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「10年の海外生活を経て見えた、日本が最も住みやすい国である4つの鮮明な理由」

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RYO英会話ジム代表: 横田涼
/【代表】横田涼のプロフィール/
セブ&オーストラリアに留学し、7年間の海外勤務を経て、2019年にRYO英会話ジムを起業。

経歴:KLab株式会社で翻訳兼通訳者として勤務し、その後、Unhoop株式会社(大手英会話スクールhanaso)に転職。スタディサプリの有名講師、関正生さんと共同で自社メソッドを開発し、多くのヒット教材を制作。その後、講師やカウンセリングも担当。さらに株式会社Alueに転職し、三菱UFJやUNIQLOなどの大手日系企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

/RYO英会話ジムのアピールポイント/
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こんにちは、RYO英会話ジム代表のRYOです。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。今日は、私が海外に10年以上住んだ経験から、なぜ日本が圧倒的に住みやすい国だと感じるのか、その4つの理由をお話ししたいと思います。海外への移住を考えている方も多いかと思いますが、私の話を聞いた上で、日本の素晴らしさを再認識し、改めて検討してみてはいかがでしょうか。それでは、早速本題に入りたいと思います。

 

 

はじめに

昨年の5月より、両親の健康事情により、私は日本に滞在する時間が増えました。半年以上この国にいると、海外へ出るのが次第に億劫になってきます。その理由は、シンプルに言えば、日本の居心地の良さにあります。

20代の始めから30代半ばまでの間、私は世界各国を旅し、多くの国で生活を経験しました。これらの国々は、先進国から途上国まで多岐にわたります。しかし、この豊かな経験を通じて、私がたどり着いた結論は、居住の快適さという点では、日本が群を抜いているということです。

それでも、海外生活が提供する刺激の多さや学びの機会は、日本国内のそれとは比較にならないほど豊かです。良い意味でも悪い意味でも、海外に目を向けることで、得られる経験と知見は計り知れません。

この二律背反する思いは、私がこれまでの人生で経験してきた多様な文化や価値観との出会いから生まれたものです。一方で、日本の安定性と快適さを愛しながら、他方で、世界が提供する無限の可能性と学びに魅了されています。

 

 

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1. 空気がおいしい

帰国のたび、私がいつも感じるのは、日本の空気の清らかさです。思いっきり深呼吸をすると、その瞬間に空気の清潔さが心に響きます。ただの感覚で語るのは物足りないので、具体的なデータをもとに調べてみました。世界の大気汚染ランキングで、日本は117カ国中92位に位置しています。このデータからも、日本の空気がどれほど清潔であるかが伺えます。

私がよく滞在するフィリピンのマニラは、ランキングで62位です。首都圏にいると、空気の質の悪さを実感することがあります。例えば、数ヶ月ベランダの掃除をしていないと、タイルが真っ黒い灰で覆われてしまうことがあります。このような光景を目にすると、改めて空気の汚れを実感します。

この経験を通して、私たちの周りの環境がいかに大切か、そして、それを守るために私たちができることを考えさせられます。日本の清潔な空気を再評価し、他国との違いを肌で感じることで、環境に対する意識がより高まるのではないでしょうか。

 

 

2. 食べ物が美味しい

海外での生活が10年を超えると、帰国した際に感じる日本のコンビニ食品の美味しさは格別です。日本のコンビニの品質の高さは、多くの海外のYouTubeやTikTokのクリエイターたちが取り上げるほどに世界的にも認知されています。

私自身も海外に住むことで初めて、日本の食の質の高さを深く理解しました。海外経験がない友人たちとレストランで食事をするとき、「今日のはちょっとハズレかな」と言われても、私にとっては「過去にそれよりも質の低い食事を経験しているから、これは全然美味しい」と感じることがしばしばあります。

海外での食生活では、基本的に脂っこいものが多く、お腹を壊すことが頻繁にありました。しかし、日本に帰国してからは、食べ物が原因でお腹を壊すことがほとんどないのです。この経験からも、日本の食品の質の高さがよく分かります。

このような体験を通じて、日本の食文化の素晴らしさや、コンビニ食品の驚くべきクオリティを改めて実感しました。海外での生活が、日本の食に対する深い感謝と理解をもたらしてくれたのです。

コスパもよい

海外生活を送ると、驚くべきことに、慣れ親しんだ日本食への郷愁が心を捉えます。しかし、その郷愁を満たそうとすると、思わぬ経済的な挑戦に直面することがあります。外国で日本食を楽しむことは、日本国内で味わうよりも、しばしば高価になります。現地の日本食材店を訪れても、輸入品のため価格は日本での購入価格を上回ることが一般的です。

例えば、後進国とされるフィリピンでさえ、レストランでの一杯のラーメンには約1000円の値段がついています。同様に、オンラインでの弁当デリバリーも、1000円前後が一般的な価格帯となっています。これは、日本のスーパーで350円程度で手に入る弁当や、700円台で楽しめるラーメンと比較すると、際立った差です。

このように、先進国であっても後進国で生活する場合、食費に関しては予想外のコストがかかることがあるという、興味深い現象に私たちは直面しています。一方で、このような状況は、日本食の価値を再認識させるものでもあります。その安価でありながら美味しい日本食に対し、価格を見直す余地があるのではないかとさえ思わせるほどです。

この不思議な現象は、国境を越えた食文化の交流がもたらす複雑な経済的ダイナミクスを示しています。海外での日本食への需要が高まるにつれ、その価値とコストのバランスについて、私たちは新たな視点で考える機会を得ています。

 

 

3. 医療制度が充実している

寝方がまったく一緒で笑えるワンショットです

2022年7月23日、私たちの家族にとって忘れがたい日となりました。それは、最愛の父がこの世を去った日です。この話は本題から少し逸れるかもしれませんが、父の逝去を通じて、日本の医療システムの充実さを改めて感じることができました。

その年は、母も体調を崩しましたが(幸いにも今は元気です)、私にとっては、自分の将来の健康について深く考えるきっかけとなりました。

日本では、国民健康保険を利用することで、治療費の3割を負担するだけで済みます。さらに、高額医療制度があるため、もし高額な治療を受けることになっても、普通に働いている人であれば、1ヶ月あたりの自己負担額が8万円を超えることはありません。

私はここ数年、マニラ首都圏で生活することが多いのですが、ここでは例えば子供のワクチンが全て自己負担であり、1回の接種で1万円から2万円の費用がかかることも珍しくなく、総額で10万円以上になることもあります。これに対して、日本では国民健康保険のおかげで、基本的にワクチンは無料です。さらに、民間の保険に加入していない場合、骨折や重病などの治療には、現地の人にとって支払い不能なほどの高額な医療費が請求されることがあります。

これらの経験から、日本での生活がいかに安心できるものであるかを改めて実感しています。父の逝去は私たち家族にとって大きな悲しみでしたが、それを通じて見えてきたものもあります。日本の医療システムのありがたみを、ひとつの大きな教訓として受け止めました。

 

 

4. 接客が丁寧

日本の接客文化は、その平均以上の丁寧さと細やかな配慮において際立っています。この接客に対する「やさしさ」は、体験の質を大きく左右する感覚的な要素として挙げられます。他国との比較を通じて、この違いはさらに鮮明になります。例えば、マニラにおける接客は「適当」という言葉で表現されることがあります。確かにその元気さや無造作な雰囲気は魅力的ですが、注文が正確に伝わらないことがしばしばあり、時には態度が悪い接客に出くわすこともあります。顧客でありながら不快な気持ちにさせられることは、まるで何かを損したような感覚に陥ります。

しかし、日本ではこのようなネガティブな経験はほとんどないに等しいです。確かに接客業は大変な努力を要しますが(実際、私が日本のアパレル企業で働いた経験からもその厳しさは理解しています)、その結果としての接客の質は世界に誇るべきレベルにあります。この点からも、日本の観光産業が今後さらに発展し、栄えていくことは間違いないでしょう。このように、日本の接客はただ単に「丁寧」なだけでなく、深い配慮と心遣いに根ざした文化として評価されるべきです。

 

 

本日話した内容

 

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が海外に10年以上住んでも日本が圧倒的に住みやすいと感じる4つの理由でした。それではSee you around!

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