間違いやすい！「Feel + 名詞」と「Feel + 形容詞」の使い方3つのポイント

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RYO英会話ジム代表: 横田涼

/【代表】横田涼のプロフィール/
セブ＆オーストラリアに留学し、7年間の海外勤務を経て、2019年にRYO英会話ジムを起業。

経歴：KLab株式会社で翻訳兼通訳者として勤務し、その後、Unhoop株式会社（大手英会話スクールhanaso）に転職。スタディサプリの有名講師、関正生さんと共同で自社メソッドを開発し、多くのヒット教材を制作。その後、講師やカウンセリングも担当。さらに株式会社Alueに転職し、三菱UFJやUNIQLOなどの大手日系企業向けに短期集中ビジネス英語研修を提供し、数百名以上の「英語が話せる日本人」を育成。

/RYO英会話ジムのアピールポイント/
1. 業界No.1の圧倒的なアウトプット量
2. レッスン内で発言内容の見える化&添削
3. 課題と改善策の具体化、目標レベルまで伴走
4. 英語コーチング業界最安値、高品質

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「Feel 名詞」と「Feel 形容詞」ってどう違うの？

英語を学んでいると、「feel」の後に続く単語で意味が変わることに気づいたことがあるかもしれません。「I feel happy」と「I feel happiness」のような表現は、どちらも正しく見えるかもしれませんが、実は微妙な違いがあります。この違いを理解して使い分けられるようになると、英語の表現力がグッと上がります。

この記事では、「Feel 名詞」と「Feel 形容詞」の違いを分かりやすく説明します。英語学習者がよく混乱するポイントを取り上げ、どうすれば自然に使いこなせるのかを解説します。最後まで読んで、日常会話で役立つスキルを身につけてください。

次の見出しでは、「Feel + 形容詞」がどのように感情や状態を表現するのか、そして「Feel + 名詞」がどういった状況で使われるのかを具体例を交えて解説していきます。

基本ルール：Feel + 形容詞は「どう感じるか」を表現

「Feel + 形容詞」の形は、英語で自分や他人の感情や状態を表すときによく使われます。この構造は、話し手が「どう感じるか」を直接的に伝えるための便利な方法です。

例えば、「I feel happy.（私は幸せだと感じます）」という文では、「happy」が話し手の感情を示しています。また、「She feels tired.（彼女は疲れていると感じています）」では、「tired」が彼女の状態を表しています。このように、「feel」の後に形容詞が続くことで、話し手が感じていることが具体的に伝わります。

形容詞を使うことで、自分の気持ちや状態を簡単かつ自然に表現できます。例えば、「I feel nervous（緊張している）」や「We feel confident（自信がある）」といったフレーズも、日常会話でよく使われます。

ポイントとして、「Feel + 形容詞」は、瞬間的な感情や状態を説明することが多いです。だから、友達や同僚に「How do you feel?（どう感じている？）」と聞かれたときは、「I feel excited（ワクワクしている）」などと答えることで、今の気持ちをスムーズに伝えることができます。

次のセクションでは、「Feel + 名詞」を使う場面や意味について見ていきましょう。

「Feel + 名詞」で表現できるのは？

「Feel + 名詞」の構造は、感情や感覚をより具体的に表現したいときに使われます。この形は、単に「どう感じるか」ではなく、「何を感じているか」を伝えるのに役立ちます。

例えば、「I feel a sense of relief（安堵感を感じる）」という表現は、「relief（安堵）」という名詞を用いて、感じている具体的な感覚を示しています。また、「He felt an urge（彼は衝動を感じた）」のように、名詞を使うことで、感情そのものや行動を起こさせるような強い感覚を伝えることができます。

「Feel + 名詞」を使う場合、その名詞は感情や感覚の対象や概念を表します。つまり、この構造では「何を感じるのか」が焦点になります。例えば、「I feel a connection（つながりを感じる）」や「They felt pressure（プレッシャーを感じた）」など、名詞を用いることで、感情の具体性を高められます。

名詞を使った「feel」の表現は、文全体のニュアンスを豊かにし、聞き手や読み手により深い理解を与えることができます。これにより、単なる「happy」や「sad」などの形容詞以上の表現ができるのです。

次のセクションでは、「Feel + 形容詞」と「Feel + 名詞」のよくある混同や間違いをチェックしていきましょう。

例文集

“feel 形容詞”の使い方

先日喧嘩した話しをしていて…

ナオミ

I was feeling guilty.
罪悪感を感じたわ。

夜も遅くなってきて…

マイク

I feel sleepy.
眠たいな。

生徒が…

ナオミ

I feel more confident in English than before.
以前よりさらに英語に対して自信を感じるわ。

このように“feel + 形容詞”は特定の状態や気持ち、そして感情を表現するときに使われます。文型としては”svc”で”c”の部分が”s”の状態や気持ち、そして感情を説明しているようなイメージです。なのでよく“s = c”と言われます。

“feel 形容詞句”

友人の家に招待されて…

マイク

I feel at home.
アットホームだね。

“at home”で「アットホームな」という意味です。「家に」という意味の副詞句として使われることが多い前置詞句ですが、このように形容詞句となって使われる場合もあります。

“feel 名詞”の使い方

医者へ…

ナオミ

I feel pain in my chest.
胸に痛みを感じるの。

公園で日向ぼっこをしたあと…

アイヴァン

I felt the warm sun on my back.
太陽に浴びて背中が暖かくなったわ。

財布と携帯を落として…

リョウ

I feel a complete idiot.
俺って本当馬鹿だわ。

一方で、「Feel 形容詞」は主に身体的な感覚や物理的な特性を表現するのに使います。また3つ目の例文のように“feel 名詞”でも気持ちや感情を表現できる場合があります。名詞の場合必ず”feel like 名詞”になるというわけではなく、このように名詞が補語”c”になって”feel like an idiot”と同じ意味で使われることもあるのです。

物理的な特性はどうでしょうか。以下例文を見てみましょう。「もの」が主語に来ることに注意が必要です。

• The blanket feels soft.「その毛布は触ると柔らかい感じがする。」

• This fabric feels rough against my skin.「この生地は肌に触れると粗い感じがします。」

合わせて”feel o + c”も押さえておこう

外出中に…

マイク

I felt the ground shaking.
地面が揺れてるのを感じたぜ。

このように”feel 名詞”のあとに補語”c”をおいて名詞の状態を説明することもできます。ちなみにこの”shaking”は動名詞ではなく（形容詞的に使われる）現在分詞です。

間違えやすいポイントをチェック！

「Feel + 形容詞」と「Feel + 名詞」はそれぞれ使い方が異なるため、混同しやすいポイントです。ここでは、よくある間違いとその正しい使い方を紹介して、正確に使えるようにサポートします。

よくある間違い 1: 「I feel excitement」

このフレーズは一見正しそうですが、「excitement」は名詞なので、感情を表す「興奮している」という状態を伝えるには不自然です。正しくは「I feel excited.」です。「excited」は形容詞で、今感じている状態を表現します。

正しい例:

• ❌ 「I feel excitement.」
• ✅ 「I feel excited.」

よくある間違い 2: 「I feel happy to see you」

これは正しい使い方です。「happy」は形容詞で、感情や状態を直接表します。一方、「I feel a happiness to see you」という言い回しは不自然です。名詞を使うなら、「I feel a sense of happiness when I see you.」がより適切です。

正しい例:

• ❌ 「I feel a happiness to see you.」
• ✅ 「I feel a sense of happiness when I see you.」

よくある間違い 3: 「He felt a sadness」

「sadness」は名詞なので、具体的な感情の対象を示したい場合に使えますが、シンプルに「悲しい状態」を伝えるなら「He felt sad.」が自然です。

正しい例:

• ❌ 「He felt a sadness.」
• ✅ 「He felt sad.」

ポイントまとめ:

• 「Feel + 形容詞」は感情や状態を直接的に伝える。
• 「Feel + 名詞」は、感じる感情や概念を対象として具体的に伝える。
• 状況に応じてどちらを使うかを意識して、自然な表現を心がけましょう。

次のセクションでは、練習用の例文を通して「Feel」を使いこなす方法を学んでいきます。

例文で練習！Feelを使いこなす方法

ここでは、「Feel + 形容詞」と「Feel + 名詞」の使い方を理解し、自然に使いこなせるようになるための例文を紹介します。読者の皆さんも実際に声に出して練習してみてください。

Feel + 形容詞 の例文

1. I feel confident before my presentation.
   • プレゼンの前に自信を感じています。
2. She feels tired after a long day at work.
   • 仕事が長い一日で、彼女は疲れています。
3. They feel nervous about the upcoming exam.
   • 彼らはこれからの試験に緊張しています。

形容詞を使うことで、話し手の状態や感情をシンプルに伝えることができます。

Feel + 名詞 の例文

1. I feel a sense of achievement after completing the project.
   • プロジェクトを完了した後に達成感を感じます。
2. He felt a sudden urge to call his old friend.
   • 彼は急に古い友人に電話をしたい衝動を感じました。
3. We felt pressure during the meeting with the client.
   • クライアントとの会議でプレッシャーを感じました。

名詞を使うことで、感じている対象や具体的な感覚を明確に示すことができます。

アドバイス

• 声に出して練習: 例文を何度か声に出して読むことで、自然に表現が身につきます。
• 自分の状況に合わせて変えてみる: 例文を自分の経験や日常のシーンに合わせて変えて練習することで、使いこなせるようになります。
• 例文をメモに書き出す: 日常生活で使いそうなフレーズをノートに書き出し、時々見直してみましょう。

次のセクションでは、これまで学んだ内容をまとめて、会話でスムーズに使えるポイントを確認します。

まとめ：会話での自然な使い分けを身につけよう

この記事では、「Feel + 形容詞」と「Feel + 名詞」の使い方と違いを詳しく学びました。ここで、ポイントを振り返りながら、会話で自然に使い分けるためのコツを確認しましょう。

• Feel + 形容詞は、「どう感じるか」を直接的に表現します。たとえば、「I feel happy」や「She feels nervous」のように、感情や状態をシンプルに伝えるのに便利です。
• Feel + 名詞は、「何を感じるか」を具体的に伝えたいときに使います。「I feel a sense of joy」や「He felt an urge」のように、感覚や感情の対象を詳しく示せます。

自然に使いこなすためのコツ

1. 日常で意識して使ってみる: 実際の会話や自分の思考の中で、学んだフレーズを使ってみることで、使い分けが身につきます。
2. 例文を応用する: 提供した例文を自分の経験や日常の出来事に合わせてアレンジし、練習してください。
3. 間違いを恐れない: 新しい言葉や表現は、使い始めはミスをすることもありますが、それが自然に使えるようになる一歩です。練習を重ねることで、次第に自信がついてきます。

英語の学習は、練習を積み重ねることで着実に上達します。間違いを気にせずに、何度も繰り返し使うことで、自然と身についていきます。日常生活で気軽に「Feel + 形容詞」と「Feel + 名詞」を取り入れ、会話力を高めていきましょう。頑張ってください！