こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。今回は「【完全版】コミュカがアップする英会話を長く続ける6つのコツ」についてお話しします。このブログ記事を読むことで、英語でのコミュニケーション能力を向上させるための実践的な方法が見つかるはずです。それでは、さっそく見ていきましょう。
目次
1. 質問されたら質問し返すマインド
まず一つ目のコツは、「質問されたら質問し返すマインド」を持つことです。このシンプルな習慣を身につけるだけで、会話のキャッチボールがスムーズに進むようになります。
特に教材重視の英会話レッスンでは、生徒さんが受け身の姿勢になりがちです。講師に頼るのは悪くありませんが、実際の会話の場面で何を話していいか分からなくなってしまうのは、受け身の姿勢に慣れすぎてしまっているからです。
英会話では、相手が積極的にコミュニケーションを取ってくれるとは限りません。ですから、質問をされたら必ず質問し返すか、自分から質問を投げかけることを心がけましょう。例えば、相手が「How was your weekend?」と聞いてきたら、あなたも「How about you?」や「And you?」といったシンプルなフレーズで返してみてください。このような対応を習慣化することで、会話が自然と盛り上がります。
兄弟はいますか?
はい、兄が一人いますよ。あなたは?
2. 相手の返答に必ず共感する
2つ目のコツは、相手の返答に対して必ず共感することです。意外とこの部分が疎かになってしまうことがありますが、共感を示すことで相手にしっかりと話を聞いてもらえていると伝えることができ、さらに話を続けたいと思わせる可能性が高くなります。
共感を示すフレーズを覚えておくと便利です。例えば、”Me too.”(私もそうです)、”That sounds 〜.”(それは〜ですね)、”I like your idea.”(その考えは素敵ですね)、”I agree with you.”(あなたに同意します)、”I understand.”(理解しました)などがあります。これらのフレーズを場面に合わせて使うことで、より深いコミュニケーションが生まれます。
「Yeah」といった単純な返答も悪くはありませんが、もう少し文で共感の気持ちを表現することで、相手により伝わりやすくなります。こうすることで、会話がより良い雰囲気に進展し、相手もリラックスして話しやすくなるでしょう。
将来ダンサーになりたいんだ。
ステキだね。もう少しそれについて聞きたいな。
3. さらに質問で話を深堀する
3つ目のコツは、さらに質問で話を深堀することです。最初に「質問されたら質問し返すマインド」を持つことが大切だとお伝えしましたが、次に進むべきはその質問で会話をさらに深めることです。これによって、相手に自分が関心を持っていることが伝わり、会話が自然と盛り上がります。
例えば、以下のような会話の流れを見てみましょう。
兄弟はいますか?
はい、兄が一人います。君は?
一人っ子なんです。うらやましいな。
そうですか。兄と姉、どちらがほしかったですか?
このように、”How about you?”で質問を返した後、相手の答えに対してさらに質問で深堀することを心掛けましょう。質問を返すだけでなく、相手の回答に興味を持ち、さらに掘り下げることで会話がより充実したものになります。よく質問し返すところで会話が終わってしまうことがありますが、その後の深掘りが会話を続ける鍵です。沈黙にならないように、もう一歩踏み込んでみてください。
4. わからないときは確認する
4つ目のコツは、わからないときは必ず確認することです。理解できないことや聞き取れなかったことをそのままにして会話を進めると、中身のない会話になり、ミスコミュニケーションが生じる可能性があります。
日本人は、相手に迷惑をかけたくない、または会話の流れを止めたくないという気持ちから、確認をためらうことがあります。この気持ちはよくわかりますが、外国人相手にははっきりと自分の意思を伝えた方が良いです。なぜなら、日本的な空気を重んじる文化が理解されていないことが多く、逆に「話を聞いてもらっていない」と思われることがあるからです。
私自身、長い海外生活の中で「日本人は頷いているけど、本当に理解しているのか分からない」と言われたことがあります。最悪の場合、相手に不信感を抱かせてしまうこともあります。ですので、わからない単語や表現、聞き取れなかった内容については、勇気を持って「What does 〜 mean?」(〜ってどういう意味ですか?)と聞くようにしましょう。また、理解できたとしても、ミスコミュニケーションを避けるために「〜ってことだよね?」と確認することもお勧めします。
5. 5W1Hの情報を組み込もう
5つ目のコツは、5W1Hの情報をできるだけ意識して話す内容に組み込むことです。5W1Hとは、Who(誰が)、What(何を)、Where(どこで)、When(いつ)、Why(なぜ)、How(どのように)のことです。これらの情報を意識して話すことで、相手があなたの伝えたいことをよりスムーズに理解できるようになります。
例えば、以下のような会話を考えてみましょう。
今日は何をしましたか?
私は今日の夕食のために午後に徒歩でスーパーに行ったんだ。
このように、5W1Hを意識して詳しく説明することで、相手はより多くの情報を得られ、会話が深まります。例えば「I went to the supermarket.」とだけ言うのと、「I went to the supermarket in the afternoon on foot for dinner tonight.」と詳細に説明するのとでは、その後の質問や会話の質に大きな違いが出てきます。
詳しい内容については、下記のカードにまとめているので、ぜひご覧ください。
6. 「結論、根拠、例」で話を具体的に伝える
6つ目のコツは、「結論、根拠、例」で話を具体的に伝えることです。これにより、自分の考えや意見がより明確に伝わり、コミュニケーション力が大きく向上します。多くの人は結論部分だけで話を終わらせがちですが、質問に対する答えに根拠(理由)と例を加えることで、より効果的に伝えられます。
例えば、以下のような会話を考えてみましょう。
猫は好きですか?
うん、猫が好きやな。リラックスするからね。疲れてるときに猫を見ると、気分が楽になるで。
このように、結論の後に理由と例を加えることで、その人が猫をどのように好きか、どのように役立っているかがしっかりと伝わります。単に「I like cats.」とだけ言うよりも、理由や例を加えることで、より具体的に自分の意見を伝えることができ、会話が豊かになります。この追加の情報が、会話の深さや興味を引き出す鍵となります。
まとめ
1. 質問されたら質問し返すマインド
英会話の基本は会話のキャッチボールです。相手に質問されたら、必ず質問し返すことで会話をスムーズに続けることができます。
2. 相手の返答に必ず共感する
相手の話に共感を示すことで、会話の雰囲気を良くし、相手に話を続けたいと思わせることができます。共感のフレーズを覚えて使いましょう。
3. さらに質問で話を深掘りする
質問を返すだけでなく、相手の答えに対してさらに質問をすることで、会話が深まり、より充実したコミュニケーションが可能になります。
4. わからないときは確認する
わからないことがあったら必ず確認しましょう。誤解を避けるためにも、理解できなかった内容はその場でクリアにすることが大切です。
5. 5W1Hの情報を組み込もう
話す内容に5W1H(Who, What, Where, When, Why, How)を意識して組み込むことで、相手に伝わりやすい具体的な情報を提供できます。
6. 「結論、根拠、例」で話を具体的に伝える
自分の意見や考えを伝える際には、結論、根拠、そして具体例を加えることで、相手に理解してもらいやすくなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が、「【完全版】コミュ力がアップする英会話を長く続ける6つのコツ」でした。それでは、See you around!
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英語学習は確かに挑戦ですが、その道のりを楽しむことが大切です。コツコツと努力を続けることで、必ず結果は現れます。今回ご紹介した6つのコツを実践すれば、英会話力がぐんとアップすること間違いなしです。自信を持って、どんどん英語で話す機会を増やしていきましょう。あなたの努力が実を結ぶ日を楽しみにしています。頑張ってください!応援しています!
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