こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。皆さんは英語で何かを話す時、「I thoughtの時制の一致」という表現に直面したことがあるでしょうか。このフレーズは、英会話で非常によく使われる表現です。今日は、この「I thoughtの時制の一致」について、わかりやすく解説していきたいと思います。
目次
よく使うパータン
この表現は、過去の思い込みや誤解を現在に伝える際に使います。主に以下のような場面で使用されます。
I thought you were…
過去に持っていた別の認識を示す時。
- “I thought you were going to call me.” 「あなたが電話してくると思っていた。」
I thought it was…
何かが過去には異なっていたと思っていた場合。
- “I thought it was next Friday.” 「来週の金曜日だと思っていた。」
使われる頻度は減りますが、単純に過去のある時点に思ったこと(今はわからない)を相手に伝える場合にも使われます。
“I thought”のあとは基本過去形
雨が止んで…
雨が降ると思ってたけど、晴れだね。
上司から…
はい、事務所の人に挨拶ができると思いまして。
“thought”が過去形なので時制の一致で後ろにくる文もそのまま過去形になります。前の動詞が過去だからそれにつられて過去に直す。とてもシンプルですね。
現在形をあえて使う場合
今もそう思っていることを強調したい
ニューヨーク出身っぽくて…
じゃあ、ニューヨーク出身ってこと?カナダ人だと思ってたな。
2ドル札を2枚貸した人から3ドル戻ってきて…
2足す2は4だと思ってたけど。
例文のように会話の流れによっては現在形を使うことがあります。自分の意見があっているまたは信じているときは話し手はこのようにあえて現在形に戻すことがあります。ただ時制の一致で過去形にしても正解です。なので現在形でも過去形でもどちらでも大丈夫です。
独り言を話しているかのように伝えたいとき
自然消滅したと思っていた恋人から連絡がきて…
もういい人見つけたのかと思ってたよ。
相手に独り言をしていたことを臨場感を持って考えを伝えたい場合も現在形(現在完了形)に戻すことがあります。時制の一致をするなら”you had already found”になります。
似たような表現
もちろんです。以下に和訳を追加します。
I assumed…
何かを仮定していたときに使います。
- “I assumed you were busy.”
- 「あなたが忙しいと思っていた。」
I was under the impression that…
ある印象を持っていたことを伝える際に使用。
- “I was under the impression that the deadline was next week.”
- 「締め切りが来週だという印象を持っていた。」
It occurred to me that..
あることが自分に突然明らかになったときに用いられる。
- “It occurred to me that I hadn’t locked the door.”
- 「ドアに鍵をかけていなかったことに気づいた。」
関連する語彙
Misunderstand
意味:誤解する
- “I misunderstood the instructions.”
- 「指示を誤解していた。」
Presume
意味:推定する
- “I presumed you knew the truth.”
- 「あなたは真実を知っていると思っていた。」
Realize
意味:気づく
- “I didn’t realize the time had changed.”
- 「時間が変わっていることに気づいていなかった。」
押さえておきたいポイント
- 「I thought」を使う時は、過去形を続けて使うのが一般的です。
- 状況によっては現在形を使うこともありますが、その場合は文脈が重要です。
時制に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。「I thoughtの時制の一致」は、英語を理解し、自然に使うために非常に重要な表現です。この記事を参考にして、日常会話での使用を練習してみてください。以上が”I thought”のあとの時制についてでした。それでは、See you around!
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