こんにちはRYO英会話ジムです。日常会話やビジネスシーンでよく耳にする英語表現に「suppose」と「think」があります。これらはいずれも意見や考えを表す際に使われる単語ですが、使い方には微妙な違いがあります。この記事では、これらの違いと使い分け方をわかりやすく解説します。
目次
違い
使用頻度の高い言い回し
- Suppose:
- I suppose we could try that.(それを試してみるのもいいかもしれないね。)
- Suppose you’re right…(もしあなたが正しいとしたら…)
- Think:
- I think this is the best option.(これが最良の選択だと思う。)
- What do you think?(どう思う?)
例文
少し雨が降りそうな雰囲気で…
雨降るかもね。
新しい同僚についてどう思うか聞かれて…
いい子だと思うよ。
同僚のウィルが出社時間になっても来てなくて…
寝坊したんじゃない(笑)
明日の会議は何時にあるか聞かれて…
明日の3時に会議があると思う。
- Suppose: I suppose it might rain later.(後で雨が降るかもしれないと思う。)
- Think: I think I left my keys at home.(家に鍵を忘れたと思う。)
- Think: Do you think you’ll go to the party?(パーティーに行くと思う?)
確信度で使い分ける!
結論から言います。supposeとthinkは確信度の違いです。どちらの表現も100%確信しているわけではありません。I am sureの言い回しの確信度が100%とすれば、thinkは50%〜60%と言ってよいでしょう。そしてsupposeは20%〜30%程度です。guessと同じだと思っていただいてよいですが、supposeのほうがよりフォーマルな言い回しになります。つまりどれだけ証拠や事実、そして信頼できる情報を持っているかとう度合いでthinkもしくはsupposeを使い分けることになります。
thinkはこう使う!
例文1も2もthinkを使っていますが、事実、空を見て曇っている様子見て、100%確信は持てないけど、降る確率は高いだろうと思っていることになりますね。さらに例文2はある程度話していい子だと感じたけれども、知り合ったばかりなので100%本当によい子なのか確信が持てないということを意味しますね。
supposeはこう使う!
一方でsupposeはthinkより確信度が低いわけですから推測になりますね。例文3の場合だとsupposeを使っているのでウィルは普段遅刻しないけど、その日に限って来ていないというような状況、もしくは何の証拠もないのにただ予想しているだけということが考えられます。thinkを代わりに使うこともできますが、もう少し確かな情報がある場合にthinkを使います。例えば、すでにその同僚が何度か遅刻していた場合はthinkがピッタリです。
例文2では他の同僚から聞いただけなので、情報量が少ない分確信度が低いことになります。なのでthinkよりsupposeがピッタリです。
似たような表現
Believe
自分の信念や確信を表します。より強い信念を示す際に使います。
I believe we can win this game.
(この試合に勝てると信じている。)
Assume
何かを前提として考える場合に使います。証拠がなくても何かを当然のこととして受け入れる意味合いがあります。
Let’s assume everything goes as planned.
(全てが計画通りに進むと仮定しよう。)
Feel
感情や直感に基づく意見を表します。
I feel like we’ve met before.
(前に会ったことがあるような気がする。)
関連する語彙
Opinion
自分の見解や評価を示す際に使います。
In my opinion, it’s not worth the risk.
(私の意見としては、リスクを冒す価値はない。)
Suggest
提案や助言をする際に用いられます。
I suggest taking a break.
(休憩を取ることを提案します。)
押さえておきたいポイント
- 「Suppose」は、仮定や柔らかい提案をする際に。「Think」は、自分の意見や確信を表現する際に使いましょう。
- 状況に応じて「believe」、「assume」、「feel」などの類似表現も適切に使い分けて、豊かな表現力を身につけましょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。英語には同じような意味を持つ単語が多く存在しますが、それぞれ微妙なニュアンスの違いがあります。「Suppose」と「Think」もその一例です。日常会話やビジネスシーンでのコミュニケーションをよりスムーズにするために、これらの違いを理解し、適切に使い分けることが重要です。この記事があなたの英語学習の一助となれば幸いです。以上が簡単に使い分けれる!supposeとthinkの違いとその使い方でした。それではSee you around!
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