目次
はじめに
レストランで食事を楽しんだ後、スムーズにお会計を済ませるためには「お会計お願いします」を英語で言う方法を知っているととても便利です。特に旅行先や外国人の友達と一緒にいる時には、この表現が使えることで、自信を持って行動できるようになります。
英語でお会計をお願いする表現はたくさんありますが、状況に応じて使い分けることで、より自然でスマートなコミュニケーションが取れます。この記事では、基本的なフレーズからフォーマルな場面での表現、カジュアルな言い回しまで、さまざまなシチュエーションに対応できる英語表現を紹介します。
これを読めば、どんなレストランでも自信を持ってお会計をお願いできるようになります。さあ、次のセクションで具体的なフレーズを見ていきましょう!
checkとbillの違い
日本語にはいくつか言い方がありますね。「お勘定」、「お会計」、「おあいそ」などです。どれも一度は聞いたことがあるかと思いますが、英語では(名詞)checkまたはbillと言います。ただし、国によってどちらを使うのかが変わってきます。アメリカであれば、checkです。そしてイギリスやオーストラリア、カナダ、フィリピンはbillを使います。そのあたりを認識した上で、使うようにしましょう。
基本の表現:シンプルで使いやすいフレーズ
Check/Bill please.
フォーマル度:
お会計をお願いしたくて…
Check pleaseもしくはBill pleaseはカジュアルな言い回しで、もっとも定番な言い方です。高級なレストランを除いては、この言い方で問題ないでしょう。ちなみにフィリピンの場合、Bill out please.とoutが入ります。
Can I have the check/bill?
フォーマル度:
ウェイターさんと話していて…
食事は最高でした。お会計をもらってもいいですか?
疑問文でCan I have the check?もしくはCan I have the bill?です。こちらもよく使われます。さらに丁寧にしたい場合は、文の最後にpleaseをつけて、Can I have the check please?とするとよいです。疑問文にすることでCheck pleaseよりも少し丁寧感が増しますね。ちなみにhaveの代わりにgetを使って、Can I get the bill?と言ってもよいですが、getのほうがhaveよりカジュアルな言い回しです。
丁寧な表現:フォーマルな場面で使えるフレーズ
Could I have the check/bill, please?
フォーマル度:
ウェイターさんが通りががって…
お勘定いただけますでしょうか。
couldやpleaseを使うことでとても丁寧な言い回しになります。
I’d like the check/bill.
フォーマル度:
食事を食べた後に他に何かほしいか聞かれて…
最後は、I would like 〜です。I want to 〜の丁寧な表現ですね。会話では例文のようにI’dと省略して発音することが多いです。その場合、「アイ ウッド」ではなくて「アイドゥ」のように発音します。詳しくはネイティブはこう発音する”would”が聞き取れないのはなぜ?をご覧ください。
“May I have the check, please?”
このフレーズは非常に丁寧な表現で、フォーマルな場面でよく使われます。上品なレストランやビジネスの席で使うと良いでしょう。
例文:
- “Excuse me, may I have the check, please?”
「すみません、お会計をお願いできますか?」 - “May I have the check, please? We have a meeting to attend.”
「お会計をお願いできますか?私たちは会議に出席しなければならないので。」
“Could we have the bill, please?”
こちらも丁寧な表現で、特にグループで食事をしている時に使いやすいフレーズです。複数人でのお会計をお願いする際に便利です。
例文:
- “Could we have the bill, please? We are ready to leave.”
「お会計をお願いできますか?私たちは出発の準備ができています。」 - “Excuse me, could we have the bill, please?”
「すみません、お会計をお願いできますか?」
どちらのフレーズも、丁寧な言い回しを心がけることで、相手に対する敬意を示し、スムーズなコミュニケーションを図ることができます。特にフォーマルな場面では、このような丁寧な表現を使うことで、良い印象を与えることができます。
ジェスチャーを使うのもあり
ウェイターさんにわざわざ声を出して伝えるのも恥ずかしかったり、またレストラン内ががやがやしていて、伝わりにくいこともあります。そういうときはお会計の際に役立つジェスチャーをすることをおすすめします。
写真のように紙にペンで何かを書くような感じで、ジェスチャーするとお会計を求めていることが伝わります。ウェイターさんと目が合った際にすかさずしてみてください。ちなみにフィリピンでは、両手の親指と人差し指を使って、小さな四角を示すことでお会計が伝わります。
カジュアルな表現:友達と一緒にいるときに使えるフレーズ
友達との食事やカジュアルなレストランでは、もっとリラックスした表現を使うと良いでしょう。以下のフレーズは、気軽にお会計をお願いする時に使えます。
“Can we get the check?”
このフレーズはシンプルで使いやすいカジュアルな表現です。複数人で食事をしている時に、みんなの分のお会計をお願いする際にぴったりです。
例文:
- “Hey, can we get the check?”
「ねえ、お会計をもらえますか?」 - “Can we get the check, please? We’re ready to go.”
「お会計をお願いできますか?私たちは出発の準備ができています。」
“Can I grab the bill?”
このフレーズはさらにカジュアルな感じがあり、友達同士やカジュアルな雰囲気のレストランでよく使われます。自分だけのお会計をお願いする時に使いやすい表現です。
例文:
- “Can I grab the bill? I need to head out soon.”
「お会計をもらえますか?すぐに出発しないといけないので。」 - “Excuse me, can I grab the bill?”
「すみません、お会計をもらえますか?」
カジュアルな表現を使うことで、堅苦しさがなくなり、自然な会話を楽しむことができます。友達や家族とのリラックスした食事の場面で、これらのフレーズをぜひ使ってみてください。
支払い方法の尋ね方
レストランでお会計をお願いする際に、支払い方法を確認することも大切です。特に現金を持ち合わせていない場合や、クレジットカードで支払いたい場合には、事前に確認することでスムーズにお会計を済ませることができます。以下のフレーズを使って、支払い方法を尋ねてみましょう。
“Do you take credit cards?”
このフレーズは、クレジットカードで支払いができるかどうかを尋ねる基本的な表現です。シンプルでわかりやすいので、どのシチュエーションでも使えます。
例文:
- “Excuse me, do you take credit cards?”
「すみません、クレジットカードは使えますか?」 - “Before we get the check, do you take credit cards?”
「お会計の前に、クレジットカードは使えますか?」
“Can I pay with a credit card?”
こちらのフレーズも同様に、クレジットカードでの支払いが可能かどうかを確認する表現です。もう少しカジュアルな感じで使いたい場合に便利です。
例文:
- “Can I pay with a credit card?”
「クレジットカードで支払えますか?」 - “Just to check, can I pay with a credit card?”
「確認ですが、クレジットカードで支払えますか?」
これらのフレーズを使うことで、スムーズに支払い方法を確認できるようになります。特に外国での旅行中や、初めて訪れるレストランでは、このような事前確認が安心につながります。
グループでの支払い:分割払いの頼み方
友達や同僚と一緒に食事をする際、それぞれが自分の分を支払いたい場合もありますよね。そんな時には、以下のフレーズを使って分割払いをお願いしてみましょう。
“Can we split the bill?”
このフレーズは、お会計を人数分に分けるようお願いする時に使えます。カジュアルな表現なので、友達同士の食事会でよく使われます。
例文:
- “Can we split the bill?”
- (お会計を分けてもらえますか?)
- “Excuse me, can we split the bill, please?”
- (すみません、お会計を分けてもらえますか?)
“Could we get separate checks?”
こちらのフレーズも同様に、各自で支払いをする際に使う表現です。少し丁寧な感じがあり、フォーマルな場面でも使いやすいです。
例文:
- “Could we get separate checks?”
- (別々のお会計にしてもらえますか?)
- “Could we get separate checks, please?”
- (別々のお会計にしてもらえますか?)
どちらのフレーズも、グループでの食事の際にとても便利です。スムーズにお会計を済ませるために、ぜひ覚えておきましょう。
実際の会話例:シチュエーション別に使えるフレーズ集
ここでは、実際のレストランでの会話をシミュレーションしてみましょう。シチュエーションごとに適切なフレーズを使って、実際の会話の流れを確認してみてください。
シチュエーション1: 基本の「お会計お願いします」
お客様: “Excuse me, can I get the check, please?”
ウェイター: “Sure, I’ll bring it right away.”
お客様: “Thank you.”
和訳:
お客様: 「すみません、お会計をお願いします。」
ウェイター: 「かしこまりました。すぐにお持ちします。」
お客様: 「ありがとうございます。」
シチュエーション2: フォーマルな場面での「お会計お願いします」
お客様: “May I have the check, please?”
ウェイター: “Of course. I will get it for you right now.”
お客様: “Thank you very much.”
和訳:
お客様: 「お会計をお願いできますか?」
ウェイター: 「もちろんです。すぐにお持ちします。」
お客様: 「どうもありがとうございます。」
シチュエーション3: カジュアルな場面での「お会計お願いします」
お客様: “Can I grab the bill?”
ウェイター: “No problem. I’ll bring it over.”
お客様: “Thanks!”
和訳:
お客様: 「お会計をもらえますか?」
ウェイター: 「問題ありません。すぐにお持ちします。」
お客様: 「ありがとう!」
シチュエーション4: 支払い方法の確認
お客様: “Before we get the check, do you take credit cards?”
ウェイター: “Yes, we do.”
お客様: “Great, thank you.”
和訳:
お客様: 「お会計の前に、クレジットカードは使えますか?」
ウェイター: 「はい、使えます。」
お客様: 「よかった、ありがとうございます。」
シチュエーション5: グループでの分割払い
お客様: “Could we get separate checks, please?”
ウェイター: “Certainly. I’ll prepare them for you.”
お客様: “Thanks a lot.”
和訳:
お客様: 「別々のお会計にしてもらえますか?」
ウェイター: 「もちろんです。準備しますね。」
お客様: 「ありがとうございます。」
これらの会話例を参考にして、実際のレストランでの状況に応じた適切な英語表現を身につけてください。実際の場面で使うことで、より自然にコミュニケーションが取れるようになります。
まとめ:覚えておくべきポイント
この記事では、レストランでの「お会計お願いします」を英語で伝えるためのさまざまな表現を紹介しました。基本のフレーズからフォーマルな場面、カジュアルな場面、支払い方法の確認、そしてグループでの分割払いまで、シチュエーション別に使えるフレーズを学びましたね。
大切なのは、状況に応じて適切な表現を使うことです。この記事で紹介したフレーズを覚えておけば、どんな場面でも自信を持ってお会計をお願いすることができるでしょう。実際のレストランでこれらのフレーズを試してみて、英語でのコミュニケーションを楽しんでください。
読者への感謝
最後に、この記事を読んでくださった皆さんに心から感謝いたします。この記事が、皆さんの英語学習に少しでも役立つことを願っています。何か質問やリクエストがありましたら、ぜひコメント欄でお知らせください。皆さんの英語力向上を応援しています!
これからも引き続き、一緒に英語を楽しく学んでいきましょう。次回の記事もどうぞお楽しみに!
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