こんにちは!RYO英会話ジムのリョウです。
「I’m good with English.」は実はちょっと不自然!
正しくはこう言います:
👉 I’m good at English.(英語が得意です)
では、「good with」や「good in」ってどう使うの?と思ったあなたへ、サクッと例文で違いを見てみましょう。
- ✅ I’m good at cooking.(料理が得意です)
- ✅ I was good in math.(数学の授業が得意でした)
- ✅ She’s good with kids.(子どもの扱いが得意です)
たったひとつの前置詞の違いで、伝わり方が大きく変わる。
知らないと、相手に「ん?」と違和感を与えてしまうことも…。
今回は、そんな私自身のリアルな失敗談とともに、
be good at / in / with の違いをやさしく解説していきます。
次のパートでは、実際に私がやらかしたちょっと恥ずかしい話からスタートです!
えっ!? その英語、実は不自然?私が海外でやらかした失敗談
英語学習者がよく間違えやすい「be good at / in / with」 の違いについて、私のリアルな失敗談を交えてお伝えします。
実は私、海外留学中にこんなミスをしてしまったことがあります。
ある日、友人との会話で自信満々にこう言ったんです。
I’m good with English.
すると、相手は「ん?」とちょっと困った顔。
そのあと、「ああ、そういう意味ね」となんとなく理解してくれたものの、少し違和感が残った表情をしていました。
当時の私は、“good in”、”good at”、”good with” の違いなんて全く意識しておらず、
「まぁ、どれも似たようなものでしょ?」くらいにしか思っていませんでした。
でも、あとでネイティブの先生に教えてもらったとき、こんな風に言われました。
「うん、その言い方は意味は通じるけど、ちょっと不自然だね。」
正しくは “I’m good at English.” だよ。」
そのとき私は衝撃を受けました。
単語を知っていても、前置詞ひとつで意味が変わってしまう。
しかも、間違えるとちょっと変に聞こえることもある。
「これはヤバい!」と思った私は、そこからこの3つの違いをしっかり勉強しました。
この記事では、そんな私の失敗から学んだことをもとに、
be good at / in / with の違いと正しい使い方を、初心者の方でもわかりやすくまとめています。
この記事を読めば、あなたも今日から自信を持って正しく使えるようになりますよ!
それでは、まいりましょう!
あわせて読みたい
👉 英語が苦手なとき、どう伝える?おすすめフレーズはこちら
【「I’m bad at English」はNG!】英語が苦手なときのベストフレーズ5選
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
【違いを簡単に】be good at / in / withの使い分け早見表
まずは、パッと見てわかる早見表で、3つの違いをおさえましょう。
表現 | 意味 | 具体例 |
---|---|---|
be good at | スキル・能力が得意 | I’m good at cooking.(料理が得意です) |
be good in | 特定の分野・領域で得意 | I was good in math.(数学が得意だった) |
be good with | 人や物の扱いが得意 | She’s good with kids.(子どもの扱いが上手) |
🔥 ここがポイント!
- 一番よく使うのは → be good at
- in と at は特に混同しやすいので、気をつけましょう!
表を見て、「あ、自分はどこで間違えそうか」意識しながら読んでみてください。
このあと、それぞれの具体例と使い方をわかりやすくお伝えします!
【どれが一番使われている?】使用頻度をチェック!

ここで、「実際にどれくらい使われているのか」も気になりますよね。
そこで、Google検索エンジンで
be good at / in / with の使われ方を調べてみました。
その結果がこちらです。
🔍 もっとも使われているのは → be good at
特に、be good at + 動名詞(〜するのが得意) の形が、圧倒的に多く使われています。
たとえば…
- be good at cooking(料理が得意)
- be good at solving problems(問題解決が得意)
この形は、1960年代以降、どんどん使われるようになり
今ではネイティブが日常会話で一番よく使うパターンになっています。
一方で、be good in は、使われる場面が少なく、
学校の科目など「特定の分野」に限定されることが多いです。
✅ まとめ:よく使われる順番
- be good at(スキル・能力)
- be good with(人や物との関係)
- be good in(分野・領域) → 使う場面は限られる
どれを覚えるべきか迷ったら、まずは「be good at」から覚えましょう!
このあと、それぞれの使い方を具体例とともにわかりやすくご紹介します。
【シチュエーション別】具体例と使い方
ここからは、それぞれの表現を実際にどんな場面で使うのか、具体例と一緒にわかりやすくご紹介します!
1. be good at:スキルや能力にフォーカス
💡 ポイント
「スポーツ」「楽器」「問題解決」など、具体的なスキルを言いたいときはこれ!
例文
- He is good at baseball.
(彼は野球が得意です) - I’m good at solving problems.
(問題解決が得意です) - She is good at playing the piano.
(彼女はピアノが得意です)
リョウからのアドバイス
動名詞(〜ing)が後ろに来るときは、迷わず「be good at」!
このパターンを覚えておくと、会話でサッと言えるようになりますよ。
2. be good in:特定の領域で得意
💡 ポイント
「教科」「クラス」「専門分野」など、エリアや領域を表すときに使います。
例文
- I was good in math.
(私は数学が得意でした) - He was good in class.
(彼は授業中、優秀でした)
ここに注意!
実はネイティブは、“be good at math” もよく使います。
“in” は「場所」や「環境」的なニュアンスが強いイメージ。
なので、「授業中」や「学校で」など、その場でのパフォーマンスを表すときによく使われます。
3. be good with:人や物を扱うのが得意
💡 ポイント
「誰か」や「何か」との関係性が得意な場合はこの表現!
例文
- I’m good with kids.
(子どもと接するのが得意です) - He is good with money.
(彼はお金の管理が上手です)
リョウのリアルなエピソード
以前、私の生徒さんが自己紹介で…
I’m good at kids.
と言ってしまったことがありました。
そのとき、ネイティブの先生にこう言われてしまったんです。
「え?子どもをスキルとして扱ってるの?(笑)」
子どもやお金、道具など、「相手・物との関係」なら必ず「with」を使いましょう!
【学習者の声】こんな工夫で自然に言えるようになった!
私の生徒さんのマルタさんは、最初「be good at」と「be good with」をよく間違えていました。
たとえば、子どもの話をするときに I’m good at kids. と言ってしまい、ネイティブに「え?」と聞き返されてしまったことも。
そこでマルタさんは、自分の中でこんなルールを作りました。
子ども・お金・道具 → with
スキルや能力 → at
さらに、毎日3つ、自分の得意なことを英語で声に出す練習を続けました。
その結果——
1ヶ月後にはスラスラと自然に言えるように!
「前置詞ってこんなに大事だったんだ」と、マルタさん自身も驚いていました。
【次のアクション】今日から実践しよう!
ここまで読んでくださったあなたに、今日からできる学習ステップをお伝えします。
✅ この記事で紹介したフレーズを、自分のことに置き換えて3つ書いてみましょう
(例)I’m good at cooking. → I’m good at organizing things.
✅ その3つのフレーズを、毎日声に出して練習
1日3回、鏡の前で言うだけでもOK!
✅ もし間違えたら、それは「成長のチャンス」
誰でも最初は間違えます。失敗から学ぶのが一番の近道です。
そして、もっと実際に「英語で話す練習」をしてみたい方へ。
RYO英会話ジムでは、無料体験レッスンをご用意しています。
今日覚えたフレーズを、実際に口に出して練習できるチャンスです!
▶️ 無料体験はこちら
音声を聞く
be good at 〜:特定のスキルや能力に焦点を当てる
彼女の話をしていて…
彼女はピアノが得意なんだ。
兄の話をしていて…
彼は野球が得意なんだ。
同僚の話をしていて…
彼はデザインが得意なんだ。
be good at + 動名詞
得意なことを聞かれて…
問題を解決するのが得意です。
友人の得意分野について…
彼は投資や会社を始めるのが得意だ。
友人について…
彼は絵を描くのが得意です。
be good in 〜:特定の領域において優れている
高校時代の話をしていて…
僕は数学が得意だったんだ。
中学校の時の得意な科目を聞かれて…
僕は英語が得意だったんだ。
be good with 〜:人や物を扱うのが得意
得意なことを聞かれて…
私は子供と接するのが得意だよ。
旦那の話をしていて…
彼はお金を管理するのが得意なの。
【要注意】よくあるNG表現パターンとその理由
❌ NG①:I’m good with English.
👉 「英語が得意です」と言いたかったが…
✅ 正しくは:I’m good at English.
理由:
「good with」は、“扱うのが得意”という意味で、人や物(kids, money, toolsなど)に対して使います。
英語というスキルに対しては「good at」が自然です。
❌ NG②:I’m good at kids.
👉 「子どもと接するのが得意です」と言いたかったが…
✅ 正しくは:I’m good with kids.
理由:
「kids(子ども)」は“スキル”ではなく“人”なので「with」を使います。
「at」を使うと、「子どもがスキルのような扱い」に聞こえてしまい、不自然です。
❌ NG③:He is good in guitar.
👉 「ギターが得意です」と言いたかったが…
✅ 正しくは:He is good at playing the guitar.
または He is good at the guitar.
理由:
「guitar」はスキル(楽器演奏)なので「at」が適切。
“in”を使うと「ギターという場所・分野で」みたいな変な意味になります。
❌ NG④:She’s good at money.
👉 「お金の管理が上手です」と言いたかったが…
✅ 正しくは:She’s good with money.
理由:
「money」は“人”ではないけど、“扱う対象”なので「with」が自然です。
「at money」だと少し違和感があります(ゲームや投資の話ならOKな場合も)。
❌ NG⑤:He is good in baseball.
👉 「野球が得意です」と言いたかったが…
✅ 正しくは:He is good at baseball.
理由:
「スポーツ」はスキルの一種なので「at」を使います。
“in”を使うと「野球の中の何か」や「野球という場で」という、あいまいな意味に。
✅ まとめ:よくあるNG表現を防ぐ3つの視点
意図した内容 | 正しい前置詞 | 例文 |
---|---|---|
スキル・能力 | at | I’m good at singing. |
教科・分野・場面 | in | He was good in math. |
人・物の扱い | with | She’s good with animals. |
【練習クイズ】be good at / in / with の使い分け
Q1. 次の文の空欄に入る適切な前置詞はどれ?
I’m really good ___ organizing events.
A. at
B. in
C. with
解説:「organizing events(イベントを企画する)」はスキルに関する内容なので、「be good at」が正解です。
Q2. 次の文の空欄に入る適切な前置詞はどれ?
She is good ___ kids. Everyone says she’s a natural with children.
A. at
B. in
C. with
解説:「子どもと接するのが得意」というニュアンスなので、「be good with」が正解。人や物との関係には「with」を使います。
Q3. 次の文の空欄に入る適切な前置詞はどれ?
He was good ___ science when he was in high school.
A. at
B. in
C. with
解説:「教科や授業の中での得意さ」=「分野としての得意さ」なので「in」が自然。ただし「at」も使われることがあります。
Q4. 次の文の空欄に入る適切な前置詞はどれ?
They’re good ___ technology and always fix my computer.
A. at
B. with
C. in
解説:「technology(技術・機械)」という“物の扱い”に強いニュアンスがあるため、「be good with」が適切です。
Q5. 次の文の空欄に入る適切な前置詞はどれ?
I’m not good ___ remembering names, but I never forget a face.
A. with
B. at
C. in
解説:「remembering names」はスキル・行動なので「be good at」が正解です。動名詞が続くときは「at」が基本です。
【ワンランク上】似た表現も覚えよう
be good at / in / with をマスターしたら、
さらにもう一歩レベルアップしたい方におすすめの表現がこちら!
ネイティブがよく使う「得意」を表す表現を3つご紹介します。
表現 | 意味 |
---|---|
excel at | 他の人よりずば抜けて得意 |
proficient in | 専門的な分野で堪能・熟練している |
adept with | 特定の道具や物事の扱いが巧み |
🌟 具体例でチェック!
- He excels at playing the piano.
(彼はピアノ演奏がずば抜けて上手い)→ ただ「得意」ではなく、「周りよりもかなり上手い!」と強調したいときに使います。 - She is proficient in mathematics.
(彼女は数学に堪能です)→ 専門分野や仕事のスキルなどで、「高いスキルを持っている」ことを表したいときにピッタリ。 - He is adept with computers.
(彼はパソコンの扱いが巧みです)→ 道具・機械・技術的なものに対して、「上手く使いこなせる」というニュアンスで使います。
✅ 使い分けのコツ
もしあなたが
- 日常会話で「得意」と言いたいとき → be good at / in / with
- ビジネスやフォーマルな場で、自分のスキルをしっかり伝えたいとき → excel at / proficient in / adept with
と覚えておくと、場面に応じて自然に使い分けられるようになりますよ!
【まとめ】今日から使える!3つの違いチェック
最後にもう一度、3つの違いをサクッとおさらいしましょう。
使い分けポイント | 前置詞 | 具体例 |
---|---|---|
スキルや能力を言うとき | at | I’m good at cooking.(料理が得意です) |
教科や分野を言うとき | in | I was good in math.(数学が得意でした) |
人・物との関係を言うとき | with | She’s good with kids.(子どもの扱いが得意です) |
🎯 ここで実践!
せっかくここまで読んでくださったので、アウトプットのチャンスです。
今日この記事で紹介したフレーズを、今すぐ3回声に出して練習してみましょう。
さらに、次に誰かに自己紹介するときは、
ぜひ自分の得意なことをこの表現を使って伝えてみてください。
たとえば…
I’m good at organizing things.
(私は整理整頓が得意です)
小さな一歩ですが、口に出すことで記憶にしっかり定着します。
コメントを残す