こんにちはRYO英会話ジムです。今日は英語で「ここで」って何て言うの?【前置詞はいらない】についてお話します。場所を相手に伝えるときに「ここで」という表現は必ず一度は英語で使います。是非正しく使えるようになっておきましょう。この記事を読み終えるころには英語の文法力がさらにアップしているでしょう。
英語で「ここで」って何て言うの?【前置詞はいらない】
同僚とお昼の時間にレストランを探していて…
最近開発された都市を見に行って…
ここで生活したい。
次は待ち合わせどこにするか聞かれて…
「ここで」という表現は英語で「here」と翻訳され、その使用に際して「at here」という形は不要で不正確です。これは、「here」自体がすでに場所を指し示す副詞であり、場所や方向を示す前置詞の機能を内包しているためです。
たとえば、「I live in this town」を「I live here」と言い換えることができますし、「Come to my place」を「Come here」と簡潔に言うこともできます。こうした場合、「here」は「ここに」という意味を持ちます。したがって、「here」を使用する際は、どの前置詞を加えるべきか考える必要はありません。これは、「here」がすでに場所を明確に指定しており、追加の前置詞を必要としないためです。
「一旦」という意味になるときもある!
会議開始から1時間が過ぎ…
一旦休憩入れましょう。
残業しているが業務がなかなか終わらなくて…
状況によって、「here」は場所を指すだけでなく、「この時点で」や「一旦ここで」という意味を持つことがあります。特に口語表現では、行動や議論、作業などを一時的に止める意味合いで使われることが多いです。「for now」という表現も同様の状況で使用され、「今のところは」や「当面の間は」といった意味を持ちます。これらの表現は、一時的な中断や休憩、あるいは延期を示す際に便利です。
たとえば、「It’s 10 already. Let’s finish our work here and go home.」という文は、「もう10時だよ。一旦ここで作業を終わりにして帰宅しましょう。」という意味になります。この場合の「here」は、文字通りの場所を指すのではなく、「現在の作業」や「この時点での活動」を一時停止しようという提案を示しています。このように「here」を使うことで、具体的な場所を超えた抽象的な「点」や「段階」を示すことができます。
この文脈での「for now」を用いると、「It’s 10 already. Let’s finish our work for now and go home.」という形になり、意味としてはほぼ同じになりますが、「for now」を使うことで、この作業の中断が一時的であること、そして将来的には再開される可能性があることをよりはっきりと伝えることができます。
したがって、「here」を「for now」と置き換えて意味が通じるか試してみることは、言葉の選択における柔軟性を高め、より正確に意図を伝えるための一つの方法となります。これは英語学習者が中級レベルに達していることを示す一つの指標とも言えるでしょう。
- I live here.
- 私はここに住んでいます。
- Please sign here.
- ここにサインしてください。
- What brings you here?
- 何の用でここに来たのですか?
- Put the books here, please.
- 本をここに置いてください。
- We will stop here for lunch.
- 私たちはここで昼食をとります。
- She will meet us here.
- 彼女はここで私たちと会う予定です。
関連英単語
“Here”に関連する英単語やフレーズは、場所や状況を指示する際に使用され、その意味は文脈に大きく依存します。”Here”は直接的な位置を指し示すだけでなく、抽象的な用途や状況の変化を示す際にも使われます。以下に、”here”に関連するいくつかの英単語やフレーズを紹介します。
- There: “Here”の反対で、話し手から離れた場所や状況を指します。
- Here and there: いろいろな場所に、あちこちに。
- Hereafter: この先、今後。
- Hereby: これによって、本文書により。
- Herewith: これに添えて、これをもって。
- Herein: この中で、本文書の中で。
- Hereupon: これに基づいて、それに応じて。
- Henceforth: これから先は、今後。
- Over here: こちら側で、この方面で。
- Right here: ちょうどここで、正にこの場所で。
- From here on(out): ここから先は、これ以降。
- Here to stay: 恒久的なものである、長く残ること。
- Here, there, and everywhere: どこでも、あらゆる所に。
これらの表現は、”here”の基本的な意味「この場所で」を踏まえつつ、時間や条件、場所の指示におけるさまざまなニュアンスを反映しています。また、”here”を使用することで、文脈に応じた柔軟な表現が可能になります。
Hereを文頭に置く場合
- 注意を引く: “Here”はリスナーの注意を引くために使用されることがあり、何かを提示したり、特定の状況や場所への注目を促したりします。
例文: “Here comes the train.” 和訳: 電車が来ます。
- 状況の紹介: 新しい状況やシナリオの開始を示す際に用いられます。この場合、「ここに」「この瞬間に」という意味合いで使われます。
例文: “Here, we see the effects of climate change.” 和訳: ここでは、気候変動の影響を見ることができます。
- 提案や指示の開始: 話し手が提案や指示を始める際に”Here”を用いて、聞き手の注意を集めます。
例文: “Here, try this instead.” 和訳: ここで、これを試してみてください。
- 強調: 何かを強調する際にも使われ、その場所や瞬間に重点を置きます。
例文: “Here is where we stand.” 和訳: ここが私たちの立場です。
- プレゼンテーションや解説の開始: 講演やプレゼンテーションの開始時に使われ、聞き手の注意をその話題や内容に向けさせます。
例文: “Here, I’ll show you how it’s done.” 和訳: ここで、どうやるのか見せてあげます。
これらの例からわかるように、”Here”は文頭で使用することで、リスナーの注意を引きつけたり、新しい話題や指示への移行を示唆したりする強力なツールとなります。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が英語で「ここで」って何て言うの?【前置詞はいらない】でした。それではSee you around!
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