こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「Give me a hand」というフレーズは、日常英会話でよく使われる表現の一つです。直訳すると「手を貸してくれ」という意味ですが、実際には協力を仰ぐ、手伝って欲しい、助けて欲しいといったニュアンスが込められています。このフレーズは、コミュニケーションの中で相手に協力をお願いする際に便利な表現です。
目次
意味
「Give me a hand」は、直訳すると「私に手を貸して」という意味ですが、英語でこのフレーズは「手伝ってください」「援助してください」という意味で一般的に使われます。何らかの作業やタスク、あるいは困難な状況での支援を求める際に用いられる表現です。このフレーズは非公式な状況でよく使われ、友人、家族、同僚などに対して手助けを依頼する際に適しています。
使えるシーン
単純なお願い
例えば、何かを運ぶのに手伝いが必要な場面で、「Give me a hand with this box, please」と言えば、相手に手伝ってもらえるでしょう。
問題解決の協力を仰ぐ
「I’m having trouble with this math problem. Can you give me a hand?」と言えば、数学の問題に詰まっている時に助けを求めることができます。
チームワークを促す
会話やプロジェクトでの協力が必要な場面で、「Let’s work on this together. Give me a hand?」と使えます。
例文
“Can you give me a hand?”は「手伝ってくれる?」という意味です。
引っ越しをしていて…
この箱すっごく重いわ。手伝ってくれる?
- Can you give me a hand with these groceries?
- これらの食料品を運ぶのを手伝ってくれますか?
- I’m struggling with this heavy suitcase. Give me a hand, please.
- この重いスーツケースに苦戦しているんだ。手伝ってくれないかな?
- We have a tight deadline. Everyone, give me a hand to finish this project on time.
- 締め切りが迫っているんだ。みんな、時間通りにプロジェクトを終わらせるために手伝ってくれ!
返答へのバリエーション
「Give me a hand」への返答には、その依頼を受け入れる意志を示すものや、残念ながら手伝うことができない場合のものがあります。以下に、いくつかの一般的な返答例を示します。
手伝うことを受け入れる場合
- “Sure, what do you need help with?”
- もちろん、何を手伝えばいいですか?
- “Of course, I’m happy to help.”
- もちろんです、喜んで手伝います。
- “Yeah, let me give you a hand with that.”
- はい、それを手伝わせてください。
手伝うことができない場合
- “I’m sorry, I’m really swamped right now.”
- ごめんなさい、今本当に忙しいんです。
- “I wish I could, but I’m in the middle of something.”
- 手伝いたいのですが、ちょうど何かをしているところです。
- “Can I help you in a bit? I’m just finishing up something right now.”
- もう少ししたら手伝えますか?今、ちょうど何かを終わらせているところなんです。
これらの返答は、手伝う意志があるかどうか、またはその時点での自分の状況に応じて選ぶことができます。いずれにせよ、返答は礼儀正しく、できれば相手の要求に対して前向きな態度を示すことが望ましいです。
似たような言い回し
lend me a hand
直訳すると「私に手をあげる」となり、意味不明ですよね。ただイディオムなので、“give me a hand”で「手伝う」という意味になります。日本語でも「手伝う」という意味で「手を貸す」という表現があるように、今回のイディオムは、まさにそれと同じ考え方です。また”give”の代わりに“lend”「貸す」を使うこともできます。
同僚に…
Could you assist me?
意味:手助けしてくれませんか?
“Could you assist me?”は少しフォーマルな表現で、「手助けしてくれませんか?」という感じです。専門的な場面やビジネスのやり取りなどで使いやすい表現です。
I could use some help.
意味:少し助けが欲しいんだけど。
“I could use some help”は、相手に対して自分が少し助けが欲しいと伝えるフレーズです。気軽な雰囲気で頼みたい時に最適です。
“give”の使い方を理解しよう
“give + 人 + もの”で「人にものを与える」という意味です。このパターンは会話でよく使われるので、覚えておきましょう。人とものを入れ替えて”give + もの to 人”と形にすることもできます。でもこのイディオムは”give me a hand”として表現が成り立っているので、“give a hand to me”と言うと不自然になってしまいます。
前置詞withや動名詞で対象を明確に
手伝いってもらいたいものをはっきりさせたい場合は、前置詞”with”を使いましょう。たとえば、こんな感じ。
夫へ…
この箱を運ぶの手伝ってくれる?
また対象が動作であれば動名詞を使いましょう。
ルームメイトへ…
服を詰め込むの手伝ってくれない?
関連する語彙
Assist (動詞)
- 例文: “I would appreciate it if you could assist me with this task.”
- 「この仕事を手伝ってくれるとありがたいな。」
Cooperate (動詞)
- 例文: “Let’s cooperate on this project for better results.”
- 「このプロジェクトで協力して、より良い結果を得ましょう。」
Support (名詞)
- 例文: “Thank you for your support during the difficult times.”
- 「困難な時にサポートしてくれてありがとう。」
押さえておくべきポイント
- 表現の柔軟性: 「Give me a hand」はカジュアルなシチュエーションからフォーマルな場面まで幅広く使える表現です。
- 感謝の表現: 助けてもらった場合は、必ず感謝の意を示しましょう。
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「Give me a hand」はコミュニケーションにおいて相手に協力を仰ぐ際に非常に便利なフレーズです。柔軟な使い方ができ、さまざまなシーンで活躍します。是非日常会話に取り入れて、スムーズなコミュニケーションを楽しんでみてください。それではまた会いましょう。
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