こんにちは、RYO英会話ジムです。
「sort of」は“ちょっと〜”や“〜っぽい”といった、あいまいなニュアンスを加える便利表現です。
📌 たとえば…
- I sort of like jazz.
(ジャズ、ちょっと好きかも。) - It’s sort of red.
(赤っぽいね。) - Sort of.
(まあ、そんな感じ。)
ネイティブがよく使うこの表現、直訳の「一種の〜」とはかなり意味が違いますよね。
今回はこの「sort of」の本当の意味と使い方について、わかりやすく解説していきます。
まずは、その基本的な働きから見ていきましょう👇
- 1 ネイティブがよく使う「sort of」の意味と使い方
- 2 「sort of」の基本的な使い方
- 3 「sort of」を使う場面とコツ
- 4 【失敗談】最初は「分類の話」だと勘違いしてました
- 5 シーン別|「sort of」の会話例と和訳
- 6 自然に「sort of」を使うコツ
- 7 まとめ
- 8 英語表現を「使える力」に変えるには?
- 9 音声を聞いて練習しよう
- 10 ✅「sort of」の使い方クイズにチャレンジ!
- 11 よく使う「◯◯ sort of」表現まとめとニュアンスの違い
- 12 ✅「sort of」関連表現まとめ表
- 13 使い分けの感覚を身につけよう
- 14 ❌よくある「sort of」のNG表現パターンまとめ
- 15 ✅まとめ:自然な「sort of」習得のコツ
- 16 ✨「sort of」に似た英語表現と関連語彙
- 17 ✅ まとめ:使い分けの感覚を磨こう!
- 18 🌟 この記事のまとめ
ネイティブがよく使う「sort of」の意味と使い方
日常英会話でよく耳にする表現に「sort of」があります。この短いフレーズ、ネイティブにとってはとても便利な言葉ですが、英語学習者にとっては意味や使い方が少しややこしいことも。
今回はこの「sort of」が持つニュアンスや使い方について、わかりやすく丁寧に解説していきます。
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
「sort of」の基本的な使い方
形容詞や動詞を“ぼかす”働きがある
「sort of」は、「usually」や「often」と同じく、副詞的に使われるのがポイントです。
例えば以下のような使い方があります:
- It was sort of expensive.(ちょっと高かった。)
- I sort of like jazz.(ジャズ、ちょっと好きかも。)
- She looks sort of like my ex-girlfriend.(元カノにちょっと似てる。)
修飾したい言葉の直前に置くのが基本なので、文の中でどの単語を“ぼかして”いるのかを意識すると理解しやすいです。
早口のネイティブは「sorta」と発音
ネイティブは会話の中で「sort of」を短くして、「sorta(ソーラ)」や「ソーダ」のように発音することがよくあります。
リスニングで聞き取るときの参考にしてくださいね。
返答にも使える「sort of」
相手に何かを聞かれて、はっきり答えたくない時や、ちょっと曖昧にしたい時にも使えます。
たとえば:
- A: Are you tired?(疲れてる?)
- B: Sort of.(まあちょっとね。)
「〜っぽい」という意味でも使える
「sort of」は、形容詞と一緒に使って、「〜っぽい」「〜のような」という意味になることもあります。
- It’s sort of red.(赤っぽいね。)
これは「ish(例:reddish)」と似たようなニュアンスですね。
意見をやわらかく伝える時にも便利
自分の意見をストレートに言うのがちょっと気が引ける時、「sort of」を使えばやんわりと伝えることができます。
- I sort of think it’s a bad idea.
(ちょっとそれは良くない考えかな、って思う。)
「sort of」を使う場面とコツ
よく使われる2つの場面
- 意見や感情を控えめに伝えたい時
→ 例:I’m sort of happy about it.(なんとなく嬉しいかな。) - 具体的な説明を避けたい時
→ 例:It’s sort of complicated.(ちょっと複雑なんだ。)
押さえておきたいポイント
「sort of」は文字通りには「一種の」という意味ですが、会話では「ちょっと」「ある程度」「〜っぽい」など、ぼかし表現として非常によく使われます。
ただし、使いすぎには注意です。多用すると、自信がない印象を与えてしまうこともあります。
それでも、上手に使えば、意見や感情をやわらかく伝えられる便利な表現です。ぜひ意識して使ってみてください!
【失敗談】最初は「分類の話」だと勘違いしてました
実は僕自身、「sort of」という表現に初めて出会ったとき、
「ああ、何かを分類する時に使う表現なんだな」と完全に思い込んでいました。
たとえばネイティブが
“He’s sort of quiet.”
と言った時、当時の僕は、
「彼は“静かなタイプの一人”ってことかな?つまり“静かな分類に入る人”?」
と、本気で「分類」や「カテゴリー」の話をしてるんだと思っていたんです(笑)。
でも、実際の意味はまったく違って、
この場合の「sort of」は、“ちょっと”とか“まあまあね”といったあいまいなニュアンスを加えるためのものでした。
この経験から、僕が強く感じたのは、
「英語表現って、文法や直訳だけじゃ本当の意味がつかめない」
ということ。
ネイティブがどういう感覚で使っているのか?を知ることの大切さを実感しました。
この失敗をきっかけに、英語を“分析するもの”としてではなく、“体で感じて使うもの”として学ぶ姿勢が芽生えた気がします。
他にも似たような表現や会話の中でよく使われる英語フレーズを解説しています👇
シーン別|「sort of」の会話例と和訳
1. 意見や感情をやんわり伝える時
例文:
A: Did you enjoy the party last night?
B: Sort of. It was fun, but I didn’t know many people.
和訳:
A:昨日のパーティー楽しかった?
B:まあまあね。楽しかったけど、あんまり知ってる人いなかったから。
👉 コツ: はっきり「No」と言いたくないときに「sort of」でやんわり表現。
2. ぼんやりした印象や見た目を表現する時
例文:
A: What color is your new jacket?
B: It’s sort of blue, like a navy but lighter.
和訳:
A:新しいジャケットって何色?
B:青っぽいかな、ネイビーっぽいけどちょっと明るめの。
👉 コツ: 色や形などをあいまいに説明したいときに便利。
3. 自分の考えをやわらかく言いたい時
例文:
A: Do you agree with the manager’s decision?
B: I sort of think it could have been handled differently.
和訳:
A:マネージャーの判断に賛成?
B:なんとなくもっと別の対応もあったかなって思う。
👉 コツ: 自分の意見にクッションを入れたいときに自然に使えます。
4. 微妙な好みや感情を表す時
例文:
A: Do you like spicy food?
B: Sort of. I like a little kick, but not too much.
和訳:
A:辛い料理って好き?
B:まあまあね。ちょっとピリッとしてるくらいなら好きだけど、辛すぎるのは苦手。
👉 コツ: 「完全に好き/嫌いじゃない」という時の中間のニュアンスにぴったり。
5. はっきり説明できないけど何か言いたい時
例文:
A: So, how was the interview?
B: It was sort of weird. The questions were super random.
和訳:
A:面接どうだった?
B:なんか変だった。質問がめちゃくちゃだったよ。
👉 コツ: 詳しく言いにくい時や感覚的な説明に便利。
自然に「sort of」を使うコツ
- ✅ 完璧に答えたくないときの“逃げ道”として使える
- ✅ 言葉に柔らかさ・あいまいさを加えたいときに便利
- ✅ 「100%そう思ってるわけじゃないけど…」という気持ちを伝えられる
- ✅ フォーマルすぎないカジュアルな会話で使うのがベスト
まとめ
「sort of」は、控えめで自然な表現ができる万能フレーズです。
英語らしい“ニュアンスの伝え方”を学ぶのにも最適なので、ぜひ今回の例文を使って、実際の会話で練習してみてくださいね!
英語表現を「使える力」に変えるには?
今回ご紹介した「sort of」のような表現も、実際に会話で使ってみて初めて自分のものになります。
でも、
- 「文法や単語を覚えても、会話で出てこない…」
- 「間違えるのが怖くて、発言できない…」
そんなお悩み、ありませんか?
それ、実はアウトプット不足が原因かもしれません。
RYO英会話ジムでは、英語を頭で理解するだけでなく、実際に使ってみることに重点を置いたレッスンを行っています。レッスン中はとにかく話す・話す・話す!そこから課題が見えてきて、あなたの「苦手なクセ」や「伸ばすべきポイント」も明確になります。
「間違えても大丈夫」と思える環境だから、挑戦できる
実際の生徒さんからは、こんな声をいただいています。
「完璧を求めず、とにかく話してみる大切さに気づけた。」
「ミスが恥ずかしい、と思っていたけど、今ではむしろ“気づきのチャンス”だと思えるようになった。」
また、あるビジネスパーソンの方からはこんな感想も。
「言いたいことを瞬時に組み立てて話せるようになったことで、海外クライアントとの会話に自信が持てるようになりました。」
話す → フィードバック → 改善 → 再チャレンジ
このサイクルを繰り返すことで、自然と「使える英語力」が身についていくのです。
まずは気軽に、無料体験から
もしあなたが「そろそろインプットばかりの勉強から卒業したい」と思っているなら、一度体験してみるのが一番早いです。
今なら【無料体験レッスン】を実施中!
実際のレッスンの雰囲気や、どれだけアウトプットできるのかを、ぜひ肌で感じてみてください。
あなたが「なんとなく知ってる英語」を「自信を持って使える英語」に変える、その第一歩を応援しています!
音声を聞いて練習しよう
友人とレストランを出たあと…
ディナー少し高くなかった?
恋愛の話になり…
彼女のことそれなりに好きだよ。
元カノに似ている人がいて…
彼女は俺の元カノに少し似てるな。
映画を見た後に…
その映画多少はよかったよ。
お昼になって…
お腹減った?
少しね。
パーティーでのアイヴァンのドレスは何色だったか聞かれて…
彼女のドレスは赤っぽかったよ。
友人から彼氏の相談をされて…
たぶん彼女ともっと話し合ったほうがいいと思うよ。
✅「sort of」の使い方クイズにチャレンジ!
【クイズ1】
次の英文の空欄に入るもっとも自然な語句を選んでください。
I’m not really into action movies, but I ___ like this one.
A. sort of
B. kind
C. all sorts
D. any sort
「sort of like」は「ちょっと好き」「まあまあ好き」といった控えめな好みを表す時に使われます。
この文では「普段はアクション映画が好きじゃないけど、この作品はちょっと好きかも」というニュアンスなので「sort of」が自然です。
「kind」は文法的に不完全、「all sorts」や「any sort」は意味が合いません。
【クイズ2】
「彼はなんらかのエンジニアのようです。」
この文に合う英語表現はどれでしょう?
A. He is a this sort of engineer.
B. He is a some sort of engineer.
C. He is a any sort of engineer.
D. He is a sort of like engineer.
「some sort of」は、具体的にはよくわからないけど、ある種類の〜という曖昧な表現です。
この場合「どんなエンジニアかはわからないけど、エンジニアっぽい」というニュアンスなので最適です。
【クイズ3】
以下の文の意味として最も適切なものはどれですか?
“This sort of weather makes me feel sleepy.”
A. この天気のようなものは私を目覚めさせる
B. この種類の天気は私を眠くさせる
C. どんな天気でも私は眠くなる
D. 天気についての分類が必要だ
「this sort of」は「この種の〜」という意味で、具体的なものを指す時に使います。
この文では「曇りや雨のような眠くなる天気」のことを指していると考えると自然です。
【クイズ4】
次のうち、「多種多様なものがある」という意味を最もよく表すのはどれ?
A. any sort of
B. this sort of
C. all sorts of
D. some sort of
「all sorts of」は「あらゆる種類の〜」や「多種多様な〜」を意味します。
バリエーションが豊富なことを伝えたいときに使う表現です。
【クイズ5】
「sort of like」の意味として最も近いのはどれ?
A. 全く同じ
B. ちょっと似ている
C. 好きじゃない
D. 詳細を説明している
「sort of like」は「完全ではないけどちょっと似ている」や「まあまあ好き」という意味で使われる、控えめな比較表現です。
よく使う「◯◯ sort of」表現まとめとニュアンスの違い
「sort of」は、実は組み合わせる言葉によってさまざまな表現に変化し、それぞれ少しずつニュアンスが異なります。ここでは代表的な6つのパターンをご紹介します。
🔹 This sort of 〜:「この種の〜」
- 意味:話し手が明確に特定している種類やタイプを指す
- 例文:This sort of behavior is unacceptable.
(この種の行動は許されません。) - ポイント:明確な事例や特徴に基づいて、あるタイプを指定する時に使います。
🔹 Some sort of 〜:「何らかの〜」
- 意味:話し手にも正確にはわからないけど、ある種の〜であるというニュアンス
- 例文:He’s looking for some sort of job in the IT industry.
(彼はIT業界で何らかの仕事を探しています。) - ポイント:曖昧さを残したまま説明したい時や、不確実な時に便利です。
🔹 Any sort of 〜:「どんな種類の〜でも」
- 意味:条件を限定せず、あらゆる可能性を含めて
- 例文:I’m open to any sort of suggestion.
(どんな提案でも受け入れるつもりです。) - ポイント:「どんな種類でもOKです」というオープンな姿勢を示す表現です。
🔹 All sorts of 〜:「あらゆる種類の〜」
- 意味:多種多様な例やバリエーションを示す
- 例文:The library has all sorts of books.
(図書館にはあらゆる種類の本があります。) - ポイント:「いろんなタイプがあるよ!」とバラエティの豊かさを強調したい時に使います。
🔹 Sort of like 〜:「〜みたいな感じ」
- 意味:完全には同じじゃないけど、ちょっと似ている/多少好きという控えめな表現
- 例文:I sort of like jazz music.
(ちょっとジャズが好きかも。) - ポイント:好みや比較をやんわり伝えるのにぴったりな言い回しです。
🔹 What sort of 〜:「どんな種類の〜?」
- 意味:相手の好みや特徴、種類を具体的に尋ねる
- 例文:What sort of music do you like?
(どんな音楽が好きですか?) - ポイント:会話の中で自然に相手の好みを掘り下げる時に使える質問表現。
✅「sort of」関連表現まとめ表
表現 | 意味/用途 | 使う場面 |
---|---|---|
this sort of | この種類の、特定のタイプ | はっきりわかっている事例を示す時 |
some sort of | 何らかの、正確には不明 | 曖昧なことをふんわり伝えたい時 |
any sort of | どんな種類のものでも | 制限をかけずに可能性を広げたい時 |
all sorts of | あらゆる種類の、多種多様な | バリエーションを強調したい時 |
sort of like | 〜みたいな感じ、少し〜が好き | 控えめに比較したり、好みを伝える時 |
what sort of | どんな種類の〜? | 相手に質問して詳細を引き出したい時 |
使い分けの感覚を身につけよう
これらの「sort of」を使った表現は、ネイティブの会話にとても頻繁に登場します。大切なのは、文法だけでなく、どんなニュアンスで使われているかを感じ取ることです。
慣れてくると、「あ、ここは“some sort of”のほうが自然かも!」と状況に応じて選べる感覚が身についてきますよ。
❌よくある「sort of」のNG表現パターンまとめ
1. 【NG】“sort of”を「分類」や「種類」としてしか理解していない
✖ 誤用例:
I’m a sort of shy person.(←なんとなく不自然)
👉 解説:
日本語の「〜の一種」という直訳で「sort of」を名詞のように使いたくなる人が多いですが、“sort of”は基本的に副詞として使われ、「ちょっと」「まあまあ」といった曖昧なニュアンスを足すための表現です。
この文なら、I’m sort of shy.(ちょっと内気な性格です)が自然です。
2. 【NG】“sort of”を「sort」だけで使ってしまう
✖ 誤用例:
I sort like pizza.(←ネイティブには違和感アリ)
👉 解説:
「sort」は単独では「種類」という名詞ですが、「ちょっと〜」という意味で使いたい場合は必ず “sort of” という形にする必要があります。
この文は、I sort of like pizza.(ピザ、まあまあ好きです)が正解。
3. 【NG】「sort of」と「kind of」の使い分けにこだわりすぎる
✖ 誤解:
「sort of はイギリス英語、kind of はアメリカ英語だから絶対に使い分けなきゃ!」
👉 解説:
確かに地域差はありますが、実際の会話ではどちらもよく使われており、意味もほぼ同じです。
「kind of」の方がややカジュアルで砕けた印象がありますが、使い分けに神経質になる必要はありません。
4. 【NG】“sort of”をフォーマルな場面で多用する
✖ 誤用例:
In conclusion, this solution is sort of effective.(←プレゼンでは不適切)
👉 解説:
“sort of”はカジュアルであいまいな表現なので、ビジネス文書やプレゼンの締めくくりで使うと、自信のない印象を与えてしまいます。
フォーマルな場では「somewhat」「fairly」「relatively」などの語を使う方が適切です。
5. 【NG】“sort of”の位置が不自然
✖ 誤用例:
I like sort of jazz.(←語順が不自然)
👉 解説:
“sort of”は修飾したい語の直前に置くのが基本です。
この文の正しい語順は:I sort of like jazz. または I like jazz, sort of.(後者はより会話的)
✅まとめ:自然な「sort of」習得のコツ
- 「分類」ではなく「あいまいさ・控えめさ」を出す表現だと理解する
- 文の中で“どの語をぼかしたいのか”を意識して配置する
- カジュアルな口語表現として、フォーマルな場では使い方に注意する
✨「sort of」に似た英語表現と関連語彙
「sort of」は“あいまいさ”や“控えめな言い方”を伝える便利な表現ですが、英語にはこれと似た役割を持つ表現がいくつかあります。以下でまとめてご紹介します!
🔹 kind of(カインダ)
- 意味・使い方:「sort of」とほぼ同じ。「なんとなく」「まあまあ」「ちょっと」
- 例文: I kind of want to go, but I’m also tired.
(ちょっと行きたい気もするけど、疲れてるんだよね。) - ✅ 補足: アメリカ英語でよく使われ、よりカジュアルな響きがあります。
- ✅ 「sort of」と入れ替え可能な場合が多いですが、フォーマル度がさらに低め。
🔹 a bit / a little
- 意味・使い方:「少し」「ちょっと」
- 例文: I’m a bit worried about tomorrow’s meeting.
(明日の会議、ちょっと心配だな。) - ✅ 「sort of」と似ていますが、感情や状態をストレートに表す時に多い表現です。
🔹 somewhat
- 意味・使い方:「いくらか」「多少」※ややフォーマル
- 例文: His explanation was somewhat confusing.
(彼の説明は多少わかりにくかった。) - ✅ ビジネスや文章寄りの場面で、「sort of」の代わりに使うと自然です。
🔹 vaguely / loosely(ニュアンスが似ている副詞)
- 意味・使い方: はっきりしない・曖昧にという意味で、「sort of」が持つ“ぼやかし”に近い表現
- 例文: I vaguely remember what he said.
(彼が言ってたこと、なんとなく覚えてる。)
🔹 approximately / around(数値や量に関して)
- 意味・使い方: 「だいたい」「おおよそ」
- 例文: The cost was around $500.
(費用はおおよそ500ドルだった。) - ✅ 「sort of」のように“はっきりしない”ニュアンスがありますが、主に数量や時間に使うのが特徴。
✅ まとめ:使い分けの感覚を磨こう!
表現 | ニュアンス | フォーマル度 | 用途のポイント |
---|---|---|---|
sort of | 控えめ、曖昧、ぼかし | ★★☆☆☆ | 会話で頻出。感情・好み・状況などを柔らかく伝える |
kind of | よりカジュアルな控えめ表現 | ★☆☆☆☆ | 口語的で、アメリカ英語によく出る |
a bit / a little | 少し、ちょっと | ★★☆☆☆ | 状態や気持ちを軽く伝えたい時に |
somewhat | 多少、いくらか | ★★★★☆ | フォーマルな会話・書き言葉に適している |
vaguely | なんとなく、ぼんやり | ★★★☆☆ | 記憶や印象、説明などで「はっきりしない」時に |
around | おおよそ、約 | ★★★☆☆ | 数字・時間・量に関連するあいまいさ |
🌟 この記事のまとめ
「sort of」は、英語でとてもよく使われる便利なフレーズで、
「ちょっと」「まあまあ」「〜っぽい」など、あいまいさや控えめなニュアンスを加えたいときにぴったりな表現です。
この記事では、
- 「sort of」の基本的な使い方
- ネイティブが自然に使う場面別の会話例
- よくある日本人のNGパターン
- 類似表現との違い
- 実際に使って覚えるクイズや失敗談
などを紹介してきました。
大切なのは、ただ覚えるのではなく、実際に声に出して使ってみること。
ちょっとずつアウトプットを重ねることで、少しずつ“英語らしい感覚”が身についていきます。
コメントを残す