクトの文脈で使われます。「Our main objective」というフレーズは、チームや組織の共有目標を示しています。「to increase sales」という部分は、その目標が売上の増加にあることを明確にしており、組織の成果に直接貢献する目標であることを示しています。
押さえておきたいポイント
「I’m here to…」は、自分の存在理由や行動の目的を簡潔に伝えるのに適した表現です。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用でき、相手に対するクリアなメッセージを伝えることができます。
to不定詞に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。「I’m here to…」というフレーズをマスターすることで、英語でのコミュニケーションがよりスムーズに、そして効果的になります。自分の目的や意図を明確に伝えたい時、このフレーズを思い出してください。
以上が、”I’m here to 〜”の意味とその使い方【日常からビジネスで使える】でした。それでは、See you around!
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