こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。
この記事は、7年前の日本帰国のタイミングで書いた内容をもとに再編集したものです。今回は当時の気持ちや出来事に加えて、「海外移住・異文化体験・起業」の観点から、英語学習の意味や価値についても掘り下げてみたいと思います。
7年暮らしたフィリピンから日本へ
当時、僕は7年間住んでいたフィリピンから妻のIVANと共に日本へ帰国しました。実家のある大阪・吹田市に戻ったのは、いくつかの理由がありますが、その背景には海外移住で得た経験と価値観の変化が大きく関係しています。
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日本に帰国した4つの理由
1. 両親との時間を大切にしたい

海外での生活は刺激的で学びも多かったですが、その一方で、家族と過ごす時間は確実に減っていました。特に両親とは、年に1回会えるかどうかという状態。
異文化の中で生活をしていると、日本という環境のありがたさや、家族とのつながりの大切さをより強く感じるようになります。文化が違う場所にいるからこそ、原点に戻って感謝の気持ちを持ちたくなった、そんな思いがありました。
そして、今だから言えることがあります。
この帰国から数年後、父が末期のガンであることが分かり、72歳という若さで亡くなりました。
あのタイミングで帰国していなかったら、元気な父と会える機会はもう一生なかったかもしれません。
そう考えると、「タイミング」には本当に意味があるのだなと思いますし、普段あまり宗教的ではない僕でも、神様の存在を信じたくなるような出来事でした。
2. IVANと両親の交流を深める

妻のIVANは当時、日本語があまり話せませんでした。彼女にとっても、異文化理解という点では大きなチャレンジでしたが、日本に住むことで両親との交流を深めてもらいたいという願いがありました。
そしてこれは、英語学習にも通じる話です。言語は単なるスキルではなく、人と人をつなぐツール。IVANが少しずつ日本語を覚えていく姿を見て、学び続けることの意味を再確認しました。
3. 自分の原点で新たなスタートを切りたい

地元・吹田は、若い頃は「退屈だな」と思っていた場所。でも、海外での暮らしを通して見えてきたのは、日本の安全性や利便性、そして静けさの価値でした。
海外移住中、特にフィリピンのにぎやかで陽気な文化の中にいたからこそ、静かな場所で心を落ち着けて過ごすことの豊かさに気づいたのです。
そんな背景もあり、「自分のルーツに戻って、英語を使って何か新しいことに挑戦したい」と思うようになりました。
4. 起業の拠点としての日本

帰国直後は、個人事業主としてRYO英会話ジムをスタートしたばかりのタイミング。
海外で得た経験を日本で活かすには、信頼できる環境で腰を据えて挑戦することが大事だと感じました。
海外では毎日英語でコミュニケーションを取るのが当たり前。ですが、日本では英語を使う場面が圧倒的に少なくなります。だからこそ、日本に戻ってもアウトプット重視の学習環境を提供する場をつくろうと決めたのです。
日本での活動と新たな挑戦
帰国後の1年は、フィリピンでやっていたことをベースに、記事執筆やレッスンを継続しつつ、過去の記事の見直しやレッスンの質の向上に注力しました。
さらに、新しいチャレンジとしてYouTubeでの動画発信も構想中でした。英語学習者にとって役立つ情報を、より多くの人に、より分かりやすく届けたいという気持ちが高まっていた時期です。
このようなオンラインでの発信活動もまた、起業×英語の可能性を広げる手段のひとつになっていました。
異文化理解と英語学習はつながっている
海外で生活すると、「なぜ英語が必要なのか?」が身にしみて分かるようになります。
買い物、仕事、病院、役所、どこへ行っても英語がなければ話が進まない。しかも、文化的背景が違う中で相手に伝える難しさも痛感します。
英語を学ぶということは、ただ単語やフレーズを覚えることではなく、異文化を理解し、違いを尊重しながら自分を伝える術を身につけることなのだと、僕は強く感じています。
英語を学ぶあなたへ
英語学習に行き詰まったときは、「何のために学んでいるのか?」を振り返ってみてください。
僕自身、「英語が話せたからこそ手に入った出会いやチャンス」がたくさんありました。
海外移住 英語学習というテーマで言えば、これは単なる語学の話ではありません。
それはあなたの人生そのものを豊かにするきっかけになるものです。
間違ってもいい、通じなくてもいい。
でも、「伝えたい」と思う気持ちこそが最大の原動力です。
これからもRYO英会話ジムでは、皆さんのその一歩を全力でサポートしていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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