こんにちは、RYO英会話ジムです。
今日は「リアルタイムで」「リアルタイムの」を英語でどう言うかを解説します。
即答:
- 「リアルタイムで」= in real time
- 「リアルタイムの」= real-time + 名詞 または live
例文:
👉 You can get real-time information on Twitter.
(ツイッターではリアルタイムの情報を手に入れられるよ)
👉 Is there any app where you can watch TV in real time?
(リアルタイムでテレビを見れるアプリってある?)
👉 Is this a live broadcast?
(これって生中継?)
つまり real timeは和製英語ではなく、正しい英語表現 です。
さらに詳しく見ていきましょう。
関連記事
時間表現に関する英語表現をもっと深く知りたい方には、こちらの記事もおすすめです。「at times」の意味とその使い方を丁寧に解説しています。日常会話でもビジネスでも役立つ表現なので、あわせてチェックしてみてください。
- 1 学習の失敗談|“with real time”と言ってしまった
- 2 「リアルタイムで」「リアルタイムの」の英語表現とは?
- 3 和製英語?「リアルタイムで」「リアルタイムの」の英語表現
- 4 シーン別英会話|リアルタイム表現の使い方
- 5 アウトプットこそ英語力を伸ばすカギ
- 6 よくあるNG表現パターン
- 7 まとめ
- 8 似た英語表現と関連語彙
- 9 ポイントまとめ
- 10 練習用クイズ|リアルタイム英語表現をチェック!
- 11 よくある質問(FAQ)
- 11.1 Q. 「リアルタイムで」は英語でどう言うの?
- 11.2 Q. 「リアルタイムの〜」はどう表現する?
- 11.3 Q. 「ライブ放送」はreal-timeとliveどっち?
- 11.4 Q. 「with real time」は正しい?
- 11.5 Q. 「real time」と「real-time」の違いは?
- 11.6 Q. 「immediate」と「real time」の違いは?
- 11.7 Q. 「instantaneous」と「real time」は同じ?
- 11.8 Q. 「synchronous」と「real time」の違いは?
- 11.9 Q. リアルタイム英語表現を自然に使うコツは?
- 11.10 Q. アウトプットを重視する学習方法はある?
- 12 まとめ
学習の失敗談|“with real time”と言ってしまった
僕の失敗体験
以前、英語で「リアルタイムで」と言いたくて、思わず “with real time” と言ってしまったことがあります。
相手は一瞬「?」という顔をして、そのあと文脈から理解してくれたのですが、正直ちょっと恥ずかしかったですね。
当時は「with」をつければ自然に聞こえるだろうと思い込んでいました。でも実際には in real time が正しい表現で、僕のように“with”を使うと不自然に響いてしまうんです。
共感ポイント
この失敗、実は多くの日本人学習者が経験するものです。日本語の「〜と一緒に」「〜で」を直訳してしまい、“with”を入れたくなるんですよね。僕もその典型的なパターンでした。
克服のコツ(Tips)
- 丸ごと覚える:「in real time」でワンセットと覚える
- シチュエーションで練習:「情報をリアルタイムで得る」「リアルタイムで放送を見る」など、自分がよく使いそうなフレーズで口に出して練習
- 似た表現と比較:「live broadcast」「real-time data」などと一緒に覚えておくと、使い分けがスムーズになる
こうやって失敗から学んだことで、今では自然に in real time が口から出るようになりました。読者の皆さんも同じ失敗を恐れず、使いながら覚えていきましょう!
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
「リアルタイムで」「リアルタイムの」の英語表現とは?
「リアルタイムで」「リアルタイムの」を表すとき、よく使われるのは in real time と real-time(形容詞)、そして live の3つです。
それぞれの意味と使い方を整理してみましょう。
in real time(リアルタイムで)
- 意味:同時進行で、遅れなく
- 使い方:動作やプロセスが遅延なく行われることを強調するときに使います。
例文
👉 We can chat in real time using this app.
(このアプリを使えばリアルタイムでチャットできるよ)
👉 The data is updated in real time.
(データはリアルタイムで更新される)
real-time + 名詞(リアルタイムの〜)
- 意味:リアルタイム性を持つものを形容詞として説明
- 使い方:名詞の前につけて「リアルタイムの〜」と表現。ハイフンをつけて real-time と書くのが基本です。
例文
👉 This is a real-time translation system.
(これはリアルタイムの翻訳システムです)
👉 We need real-time data for analysis.
(分析にはリアルタイムのデータが必要です)
live(生の、リアルタイムの)
- 意味:生放送・生中継、現場で行われていること
- 使い方:特に放送やイベント、音楽などで「生の」「リアルタイムの」というニュアンスを伝えます。
例文
👉 Is this a live broadcast?
(これって生中継?)
👉 I enjoy watching live sports.
(スポーツはリアルタイム観戦が好きなんだ)
まとめ:どう使い分ける?
- in real time → 動作・プロセスが遅れなく進むとき
- real-time + 名詞 → 技術やデータなどを形容するとき
- live → 放送・イベントなど「生」の意味で
和製英語?「リアルタイムで」「リアルタイムの」の英語表現
友人がツイッターをしていて…
ツイッターではリアルタイムの情報を手に入れることができるよ。
同僚から…
リアルタイムでテレビが見れるアプリってある?
ボクシングを弟が見ていて…
これって生中継?
シーン別英会話|リアルタイム表現の使い方
シーン1:仕事のやり取り(データ更新)
A: Do we get the sales numbers in real time?
(売上データってリアルタイムで見れるの?)
B: Yes, the system updates the dashboard in real time.
(うん、このシステムはダッシュボードをリアルタイムで更新するよ)
コツ
→ ビジネスでは「リアルタイム更新」「リアルタイム分析」という場面が多いので、“in real time” = 遅れなく と覚えると自然に使えます。
シーン2:ニュースやSNSの会話
A: Twitter is great for getting real-time information.
(ツイッターはリアルタイムの情報を得るのに最高だね)
B: True. I always check it for breaking news.
(そうだね。速報はいつもそこでチェックしてるよ)
コツ
→ 「real-time + 名詞」は 最新ニュースやデータ と相性抜群。ハイフン付きで real-time data / real-time updates と丸ごと覚えると便利です。
シーン3:テレビやイベント
A: Is this a live broadcast?
(これって生中継?)
B: Yes, it’s happening live right now.
(そうだよ、今まさに生放送中だよ)
コツ
→ live = 生の と覚えておくと、イベントやスポーツ観戦の話題で使いやすい。 live music / live sports など日常会話でもよく登場します。
シーン4:友人との日常会話
A: Can we talk in real time on this app?
(このアプリでリアルタイムに話せる?)
B: Yeah, it has a real-time chat function.
(うん、リアルタイムチャット機能があるよ)
コツ
→ 日常会話では in real time と real-time + 名詞 が両方登場。セットで使えると表現の幅が広がります。
アウトプットこそ英語力を伸ばすカギ
英語学習でありがちなのが「知識はあるのに話せない」という壁です。実は僕自身もそうでした。単語や文法を知っているのに、会話になると口から出てこない…。そんな経験を持つ方は少なくありません。
解決のカギは、アウトプットに徹底的に向き合うこと。
RYO英会話ジムでは、受講生が「ただ学ぶ」だけでなく、実際に話す・間違える・改善するというプロセスを繰り返す環境を提供しています。
実際に受講した方からは、こんな声をいただいています。
- 「今までは“間違えるのが怖い”と思っていたけど、ここでは間違いが次の成長につながる感覚を得られた」
- 「アウトプット量が圧倒的で、毎回のレッスンで自分の成長を実感できた」
- 「英語を学ぶことが“作業”ではなく、“挑戦と気づきの連続”になった」
このように、知識を頭に詰め込むのではなく、実際の会話で試すからこそ見えてくる課題と改善点があります。その積み重ねが、「自分の言葉で話せる英語力」につながるのです。
👉 まずは気軽に、無料体験レッスンはこちら をチェックしてみてください。
その他の受講生の成果事例は こちら からご覧いただけます。
よくあるNG表現パターン
不自然な言い回し
- with real time
👉 「リアルタイムで」を直訳して「with」をつけがちですが、不自然。正しくは in real time。 - on real time
👉 前置詞を“on”にしてしまうパターン。時間や進行を表すときは in が正解。 - real-timely
👉 日本語の「〜的に」に引っ張られて“〜ly”をつけた誤用。実際には存在しない単語。
文法ミス
- I can get information in a real time.
👉 “real time”は数えられる名詞ではないので a は不要。
✅ 正しくは I can get information in real time. - This data updates in real times.
👉 複数形の“times”は使わない。
✅ 正しくは This data updates in real time. - This is a live broadcasting.
👉 「broadcasting」は進行形なのでこの場合は不自然。
✅ 正しくは This is a live broadcast.
まとめ
- 「in real time」でワンセットとして覚える
- real-time + 名詞 は形容詞としてセットで使う
- live = 生放送/生の で覚えると自然
- 「a」「s」など不要な冠詞・複数形に注意
似た英語表現と関連語彙
Instantaneous(即座の、瞬時の)
- 意味:一瞬で起こる、ほぼゼロの遅延で
- 自然に使うコツ:日常会話では少し硬めなので、仕事や技術系の文脈でよく登場。
- 会話例
A: The response time should be instantaneous.
(応答時間は瞬時であるべきだね)
B: Yes, users won’t wait more than a second.
(そうだね、ユーザーは1秒も待たないから)
Synchronous(同期した)
- 意味:同時に発生する、同期した
- 自然に使うコツ:ITやビジネスで「同時進行」「並行」を説明するときに便利。
- 会話例
A: We need a synchronous meeting to finalize this.
(これを決定するには同時進行の会議が必要だね)
B: Agreed. Everyone should join at the same time.
(同感。全員が同じ時間に参加するべきだ)
Up-to-the-minute(最新の、刻一刻と更新される)
- 意味:最新の情報を持っている、絶えず更新されている
- 自然に使うコツ:ニュース、天気、株価など「常に最新」を強調したいときに使える。
- 会話例
A: This app gives you up-to-the-minute updates.
(このアプリは常に最新の情報を教えてくれるよ)
B: Perfect, I’ll use it for travel alerts.
(いいね、旅行のアラートに使うよ)
Streaming(ストリーミング、配信)
- 意味:データをリアルタイムに配信すること
- 自然に使うコツ:音楽や動画を観るときに頻出。NetflixやSpotifyの文脈でよく使える。
- 会話例
A: Are you streaming the concert tonight?
(今夜のコンサートを配信するの?)
B: Yes, it will be available live.
(うん、ライブで見れるよ)
Interactive(双方向の、インタラクティブな)
- 意味:参加者やユーザーが双方向にやり取りできる
- 自然に使うコツ:授業、ワークショップ、アプリなどで「双方向性」を強調したいときに。
- 会話例
A: The training is highly interactive.
(その研修はとても双方向的だよ)
B: Sounds good. I prefer learning by doing.
(いいね。実践で学ぶ方が好きだから)
ポイントまとめ
- instantaneous → 瞬時に(技術・科学的な表現に強い)
- synchronous → 同期して(時間を合わせるニュアンス)
- up-to-the-minute → 最新の(ニュースや更新情報で活躍)
- streaming → リアルタイム配信(動画・音楽で必須)
- interactive → 双方向の(体験や参加型の場面で便利)
練習用クイズ|リアルタイム英語表現をチェック!
問題1
次の文を正しく直してください。
✖️ We can watch the news with real time.
→ 「リアルタイムで」は in real time が正解。前置詞 “with” は使いません。
問題2
次のうち、正しい表現はどれでしょう?
A. This is a real-times data.
B. This is a real-time data.
C. This is real-time data.
→ real-time + 名詞 は形容詞としてハイフンをつけて使います。数えられない名詞に “a” や “s” は不要です。
問題3
放送中のサッカー試合を見ているときの自然な会話はどれ?
A. Is this a live broadcast?
B. Is this an alive broadcast?
C. Is this a living broadcast?
→ live = 生の で「生放送」と表現できます。“alive” や “living” は「生きている」という意味なので不適切です。
問題4
次の文を自然に直してください。
✖️ The update is instantaneously.
→ instantaneous(形容詞) は「即座の」という意味。文中で形容するなら “instantaneous” を使います。副詞 “instantaneously” にすると不自然になります。
問題5
会話の空欄に入る正しい表現を選んでください。
A: Can we join the meeting at different times?
(別の時間に会議に参加できる?)
B: No, it has to be ______.
(いや、これは同時進行じゃないとダメだよ)
- streaming
- synchronous
- up-to-the-minute
→ synchronous = 同時進行の、同期した。会議や処理を同時に行う場面で使われます。
よくある質問(FAQ)
Q. 「リアルタイムで」は英語でどう言うの?
A. 「リアルタイムで」は in real time と表現します。会話やビジネスで「同時進行」「遅れなく」というニュアンスを伝えるときに使えます。例えば、The data is updated in real time.(データはリアルタイムで更新される)です。
Q. 「リアルタイムの〜」はどう表現する?
A. 「リアルタイムの〜」は real-time + 名詞 を使います。たとえば real-time data(リアルタイムデータ)、real-time translation(リアルタイム翻訳) のように、名詞の前に置いて形容詞として使います。
Q. 「ライブ放送」はreal-timeとliveどっち?
A. 放送やイベントの場合は live を使うのが自然です。例えば live broadcast(生中継)、live music(生演奏) です。技術的な処理やデータには real-time を使い分けるのがコツです。
Q. 「with real time」は正しい?
A. いいえ、不自然です。多くの日本人学習者が間違えますが、「リアルタイムで」は with ではなく in real time が正解です。前置詞の違いに注意しましょう。
Q. 「real time」と「real-time」の違いは?
A. real time(名詞) は「リアルタイム」という概念を表し、real-time(形容詞) は「リアルタイムの〜」と名詞を修飾します。例えば “in real time” と “real-time data” のように使い分けます。
Q. 「immediate」と「real time」の違いは?
A. immediate は「即座に」という意味で、行動がすぐに行われることを強調します。一方で real time は「遅延なく進行する」ことに重点があります。微妙にニュアンスが違うので使い分けましょう。
Q. 「instantaneous」と「real time」は同じ?
A. 部分的には似ていますが違います。instantaneous は「瞬時に」「即時に」を強調する学術的な表現で、より硬い印象です。日常会話やITでは real time の方が一般的です。
Q. 「synchronous」と「real time」の違いは?
A. synchronous は「同時進行・同期している」ことを意味します。会議やシステム設計などで使われます。一方 real time は「遅れがないこと」を指すので、文脈に応じて選びましょう。
Q. リアルタイム英語表現を自然に使うコツは?
A. ポイントは フレーズごと暗記 することです。例えば in real time、real-time data、live broadcast をそのまま覚えて使えば自然に聞こえます。単語を直訳して組み合わせるよりも「決まり文句」で学ぶ方が効果的です。
Q. アウトプットを重視する学習方法はある?
A. はい。知識だけでなく、実際に話す→間違える→改善するプロセスを繰り返すことが重要です。RYO英会話ジムではその環境を提供しており、多くの受講生が「自分の言葉で話せる実感」を得ています。まずは無料体験レッスンから試すのがおすすめです。
まとめ
「リアルタイムで」「リアルタイムの」を英語で表すときは、in real time / real-time + 名詞 / live を状況に応じて使い分けるのがポイントです。
日本人がよくやってしまう with real time などの間違いにも注意しましょう。
また、関連する表現(instantaneous, synchronous, streaming, up-to-the-minute など)を知っておくと、ビジネスや日常会話でより自然に表現できるようになります。
英語学習は「知る」だけではなく、「実際に使う」ことで初めて身につきます。失敗しながらアウトプットを繰り返すことで、確実に成長を感じられるはずです。
🎯 実際にアウトプットしてみたい方は ▶︎ RYO英会話ジムの無料体験レッスン で、「知ってる英語を、使える英語に」変えていきましょう!
コメントを残す