はじめに:「〜し間違えた」って英語でどう言う?
こんにちは、RYO英会話ジムです。
「〜し間違えた」は、英語で “I made a mistake” や “I did 〜 by mistake” と言います。
✅ 即答&例文
- I made a mistake.(間違えました。)
- I sent the wrong file by mistake.(間違えて違うファイルを送ってしまいました。)
- I accidentally called the wrong person.(間違えて別の人に電話してしまいました。)
日本語で「〜し間違えた」と言いたい場面はたくさんありますが、英語では状況に合わせていろいろな言い方があります。この記事では、すぐに使える表現をわかりやすくまとめていきますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
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私の失敗談:「mistake」を動詞として使ってしまった話
英語を話していると、単語の使い方をつい日本語の感覚で考えてしまうことってありませんか?僕自身も、「mistake」を動詞として使うときに失敗したことがあります。
昔、ビジネスミーティングでこんなことがありました。
I mistaked the number.
(数字を間違えました。)
と自信満々に言ったんですが、相手が「ん?」という顔をしていたんです。その後すぐに訂正されました。正しくは…
I made a mistake in the number.
(数字を間違えました。)
ポイントはここ!
- mistake は動詞として使えるけど、mistook という過去形を使い「AをBと間違える」(mistake A for B)という意味になる。
- 単純に「間違えた」と言いたいときは make a mistake を使うのが自然。
つまり、I mistaked という言い方は間違いで、正しくは…
- I made a mistake.
- I made a mistake in the number.
これ以降、僕はいつも「mistakeは動詞にするとき要注意!」と心に刻むようにしています(笑)。
基本の言い方はこれ!「made a mistake」
「〜し間違えた」を英語で表すとき、一番基本になるのが “made a mistake” という表現です。とてもシンプルで、ビジネスでも日常会話でも使える万能フレーズです。
例えば…
- I made a mistake in my calculation.
計算を間違えました。 - She made a mistake on the report.
彼女はレポートでミスをしました。 - We all make mistakes.
誰だって間違えるものです。
ポイントは、必ず「mistake」の前に made(make の過去形)を使うこと。do a mistake は誤りなので注意しましょう。
また、状況に応じて「どんな間違いをしたのか」を詳しく説明することで、より具体的に伝わりますよ。
「間違えて〜してしまった」を表す英語表現いろいろ
「間違えて〜した」「うっかり〜してしまった」というニュアンスを伝えたいとき、英語ではいくつか便利な表現があります。made a mistake だけでは伝わりきらない具体的な行動を表すときに使えるので、ぜひ覚えておきましょう!
accidentally + 動詞
「うっかり〜した」「間違えて〜してしまった」というときによく使います。
- I accidentally sent the email.
間違えてそのメールを送ってしまいました。 - He accidentally deleted the file.
彼はうっかりファイルを消してしまいました。
by mistake
「間違えて」「誤って」という意味で、動作のあとに付けることが多いです。
- I called the wrong person by mistake.
間違えて別の人に電話をかけてしまいました。 - She took my bag by mistake.
彼女は間違えて私のバッグを持っていってしまいました。
mistake ~ for …
「〜を…と間違える」というときに使います。人や物を取り違えた場面で便利です。
- I mistook him for his brother.
彼を彼の兄弟と間違えました。 - She mistook sugar for salt.
彼女は砂糖を塩と間違えました。
ポイント
- 「accidentally」は行動を修飾するので動詞の前に置くことが多いです。
- 「by mistake」は文末につけると自然です。
- 「mistake ~ for …」は「AをBと間違える」という形で覚えると便利です。
ネイティブがよく使う!カジュアルな言い方
「間違えた」と言いたいとき、ネイティブはカジュアルな表現をよく使います。特に日常会話では、少し砕けた言い方を知っておくと自然に聞こえますよ。
screw up / mess up
どちらも「やらかした、失敗した」という感じで、くだけた表現です。ミスの規模が大きいときにも使えます。
- I screwed up my presentation.
プレゼンでやらかしちゃった。 - He messed up the schedule.
彼はスケジュールをめちゃくちゃにしてしまった。
mix up
「取り違える、混同する」という意味で、人や物、予定などを間違えたときに便利です。
- I mixed up the dates.
日付を間違えてしまいました。 - She mixed up the names.
彼女は名前を取り違えました。
ポイント
- screw up は少し強めのニュアンスなのでフォーマルな場面では避けるのがおすすめです。
- mix up は人や物を取り違えたときに特に便利です。
シーン別「〜し間違えた」の表現集
「間違えた」は、シーンによって使う英語表現が少しずつ変わります。ここでは、よくある場面ごとに自然な会話例と、使いこなすコツをご紹介します!
💻 メールや電話での間違い
会話例
A: Did you send the file to Mr. Brown?
(ブラウンさんにファイル送った?)
B: Oh no, I sent it to the wrong person by mistake.
(やばい、間違えて別の人に送っちゃった。)
コツ
- ビジネスでは by mistake をつけると丁寧で自然。
- “wrong person” や “wrong file” など、何を間違えたか具体的に言うとわかりやすい。
☕ 注文や買い物での間違い
会話例
A: Is everything okay with your order?
(ご注文に問題ありませんか?)
B: Actually, I ordered coffee, but I got tea by mistake.
(実はコーヒーを頼んだのに、間違えてお茶が来ちゃいました。)
コツ
- 「注文したのに〜が来た」は I ordered ~, but I got ~ で伝わる。
- by mistake を足すと「間違えて」というニュアンスがはっきりする。
👥 名前や顔を間違えるとき
会話例
A: Hi, Emily!
(やあ、エミリー!)
B: I’m not Emily. I think you mistook me for someone else.
(私はエミリーじゃないよ。誰かと間違えたんだと思うよ。)
コツ
- 人を間違えたときは mistake A for B を使うと自然。
- 丁寧に言いたいときは I think you mistook me for someone else. のように “I think” をつけるとソフト。
📄 書類やデータを間違えるとき
会話例
A: Can you check this report again?
(もう一度このレポート確認してもらえる?)
B: Sure. I think I made a mistake in the numbers.
(もちろん。数字を間違えたかもしれない。)
コツ
- made a mistake in ~ は、どの部分でミスしたか言うと伝わりやすい。
- ビジネスでは “I think” を加えると少し柔らかい印象に。
まとめのポイント
- 何をどう間違えたのか、具体的に伝えるのがコツ!
- フォーマル → by mistake, made a mistake
- カジュアル → screw up, mess up, mix up
- 人を間違えた → mistake A for B
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練習用クイズ
覚えた表現を使ってみましょう!次の日本語を英語にしてみてください。
問題 1
「間違えて違うファイルを送ってしまいました。」
→ 「by mistake」は「間違えて」という意味。動詞の後や文末に置くのが自然です。
問題 2
「彼を彼のお兄さんと間違えました。」
→ 「mistake A for B」で「AをBと間違える」という形を使います。過去形は mistook です。
問題 3
「うっかりメールを送ってしまった。」
→ 「accidentally」は「うっかり」という意味で、動詞の前につけるのがポイント。
問題 4
「プレゼンでやらかしちゃった。」
→ 「screw up」はカジュアルな「失敗する」「やらかす」の表現。フォーマルな場では使い過ぎに注意!
問題 5
「日付を間違えてしまいました。」
→ 「mix up」は「取り違える」「混同する」というニュアンスで、人や物、日付などを間違えたときに使えます。
8. よくあるNG表現と注意点
「間違えた」と言いたいとき、日本語の感覚で英語を使うと、間違った表現になってしまうことがよくあります。 ここでは日本人がやりがちなNG例をまとめました。
❌ screw up や mess up の意味を混同する
- screw up や mess up はどちらも「失敗する」「やらかす」という意味ですが、フォーマルな場では使いにくい表現です。
- 日本語の「間違える」とはニュアンスが少し違い、深刻な失敗や重大なミス の響きがあるので注意。
例:
✗ I screwed up the word.
→ 単純に単語を間違えた程度なら大げさすぎる。
✅ I made a mistake in the word.
→ 単純ミスならこちらが自然。
❌ fail を使いすぎる
- fail は「失敗する」ですが、試験・目標など 結果が伴う失敗 に使うことが多いです。
- 「ちょっとした間違い」を表すのには向きません。
例:
✗ I failed in sending the email.
(メールを送るのに失敗した。)
→ 不自然で重すぎる。
✅ I sent the wrong email by mistake.
(間違えて違うメールを送ってしまった。)
❌ miss(ミス)を和製英語感覚で使う
- 日本語で「ミスした」と言う感覚で miss を使うのはNG。miss は「逃す・取り逃がす」という意味で、間違えたという意味には基本的に使いません。
例:
✗ I missed the number.
→ 「数字を間違えた」とは言えない。
✅ I made a mistake in the number.
(数字を間違えました。)
NG例まとめ
- screw up / mess up → 大きな失敗に使う。ちょっとしたミスなら “made a mistake” が無難。
- fail → 結果を伴う失敗のときに使う。軽いミスには向かない。
- miss → 「間違えた」という意味では基本使わない。
ポイント
→ 「間違えた」と言いたいときは、まず made a mistake が最も無難で自然!場面によって他の表現を使い分けましょう。
まとめ
「間違えて〜してしまった」は英語ではいろんな表現がありましたね。made a mistake、by mistake、accidentally、screw up、mix up など、使う場面によってぴったりの表現を選ぶことが大切です。
大事なのは、間違いを恐れずアウトプットすること。 英語は話してみて初めて身につくものです。今回学んだ表現を、ぜひ自分の言葉でどんどん使ってみてくださいね!
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