異文化と海外勤務で気づいた「英語を学ぶ本当の理由」

こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです。この記事では、僕がまだフィリピンで日系企業に勤めていた頃の、ちょっと驚いた「出国体験」を通して、海外移住と英語学習、そして異文化理解について感じたことをお伝えします。
フィリピン勤務時代、出国にまさかの出費!?
当時、僕はフィリピンで6年半ほど働いていました。ある日、日本への一時帰国を決め、空港へ向かったところ、予想外の出費が待ち受けていました。
なんと、「出国するだけ」で P4000(約1万円) もかかったんです!9Gビザ(労働ビザ)を持っていた僕は、Emigration Clearance Certificate(ECC-B) という出国証明書が必要で、パスポートや外国人登録証(ACR-I CARD)などを提示して、空港の専用窓口で取得しなければなりませんでした。
しかも、フィリピンに1年以上滞在していた場合、旅行税(P1,620) も加算。すべて合わせると、出国だけで約P4000の支払いに。

この経験を通じて、「海外で生活するって、思ったよりずっと複雑なんだな」と肌で感じました。
異文化とのギャップに直面したリアル

フィリピンでの生活は、日本と比べて本当に違うことだらけでした。
たとえば役所の手続き。日本ではきっちり段取りされていることも、フィリピンでは案内が少なかったり、口頭でのやりとりが多かったりします。そんなとき、英語力がなければ、本当に身動きが取れないと痛感しました。
さらに、文化的な価値観の違いにも何度も驚かされました。時間に対する感覚、仕事への向き合い方、人との距離感──日本では常識でも、海外では通用しないことがたくさんあります。
このような異文化の中に飛び込んだことで、自然と「異文化 理解」と「英語学習」はセットになっていきました。
英語が使えたからこそ、乗り越えられた壁
ECC-Bの取得にしても、旅行税の支払いにしても、すべてが「初めてのこと」。英語での説明を正確に理解し、必要書類を揃え、現地のスタッフとやりとりするには、最低限の英語力が絶対に必要でした。
でも、英語ができたからこそ、現地スタッフとのちょっとした雑談も楽しめたし、ストレスも少なく対応できました。
英語は、ただのツールじゃなく、異国の中で「自分を守るための武器」になる。
起業した今だからこそ伝えたい:英語を学ぶ意味
僕はいま、英会話ジムを運営していますが、その原点は間違いなくこのフィリピン時代の経験です。
日本にいると、どうしても英語を「点数」や「教材」で測ってしまいがち。でも、海外に出ると、英語は「生きる力」そのものになる。
もしあなたが今、「英語学習が続かない」「なぜ学ぶのか見失いかけている」と感じているなら──
ぜひ、海外移住 英語学習や異文化 理解 英語という視点で、英語の意味を捉え直してみてください。
最後に

海外で暮らすというのは、ワクワクもあれば、戸惑いもある冒険です。でも、そこでの経験はすべて、あなたの人生の糧になります。
英語を話せることは、その冒険をもっと豊かにしてくれる力です。
英語は、世界とつながるチカラ。
これからも、僕自身の経験を通して、それをお伝えしていきたいと思います。
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