こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「used to」という表現は、英語を話す際によく使われます。これは過去の習慣や状態を表す際に便利なフレーズで、日常会話や文章の中で頻繁に登場します。しかし、この表現の発音には少し注意が必要で、特にネイティブスピーカーの間でよく見られるリエゾン(音の連結)があります。今回は「used to」の正しい発音と、それを聞き取るためのポイントについて解説します。
「used to」の発音とそのコツ
「used to」の発音では、通常「ユーズドゥ・トゥ」と発音されがちですが、ネイティブスピーカーは「used」と「to」の間にリエゾンを作り、「ユーズ・トゥ」と発音することが多いです。このリエゾンにより、二つの単語が滑らかにつながり、ほとんど一つの単語のように聞こえます。ポイントは「d」の音を軽くし、「to」の前で息を止めずに発音することです。
注意点
ネイティブの発音を聞き取る際、最も重要なのはリエゾンに注意することです。「used to」では、「d」の音が非常に軽くなり、「t」の音と融合することがあります。そのため、速い会話の中では「used to」が「ユーストゥ」と聞こえることもあります。文脈をよく聞き、過去の習慣や状態を表しているかどうかを判断することが重要です。
例文
(私は毎週末サッカーをしていました。)
(彼女は東京に住んでいました。)
(私たちは夏になるとビーチに行っていました。)
高速だと「ユースタ」
“used”「ユースト」の”ed”「ト」が隣の”to”「トゥー」の音に似ているのでネイティブはそのままくっつけて「ユーストゥー」と発音します。そしてさらに早口になると”to”の音が「タ」になり、「ユースタ」のように発音します。それでは早口バーションも聞いてみましょう。
同僚へ…
あなたの旦那さんはタバコを吸いますか?
吸わないよ。でも以前は毎日タバコを吸っていたわ。
合わせて覚えておきたいリエゾン表現
- going to -> gonna: 「〜する予定である」の意味で、会話では「ゴナ」と発音される。
- want to -> wanna: 「~したい」を表し、「ワナ」と発音される。
- have to -> hafta: 「~しなければならない」を意味し、「ハフタ」と発音される。
これらの表現もリエゾンによって自然な会話の流れが作られます。日常会話で耳にすることが多いので、これらの変形も覚えておくと良いでしょう。
押さえておくべきポイント
- 「used to」の “d” と “to” の間のリエゾンに注意する。
- 「used to」は過去の習慣や状態を表す際に用いる。
- リエゾンは自然な会話の流れを作るために重要です。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「used to」の発音とその聞き取り方を理解することは、ネイティブスピーカーの英語に一歩近づくために非常に重要です。この記事を通じて、日常会話でより自然な英語表現ができるようになることを願っています。それではまた会いましょう!
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