こんにちは、RYO英会話ジムです。
結論からいうと、“too 〜 to …” は「〜すぎて…できない」だけでなく、
「今それをするには早すぎる/遅すぎる=まだそのタイミングじゃない」
という、やわらかい意味でもよく使われます。
例えば、
- It’s too early to decide.
→ 決めるにはまだ早い。(決めようと思えば決められるけど、今は時期じゃない) - It’s too late to call him.
→ 今電話するには遅すぎる。(電話はできるけど、常識的にやめておいたほうがいい)
このように、「本当に不可能というほど“できない”わけではない “too 〜 to …” がたくさんあります。
ここからは、こういった 「強くできないとは言っていない “too 〜 to …” の使い方を、さらに詳しく見ていきましょう。
関連記事
こちらの記事では、その使い方とよくある誤用例をわかりやすくまとめています👇
👉 “みんなが使う「me‑too」使うタイミングとよくある勘違い”
- 1 僕の失敗談:”too 〜 to …” を基本通りに理解して混乱した話
- 2 なぜ混乱したのか?(読者も同じ落とし穴にハマりやすいポイント)
- 3 克服のコツ(Tips):僕が意識して変わったポイント
- 4 まとめ:失敗して気づいたからこそ、使いこなせるようになる
- 5 “too 〜 to …” の基本の意味
- 6 「〜すぎて…できない」が強く出るパターン
- 7 「できない」が弱いパターン:時間・タイミングの“too”
- 8 気持ち・性格・判断を表す “too 〜 to …”
- 9 実践のコツ:いつも “できない” に引っ張られないこと
- 10 シーン別英会話:”too 〜 to …” を自然に使う会話例
- 11 シーン①:帰るタイミングについて話す(時間の“too”)
- 12 シーン②:仕事の提案に対して慎重に返す
- 13 シーン③:夜遅くの連絡について相談
- 14 シーン④:心理的にハードルが高いとき
- 15 シーン⑤:物理的に本当に無理な場合(強い “できない”)
- 16 なぜ独学では難しいのか?(RYO英会話ジムのご紹介)
- 17 今月のご案内:無料体験レッスンの枠を5名まで開放しています
- 18 よくある間違いパターン(レッスン現場で実際に気づいたNG集)
- 19 間違いは成長のチャンスです
- 20 似た英語表現と関連語彙の紹介(“too 〜 to …” と一緒に覚えると便利)
- 21 練習用クイズ(関連表現まとめてトレーニング)
- 22 よくある質問(FAQ)
- 22.1 Q. “too 〜 to …” とは何ですか?意味を簡単に知りたい
- 22.2 Q. “too 〜 to …” の正しい語順は?よくあるミスは?
- 22.3 Q. “too” と “very” の違いは何?使い分けが分からない
- 22.4 Q. “so 〜 that …” と “too 〜 to …” の違いは?
- 22.5 Q. “enough to …” と “not 〜 enough to …” の違いを簡単に教えて
- 22.6 Q. 時間系の “too early / too late / too soon” は「できない」にならないの?
- 22.7 Q. “too much” と “too many” はどう使い分ける?混乱します
- 22.8 Q. 会話で“too 〜 to …”を自然に使うコツは?
- 22.9 Q. “too 〜 to …” はビジネス英語でも使えますか?
- 22.10 Q. スピーキングでこうした表現を使えるようになるにはどうしたらいい?
- 23 まとめ
僕の失敗談:”too 〜 to …” を基本通りに理解して混乱した話
It’s too early to come back. を使ったあとに起きたモヤモヤ
実は僕自身、昔この表現を使って軽くパニックになったことがあります。
ある時、会話の中で自然に “It’s too early to come back.”(戻るにはまだ早いね) と言ったんです。
その時は自信満々でした。
ところがその直後、ふと頭の中に…
「あれ? “too 〜 to …” って “〜すぎて…できない” じゃなかった?」
「え?じゃあ ‘戻れない’ って意味になるの?」
というモヤモヤが急に湧いてきて、
自分が言った英語の意味が よくわからなくなる という、地味に恥ずかしい混乱タイムが発生しました。
でもその経験こそ、
“too = 強い不可能” ではなく、文脈で柔らかくなる
という大事な気づきにつながりました。
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なぜ混乱したのか?(読者も同じ落とし穴にハマりやすいポイント)
「教科書で習った型」だけで理解しようとしていたから
英語の初学者あるあるですが、僕も完全にこれでした。
- “too 〜 to … = 〜すぎて…できない”
- どんな“too”でも「できない」がつくはず
- → 例外に出会うと混乱する
このパターンにハマっていたんです。
だから “It’s too early to come back.” と言った瞬間、
「あれ?戻れないってこと?いや、戻れるじゃん?」
と頭がぐりんっとなったわけです。
克服のコツ(Tips):僕が意識して変わったポイント
Tip1:時間系(early / late / soon)は「できない」じゃなく“タイミング”と理解する
ここが一番のポイントです。
early / late / soon = 状況・タイミングの話
だから “できない” という強い意味にはなりません。
例
- It’s too early to decide.
→ 決められるけど、今じゃない
この理解が入るだけで混乱がスッキリ消えます。
Tip2:まず “不可能” か “判断” かのどちらを言っているのか考える
“too 〜 to …” を見たら、先にこう考える癖をつけると楽です。
- 物理的・能力的に無理 → 強い「できない」
- 気持ち・タイミング → やわらかい「まだその時じゃない」
これだけで9割は片付きます。
Tip3:違和感を感じたら、まず口語的に置き換えてみる
僕が実際に使っている方法です。
例:
It’s too early to come back.
→「今戻るにはちょっと早い」
→「まだ戻る時間じゃない」
こうやって日本語の“自然な言い換え”をすると、
意味が一気に腑に落ちます。
まとめ:失敗して気づいたからこそ、使いこなせるようになる
僕自身のモヤモヤ体験は、
「“too 〜 to …” はすべて “できない” じゃない」
という大事な気づきにつながりました。
同じように混乱している学習者は多いので、
この失敗談が少しでも助けになると嬉しいです。
必要なら、この失敗談に合う イラスト案 や SNSシェア向けの短縮版 も作りますね!
“too 〜 to …” の基本の意味
まずは形から整理しておきましょう。
too + 形容詞 / 副詞 + to + 動詞の原形
このパターンで、基本的には
「〜すぎて…できない」
という意味になります。
- It’s too cold to go outside.
→ 寒すぎて外に出られない。 - She is too tired to study.
→ 疲れすぎて勉強できない。
ここまでは教科書どおりの理解でOKです。
ただ、このあとが大事で、「いつも “できない” が強く出るわけではない」という点を押さえておきましょう。
「〜すぎて…できない」が強く出るパターン
まずは、“できない” がガッツリ強いケース です。
これは主に、
- 物理的に無理
- 法律的に無理
- 明らかに現実的じゃない
といった状況です。
典型的な例文
- He is too young to drive a car.
→ 若すぎて車を運転できない。(法律的にNG) - This box is too big to carry alone.
→ この箱は大きすぎて一人では運べない。(物理的にムリ) - It’s too dark to see anything.
→ 暗すぎて何も見えない。(見ようとしても見えない)
ここでは、「がんばっても無理」 という 不可能感 がはっきりあります。
いわゆる、あなたが最初に覚えた「〜すぎて…できない」の世界です。
「できない」が弱いパターン:時間・タイミングの“too”
ここからがこの記事の本題です。
early / late / soon など、時間やタイミングに関する形容詞 が入ると、
“too 〜 to …” は、「できない」よりも「まだそのタイミングじゃない」 という意味に近くなります。
“too early to …”(〜するには早すぎる)
- It’s too early to come back.
→ 戻ってくるにはまだ早いね。
※「戻れない」というより、「今戻るのはちょっと早すぎる」 という判断。 - It’s too early to decide.
→ 決めるにはまだ早い。
どちらも、決して「不可能」ではない ですよね。
あくまで、「今はやめておこう」「まだ早いね」というソフトな感覚 です。
“too late to …”(〜するには遅すぎる)
- It’s too late to call him now.
→ 今彼に電話するには遅すぎる。
電話は物理的にはできるけれど、
「常識的に考えると、もう遅い時間だからやめておこう」 というニュアンスです。
“too soon to …”(〜するには時期尚早だ)
- It’s too soon to judge.
→ 判断するにはまだ早すぎる。 - It’s too soon to say yes.
→ イエスと言うにはまだ早い。
ここでも、「できない」ではなく「まだ決める段階じゃない」という感覚ですね。
気持ち・性格・判断を表す “too 〜 to …”
次に、人の気持ちや性格 に関わる “too 〜 to …” です。
ここも、「できない」と訳されやすいですが、実際は “したくてもできない / プライドが邪魔する” など、心理的なブレーキ を表すことが多いです。
例文:心の状態がブレーキになっているパターン
- I’m too shy to speak in front of people.
→ 人前で話すにはシャイすぎる。
(話そうと思えば話せるけど、性格的にすごくハードルが高い) - He is too proud to apologize.
→ 彼はプライドが高すぎて謝れない。
(口では謝れるけど、プライドが邪魔している)
ここでも、完全な不可能というより「心理的にできない(したくない)」 という感じです。
日本語でも「プライド高すぎて謝れない人いるよね」と言うのと近いですね。
実践のコツ:いつも “できない” に引っ張られないこと
ポイントは1つだけです。
“too 〜 to …” を見たら、
それが「不可能」なのか、「タイミングや気持ちの問題」なのかを考える
- 物理的・法律的に無理 → 強い「できない」
- 時間・タイミング・気持ち → やわらかい「まだそうする段階じゃない」
この視点を持っておくと、
“It’s too early to come back.” を聞いてもモヤモヤしなくなります。
「戻れない」ではなく、
「戻ることはできるけど、今はちょっと早いよね」 と自然に理解できるようになります。
シーン別英会話:”too 〜 to …” を自然に使う会話例
ここでは、実際のシーン別で “too 〜 to …” がどう使われるかを、
短いやり取り+和訳つき で紹介します。
会話のあとには、自然に使うコツ もまとめています。
シーン①:帰るタイミングについて話す(時間の“too”)
戻るにはまだ早すぎるよ。
そうだね、もう少し待とう。
自然に使うコツ
- early / late / soon は「できない」ではなく“まだタイミングじゃない”という意味。
- 判断をやわらかく伝えたいときに便利。
シーン②:仕事の提案に対して慎重に返す
決めるにはまだ早すぎるね。
賛成。まず情報を集めよう。
自然に使うコツ
- “too soon” は 急ぎすぎない判断 を示すときにピッタリ。
- 相手を否定せず、丁寧に「まだ決めないほうがいい」と伝えられる。
シーン③:夜遅くの連絡について相談
今電話するには遅すぎるよ。
だね、もう寝てるかも。
自然に使うコツ
- “too late” は「できない」よりも、常識的にやめておこうという意味合いで使われる。
- 相手の状況を気づかう時に自然。
シーン④:心理的にハードルが高いとき
人前で話すには恥ずかしすぎて無理かな。
わかるよ。自信が必要だよね。
自然に使うコツ
- 心理状態を説明するときは、不可能というより“気持ちが追いつかない”ことを表せる。
- 自分の弱みや本音をやわらかく伝えられる表現。
シーン⑤:物理的に本当に無理な場合(強い “できない”)
この箱は重すぎて持てないよ。
手伝うよ。
自然に使うコツ
- 物理的・法律的に不可能な状況では、“too=できない” が強く出る。
- 文脈で「不可能 or 判断」どちらなのかを見極めると解釈がブレない。
なぜ独学では難しいのか?(RYO英会話ジムのご紹介)
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よくある間違いパターン(レッスン現場で実際に気づいたNG集)
ここでは、RYO英会話ジムのレッスンの中で、生徒さんがよくつまずく“間違いパターン” を、わかりやすくまとめて紹介します。
どれも“日本人がついやりがち”なミスなので、ここで一度チェックしておくと安心です。
① “too 〜 to …” をどんな文でも「絶対にできない」と誤解する
NG例:
- It’s too early to come back = 戻ってこれない(不可能)
→ こう理解してしまいがち。
ポイント:
“early / late / soon” は不可能ではなく、タイミングの問題。
レッスンでも、ここで混乱する方がとても多いです。
② 形の順番を間違える(to の位置がおかしくなる)
NG例:
- It’s too to early come back.
- It’s to early too come back.
→ 日本語の「〜するには早すぎる」をそのまま並べ替えようとして発生。
正しい形:
- It’s too early to come back.
この “too + 形容詞+ to 動詞” の並びは、慣れるまでよく崩れます。
③ “too” と “very” を混同する
NG例:
- It’s very early to come back.(×)
→ 「とても早い」という気持ちで very を使ってしまうミス。
正しくは:
- It’s too early to come back.
very は「〜すぎる」ではなく「とても」。
レッスンでも最初はほぼ全員が混同します。
④ 不自然に「〜したい」を付け足してしまう
NG例:
- It’s too early to I come back.(×)
- It’s too early to you decide.(×)
→ to の後に主語を置いてしまうパターン。
ポイント:
“to の後は動詞の原形”
ここを忘れると文が崩れます。
⑤ “too much / too many” と混ざってしまう
NG例:
- It’s too much early to decide.(×)
→ 「〜すぎる」を全部 too much にしてしまうミス。
正しくは:
- It’s too early to decide.
“too much / too many” は「量が多すぎる」時の表現。
形容詞 early, late, soon には使えません。
間違いは成長のチャンスです
RYO英会話ジムでは、こうした“よくある日本人の癖”を
レッスン中のアウトプットからその場で発見し、すぐ改善すること をとても大切にしています。
間違えるほど伸びる。
むしろ、間違わないと英語は伸びません。
だからこそ、あなたのミスは大歓迎です。
一緒に修正していけば、英語は必ず上達します。
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似た英語表現と関連語彙の紹介(“too 〜 to …” と一緒に覚えると便利)
① “so 〜 that …”(とても〜なので…)
“too 〜 to …” と違い、
「〜すぎてできない」ではなく、「とても〜なので…だ」 という中立的な結果を述べる表現です。
例:
- He was so tired that he fell asleep immediately.
→ とても疲れていたので、すぐ寝てしまった。
自然に使うコツ
- 「結果」を伝えたいときに使う
- 感情・状態・状況の“程度”を強調できる
- “too〜to…”のように「できない」にはならないので安心
短い会話例
忙しすぎて、ランチを飛ばしちゃった。
大変だったね。
② “enough to …”(…するのに十分〜だ)
“too〜to…” の逆のイメージ。
足りないのではなく「十分だ」 というポジティブな表現です。
例:
- He is strong enough to lift it.
→ 彼はそれを持ち上げられるくらい十分強い。
自然に使うコツ
- 「行動が可能である理由」を伝えたいときに便利
- ネイティブは “good enough to〜” をよく使う
- 「合格ラインに達している」ニュアンス
短い会話例
君の英語なら、会議に参加できるくらい十分だよ。
本当に?自信つくよ。
③ “not 〜 enough to …”(…するには十分ではない)
上の “enough to …” の否定版。
丁寧に「まだ不足している」ことを伝える時に使われます。
例:
- It’s not warm enough to go swimming.
→ 泳ぐには十分暖かくない。
自然に使うコツ
- 「ダメ出し」ではなく、“やるにはまだ条件が足りない” を柔らかく言える
- “too〜to…” より優しい印象になる
短い会話例
ここ、読書するには明るさが十分じゃないね。
窓の近くに行こう。
④ “such 〜 that …”(非常に〜なので…)
“so〜that…” と似ていますが、
“such + 名詞” で 名詞を強調したい時 によく使われます。
例:
- It was such a nice day that we went for a walk.
→ とてもいい天気だったので散歩に行った。
自然に使うコツ
- “so〜that” と迷ったら、名詞を強調したいかどうかで判断
- 会話が少し丁寧・柔らかい印象になる
短い会話例
すごく長い一日だったから、ゆっくりしたいよ。
わかるよ。ゆっくりして。
⑤ “almost 〜 enough to …”(〜するにはほぼ十分)
少し上級ですが、会話に自然に出てくる表現。
例:
- It’s almost warm enough to go outside without a jacket.
→ ジャケットなしで外に出られるくらい、ほぼ暖かい。
自然に使うコツ
- 「あと少し」のニュアンスを出す時に便利
- 丁寧・控えめな表現としても優秀
短い会話例
窓を開けられるくらい、ほぼ涼しくなってきたね。
うん、あと数分かな。
練習用クイズ(関連表現まとめてトレーニング)
以下の文を読んで、もっとも自然な英語表現を選んでください。
今回扱った “too 〜 to … / so 〜 that… / enough to… / not 〜 enough to…” などが混ざっています。
❶「今日は疲れすぎて外出する気になれない。」
→ 正しい英語を選んでください。
A. I’m so tired that go out.
B. I’m too tired to go out.
C. I’m tired enough to go out.
I’m too tired to go out.
→ 疲れすぎて外出できない の意味。「too〜to」は“不可能”が強めに出るパターン。
A は that の後に文が必要なので不自然。
C は「外に出るのに十分疲れている」という意味になり、逆の意味になる。
❷「この部屋は暗くて勉強するには十分じゃない。」
→ 正しい英語を選んでください。
A. This room is not bright enough to study.
B. This room is too bright to study.
C. This room is so dark that to study.
not bright enough to …
→ 十分明るくないので、〜できない を自然に表せる。
B は「明るすぎて勉強できない」。意味が逆。
C は that の後の構造が崩れていて文法的に不自然。
❸「その映画がとてもよかったので、2回見た。」
→ 正しい英語を選んでください。
A. The movie was so good that I watched it twice.
B. The movie was too good to watch twice.
C. The movie was good enough to watch twice.
so 〜 that … は 「とても〜なので…した」 の自然な因果関係。
B は「良すぎて2回見られない」という意味になり不自然。
C は「2回見るのに十分よかった」と、意味は通るが微妙に違うニュアンス。
❹「このスープは飲むには熱すぎる。」
→ 正しい英語を選んでください。
A. This soup is too hot to drink.
B. This soup is so hot that to drink.
C. This soup is not hot enough to drink.
too hot to drink
→ 熱すぎて飲めない の典型パターン。
B は構文が不完全。
C は「飲むには十分熱くない」という逆の意味。
❺「このコートなら、雪の日でも歩けるくらい暖かい。」
→ もっとも自然な英語を選んでください。
A. This coat is warm enough to walk in the snow.
B. This coat is too warm to walk in the snow.
C. This coat is so warm that walk in the snow.
warm enough to …
→ 〜するのに十分暖かい の自然な表現。
B は「暖かすぎて歩けない」、意味が逆になる。
C は文型が不完全で不自然。
よくある質問(FAQ)
Q. “too 〜 to …” とは何ですか?意味を簡単に知りたい
A. “too 〜 to …” は「〜すぎて…できない」 を基本とする英語表現です。ただし early / late / soon など時間系の形容詞が入ると、必ずしも“不可能”ではなく、「まだそのタイミングじゃない」という柔らかい意味になります。
Q. “too 〜 to …” の正しい語順は?よくあるミスは?
A. 語順は “too + 形容詞(副詞) + to + 動詞” が正解です。特に to の後に主語を入れてしまうミスが多いです(例:× too early to I decide)。to の後は必ず動詞の原形にしましょう。
Q. “too” と “very” の違いは何?使い分けが分からない
A. very は程度を強めるだけで、「〜すぎる」にはなりません。一方 too は“過度”を表し、ネガティブなニュアンスを含むことが多いです。例:too hot(熱すぎる)/very hot(とても熱い)。
Q. “so 〜 that …” と “too 〜 to …” の違いは?
A. “so 〜 that …” は「とても〜なので…」という結果を説明する表現、
“too 〜 to …” は「〜すぎて…できない」 という否定的な結果が含まれます。意味の方向性が異なるため、置き換えはできません。
Q. “enough to …” と “not 〜 enough to …” の違いを簡単に教えて
A. “enough to …” は「〜するのに十分…だ」
“not 〜 enough to …” は「〜するには十分ではない」 という意味。
ポジティブ/ネガティブの違いだけでなく、相手に配慮した丁寧な言い方として使われることも多いです。
Q. 時間系の “too early / too late / too soon” は「できない」にならないの?
A. はい、時間系は「不可能」ではなく「まだその時じゃない」 が基本です。
例:It’s too early to decide.(決めるにはまだ早い)
「決められない」わけではなく、判断として早いだけです。
Q. “too much” と “too many” はどう使い分ける?混乱します
A. 数えられない名詞 → too much/数えられる名詞 → too many が基本です。
例:too much water/too many ideas。
“too early” など形容詞には too much は使いません(× too much early)。
Q. 会話で“too 〜 to …”を自然に使うコツは?
A. 文法よりも 「本当に不可能なのか?ただ適切じゃないだけか?」 を意識すると自然に使えます。気持ち・タイミングなら柔らかい表現になり、物理的・能力的な話なら「できない」が強くなります。
Q. “too 〜 to …” はビジネス英語でも使えますか?
A. はい、むしろビジネスの方がよく使われます。
例:It’s too soon to make a decision.(決定するには早すぎます)
相手を否定せず、やんわり距離を置く表現として非常に便利です。
Q. スピーキングでこうした表現を使えるようになるにはどうしたらいい?
A. 英文を覚えるだけでは足りず、アウトプット → 間違い → 改善 のサイクルが欠かせません。もし効率よく伸ばしたいなら、会話の中でフィードバックがもらえる環境が最適です。
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まとめ
今回の記事では、“too 〜 to …” の本当の使い方を中心に、
- 「できない」が強く出るケース
- 時間・気持ちで柔らかく使うケース
- 関連表現(so〜that / enough to など)
- よくある間違い
- 会話例・クイズ
などをまとめて学びました。
大事なのは、文脈で“本当に不可能なのか?”“ただ時期じゃないだけなのか?”を判断すること。
これが分かると、英会話の理解と発話がグッと自然になります。
そして英語は、知識よりも アウトプット → 間違い → 改善 の循環で伸びます。
いくら理解していても、話さなければ“使える英語”には変わりません。
だからこそ、
あなたのミスは成長のチャンス。安心して挑戦して大丈夫です。
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