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英語フレーズ「I Would Rather」の魅力と使い方解説:好みを伝えたり、丁寧に断る方法

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
/【代表】横田涼のプロフィール/
セブ&オーストラリアに留学し、7年間の海外勤務を経て、2019年にRYO英会話ジムを起業。

経歴:KLab株式会社で翻訳兼通訳者として勤務し、その後、Unhoop株式会社(大手英会話スクールhanaso)に転職。スタディサプリの有名講師、関正生さんと共同で自社メソッドを開発し、多くのヒット教材を制作。その後、講師やカウンセリングも担当。さらに株式会社Alueに転職し、三菱UFJやUNIQLOなどの大手日系企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

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こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。今日のテーマはめちゃ使える”I would rather 〜.”の意味と2つの使い方【丁寧に断れる】についてです。英語には丁寧な表現をする際にwouldやcouldを使います。この使い方マスターできれば英語上級者へ大きく近づくことでしょう。この記事を読めば、さらに英語感覚が高まり、自然な言い回しができるようになります。それでは、参りましょう。

 

 

意味

“I would rather” は英語で、特定のことをすることを好む、または好んで選ぶ意向を表現する際に使われるフレーズです。直訳すると「〜の方が良い」という意味になります。例えば、ある選択肢よりも他の選択肢を好む場合にこの表現を使います。日常会話や文書でよく使われ、個人の好みや選択の優先順位を示す際に便利な表現です。

  1. would:
    • “would” は、過去の習慣、将来の仮定、願望、提案、またはポライトなリクエストを表す際に使用される助動詞です。例えば、「I would go to the park every Sunday.」(私は毎週日曜日に公園に行っていた。) では、過去の習慣を示しています。また、「I would like a cup of tea.」(紅茶が欲しいです。) では、願望やポライトなリクエストを表しています。
  2. rather:
    • “rather” は、好みや選択を示す副詞です。単独で使用される場合は「むしろ」「どちらかといえば」という意味になります。例えば、「I find tea rather pleasant.」(私はお茶をむしろ心地よいと感じる。) では、お茶に対する肯定的な好みを示しています。

一緒に使われる場合、“would rather” は「〜した方が良い」「〜することを好む」という意味になり、特定の選択肢を他の選択肢よりも好むことを示します。例えば、「I would rather stay home than go out tonight.」(今夜は外出するよりも家にいたい。) では、家にいることを外出することよりも好むという個人の好みを表現しています。

 

 

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Would ratherの使い方

自分の好みを選ぶ

友人が家に遊びにきて…

ナオミ
Would you rather drink beer or wine?
ビールかワインどちらが飲みたいですか。
マイク
I’d rather drink wine (than beer) tonight.
どちらかといえば、今夜はワインを飲みたいです。

 

 

I would rather + 選択肢A + than + 選択肢B:「I would rather」を使うことで、2つ以上の選択肢を比較して好みを示すことができます。以下のフレーズを使うことで、どちらかを選ぶ際の優先順位を表現できます。

誘いをソフトに断る

彼女に…

リョウ
Why don’t we go out for dinner tonight?
今夜は外食しない?
アイヴァン
Sorry, I’d rather eat at home (than go out for dinner).
ごめん、どちらかといえば家で食べたいです。

 

 

 

またはI would rather (not) + 動詞の原形の形にして、ソフトに誘いを断ることもできます。例えば、I would rather not go to the party.(パーティーに行きたくない。)のように言うことができます。

 

ウィル
I would rather that you didn’t tell anyone.
誰にも言わないでほしい。

 

 

2つ目の例文はI would rather + (that) + 選択肢 (動詞の過去形)の形です。過去形を使うことで心理的距離感を作り、丁寧な表現になっています。

上級者向け

過去の願望や後悔を表現したい場合、英語でも簡単にできます。そのために「would rather + 仮定法過去完了」という形を使います。

  • I would rather he had told me the truth.「彼が真実を言ってくれた方が良かったと思う。」
  • They would rather they had studied harder for the exam.「彼らはもっと一生懸命勉強していればよかったと思う。」

会話では基本”I’d rather”

会話では”I would rather”とはあまり言いません。基本的に”would”は”I’d”と省略します。カタカナでいうと、「アイデゥ」です。言ってみましょう。「アイデゥラザー」

I would rather not 〜.

すでに上の会話で意味を紹介していますが、改めて。「どちらかといえば、〜したい」という意味です。合わせて、否定文も紹介しますね。”I would rather not 〜.”で「どちらかといえば、〜したくない。」です。”would”は助動詞なので、否定文にする際は”not”だけつければよし!あと、“rather”ですが、こちら「副詞」です。”always”とか”yesterday”とか動詞を修飾するなかま。意味は、「むしろ〜だ」となります。

I would ratherとI ratherの違い

I would rather 〜.は自分の好みや、丁寧な断りに使うことができますが、”I rather”は英語の中で使用される表現の一つで、時には上品な表現として使われることがあります。例えば、「I rather think he was telling the truth」は、「私は彼が真実を語ったと思います」という意味になります。つまり、特に異なる意見が表明されたときに丁寧に自分の意見を表現するために使われます。

muchを使って強調できる?

では、最後です。”much”を知ってますよね。”I like this very much.”のように”like”を修飾する副詞です。これを使って、自分の好みをさらに強調できます。

ルームメイトへ…

マイク
What do you wanna do, listen to music or watch TV?
音楽を聞きたい、それともテレビをみたい?
リョウ
I’d much rather watch TV.
テレビを見る方絶対いいね。

 

 

 

返答のバリエーション

“Would rather” の質問や提案に対する返答は、同意や反対、または別の提案を示すことができます。以下は、いくつかの一般的な返答の例です:

同意する場合

  • Yes, I’d rather do that too. (はい、私もそれをした方がいいと思います。)
  • Sounds good, I’d prefer that as well. (いいね、私もそれを好む。)

反対する場合

  • Actually, I’d rather not. (実は、私はそれをしたくないです。)
  • I’d prefer to do something else. (私は別のことをしたいです。)

別の提案をする場合

  • I’d rather go for a walk, if that’s okay. (もしよければ、散歩に行きたいです。)
  • How about we watch a movie instead? (代わりに映画を観ませんか?)

状況に応じて

  • Can we decide later? I’m not sure what I’d prefer right now. (後で決められますか?今、何をしたいか確かではありません。)
  • Let’s see what everyone else thinks. (他の人たちが何を考えているか見ましょう。)

“Would rather” を使った提案や質問への返答は、会話の流れや関係性、そしてその時の状況によって変わります。ポイントは、自分の意見や好みをはっきりと、しかし礼儀正しく表現することです。

 

 

同じような表現

would prefer to

  • 例:I’d prefer to stay at home rather than go out tonight.
  • (今夜は外出するよりも家にいたい)

“I’d prefer to”は「would rather」と同じく選好を表す表現です。

would sooner do

  • 例:He’d sooner quit his job than work under such conditions.
  • (そんな条件の下で働くよりも、彼はむしろ仕事を辞めるだろう)

“He’d sooner”は同様に「would rather」と同じ文脈で使えます。

would choose

  • 例:We’d choose a quiet weekend over a crowded one any day.
  • (混雑した週末よりも静かな週末を選ぶだろう)

“We’d choose”も同じく、「would rather」と同じような意味を持つ表現です。

 

 

ratherを使ったイディオム

これらの表現は、”rather”を使って選好や意志を表現する他の方法を提供しています。使い方に慣れることで、より自然な表現ができるようになります。

Would rather die than (do something)

  • 例: I would rather die than wear that ugly dress to the party.
  • (その醜いドレスをパーティーで着るくらいなら死んだ方がまし)

この表現は、ある行動や状況を避けるために、それに対する強い嫌悪感や嫌悪感を表現する際に使います。

I’d rather you (do something)

  • 例: I’d rather you finish the report by tomorrow.
  • (明日までにレポートを仕上げてほしい)

他の人に対して、自分の希望や意見を丁寧に表現する際に使用します。

More than one would rather

  • 例: He’s rather late; more than I’d rather admit.
  • (彼はかなり遅れている、私が認めたくないほど)

非常に、極めてといった強調を表現する際に使います。

 

 

関連語彙

好みや選択に関する話題を扱う際に役立つ英語の語彙を紹介します。これらの言葉は、日常会話や書き言葉で個人の好みや選択を表現するのに役立ちます。

好みを表す単語

  • Preference (好み): ある選択肢を他の選択肢より好むこと。
  • Favor (好む): 特定のものや人に好意を持つこと。
  • Like (好き): 何かに対する肯定的な感情。
  • Dislike (嫌い): 何かに対する否定的な感情。
  • Taste (趣味): 物事を評価する個人的な方法や好み。

選択を表す単語

  • Option (選択肢): 利用可能な選択またはコースのアクション。
  • Choice (選択): 利用可能な選択肢から選ぶ行為。
  • Decide (決定する): 選択肢の中から一つを選ぶプロセス。
  • Select (選択する): 複数の可能性の中から特定のものを選ぶこと。
  • Opt for (〜を選ぶ): 一つまたは複数の可能性の中から特定のものを選択する。

好みや選択を表現する表現

  • I prefer coffee to tea. (コーヒーの方がお茶より好きです。)
  • I’m in favor of staying in. (家にいることを支持します。)
  • I have a taste for classical music. (クラシック音楽が好みです。)
  • Given the choice, I would rather travel by train. (選ぶなら、電車で旅行したいです。)
  • I’ve decided to take the job offer. (その仕事のオファーを受けることに決めました。)
  • I’m leaning towards the blue one. (青い方に傾いています。)

 

 

押さえておくべきポイント

  • 「Would rather」は選好や好みを表すのに使われ、選択肢を比較するときに重宝されます。
  • 文中で「would rather」を使うと、その文は仮定法過去になります。
  • 他にも同様な意味を持つ表現があり、臨機応変に使い分けることがポイントです。

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以上がめちゃ使える”I would rather 〜.”の意味と2つの使い方【丁寧に断れる】でした。それではSee you around!

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