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「Can you wear this to me?」は通じない?英語で“服を着せてほしい”ときの正しい伝え方【リアル失敗談つき】

なぜRYO英会話ジムが選ばれるのか?

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
セブ&オーストラリア留学後、海外で7年間勤務。2019年にRYO英会話ジムを創業。KLab株式会社で翻訳・通訳を担当後、hanaso(Unhoop株式会社)でメソッド開発・講師を担当。その後、株式会社Alueにて三菱UFJ・UNIQLOなど大手企業向けに短期集中型ビジネス英語研修を提供し、これまで数百名以上の「英語で成果を出せる日本人」を育成。

/RYO英会話ジムについて/
話せる“つもり”で満足しない人へ
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こんにちは、RYO英会話ジムです!

「服を着せてくれる?」って英語でどう言えばいい?
すぐ使える表現はこちら!

👉 Could you help me put this on?
(これ着るの手伝ってもらえる?)

👉 Can you put this jacket on me?
(このジャケットを着せてもらえる?)

どちらも「自分ではうまくできないので、相手に着せてもらいたい」というニュアンスを自然に伝えられる便利なフレーズです。

では、状況別にもう少し丁寧な言い方や注意点も含めて、さらに詳しく見ていきましょう!

📌 関連記事

リョウ
今回の内容とあわせて読むと、理解が一気に深まります。
「put clothes on」って結局どういう意味?
wearとの違いを、例文つきでかなり噛み砕いて解説しています。

👉 put clothes on の意味とその使い方【wearとの違いもわかる】

 

🧢 僕も言ってました…「Can you wear this to me?」のモヤモヤ

英語を使い始めたばかりの頃、「このジャケット着せてくれる?」という場面で、僕はこう言っていました。

👉 Can you wear this to me?

でも…なんか不自然だな、と。
相手の顔も「???」となることが多く、正直、ちゃんと通じているのか自信が持てませんでした。

その時の僕は、

  • 「wear=着る」だから使えばいいでしょ?
  • 「to me」ってつければ、「私に向かって」って意味になるんじゃない?
    という 日本語的な発想でフレーズを組み立ててしまっていたんです。

✅ 共感ポイント

このミス、実は英語学習者“あるある”なんです。
「wear=着る」「to me=私に対して」と、単語の意味は合っているのに、組み合わせると不自然になるパターン。英語では「wear」は自分が着るときに使うもので、相手に“着せてもらう”という時には使わないんですね。

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💡 モヤモヤを解消した“3つのコツ”

僕がこの表現を自然に言えるようになったのは、以下の3つを意識するようになってからです。

  1. 視点を「自分がされる」方向に変える
    → “wear”ではなく put on を使い、“me”を目的語に入れると一気に自然に!

Can you put this on me?(これ着せてくれる?)

  1. カジュアル&優しい言い回しも覚える
    → もっと丁寧に言いたいときはこう↓

Could you help me put this on?(これ着るの手伝ってくれる?)

  1. 「to me」はこの場合いらない!
    → 「私に」=目的語の“me”がすでにその役割を果たしてくれるからOK!

今では、「Can you wear this to me?」と言っていた頃の自分に、優しくツッコミを入れたくなります(笑)

でも、こうした失敗があったからこそ、自然な表現が身についた。
間違いを恐れず、モヤモヤしたらその都度「これって自然かな?」と立ち止まること。
それが、英語を“伝わる英語”に育てていくコツだと感じています。

 

🧥 “put this on me” の意味と使い方

✅ 意味

put this on me は直訳すると「これを私に着せる」となります。
つまり、誰かに自分の服を着せてもらいたい時に使う表現です。

このフレーズは、以下のような文法構造になっています:

put + 目的語(this)+ on + 人(me)
→「◯◯を〜の上に置く/着せる」

🗣️ 例文

  • Can you put this jacket on me?
    このジャケット、私に着せてくれる?
  • He gently put the coat on his child.
    彼は優しく子どもにコートを着せてあげた。

このように、“put A on B”は「AをBに着せる/乗せる」という意味になります。
服だけでなく、ブランケットや帽子などにも使えます。

👐 “help me put this on” の意味と違い

こちらは少しニュアンスが変わります。

  • help me put this on
     → 「これを着るのを手伝って」という意味。

つまり、相手に「全部やってもらう」というより、
一緒にやってもらう、ちょっと手を貸してもらうといった柔らかい言い方になります。

🗣️ 例文

  • Could you help me put this on?
    これ着るの手伝ってもらえる?
  • She helped her grandma put the coat on.
    彼女はおばあちゃんにコートを着るのを手伝ってあげた。

※高齢者や子どもに手を貸すような場面でよく使われます。

❌ よくあるNG表現:「wear this to me」って言っちゃダメ?

残念ながら、“wear this to me” は不自然で意味が通じにくい表現です。

  • “wear” は「自分が身につける動作ではなく、すでに身に着けている状態」を表します。
  • さらに “to me” は「〜に向かって」という位置的・方向的な意味になるため、「誰かに着せてほしい」という意味にはなりません。

🎯 まとめ:このシチュエーションではこう言おう!

言いたいこと 自然な英語表現
この服を着せてほしい Can you put this on me?
一緒に着るのを手伝ってほしい Could you help me put this on?
子どもに服を着せる I put the shirt on my son.
その人が自分で服を着た He wore a jacket.

自然な英語は、単語の意味だけではなく、「どう組み合わせるか」が大事。
「着る」は “wear” だけじゃない! ということを、ぜひ覚えておいてくださいね。

 

🎭 シーン別英会話:服を着せてほしいとき

👔 シーン1|フォーマルな場面でジャケットを着せてほしいとき(着せてもらう)

アイヴァン
Can you put this on me?
このジャケット、着せてくれる?
マイク
Sure! Let me help you.
もちろん!手伝うよ。

🧣 シーン2|子どもが服を着るのに苦戦していて助けを求める(手伝ってほしい)

アイヴァン
Could you help me put this on?
これ、着るの手伝ってくれる?
マイク
Of course! Let’s do it together.
いいよ!一緒にやろう。

🧥 シーン3|寒い日、公園で子どもにコートを着せる場面(第三者に使う)

アイヴァン
I’ll put his coat on him.
コート、彼に着せてあげるね。
マイク
Thanks, he’s always fussy about coats.
ありがとう、彼いつもコート嫌がるから助かるよ。

💡 自然に使うコツ

  1. “put A on B”は「AをBに着せる」という超便利パターン!
    →「服」や「帽子」「マフラー」などの着脱にぴったり。
    Can you put this on me?(これ着せてくれる?)
  2. “help me put this on”で丁寧にお願いできる
    → ちょっとした手助けをお願いするときに最適。
    Could you help me put this on?(これ着るの手伝ってくれる?)
  3. “wear”との違いに注意!
    → “wear”は自分がすでに身につけている状態。着せるときは使いません!

このように場面に合わせて「put on」や「help 人 put on」を使い分けると、自然で伝わる英語になります。

 

💬 なぜ独学だと“伝わる英語”が身につきにくいのか?

例えば今回のように、“Can you wear this to me?” と言ってしまったとき、
一人では「どこがどう不自然なのか」がわからないことってよくありますよね。

間違えてもいい。むしろ、間違えるほど英語は伸びます。
でも大事なのは、そのあとに「なぜ?」を一緒に考えてくれる存在がいるかどうかです。

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RYO英会話ジムでは、ただ「正しい英語」を教えるのではなく、
実際に自分の言葉で話して、間違えて、そこから改善するサイクルを何より大切にしています。

たとえばある受講生の方は、
「今まで感覚だけで話していたけど、“どこをどう直せば伝わるのか”が明確になったことで、
英語に対する不安がスッと消えました」
とおっしゃっていました。

他にも、

  • 「自分のクセに気づけた」
  • 「英文を組み立てる軸ができた」
  • 「今は“伝えること”が楽しい」
    といった声を多くいただいています。

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❌ RYO英会話ジムのレッスンで気づいた!よくあるNG表現パターン

英語を学ぶ中で、「なんか通じないな…」「合ってるはずなのに相手が戸惑ってる?」
そんな経験はありませんか?

ここでは、実際にRYO英会話ジムのレッスン中に多くの生徒さんが使ってしまっていた
「服を着せてもらう」シーンにおけるよくある間違いパターンを紹介します。

Can you wear this to me?

➡️ 「wear=着る」と思ってつい使ってしまいがちですが、これは意味が伝わりません
英語では “wear” は 「自分が着ている状態」を表すため、
誰かに“着せてほしい”とお願いする時には不自然になります。

Please wear this for me.

➡️ 一見丁寧そうですが、これは「あなたがこれを着てね」という意味になります。
「私に着せて」という意図は伝わりません。

Can you dress me this?

➡️ “dress” は動詞としても使えますが、目的語の使い方が間違い。
正しくは “dress me in something”(〜を着せる)などの構造が必要です。
しかもこの言い方、かなりフォーマルまたは親が子に対して使う印象なので日常会話には不向きです。

Put me this on.

➡️ 語順ミス。
正しくは:✅ Put this on me.(これを私に着せて)
英語は語順が命。目的語と副詞の位置はとても大事です。

🌱 間違いは“伸びしろ”のサインです

これらはすべて、本気でアウトプットに取り組んでいる生徒さんたちが実際に言っていた表現です。
間違えるのは悪いことじゃありません。むしろ、そこから改善することで“使える英語”になっていきます。

RYO英会話ジムでは、あなたの英語のクセや間違いを一緒に見つけて、自然な表現に改善していくことを大切にしています。


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🧩 似た英語表現&関連語彙の紹介

服や小物を“身につける・着せる”にまつわる、知っておきたい表現たち

🟢 dress

誰かに服を着せるときに使える動詞。
ただしややフォーマルで、親が子どもに服を着せるときなどに使われることが多い。

  • She dressed her baby in a cute onesie.
    (彼女は赤ちゃんにかわいいロンパースを着せた

🟢 get someone dressed

誰かに服を着せる/着る準備をさせるときに使う口語的表現。
“dress” よりも日常会話向きで、子どもによく使います。

  • Let’s get you dressed.
    (さあ、服を着ようね
  • I need to get the kids dressed before we leave.
    (出かける前に子どもたちに服を着せなきゃ

🟢 throw on

服をさっと着る、パッと羽織るというカジュアルな表現。
自分自身が着るときに使う。

  • I just threw on a jacket and ran out.
    (ジャケットをさっと着て飛び出した)

🟢 slip on

靴や軽い服などをスルッと着る・履くときに使う。

  • He slipped on his shoes and headed out.
    (彼は靴をスッと履いて出かけた)

🧠 自然に使うコツ

  • dress/get dressedは目的語や前置詞に注意!
    dress someone in〜 / get someone dressed の形で使おう。
  • throw on / slip on は “カジュアル&スピーディな動き” にぴったり。
    → あくまで「自分が」着るときに使いましょう。
  • フォーマルとカジュアルを使い分けるだけで、英語の幅がグンと広がる!

💬 会話例:日常での使い方

👕 シーン1|ママが子どもに話しかける場面

アイヴァン
Let’s get you dressed, okay?
さあ、服着ようね?
マイク
Nooo, I want to wear my superhero shirt!
やだー!スーパーヒーローのシャツがいい!

👞 シーン2|出かける準備中のカジュアルな会話

アイヴァン
Hold on, I’ll just throw on a hoodie.
ちょっと待って、パッとパーカー羽織ってくるから。
マイク
Alright, I’ll wait by the door.
わかった、ドアのとこで待ってるよ。

👗 シーン3|おしゃれして出かける準備中

アイヴァン
She dressed her daughter in a beautiful dress.
彼女は娘にきれいなドレスを着せた。
マイク
She looks like a princess!
まるでプリンセスみたいだね!

✨ 小さな表現の違いが、大きな“伝わる力”に

今回のような「着る・着せる」関連の表現は、シーンによって微妙に使い分けが必要です。
でもそれに気づけるのは、実際に使ってみたとき・間違えたときなんですよね。

📣 「間違える → 改善する」からこそ、リアルな英語力が育ちます。

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🎯 練習クイズ:服にまつわる自然な英語表現をマスターしよう!

❓ Q1. 子どもに服を着せるとき、自然な英語表現はどれ?

A. Can you wear this for me?
B. I’ll dress him.
C. I’ll wear him this.

正解:B. I’ll dress him.

  • Aは「あなたが私の代わりにこれを着て」という意味になってしまい不自然。
  • Cは語順も意味も不正確。
  • Bは「彼に服を着せる」=“dress him” という意味で自然な表現です。
    ただしややフォーマル。

❓ Q2. 「ちょっと待って、パッと上着だけ羽織ってくる!」と言いたいときのフレーズは?

A. Let me throw on my jacket.
B. Let me wear my jacket to you.
C. Let me get you dressed.

正解:A. Let me throw on my jacket.

  • “throw on”は「パッと着る・さっと羽織る」カジュアルな表現でぴったり!
  • Bは意味不明になってしまうNG表現。
  • Cは「相手に服を着せる」意味で、文脈に合わない。

❓ Q3. 「これ着るの手伝ってくれる?」と丁寧にお願いするなら?

A. Can you dress me?
B. Could you help me put this on?
C. Can you put this on by me?

正解:B. Could you help me put this on?

  • とても丁寧で自然な表現!
  • Aは文法的には間違いではないが、やや不自然・直接的すぎる印象。
  • Cは文法的にも意味的にも不正確。

❓ Q4. 「赤ちゃんにピンクの服を着せた」と言いたいときの正しい文は?

A. She wore her baby pink.
B. She dressed her baby in pink.
C. She helped her baby wear it.

正解:B. She dressed her baby in pink.

  • “dress someone in + 色/服” という表現は、〜に服を着せるという自然な表現。
  • Aは文法・意味ともに間違い。
  • Cはやや回りくどく、不自然に聞こえることも。

❓ Q5. 「靴をスッと履いた」ことをカジュアルに表現したい。ぴったりの動詞は?

A. put off
B. slip on
C. get on

正解:B. slip on

  • slip on は「スルッと履く・軽く身に着ける」時にぴったり。
  • put off は「脱ぐ、延期する」など全く別の意味。
  • get on は「乗る(バスなど)」で、これも不適切。

このクイズを繰り返すことで、「英語ではどう自然に“着る・着せる”を表現するのか」が体感的に身についていきます。

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よくある質問(FAQ)

Q. Can you wear this to me? は正しい英語ですか?

A. いいえ、不自然な表現です。wear は「自分が着ている状態」を表す動詞なので、「誰かに着せてもらう」という意味にはなりません。代わりに put this on mehelp me put this on を使いましょう。

Q. put onとwearの違いは?

A. put on は「服を着る動作」、wear は「服を着ている状態」を表します。たとえば「上着を着る」は put on a jacket、「上着を着ている」は wear a jacket になります。

Q. 「着せてくれる?」は英語でどう言うの?

A. 相手に服を着せてもらいたいときは、Can you put this on me?Could you help me put this on? が自然です。丁寧さや距離感に合わせて使い分けましょう。

Q. dressとget dressedの違いは?

A. dress は「誰かに服を着せる」、get dressed は「自分が服を着る」ことを意味します。例:She dressed her baby.(赤ちゃんに服を着せた)I got dressed.(自分で服を着た)

Q. throw onってどんな意味?

A. throw on は「サッと着る、急いで羽織る」といったカジュアルな表現です。たとえば「すぐ出かけるからパーカーだけ羽織った」は I just threw on a hoodie. と言えます。

Q. slip onはどんなときに使いますか?

A. slip on は「靴や軽い服をスッと着る・履く」動作を表します。例:He slipped on his shoes.(彼は靴をスッと履いた) スムーズな動作にぴったりの表現です。

Q. wear this for meとput this on meの違いは?

A. wear this for me は「私のためにそれを着て(=あなたが)」という意味で、相手が自分で着ることを示します。put this on me は「これを私に着せて」という意味なので、目的が全く違うので注意しましょう。

Q. 「自分で服を着る」って英語でどう言うの?

A. 自分で服を着るときは get dressed が自然です。たとえば「早く服を着て!」は Hurry up and get dressed! のように使えます。

Q. 英語で「手伝ってくれる?」と丁寧に頼むには?

A. Could you help me ~ ? の形が丁寧で自然です。たとえば「これを着るのを手伝ってくれる?」は Could you help me put this on? となります。

Q. 英語で“話せるようになる”にはどうすればいいですか?

A. 単語や文法の知識だけでなく、実際に間違えながら話して、改善する経験が不可欠です。RYO英会話ジムでは、あなたの発言をリアルタイムで見える化&フィードバックし、「伝わる英語」に育てていきます。
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📝 この記事のまとめ

「服を着せてほしい」と英語で伝えたいとき、日本語の直訳では通じない表現を使ってしまうことがよくあります。
今回ご紹介した put this on mehelp me put this on は、実際の会話で自然に使える表現です。

また、“dress”や“get dressed”、“throw on”などの関連表現も使い分けられると、英語の幅がグッと広がります。
間違えながら覚えていくことで、「伝わる英語」は身についていきます。


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