こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。最近、外国で迷子になった経験はありませんか?外国旅行や留学中、新しい場所に行くとき、「〜への行き方を教えてくれますか?」と尋ねることがよくあります。今回は、その質問を英語でどう表現するかと、実際の使用例や関連する表現について紹介します。それでは参りましょう。
目次
「〜への行き方を教えてくれますか?」の英語表現
Could you tell me the way to 〜?
まず一つ目が、”the way to”を使った言い方。直訳すると、「〜への方向」です。そして、お気づきだと思いますが1も2も”Could you 〜?”を使うことで、丁寧な表現になっています。道端で知らない人に行き方を教えてもらうので、当然、謙虚にいきたいところですね。
道端で…
すみません、最寄りの本屋さんの行き方を教えていただけますか?
“How long”と”nearest”
便利な表現なので、上の会話で、あえて”the nearest 〜”を使いました。「一番近い〜」という意味です。また道を聞いたら合わせて聞いておきたいのがかかる時間。Googleマップで目的地に行くのに便利になったとはいえ、マップでもちょっとわかりにくときは重宝する表現です。そういうときは以下のように言いましょう。
所要時間を知りたくて…
どのくらいかかりますか?
Could you tell me how to get to 〜?
次は、”get to”を使った表現です。”get to 〜”で「〜へ行く」という意味です。1と2どちらを使っても意味に変わりはありません。言いやすい方を使うようにしましょう。
道がわからなくて人へ…
梅田駅への行き方を教えてくれませんか?
“how to get to”、それとも”how to go to”
まてよ、”how to go to 〜”でもいいんじゃない?と思った方いませんか?基本的には、どちらをいっても正しいのですが、より自然な言い方としては、”get”です。“get”には何かを手に入れる「努力」のニュアンスが含みます。目的地を「手に入れるもの」とすれば、それまでの「努力」は、グーグルマップで調べたり、人に聞いたりといったことになります。
上のグラフを見てもらえると一目瞭然ですが、”how to”が伴った場合、圧倒的に”get”が使われています。これが、漠然とその場を離れてある場所へ行くことを表す”go”より”get”がより使われる理由です。
親しい相手なら”Can you 〜?”を使う
見知らぬ人に聞くのではなく、友人や同僚に聞くのなら、”could you”のような丁寧な表現は使わなくていいでしょう。カジュアルに”can you”をつかって以下のように言うことができます。
友人へ…
のように言いましょう。「〜してくれる?」という意味になります。
“tell”じゃなくて”teach”は?
「教えて」なので、よく”teach”を使ってしまいませんか?僕もそうでした。でも、“teach”は、相手に専門的なことを教える場合に使います。一方で”tell”はある情報を相手に教えるときに使います。なので道案内の場合は、専門的なことではなく、情報を相手におしえるので”tell”を使います。
“show”を使うと案内されちゃう
最後です。”tell”の変わりに、”show”を使ったらどうなのか?なぜなら、”show”にも「おしえる」という意味があるからです。“show”の場合は、基本的に「見せる」というニュアンスを含むので、この「おしえる」という意味で使った場合、見せて教えることになります。なので以下のように言うことができます。
行き方を教えてほしくて…
といったまたは聞かれた場合、見せて教えてほしいということなので、案内してほしいことを相手に伝えてることになります。
Can you give me directions to 〜?
よりカジュアルで、フレンドリーな感じがします。友達や若い人たちと話す際に適しています。
博物館への行き方を教えてくれますか?
Could you help me find my way to 〜?
少し道に迷ったことを伝え、協力を仰ぐ表現です。親しみやすさを感じさせます。
少し道に迷ってしまいました。市街地への行き方を教えていただけませんか?
関連する語彙とその例文
Intersection(交差点)
- Turn left at the next intersection.
- 次の交差点で左に曲がってください。
Landmark(目印となる場所)
- The library is a good landmark to help you find the park.
- 図書館は公園を見つけるのに役立つ目印です。
Across from(〜の向かいに)
- The restaurant is across from the movie theater.
- そのレストランは映画館の向かいにあります。
押さえておきたいポイント
- 目的地の名称や場所について正確な情報を伝えることが重要です。
- 相手に手間をかけないように、できるだけ丁寧で分かりやすい言葉を選びましょう。
- 必要に応じて、地図や手元の案内を見せながら質問すると良いです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。新しい場所で迷子になるのは誰にでもあります。しかし、適切な表現を知っていれば、困難もチャンスに変わります。ぜひこれらのフレーズを活用して、安心して新しい場所を探索してみてください。それではSee you around!
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