こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。日常英会話でよく耳にするフレーズ「not at all」。この短い言葉が持つ意味の幅は実はとても広いです。日本語における「全然」「まったく」といった表現に近いですが、英語のこのフレーズには独特のニュアンスがあります。今回は、この便利なフレーズ「not at all」を学び、日常の会話で活用しましょう。それではまいりましょう。
目次
使う場面
礼儀を表す時
誰かに「Thank you」と言われた時、謙虚に「全く、どういたしまして」と返す際に「Not at all」と使います。
否定を強調する時
誤解を避けるために「全くその通りではない」と強く否定する時に使われます。
例文
友人の引っ越しを手伝って…
どういたしまして。
このように相手から感謝されたときに丁寧に返答するときに「どういたしまして」という意味で使うことができます。また単純にNoを強く強調するときにも使えます。以下例文を見て見ましょう。
妻が海外旅行から帰ってきて…
中国旅行は楽しんだ?
まったく。
このように否定的に「まったく」や「全然」という意味で使えます。さらにDo you mind 〜?の返答として「ぜんぜん嫌じゃない」という意味でNoを強調するときにもよく使います。
好きな人へ…
是非。
この場合はI don’t mind at allで「まったく嫌でない」→「是非」という意味になっています。
- 英文: “Thank you for your help!” / “Not at all, it was my pleasure.” 日本語訳: 「助けてくれてありがとう!」 / 「とんでもない、喜んで手伝いました。」
- 英文: “Are you tired?” / “Not at all, I’m full of energy!” 日本語訳: 「疲れてる?」 / 「全然、元気いっぱいだよ!」
- 英文: “Was it difficult to solve this problem?” / “Not at all, it was quite simple.” 日本語訳: 「この問題を解くのは難しかった?」 / 「全然、かなり簡単だったよ。」
not at allの発音
カタカタで言うと、「ナラロー」のようになります。詳しくは今日から聞き取れる!not at allのネイティブ発音方法で確認ください。
「Not at all」の発音について解説します。このフレーズを自然に発音するためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。
- 「Not」の発音: 「Not」はアメリカ英語では「ナット」と発音されることが多いです。’o’ の音が短く、口を少し丸めて発音します。’t’ の音は舌を上の歯茎に軽く当てることで発音します。
- 「at」の発音: 「at」の ‘a’ は「ア」と発音します。日本語の「あ」よりも口を開けて発音すると良いでしょう。’t’ の音は、こちらも舌を上の歯茎に軽く当てて発音します。
- 「all」の発音: 「all」は「オール」と発音します。’o’ の音は日本語の「お」よりも長く、口を丸めて発音することがポイントです。’l’ の音は舌を上の歯茎に軽く当てながら、空気を流して発音します。
- 連続して発音するコツ: 「Not at all」をスムーズに言うには、単語間のつながりを意識することが大切です。特に、「not」の ‘t’ と「at」の ‘a’ を繋げるとき、自然な流れで言えるように練習しましょう。
このフレーズを練習する際は、ゆっくりと正確に発音することから始め、徐々に速度を上げていくと良いでしょう。また、実際の会話や映画、テレビ番組などで「Not at all」が使われている場面を聞き、真似することも効果的です。
似たような表現
No problem
「問題ない」の意味。助けを求められた時に用いる。
- 例文: “Can you help me with this?” / “No problem, I’d be happy to help.”
- 日本語訳: 「これを手伝ってくれる?」 / 「問題ないよ、喜んで手伝うよ。」
Don’t mention it
「気にしないで」というニュアンス。感謝を表された時に使われる。
- 例文: “Thanks for your support.” / “Don’t mention it, I’m here for you.”
- 日本語訳: 「サポートありがとう。」 / 「気にしないで、僕が支えるよ。」
No worries
「心配ない」「大丈夫」という意味。軽い間違いや小さなトラブルに対して使われる。
- 例文: “Sorry I’m late!” / “No worries, you’re just in time.”
- 日本語訳: 「遅れてごめん!」 / 「心配ないよ、ちょうど良いタイミングだよ。」
関連する語彙とその例文
Absolutely
(絶対に)
- 英文: “Are you sure?” / “Absolutely!”
- 日本語訳: 「本当に確か?」 / 「絶対に!」
Certainly
(確かに)
- 英文: “Can you help me?” / “Certainly!”
- 日本語訳: 「手伝ってくれる?」 / 「もちろん!」
Indeed
(実際に)
- 英文: “This is a rare item.” / “Indeed, it’s very valuable.”
- 日本語訳: 「これは珍しいアイテムだね。」 / 「実際、とても価値があるよ。」
押さえておきたいポイント
- 「not at all」は文脈によって多様な意味を持ちます。
- 礼儀を表す際や、否定を強調する際に特によく使われます。
- 他の似た表現との違いを理解することが重要です。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。「not at all」は英会話において非常に便利で多用されるフレーズです。この記事を参考にして、日常のさまざまなシーンで活用してみてください。使い方をマスターすれば、より自然で流暢な英会話が可能になります。それではSee you around!
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