こんにちは、RYO英会話ジムです!
「anyone」と「anybody」って、どう違うの? どっちを使えばいいの?
そんな疑問にまずは結論からお答えします!
✅ フォーマルな場面では “anyone” を使うのが自然で丁寧
✅ カジュアルな会話では “anybody” がよく使われます
📌 例文でチェック:
- ビジネス会議で →
Is there anyone who has a question?
(ご質問のある方はいらっしゃいますか?) - 友達との会話で →
Do you know anybody here?
(ここで誰か知ってる?)
文法的にはどちらも正解ですが、「場の雰囲気」で使い分けることが大切なんです。
では次に、「anyone」と「anybody」の使い分けをもっと詳しく見ていきましょう!
👉ちなみに、「everyone」と「every one」の違いも混乱しやすいポイントのひとつです。
スペースの有無で意味が大きく変わるので、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
▶︎ everyoneとevery oneの違い|間違えないためのガイドはこちら
- 1 学習中のちょっとした失敗談:anybodyとanyoneを適当に使って赤っ恥!?
- 2 「anyone」と「anybody」の違いとは?
- 3 まずは共通点:「anyone」も「anybody」も「誰でも」という意味
- 4 シーンで選ぶ使い分けのコツ
- 5 ニュアンスの違いをまとめると
- 6 実際にはどちらでもOKなケースが多い
- 7 「any one」と「anyone」の違いにも注意!
- 8 最後にまとめ
- 9 会話での使い方:anyoneとanybodyの自然な会話例
- 10 自然に使うためのコツ3つ(和訳つき)
- 11 まとめ
- 12 実は、英語は「間違えながら」伸びる。だからこそアウトプットが大切
- 13 音声を聞いて練習しよう
- 14 よくあるNG表現パターンとその対策
- 15 まとめ:anyone・anybodyでよくあるミス
- 16 ✅ anybody / anyone の使い分けクイズ
- 17 関連表現もチェック!似た意味の単語とその使い分け
- 18 その他の関連語彙
- 19 まとめ
- 20 この記事のまとめ
学習中のちょっとした失敗談:anybodyとanyoneを適当に使って赤っ恥!?
フォーマルな場で「anybody」を使ってしまった話
英語学習を始めたばかりの頃、あるビジネス英語のオンラインミーティングで、質問の時間がありました。
そのとき、私はこう聞いてしまったんです。
“Does anybody have a question?”
一見、文法的には間違っていないのですが、
ミーティングはかしこまった雰囲気で、参加者も皆スーツ姿。
その場に「anybody」は少しカジュアルすぎて違和感があったようで、
ネイティブの上司に、後からこっそりこう言われました。
“In this kind of setting, you’d better say ‘anyone’ instead. It sounds more professional.”
「そんな場面では ‘anyone’ を使ったほうがいいよ。よりプロフェッショナルに聞こえるからね」と。
当時は「anyoneとanybodyって同じでしょ?」と思っていたので、かなりショックでしたが、
そのおかげで、シーンによって言葉を使い分ける大切さを実感しました。
このように、ちょっとした単語選びで印象が変わってしまうこともあるんです。
失敗は恥ずかしいけれど、それが一番の学びになりますね!
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「anyone」と「anybody」の違いとは?
こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
英語で「誰か」と言いたいとき、“anyone” と “anybody” のどちらを使えばいいか、迷ったことはありませんか?
どちらもほぼ同じ意味を持ちますが、使う場面やニュアンスにちょっとした違いがあります。
今回はその違いを、わかりやすく・シンプルに解説していきます!
まずは共通点:「anyone」も「anybody」も「誰でも」という意味
基本の意味
どちらの単語も、「不特定の人を指す」不定代名詞です。
つまり、「特定の誰か」ではなく、「誰でもいい一人」を指すときに使います。
シーンで選ぶ使い分けのコツ
「Anybody」:カジュアルで話し言葉向き
anybody は、日常会話やカジュアルなやりとりでよく使われます。
友人との会話や、リラックスしたシチュエーションにぴったりです。
例文:
Do you know anybody here?
和訳:「ここで誰か知ってる?」
解説:
パーティーや飲み会などでよく使う、フランクな質問です。
「Anyone」:フォーマルな場面や書き言葉向き
anyone は、少しフォーマルな響きを持つ言葉です。
ビジネスメール、プレゼン、会議など、きちんとした場面で使われます。
例文:
Is there anyone who can answer my question?
和訳:「私の質問に答えられる人はいますか?」
解説:
会議や授業などのフォーマルな場面で、丁寧に質問したいときにぴったりの表現です。
ニュアンスの違いをまとめると
単語 | 雰囲気 | よく使う場面 |
---|---|---|
anybody | カジュアル | 日常会話、友人とのやりとりなど |
anyone | フォーマル | ビジネス、書き言葉、公式の場面 |
どちらを使っても意味はほとんど同じですが、「場の雰囲気」に合わせて選ぶのがポイントです!
実際にはどちらでもOKなケースが多い
「anyone」も「anybody」も、疑問文や否定文で広く使える表現です。
たとえば:
- I don’t know anyone here.(ここでは誰も知らない)
- I don’t know anybody here.(ここでは誰も知らない)
上のように、入れ替えても意味は変わりません。
ただし、書き言葉やフォーマルな表現には「anyone」が、
会話などのカジュアルなシーンには「anybody」が好まれる傾向があります。
「any one」と「anyone」の違いにも注意!
「anyone(誰か)」と「any one(何かひとつ)」は、スペースがあるかないかで意味が変わるので要注意!
any one(スペースあり)は「どれか1つ」という意味
例文:
I hope you will like any one of these movies.
和訳:「この中のどれか1つでも気に入ってもらえたら嬉しいです」
解説:
「any one」は、複数の中から“1つ”を選ぶときに使われます。
このときの「any」は、「どれでもいいよ」というニュアンス。
最後にまとめ
- anybody → カジュアルな話し言葉向け
- anyone → フォーマルな書き言葉や丁寧な表現向け
- any one(スペースあり) → 「どれかひとつ」の意味で、まったく別物!
この微妙な違いを理解しておくことで、より自然で正確な英語表現ができるようになりますよ!
会話での使い方:anyoneとanybodyの自然な会話例
会話例①:カジュアルなシーン(anybody)
場面:友達同士のホームパーティー
A: Hey, do you know anybody here?
B: Not really, I just came with my cousin.
A: Cool! Let me introduce you to a few people.
和訳:
A:ねぇ、この中に誰か知ってる?
B:ううん、いとこと一緒に来ただけ。
A:そっか!じゃあ何人か紹介するね。
ポイント:
→ このように、「anybody」はリラックスした会話に自然に馴染みます。
会話例②:フォーマルなシーン(anyone)
場面:ビジネス会議での質疑応答
Presenter: That’s all for today’s presentation. Is there anyone who has a question?
Attendee: Yes, I have one regarding the budget.
和訳:
プレゼンター:本日の発表は以上です。ご質問のある方はいらっしゃいますか?
参加者:はい、予算について1つ質問があります。
ポイント:
→ フォーマルな場では「anyone」の方が丁寧で自然に聞こえます。
自然に使うためのコツ3つ(和訳つき)
① シーンを見極める
- カジュアルな場面(友達・家族・軽い会話)→ anybody
- フォーマルな場面(会議・メール・アナウンス)→ anyone
例:
- Anybody want some coffee?(コーヒーいる人いる?)
- Is there anyone available for this task?(この業務を担当できる方はいますか?)
② 疑問文・否定文によく使う
例:
- I don’t know anyone here.(ここでは誰も知らない)
- Did anybody call me while I was out?(外出中に誰かから電話あった?)
→ どちらもOKですが、雰囲気に応じて使い分けると◎!
③ 書き言葉は「anyone」が無難
レポート、メール、掲示板、アナウンスなどの書き言葉では、”anyone”の方がよりフォーマルで適しています。
例:
- If anyone has questions, feel free to contact us.
(ご質問のある方は、お気軽にご連絡ください)
まとめ
- 「anybody」=カジュアルな話し言葉
- 「anyone」=フォーマルな書き言葉や丁寧な表現
- 文法的にはほぼ同じでも、「場の空気」に合わせるのが自然な英語のコツ!
実は、英語は「間違えながら」伸びる。だからこそアウトプットが大切
ここまで「anyone」と「anybody」の違いを見てきましたが、こうした微妙な使い分けは、知識だけでなく実際に口に出して初めて身につくものです。
でも、「間違えたら恥ずかしい」「合ってるか不安で話せない」——そんなふうに感じたこと、ありませんか?
RYO英会話ジムでは、その“間違えること”を大切にしています。
実際にジムに通っている方からは、こんな声もいただいています:
「これまで参考書やアプリで勉強しても、なかなか“使える感覚”が掴めませんでした。でも、ここで実際に話して、フィードバックをもらって、“あ、今まで受け身だったんだな”って気づきました。」
― 30代・女性・外資系勤務
「言えなかったこと、言い直したことが、自分の成長のきっかけになる。それを実感できる場でした。」
― 20代・男性・ITエンジニア
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そのための環境が、RYO英会話ジムにはあります。
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音声を聞いて練習しよう
部下に…
職場でやらかしちゃったことに落ち込んでいて…
心配しない。誰でもミスするよ。
例文1を見てください。tell them I’ll be backのようにanyoneやanybodyを、同じ文内で再度指す場合に、複数形でtheyやthemを使うことが多いです。もしくはhe or sheでもよいでしょう。
anyoneもanybodyも否定文と疑問文でよく使われる
お問い合わせの電話で…
英語を話せる人はいますか?
会議室に誰か人がいるか聞かれて…
この会議室には誰もいません。
any oneは「何か一つ」という意味
いくつか面白いDVDを貸してあげて…
よくあるNG表現パターンとその対策
① カジュアルな場なのに「anyone」を使ってぎこちない
NG例:
Hey, do you know anyone here?(パーティーで友達に話しかける)
→ この文でも文法的には正しいのですが、カジュアルな場面では少し堅く響くことがあります。
自然な言い方:
Hey, do you know anybody here?
解説:
カジュアルな会話では「anybody」の方が親しみやすく、自然な響きになります。
② フォーマルなビジネスメールで「anybody」を使ってしまう
NG例(メール):
If anybody has any questions, please contact me.
より自然な表現:
If anyone has any questions, please feel free to contact me.
解説:
ビジネスやフォーマルな書き言葉では「anyone」の方が適切。
「anybody」は少しカジュアルな印象になってしまいます。
③ 「any one」と「anyone」を混同してしまう
NG例:
I don’t like any one here.
(「ここにいる人誰も好きじゃない」と言いたかった…)
→ これは「any one(どれか1つ)」と読まれてしまい、意味が通じなくなる可能性があります。
正しい表現:
I don’t like anyone here.
解説:
「anyone」は「誰も」を意味する単語、
「any one」は「どれか1つ」で、スペースの有無で意味が全く違います!
④ 肯定文で不用意に使ってしまう
NG例:
Anybody can do this!(→文脈によっては失礼に聞こえることも)
ポイント:
「anybody」は、肯定文で使うと雑に響くことがあるため注意。
特に「誰でもできるよ=簡単すぎる」と受け取られかねない表現は、文脈を見て言い換えるのが◎。
より丁寧な表現:
This is something that anyone can learn with a bit of practice.
(ちょっと練習すれば誰でも習得できることです)
⑤ “someone” や “everyone” と混同してしまう
NG例:
I saw anyone near the entrance.(✕)
→ 「誰か見かけた」という意味にしたかった場合、これは誤り。
正しい表現:
I saw someone near the entrance.(誰かを見かけた)
解説:
「anyone」は基本的に疑問文・否定文・条件文で使います。
肯定文では「someone」が自然です。
まとめ:anyone・anybodyでよくあるミス
ミスの内容 | NGな使い方 | 改善ポイント |
---|---|---|
場面の空気を読まずに使用 | フォーマルなのに「anybody」など | カジュアル⇄フォーマルで使い分け |
スペースを間違える | 「any one」と「anyone」混同 | 文脈で意味が大きく変わる! |
肯定文で不自然な使い方 | “I saw anyone…” | 肯定文では「someone」使用 |
失礼に聞こえる表現 | “Anybody can do it!” | 丁寧に言い換える工夫を |
✅ anybody / anyone の使い分けクイズ
クイズ①
次の空欄に入る最も自然な単語はどちら?
“Excuse me, is there _______ who can help me?”
(すみません、手伝ってくれる方はいらっしゃいますか?)
解説:
この文章は丁寧な依頼であり、フォーマルな印象が必要な場面です。
そのため「anyone」が自然です。「anybody」でも意味は通じますが、少しカジュアルに響きます。
クイズ②
以下の文は友達との会話です。空欄に入るのはどちら?
“Do you know _______ at the party?”
(パーティーで誰か知ってる?)
解説:
この文はカジュアルな会話なので、「anybody」の方が自然で親しみやすい印象になります。
クイズ③
この文の空欄に入る自然な表現は?
“Please contact me if _______ has any further questions.”
(ご質問がある方は、どうぞご連絡ください。)
解説:
これはビジネスメールなどフォーマルな書き言葉なので「anyone」を使うのがベターです。
クイズ④
文法的に不自然な表現はどれ?
A. I don’t know anyone here.
B. Anybody can join the event.
C. I saw anyone in the hallway.
解説:
「anyone」は肯定文では基本的に使いません。
この場合は「someone」にするのが自然 → I saw someone in the hallway.
クイズ⑤
次の意味に合うように、正しい英語を選びましょう。
「この中のどれか1つを選んでください」
A. Please choose anyone of these.
B. Please choose any one of these.
解説:
「any one(スペースあり)」は「どれか1つ」という意味。
「anyone(スペースなし)」は「誰か」の意味なので、この文では使えません。
関連表現もチェック!似た意味の単語とその使い分け
「anyone / anybody」以外にも、似たような意味を持つ不定代名詞がいくつかあります。
場面やニュアンスに合わせて正しく使い分けることで、より自然で伝わる英語になります!
Somebody:特定されていない“誰か”
例文:
I need to talk to somebody about this.
和訳:「これについて誰かと話さないといけない。」
ポイント:
「somebody」は、話している時点では“誰か”は分からないけれど、必要としている相手がいるときに使います。
話し手の中で存在が想定されているのが特徴です。
Everyone:全員
例文:
Everyone is welcome to join.
和訳:「誰でも参加できます。」
ポイント:
「everyone」は、特定のグループ全体の“全員”を表します。
誰1人として除外せず、「みんな」を対象にしたい時に使います。
No one:誰も〜ない
例文:
No one knows the truth.
和訳:「誰も真実を知らない。」
ポイント:
「no one」は、全員がある行動や状態に“当てはまらない”ときに使います。
「誰一人としていない」「誰も〜ない」と強調する表現です。
その他の関連語彙
Somebody else:別の誰か
例文:
If I’m not available, can somebody else help you?
和訳:「私が手が離せない場合、他の誰かが助けてくれますか?」
ポイント:
「somebody else」は、今話している人以外の“別の人物”を指します。
代役や交代要員としてのニュアンスがあります。
Everybody else:他の全員
例文:
Everybody else is going to the party, why aren’t you?
和訳:「他のみんなはパーティーに行くのに、なぜあなたは行かないの?」
ポイント:
「everybody else」は、ある特定の人を除いた“全員”を指します。
「自分以外」「あなた以外」など、対比や違いを際立たせるときに使います。
まとめ
表現 | 意味・使い方 |
---|---|
anyone / anybody | 不特定の誰か(場面によってフォーマル/カジュアル) |
somebody | 存在が想定されている“誰か” |
no one | 誰も〜ない |
everyone | 全員 |
somebody else | 別の誰か |
everybody else | 他の全員(ある特定の人を除いて) |
英語の「誰か・誰も・みんな」を表す言葉はたくさんありますが、それぞれの意味の違いやニュアンスを意識して使い分けることが、自然な英会話への第一歩です!
この記事のまとめ
- 「anyone」と「anybody」は基本的に同じ意味で、「誰か」「誰でも」を表しますが、
使う場面によって選び方が変わります。 - カジュアルな会話では「anybody」、フォーマルな場面では「anyone」を使うと自然です。
例:友達との会話 → anybody / ビジネスメール → anyone - 他にも「somebody」「everyone」「no one」など、似た表現の意味や使い方の違いも理解することで、
より豊かで伝わる英語が身につきます。
どれも文法的には正しくても、「場面に合った表現を選ぶ力」こそが、使える英語のカギ。
少しずつ意識していけば、あなたの英語表現はどんどん自然になりますよ!
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