こんにちは、RYO英会話ジムです。
Q.「humiliate / humiliated」ってどういう意味?
👉 「恥をかかせる」「屈辱を与える」 という、かなり強いニュアンスを持つ表現です。
- humiliate(動詞) = 人に恥をかかせる
The teacher humiliated him in front of the whole class.
(先生は彼にクラス全員の前で恥をかかせた) - humiliated(形容詞) = 恥をかかされた、屈辱を感じた
She felt humiliated after making a big mistake at work.
(彼女は仕事で大きなミスをして、屈辱を感じた)
つまり「embarrass(ちょっと恥ずかしい)」よりも深刻で、人のプライドを傷つける強い表現になります。
さらに詳しく使い方や似た表現との違いを見ていきましょう。
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日常会話でよく使う「人見知り」という表現も、状況によって英語の言い方が変わります。humiliate / humiliated と同じように、「ニュアンスを知っているかどうか」で伝わり方が大きく変わりますよ。
- 1 僕の失敗エピソード:humiliateを「human」と勘違いした話
- 2 humiliate / humiliated の意味と使い方
- 3 シーン別英会話:humiliate / humiliated の使い方
- 4 英語は「間違い→改善」で伸びる:RYO英会話ジムの特徴
- 5 よくあるNG表現パターン
- 6 まとめ
- 7 似た英語表現と関連語彙
- 8 自然に使い分けるコツ
- 9 練習クイズ:humiliate / embarrass / degrade / insult / put down / shame
- 10 よくある質問(FAQ)
- 10.1 Q. 「humiliate」とはどういう意味ですか?
- 10.2 Q. 「humiliated」の意味と使い方は?
- 10.3 Q. 「humiliate」と「embarrass」の違いは何ですか?
- 10.4 Q. 「humiliate」と「insult」の違いは?
- 10.5 Q. 「humiliate」の名詞形はありますか?
- 10.6 Q. 「humiliate」のよくある間違いは?
- 10.7 Q. 「put down」と「humiliate」は同じですか?
- 10.8 Q. スポーツや試合で「完敗させられる」はどの表現を使いますか?
- 10.9 Q. 「shame」と「humiliate」の違いは?
- 10.10 Q. アウトプットの練習で「humiliate」を正しく使えるようになるには?
- 11 記事のまとめ
僕の失敗エピソード:humiliateを「human」と勘違いした話
思考停止していた過去
英語学習を始めた頃、humiliate という単語を見たときに、最初に目に入ったのが「human」という部分でした。
「人間っぽい意味なのかな?」と安易に結びつけてしまい、その瞬間から思考停止してしまったんです。
その結果、テキストに出てきた He was humiliated by his boss. を
「彼は人間らしくされた?」という意味不明な解釈をしてしまい、まったく理解できず挫折感を覚えました。
共感ポイント
この失敗って、きっと英語学習者なら誰でもあると思います。単語の一部が知っている単語に似ていると、そこに引っ張られてしまうんですよね。僕の場合は「human」に引っ張られましたが、ほかの人なら「mate(友達)」や「late(遅れる)」を連想してしまうかもしれません。
克服のコツ(Tips)
- 語源を確認する:humiliate は「低くする(humilis)」が由来 → 「屈辱を与える」と覚えると納得しやすい
- 例文でイメージする:ただ単語の意味を見るのではなく、文脈ごと理解することで、誤解が減る
- 似ている単語に惑わされない:見た目で判断せず、まずは「これは別物」と意識する
こうした工夫を続けることで、僕自身も「humiliate」を単なる単語知識ではなく、“自分の言葉”として使えるようになったと感じています。
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humiliate / humiliated の意味と使い方
基本の意味
- humiliate(動詞)
「人に恥をかかせる」「屈辱を与える」
→ 相手のプライドを傷つける、とても強い表現です。 - humiliated(形容詞)
「恥をかかされた」「屈辱を感じた」
→ embarrass(ちょっと恥ずかしい)よりも、もっと深い心の傷を表します。 - humiliation(名詞)
「屈辱、恥辱」
文法的な使い方
- humiliate + 人 + in front of〜
(〜の前で人に恥をかかせる)
The coach humiliated the player in front of the whole team.
(コーチはチーム全員の前でその選手に恥をかかせた) - be humiliated by〜
(〜によって恥をかかされる)
He was humiliated by his boss.
(彼は上司に恥をかかされた) - feel humiliated
(屈辱を感じる)
She felt humiliated when her idea was rejected in public.
(彼女は自分のアイデアを公の場で否定されて屈辱を感じた)
embarrass との違い
- embarrass = 軽い「恥ずかしい」
→ 服にシミをつけた、英語で少し間違えた などの小さな失敗
I was embarrassed when I forgot his name.
(名前を忘れて恥ずかしかった) - humiliate = 重い「屈辱を与える」
→ 他人に公開で恥をかかされる、人格を否定されるレベル
He was humiliated when his boss shouted at him in front of clients.
(上司に取引先の前で怒鳴られて屈辱を受けた)
比喩的な使い方(スポーツ・競争など)
- Our team was humiliated by a much stronger opponent.
(私たちのチームは格上の相手に完敗させられた)
このように、humiliate は単に「恥ずかしい」ではなく、「心に深く突き刺さる屈辱感」を表すのがポイントです。
シーン別英会話:humiliate / humiliated の使い方
1. ビジネス会議でのシーン
A: I was humiliated when my boss corrected me harshly in front of the clients.
(上司に取引先の前で厳しく訂正されて、屈辱を感じたよ。)
B: That sounds tough. But you did your best, and that’s what matters.
(それはつらいね。でも君が全力を尽くしたことが大事だよ。)
👉 自然に使うコツ:
職場や公式の場では「embarrassed」よりも「humiliated」の方が、恥ずかしいを超えて“プライドを傷つけられた”感覚を表すのに適しています。
2. 友人同士のシーン
A: He humiliated me by making jokes about my English in front of everyone.
(彼はみんなの前で僕の英語をからかって、恥をかかせたんだ。)
B: That’s so rude. Don’t take it personally. Your English is improving.
(それは失礼だね。気にしすぎないで。君の英語はちゃんと上達してるよ。)
👉 自然に使うコツ:
友人同士でも「笑いものにされた」「小バカにされた」と表現したいときに使えます。「軽い失敗で笑われた」なら embarrassed、「心に残るほど屈辱を感じた」なら humiliated と使い分けるのがポイント。
3. スポーツ・試合のシーン
A: Our team was humiliated by a weaker opponent yesterday.
(昨日、僕たちのチームは格下の相手に完敗させられたよ。)
B: That must have been painful, but maybe it’s a chance to grow.
(それは悔しかっただろうけど、成長のチャンスかもしれないよ。)
👉 自然に使うコツ:
試合や競争で「大差で負けた」「完敗した」と表すときにも使える。日本語の「赤っ恥をかかされた」に近いニュアンス。
まとめ:自然に使うためのヒント
- embarrass = 軽い恥ずかしさ
- humiliate = 深い屈辱・プライドを傷つける
- 感情の強さに応じて使い分ける
- 特に「人前で」「公開で」行われた出来事にぴったり
英語は「間違い→改善」で伸びる:RYO英会話ジムの特徴
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よくあるNG表現パターン
1. 品詞の使い分けミス
- ❌ I feel humiliate.
(humiliateは動詞なので、このままでは文法的に不正確) - ✅ I feel humiliated.
(形容詞 humiliated を使って「屈辱を感じる」とするのが正しい)
👉 コツ:自分の感情を表すときは humiliated、相手にさせるときは humiliate を意識。
2. 間違った場面で使う
- ❌ I was humiliated when I spilled coffee on my shirt.
(コーヒーをこぼした=恥ずかしいだけなので、humiliated はオーバー) - ✅ I was embarrassed when I spilled coffee on my shirt.
(「ちょっと恥ずかしい」=embarrassed が自然)
👉 コツ:
- embarrass = 軽い恥ずかしさ
- humiliate = 人前での屈辱、心に残る恥
→ 使う場面の重さを意識すること。
3. 時制ミス
- ❌ He humiliates me yesterday in class.
(yesterday と一緒に現在形は誤り) - ✅ He humiliated me yesterday in class.
(過去の出来事なので過去形 humiliated)
👉 コツ:時制は必ず「文中の時間の手がかり(yesterday, last week など)」と一致させる。
まとめ
日本人が特にやりがちなのは、
- 動詞と形容詞を混同する
- embarrass で十分な場面に humiliate を使ってしまう
- 時制を合わせ忘れる
この3つを意識するだけで、使い方の正確さがぐっと上がります。
似た英語表現と関連語彙
1. embarrass(恥ずかしい思いをさせる)
- 意味:軽い「恥ずかしい」や「気まずい」を与える。
- コツ:日常的なミスやちょっとした赤面シーンに使う。
会話例
A: I was embarrassed when I forgot her name at the party.
(パーティーで彼女の名前を忘れて、恥ずかしかったよ。)
B: Don’t worry, that happens to everyone.
(大丈夫、それは誰にでもあることだよ。)
2. degrade(品位を落とす、地位を下げる)
- 意味:相手の地位や人間性を「貶める」というニュアンス。
- コツ:humiliate よりもフォーマルで、社会的・職業的な文脈に使われやすい。
会話例
A: The manager degraded his staff by shouting at them in front of others.
(マネージャーは人前で部下に怒鳴って、彼らを貶めた。)
B: That kind of behavior is really unprofessional.
(そういう行動は本当にプロらしくないよ。)
3. insult(侮辱する、悪口を言う)
- 意味:直接的に相手を傷つける言葉を言うこと。
- コツ:言葉そのものが攻撃的な場合に使う。
会話例
A: He insulted me by saying my idea was stupid.
(彼は「君のアイデアはバカげている」と言って、侮辱したんだ。)
B: That was completely unnecessary.
(それはまったく不要な言い方だよ。)
4. put down(けなす、見下す)
- 意味:カジュアルに「人を小さく見せる」「けなす」。
- コツ:日常会話でよく使われるイディオム。軽い場面でもシリアスな場面でも使える。
会話例
A: Stop putting me down in front of everyone.
(みんなの前で僕をけなすのはやめてよ。)
B: Sorry, I didn’t mean to hurt you.
(ごめん、傷つけるつもりはなかったんだ。)
5. shame(恥をかかせる)
- 意味:「恥をかかせる」や「罪悪感を与える」というニュアンス。
- コツ:宗教的・道徳的な文脈や、強い非難の意味合いで使われることもある。
会話例
A: The politician was shamed after the scandal was revealed.
(その政治家はスキャンダルが明るみに出て、恥をかかされた。)
B: It ruined his entire career.
(それが彼のキャリア全体を台無しにしたね。)
自然に使い分けるコツ
- embarrass = 軽い恥ずかしさ
- humiliate = 深い屈辱(人前で恥をかかせる)
- degrade = 社会的に貶める
- insult = 直接的に侮辱する
- put down = カジュアルにけなす/小さく見せる
- shame = 道徳的・社会的に恥を与える
練習クイズ:humiliate / embarrass / degrade / insult / put down / shame
問題1
上司に人前で怒鳴られて、深い屈辱を感じた。
正しい表現はどれ?
- I was embarrassed by my boss.
- I was humiliated by my boss.
- I was insulted by my boss.
→ embarrass は「軽い恥ずかしさ」、insult は「侮辱する言葉」。ここでは「人前でプライドを傷つけられた」ニュアンスなので humiliated が最適。
問題2
コーヒーをシャツにこぼしてしまい、みんなの前で恥ずかしかった。
正しい表現はどれ?
- I was humiliated when I spilled coffee.
- I was embarrassed when I spilled coffee.
- I was degraded when I spilled coffee.
→ 「ちょっと恥ずかしい」だけの場面なので embarrassed が自然。humiliate や degrade はオーバーで不自然。
問題3
その政治家はスキャンダルによって恥をかかされ、社会的に非難された。
最も適切な単語は?
- shamed
- humiliated
- put down
→ scandal など社会的・道徳的な非難に使うのは shame。humiliate でも意味は近いが「社会的制裁」のニュアンスでは shame がぴったり。
問題4
友達が僕の英語をみんなの前で笑いものにした。
正しい表現はどれ?
- He insulted me in front of everyone.
- He humiliated me in front of everyone.
- He embarrassed me in front of everyone.
→ 「笑いものにされた=屈辱」なので humiliated が最適。insult は悪口そのもの、embarrass は軽すぎる。
問題5
マネージャーは部下を人前でけなして、彼らを貶めた。
正しい表現はどれ?
- The manager put down his staff.
- The manager degraded his staff.
- The manager embarrassed his staff.
→ degrade は「品位を下げる、貶める」というニュアンス。put down も近いがよりカジュアル。公式な職場文脈では degraded が正確。
よくある質問(FAQ)
Q. 「humiliate」とはどういう意味ですか?
A. humiliate は「人に恥をかかせる」「屈辱を与える」という強い意味を持つ動詞です。単なる「恥ずかしい」ではなく、プライドを傷つけるような状況を表します。
Q. 「humiliated」の意味と使い方は?
A. humiliated は「屈辱を感じた」「恥をかかされた」という形容詞です。自分の感情を表すときに使い、例文は I felt humiliated after the meeting. です。
Q. 「humiliate」と「embarrass」の違いは何ですか?
A. embarrass は「軽い恥ずかしさ」、humiliate は「深い屈辱」です。コーヒーをこぼしたら embarrassed、人前でバカにされたら humiliated を使います。
Q. 「humiliate」と「insult」の違いは?
A. insult は「侮辱する(悪口を言う)」で、言葉そのものに焦点があります。humiliate は相手を人前で恥ずかしい思いにさせ、プライドを傷つけるニュアンスが強いです。
Q. 「humiliate」の名詞形はありますか?
A. はい、名詞は humiliation です。「屈辱・恥辱」という意味で、She suffered humiliation at work. のように使われます。
Q. 「humiliate」のよくある間違いは?
A. 日本人がよくやるミスは、品詞を混同する(× I feel humiliate → ○ I feel humiliated)、embarrass の場面で使う、時制ミス(× He humiliates me yesterday → ○ He humiliated me yesterday)です。
Q. 「put down」と「humiliate」は同じですか?
A. 似ていますが違います。put down はカジュアルに「けなす・小さく見せる」表現、humiliate はより深刻で公の場で「屈辱を与える」ときに使います。
Q. スポーツや試合で「完敗させられる」はどの表現を使いますか?
A. この場合は humiliate が使えます。例:Our team was humiliated by a weaker opponent. (格下の相手に完敗させられた)
Q. 「shame」と「humiliate」の違いは?
A. shame は「道徳的・社会的に恥をかかせる」ニュアンスで、宗教的・社会的批判にも使われます。humiliate はもっと個人的で心理的な屈辱を指します。
Q. アウトプットの練習で「humiliate」を正しく使えるようになるには?
A. 一番の近道は、実際に声に出して使い、間違いを修正してもらうことです。RYO英会話ジムでは、発言を可視化して「自分では気づけない間違い」をその場で改善できます。まずは気軽に 無料体験レッスン を試してみてください。
記事のまとめ
今回の記事では、humiliate / humiliated の意味や使い方をしっかり整理しました。
- humiliate = 恥をかかせる/屈辱を与える(動詞)
- humiliated = 屈辱を感じた/恥をかかされた(形容詞)
- embarrass との違い → embarrass は「軽い恥ずかしさ」、humiliate は「深い屈辱」
- 関連表現(insult, degrade, put down, shame など)との違い
- シーン別会話例やよくあるNGパターン、クイズで実践的に確認
つまり、humiliate は単に「恥ずかしい」ではなく、プライドを大きく傷つける表現であることを理解するのがポイントです。
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