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簡単に理解!英語のbringとtakeの違いと正しい使い方

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
/【代表】横田涼のプロフィール/
セブ&オーストラリアに留学し、7年間の海外勤務を経て、2019年にRYO英会話ジムを起業。

経歴:KLab株式会社で翻訳兼通訳者として勤務し、その後、Unhoop株式会社(大手英会話スクールhanaso)に転職。スタディサプリの有名講師、関正生さんと共同で自社メソッドを開発し、多くのヒット教材を制作。その後、講師やカウンセリングも担当。さらに株式会社Alueに転職し、三菱UFJやUNIQLOなどの大手日系企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

/RYO英会話ジムのアピールポイント/
1. 業界No.1の圧倒的なアウトプット量
2. レッスン内で発言内容の見える化&添削
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はじめに:bringとtakeの基本的な違い

こんにちは!今日は英語の「bring」と「take」についてお話しします。どちらも「持ってくる」「持っていく」という意味ですが、その使い方には違いがあります。

「bring」は、「持ってくる」という意味です。誰かが話している場所や、特定の場所に向かって物を運ぶときに使います。例えば、友達が家に来るときに「本を持ってきて」と言いたい場合は、「Please bring your book.」と言います。

「take」は、「持っていく」という意味です。話している場所から別の場所に物を運ぶときに使います。例えば、オフィスに書類を持っていくときは、「I will take these documents to the office.」と言います。

簡単にまとめると、

  • bring:話し手の方に「持ってくる」
  • take:話し手の方から「持っていく」

これが基本的な違いです。次からは、具体的な使い方や例文を見ていきましょう。

 

 

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bringの使い方:誰かが何かを持ってくる場合

「bring」は、誰かが話している場所や、特定の場所に物を持ってくるときに使います。ここでは「bring」の使い方を具体的な例文と共に説明します。

例文とその解説

  1. Please bring your homework to class.
    • 解説: 先生が生徒に宿題を授業に持ってくるように言っています。「bring」は、生徒が宿題を教室に持ってくることを意味します。
  2. Can you bring me a glass of water?
    • 解説: 誰かに水を持ってきてほしいと頼んでいます。「me」は話し手を指し、「bring」は水を話し手のところに持ってくることを意味します。
  3. She always brings a smile to my face.
    • 解説: これは比喩的な使い方です。「bring」は「笑顔をもたらす」という意味になります。この場合、彼女がいつも笑顔にしてくれるという意味です。

「bring」を使うシチュエーションの説明

  • 日常生活: 家族や友達に何かを持ってくるように頼むとき
    • 例: 「Can you bring the remote control?」
      (リモコンを持ってきてくれる?)
  • 職場: 同僚に資料や道具を持ってきてもらうとき
    • 例: 「Please bring the report to the meeting.」
      (会議にレポートを持ってきてください)
  • イベント: パーティーや集まりで何かを持ってくるように依頼するとき
    • 例: 「Everyone should bring a dish to share.」
      (みんなでシェアする料理を持ってきてください)

音声付き例文

友人のホームパーティーにて

ナオミ
I brought my friend.
友達を連れてきたよ。

 

 

同居人に

リョウ
Can you bring me my white sweater? It’s on the bed.
白のセーター持ってきてくれへん?ベットの上にあるわ。

 

 

1つ目の場合はナオミ(主語にあたる人)がホームパーティをしている友人(会話している相手)のところへ向かったことになりますし、2つ目の場合は同居人(主語にあたる人)がリョウ(会話している相手)に向かうことになるので”bring”が使われています。

 

 

takeの使い方:何かを持って行く場合

「take」は、話している場所から別の場所に物を持って行くときに使います。ここでは「take」の使い方を具体的な例文と共に説明します。

例文とその解説

  1. I will take the dog for a walk.
    • 解説: 話し手が犬を散歩に連れて行くと言っています。「take」は犬を家から外に連れて行くことを意味します。
  2. She took her children to school.
    • 解説: 彼女が子供たちを学校に連れて行ったことを示しています。「take」は家から学校への移動を意味します。
  3. Can you take this package to the post office?
    • 解説: 誰かに郵便局に荷物を持って行ってほしいと頼んでいます。「take」は荷物を今いる場所から郵便局へ運ぶことを意味します。

「take」を使うシチュエーションの説明

  • 日常生活: 家族や友達に何かを持って行くように頼むとき
    • 例: 「Please take the trash out.」
      (ゴミを出してきてください)
  • 職場: 同僚に資料や道具を別の場所に持って行ってもらうとき
    • 例: 「Can you take these documents to the HR department?」
      (これらの書類を人事部に持って行ってくれますか)
  • 旅行や移動: 何かを持って旅行や外出する場合
    • 例: 「Don’t forget to take your passport.」
      (パスポートを忘れずに持って行ってください)

「take」は、話し手の場所から別の場所へ物を運ぶ場合に使われます。具体的なシチュエーションや文脈に応じて使うと、英語がもっと自然に聞こえます。

音声付き例文

泊まりにきた友人に

マイク
I can take you to the station tomorrow. What time are you leaving?
明日駅まで連れていくよ。何時に出発するの?

 

 

同僚のナオミと話していて

ナオミ
Where is that report?
あの報告書はどこ?
リョウ
I took it to Robert’s office.
ロバートのオフィスへ持って行ったで。

 

 

1つ目の場合は、マイク(主語にあたる人)が友人(会話している相手)ところから駅(別の場所)へ移動しますし、2つ目の場合だとリョウ(主語にあたる人)がナオミ(会話している相手)のところからロバートのオフィス(別の場所)へ移動したことになるので”take”が使われています。”take”も”bring”もうまく使い分けるには時制に沿って考えるのが大事で過去形や未来形であってもそのときの状況で考える必要があります。

 

 

会話している相手以外の場合

ナオミ
Ivan visits her mother every Sunday and she takes her to the church.
アイヴァンは毎週日曜日に母を訪れて教会に連れていくんだ。

 

 

リョウ
His girlfriend brought him a letter one day.
彼の彼女がある日彼に手紙を持ってきたんや。

 

 

例文のように会話している相手以外の場合は、その人たちの視点で”bring”と”take”を使い分ける必要があります。1つ目の例文の場合はアイヴァン(主語にあたる人)が母(会話している相手)から別の場所へいくので”take”が使われ、そして2つ目の場合は彼の彼女(主語にあたる人)が彼(会話している相手)のところへ向かったので”bring”が使われています。

 

 

ネイティブが使う自然な表現

英語のネイティブスピーカーは、「bring」と「take」を使った自然なフレーズを日常会話でよく使います。ここでは、そのようなフレーズと例文を紹介します。

日常会話でよく使われる「bring」のフレーズ

  1. Bring it on!
    • 意味: 挑戦を受けて立つ、自信を持って迎える
    • 例文: “You think you can beat me? Bring it on!”
      (君が私に勝てると思っているの?かかってこい!)
  2. Bring someone up to speed
    • 意味: 誰かに最新情報を伝える
    • 例文: “Can you bring me up to speed on the project?”
      (プロジェクトの最新情報を教えてくれる?)
  3. Bring to mind
    • 意味: 思い出させる
    • 例文: “This song brings to mind my childhood.”
      (この歌は私の子供時代を思い出させる)

日常会話でよく使われる「take」のフレーズ

  1. Take it easy
    • 意味: リラックスする、落ち着く
    • 例文: “You’ve been working hard. Take it easy this weekend.”
      (一生懸命働いてきたね。今週末はゆっくり休んで)
  2. Take your time
    • 意味: 急がないで、ゆっくりやる
    • 例文: “No need to rush. Take your time.”
      (急がなくていいよ。ゆっくりやって)
  3. Take advantage of
    • 意味: 利用する、活用する
    • 例文: “We should take advantage of the good weather and go for a hike.”
      (いい天気を利用してハイキングに行こう)

自然な使い方の例文

  • Bring
    • “I’ll bring the drinks to the party.”
      (パーティーに飲み物を持っていきます)
    • “Can you bring your laptop to the meeting?”
      (会議にノートパソコンを持ってきてくれますか?)
  • Take
    • “Don’t forget to take your keys when you leave.”
      (出かけるときに鍵を持っていくのを忘れないでね)
    • “She took her kids to the park.”
      (彼女は子供たちを公園に連れて行きました)

ネイティブが使うフレーズを覚えると、英語の会話がもっと自然でスムーズになります。これらのフレーズを日常生活で使ってみてくださいね。

 

 

「bring」と「take」の間違えやすいポイント

「bring」と「take」は似た意味を持つため、使い方を間違えやすいです。ここでは、よくある間違いとその対策、そして正しい使い方のポイントを紹介します。

よくある間違いとその対策

  1. 話し手の視点を混同する
    • 間違い: “I will bring the report to your office.”
    • 対策: 話し手の視点で考えると、正しくは「take」です。オフィスが話し手の場所ではないため、「持って行く」意味の「take」を使います。
    • 正しい使い方: “I will take the report to your office.”
  2. 受け取り手の視点を混同する
    • 間違い: “Can you take this book to me?”
    • 対策: 受け取り手の視点で考えると、正しくは「bring」です。話し手の場所に「持ってくる」意味の「bring」を使います。
    • 正しい使い方: “Can you bring this book to me?”
  3. 場所の違いを無視する
    • 間違い: “Please take your laptop to the meeting.”
    • 対策: もし会議が話し手の場所で行われるなら、「bring」が正しいです。会議室が話し手の場所でない場合は「take」でも問題ありません。
    • 正しい使い方: “Please bring your laptop to the meeting.”(会議が話し手の場所で行われる場合)

正しい使い方のポイント

  1. 話し手の視点を考える
    • 「bring」は話し手や聞き手のところに物を持ってくる場合に使います。
    • 例: “Bring your own drink to the party.”
      (パーティーに自分の飲み物を持ってきて)
  2. 移動先の視点を考える
    • 「take」は話し手の場所から他の場所に物を持って行く場合に使います。
    • 例: “Take this letter to the post office.”
      (この手紙を郵便局に持って行って)
  3. 目的地に注意する
    • 「bring」は話し手がいる場所、または聞き手がいる場所への移動を指します。
    • 例: “Can you bring me a coffee?”
      (私にコーヒーを持ってきてくれる?)
    • 「take」は話し手や聞き手の場所から離れる移動を指します。
    • 例: “She will take her dog to the vet.”
      (彼女は犬を獣医に連れて行きます)

 

 

まとめ:bringとtakeの使い分けをマスターしよう

この記事の要点をまとめて復習

「bring」と「take」の使い分けは、英語を学ぶ上でとても重要です。ここで、この記事の要点をもう一度振り返りましょう。

  1. 基本的な違い:
    • bring: 話し手の方に「持ってくる」
    • take: 話し手の方から「持っていく」
  2. 「bring」の使い方:
    • 話し手の場所や特定の場所に物を持ってくるときに使います。
    • 例: “Can you bring me a glass of water?”(私に水を持ってきてくれますか?)
  3. 「take」の使い方:
    • 話し手の場所から別の場所に物を持って行くときに使います。
    • 例: “Please take this package to the post office.”(この荷物を郵便局に持って行ってください)
  4. ネイティブが使う自然な表現:
    • 日常会話でよく使われるフレーズを覚えると、自然な英語が話せます。
    • 例: “Take it easy.”(リラックスして)
  5. よくある間違いとその対策:
    • 話し手や聞き手の視点を混同しないように注意します。
    • 例: “I will take the report to your office.”(そのレポートをあなたのオフィスに持って行きます)

実際に使ってみる練習の提案

  1. 日常生活で意識して使う:
    • 家族や友達に「bring」と「take」を使って指示してみましょう。
    • 例: “Can you bring me the newspaper?”(新聞を持ってきてくれますか?)
    • 例: “Please take this book back to the library.”(この本を図書館に返してきてください)
  2. ロールプレイングで練習する:
    • 友達と一緒に、会話のシチュエーションを作って練習してみましょう。
    • 例: 一人が店員役、一人が客役になって注文のやり取りをする。
  3. 実際の英語の会話を聞く:
    • ネイティブスピーカーの会話を観察して、「bring」と「take」の使い方を学びましょう。
    • 例: 映画やドラマ、YouTubeの英語チャンネルを観てみる。
  4. 自分の文章を書いてみる:
    • 短いエッセイや日記に「bring」と「take」を使ってみましょう。
    • 例: “Today, I brought cookies to work and took my friend to lunch.”(今日は職場にクッキーを持っていき、友達をランチに連れて行きました)

「bring」と「take」の使い分けをマスターするためには、実際に使ってみることが大切です。毎日の生活の中で意識して使うことで、自然に使いこなせるようになります。頑張って練習してみてくださいね!

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