こんにちは、RYO英会話ジムのリョウです!
「suck it up」は、英語で 「我慢する」「耐える」「受け入れて前に進む」 という意味のスラング表現です。
すぐに使える例文
- “It’s tough, but you have to suck it up.”
(大変だけど、我慢しないといけないよ。) - “Stop complaining and just suck it up.”
(文句言わないで、我慢しなさい。)
つまり、不満やつらい状況を受け入れて、前に進まなければならないときに使うフレーズです。
それでは、さらに詳しく見ていきましょう!
関連記事
- 1 すぐに使える例文
- 2 僕の失敗談:発音が聞き取れず思考停止に…
- 3 「suck it up」の意味とは?
- 4 「suck it up」の使い方と例文
- 5 英語で表すと?
- 6 発音のポイント
- 7 シーン別英会話
- 8 音声を聞いて練習しよう
- 9 RYO英会話ジムで「話せる英語力」を伸ばす
- 10 よくあるNG表現パターン
- 11 まとめとメッセージ
- 12 似た英語表現
- 13 関連語彙
- 14 練習用クイズ
- 15 よくある質問(FAQ)
- 15.1 Q. 「suck it up」とはどういう意味ですか?
- 15.2 Q. 「suck it up」の正しい使い方は?
- 15.3 Q. 「suck it up」と「put up with」との違いは?
- 15.4 Q. 「suck it up」と「deal with it」はどう違う?
- 15.5 Q. 「suck it up」は失礼になりますか?
- 15.6 Q. 「suck it up」の発音のコツは?
- 15.7 Q. 「suck it up」の例文を教えてください
- 15.8 Q. 「suck it up」と似た英語表現は?
- 15.9 Q. 「resilience」や「perseverance」との違いは?
- 15.10 Q. 「suck it up」を自然に使えるようになるには?
- 16 まとめ
僕の失敗談:発音が聞き取れず思考停止に…
英語を学び始めたころ、会話の中で「suck it up」を初めて聞いたときのことです。
ネイティブが「サッキラップ」と発音していて、頭の中では「???」状態。
さらに僕は 「suck up」 という別の表現も知らなかったので、ますます混乱。
「suck=下ネタ」というイメージもあって、意味を結びつけられず、その瞬間は完全に思考停止してしまいました。
相手の会話についていけず、返事もぎこちなくなり、恥ずかしい気持ちを抱えたのを今でも覚えています。
同じ経験をする人は多い
実はこれは珍しいことではありません。
速い発音でつながる表現や、似ているけど意味が違うフレーズは、日本人学習者が最もつまずきやすいポイントです。
「聞いたことはあるけど意味が出てこない」「別の単語と混同してしまう」──これらは多くの人が通る道なんです。
克服のコツ(Tips)
僕自身が乗り越えたときに意識したのは、次の3つです。
- 音で丸ごと覚える
→ 「suck it up」を単語ごとにではなく 「サッキラップ」=ひとかたまり で練習。 - 似ている表現を整理する
→ 「suck up(お世辞を言う)」と混同しないように、例文でセット暗記。 - とにかく声に出す
→ シャドーイングや会話練習で口に慣らし、意味を考える前に出せる状態をつくる。
このサイクルを続けたことで、聞き取れなかった表現も自然に理解でき、スムーズに会話に反応できるようになりました。
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
「suck it up」の意味とは?
「suck it up」はスラング表現で、「我慢する」「耐える」「不満を言わずに受け入れる」 という意味を持ちます。
ポイントは、ただの忍耐ではなく「文句を言わずに受け入れて行動する」ニュアンスがあること。
ネイティブが日常会話で友達や同僚に軽く使うフレーズです。
フォーマルではなくカジュアル表現
この表現はビジネスメールや公式な場面では不向きです。
あくまで フランクな日常会話 で使うのが基本。
- 友達や同僚を励ますとき
- 困難を乗り越える必要があるとき
- 文句を言っている相手に「受け入れろ」と言いたいとき
こういった場面で使われます。
「suck it up」の使い方と例文
仕事の愚痴を言う同僚に
“Stop complaining and suck it up.”
(文句言わないで、我慢しなよ。)
子育てや家事で大変なとき
“I have to suck it up because I have three kids at home.”
(家に子供が3人いるから、我慢するしかないの。)
宿題をやりたくない子供に
“I know, but you just need to suck it up and do it.”
(わかるけど、我慢してやらないといけないよ。)
英語で表すと?
辞書的にはこんな定義で表せます。
👉 “to accept something unpleasant and control your emotions”
(嫌なことを受け入れて感情をコントロールすること)
つまり、「嫌なことを避ける」のではなく「受け止めた上で進む」という前向きな意味合いがあるんです。
発音のポイント
カタカナで「サック・イット・アップ」と読めますが、ネイティブは早口でつなげて
🗣 「サッキラップ」
のように発音します。リズムで覚えてしまうとスムーズに口から出てきますよ。
シーン別英会話
シーン1|仕事で愚痴をこぼす同僚に
A: I’m so tired of this project. It’s never-ending.
(このプロジェクト、もう嫌だ。終わりが見えないよ。)
B: I know, but we just have to suck it up and finish it.
(わかるけど、我慢して終わらせるしかないね。)
👉 コツ:仕事や勉強など、やるしかない状況で「suck it up」を自然に使う。
シーン2|部活やジムで厳しいトレーニング中
A: This workout is killing me!
(このトレーニング、マジできつい!)
B: Come on, suck it up! You’ll feel great after.
(頑張れよ、我慢して!終わったら最高に気持ちいいから。)
👉 コツ:励ましの一言として 軽く背中を押す表現 に使える。
シーン3|宿題をやりたくない子供に
A: I don’t want to do my homework.
(宿題なんかやりたくないよ。)
B: I know, but you need to suck it up and do it.
(わかるけど、我慢してやらなきゃね。)
👉 コツ:親しい関係(親子・友達同士など)で「文句言わずにやれ」というニュアンス。
シーン4|失恋して落ち込んでいる友人に
A: I can’t believe she broke up with me.
(彼女に振られたなんて信じられないよ。)
B: I know it’s hard, but you’ve got to suck it up and move on.
(辛いのはわかるけど、我慢して前に進まなきゃね。)
👉 コツ:ただの「耐える」だけでなく、立ち直って前進する という意味合いも込められる。
音声を聞いて練習しよう
同僚が仕事の文句ばかり言っていて…
給与は問題ないの?
うん。
じゃあ我慢しなよ。
仕事を2つ掛け持ちするママ友に少し休んだらと提案すると…
子供が学校の宿題をやりたくないと言っていて…
わかるけど、我慢してやらないといけないの。
軽く励ます
心配しないの。
元気出して。
よくあることだよ。
RYO英会話ジムで「話せる英語力」を伸ばす
英語を学ぶ上で一番大切なのは、実際にアウトプットして、間違いをその場で改善していくことです。
知識をインプットするだけでは「わかったつもり」で終わってしまい、いざ話す場面になると使えないことが多いもの。
RYO英会話ジムでは、レッスン中に大量の発話をしていただき、その内容をその場で可視化&添削。
受講生からは、
- 「自分の弱点がはっきり見えたので、効率的に改善できた」
- 「毎回のアウトプットで“できること”が増えていく実感がある」
- 「今まで避けていた会議や雑談に、自信を持って臨めるようになった」
といった声をいただいています。
学習の成果は、間違いを恐れずに発話し、それを正しく直すプロセスから生まれます。
この繰り返しが、確実に「話せる英語力」へとつながるのです。
👉 興味のある方は、無料体験レッスンはこちら からお気軽にお試しください。
その他の受講生の声も見たい方は → こちら
よくあるNG表現パターン
英語学習者の多くが「suck it up」を使おうとして、こんな間違いをしてしまいます。
① “I must suck it up.” と直訳しすぎる
ネイティブは “must” をつけるときつすぎて不自然に聞こえます。
👉 正しくは “I have to suck it up.” や “I just need to suck it up.” の方が自然。
② “I suck it up now.” と時制を間違える
「今我慢してる」という意味で 現在形 を使うと不自然です。
👉 ネイティブは 進行形 を使い、
“I’m sucking it up right now.” と言います。
③ フォーマルな場面で使ってしまう
「suck it up」はあくまでカジュアルな表現。
上司へのプレゼンやメールで使うと失礼に響きます。
👉 その場合は “I will deal with it.” や “I’ll manage.” を使うのが無難です。
④ 「我慢する=endure」と混同する
「endure」は硬すぎて文学的。日常会話ではほとんど使われません。
👉 ネイティブが普段使うのは “suck it up”, “deal with it”, “get through it” など。
まとめとメッセージ
失敗は誰でも経験するもの。
大事なのは、「間違えても直す」→「繰り返す」 という学習サイクルです。
RYO英会話ジムでは、この 改善のプロセス を徹底的にサポートしています。
「自分もこんなミスしてるかも…」と思った方は、まず試してみてください。
👉 無料体験はこちらから で、伸びる英語学習を体感しましょう!
似た英語表現
Bite the bullet
意味:不快なことを覚悟してやる
自然に使うコツ:避けられないことに挑むときに使う。少し「勇気を出す」ニュアンスあり。
会話例
A: The dentist appointment is tomorrow. I hate it.
(明日歯医者の予約なんだよね。嫌だなぁ。)
B: I know, but you just have to bite the bullet.
(わかるけど、我慢して行くしかないね。)
Deal with it
意味:受け入れて対処する
自然に使うコツ:感情よりも「状況処理」にフォーカスしたいときに使う。
会話例
A: The internet is down again!
(またネットが落ちてる!)
B: Yeah, we’ll just have to deal with it until it’s fixed.
(そうだね、直るまで受け入れるしかないよ。)
Get over it
意味:立ち直る、克服する
自然に使うコツ:過去の出来事やショックから前進する場面で使う。
会話例
A: I’m still upset about failing the exam.
(試験に落ちたの、まだショックだよ。)
B: I get it, but you need to get over it and try again.
(気持ちはわかるけど、乗り越えてまた挑戦しないとね。)
関連語彙
Resilience(レジリエンス:回復力)
自然に使うコツ:心理的に強くて、困難から早く立ち直る力を指す。
会話例
A: She faced a lot of challenges but showed great resilience.
(彼女は多くの困難に直面したけど、すごい回復力を見せたよ。)
B: Yeah, she never gives up.
(本当に、彼女は絶対に諦めないね。)
Perseverance(忍耐力)
自然に使うコツ:長期的にコツコツ続ける力を表す。短期的な「我慢」とは違い、目標達成のための根気。
会話例
A: How did he become so fluent in English?
(彼はどうやってそんなに英語が流暢になったの?)
B: Perseverance. He practiced every single day for years.
(忍耐だよ。何年も毎日練習してたからね。)
練習用クイズ
クイズ1
あなたの同僚が文句ばかり言っているときに、「文句言わずに我慢して!」と伝えたい。どの表現が一番自然?
A. Endure it
B. Suck it up
C. Tolerate it
「endure」は硬すぎて日常会話ではあまり使われません。「suck it up」はカジュアルな場面で「我慢しろ」という意味でよく使われます。
クイズ2
歯医者に行くのが嫌で友達に愚痴をこぼしているとき、「仕方ないから我慢してやるしかないよ」と返すなら?
A. Bite the bullet
B. Deal with it
C. Get over it
「bite the bullet」は嫌だけど避けられないことを「腹をくくってやる」ニュアンス。歯医者や試験などにピッタリ。
クイズ3
インターネットが繋がらないとき、「直るまで仕方ないから受け入れるしかないね」と言うなら?
A. Get over it
B. Deal with it
C. Perseverance
「deal with it」は「受け入れて対処する」という意味。インターネットの不具合のような状況にピッタリ。
クイズ4
失恋した友達に「もう乗り越えて前に進もうよ」と励ますなら?
A. Get over it
B. Resilience
C. Suck it up
「get over it」は過去の失敗やショックから立ち直るときに使う表現。失恋の場面に最適。
クイズ5
長期的に英語を学び続ける「忍耐力」を表すのに適切なのは?
A. Resilience
B. Perseverance
C. Tolerance
「perseverance」は目標達成に向けてコツコツ努力する「根気・忍耐力」。一方「resilience」は困難から回復する「回復力」を意味します。
よくある質問(FAQ)
Q. 「suck it up」とはどういう意味ですか?
A. 「suck it up」 はカジュアルな英語で「我慢する」「不満を言わずに受け入れる」という意味です。ネイティブの日常会話ではよく使われますが、フォーマルな場面では避けた方が自然です。
Q. 「suck it up」の正しい使い方は?
A. つらい状況ややらなければならないことを前に「仕方ない、やるしかない」という場面で使います。例えば “I don’t like it, but I’ll suck it up.” のように、自分に言い聞かせる形でもよく使われます。
Q. 「suck it up」と「put up with」との違いは?
A. 「put up with」 は「嫌だけど受け入れる」という意味で、より中立的です。一方 「suck it up」 は「文句言わずに耐える」というニュアンスが強めで、よりカジュアルで口語的な表現です。
Q. 「suck it up」と「deal with it」はどう違う?
A. 「deal with it」 は「状況に対処する」という冷静な響きがあります。対して 「suck it up」 は「感情を押し殺して我慢しろ」というニュアンスがあり、励ましや突き放しの表現として使われることが多いです。
Q. 「suck it up」は失礼になりますか?
A. 目上の人やフォーマルな状況で使うとぶっきらぼうで失礼に聞こえる可能性があります。友達同士やカジュアルな会話でのみ使うのが安心です。ビジネスシーンでは 「I’ll manage.」 などを選びましょう。
Q. 「suck it up」の発音のコツは?
A. カタカナで「サック・イット・アップ」ですが、ネイティブは速くつなげて 「サッキラップ」 のように発音します。1つのフレーズとしてリズムで覚えると自然に口から出やすくなります。
Q. 「suck it up」の例文を教えてください
A. 例文:“I know it’s hard, but you need to suck it up.”(大変なのはわかるけど、我慢しないとね。)
このように相手を励ましたり、自分自身を奮い立たせる場面でよく使われます。
Q. 「suck it up」と似た英語表現は?
A. 代表的なものは 「bite the bullet」(嫌なことを覚悟してやる)、「get over it」(乗り越える)、「deal with it」(受け入れて対処する)などです。状況に応じて言い換えると表現が豊かになります。
Q. 「resilience」や「perseverance」との違いは?
A. 「resilience」 は「困難からの回復力」、「perseverance」 は「長期的な忍耐力」を表します。どちらも「suck it up」と近い場面で出てきますが、名詞として精神的な強さを説明するときに使います。
Q. 「suck it up」を自然に使えるようになるには?
A. 実際に口に出して練習し、間違えてもその場で直すことが大切です。アウトプット→フィードバック→改善の繰り返しで身につきます。もっと効率的に学びたい方は、RYO英会話ジムの無料体験 で実感してみてください。
まとめ
今回は 「suck it up」 の意味や使い方、似た表現との違い、そして学習でのよくあるミスまでを整理しました。
ポイントは、ただ意味を知るだけでなく、実際に声に出して使ってみること。そうすることで「わかる英語」から「使える英語」へと変わっていきます。
🎯 実際にアウトプットしてみたい方は ▶︎ RYO英会話ジムの無料体験レッスン で、「知ってる英語を、使える英語に」 変えていきましょう!
コメントを残す