こんにちは、RYO英会話ジムです。
✅結論から知りたいあなたへ:
「recommend」の後には、基本的に to 不定詞は使いません!
正しいパターンは以下のとおりです:
- ✅ recommend + 動名詞(〜ing)
例:I recommend reading this book.
(この本を読むことをおすすめします) - ✅ recommend + 名詞(もの)+ to 人
例:I recommend this book to beginners.
(この本を初心者におすすめします) - ✅ recommend that + 主語+動詞の原形
例:I recommend that you take a break.
(休憩することをおすすめします) - ✅ ※ recommend + 人 + to 不定詞 は【古い&やや不自然】
例:❌ I recommend you to go 〜(← 会話ではあまり使われません)
今回は、「recommend」の正しい4つの使い方を、すぐにマネできる例文つきで、わかりやすく解説します。
さらに、「suggest(提案する)」もほぼ同じパターンで使えるので、一緒に覚えておくと便利ですよ!
それでは、さっそく見ていきましょう!
「recommend」の使い方がわかったら、
次は実際の会話でよく使うこんな質問表現も一緒に覚えておきましょう!
👉 「おすすめのカフェはありますか?」って英語で何て言う?
ネイティブっぽく聞ける表現をまとめた記事はこちら:
✅ 「おすすめの〜はありますか?」の英語表現まとめ【旅行・日常会話で使える】
- 1 【やってしまいがち!】recommendで不定詞を使って通じなかった失敗談
- 2 1. recommend + もの + to 人
- 3 2. recommend + ing形(動名詞)
- 4 英語表現を「知っている」だけで満足していませんか?
- 5 3. I would recommend...
- 6 4. recommend that + 主語+動詞の原形
- 7 4. recommend + 人 + to不定詞
- 8 会話例
- 9 🔍「recommend」使い方クイズ(全5問)
- 10 ❌「recommend」に関するよくあるNG表現まとめ(日本人がやりがちなミス)
- 11 ✅ まとめ:これを意識しよう!
- 12 ✅ 言い換え可能な表現
- 13 ✅ 関連する語彙(ニュアンスは少し違うが覚えておきたい)
- 14 ✅ 押さえておきたいポイントまとめ
【やってしまいがち!】recommendで不定詞を使って通じなかった失敗談
英語学習を始めたばかりの頃、私自身 recommend の後に「不定詞」をつけてしまって、相手に伝わらなかった ことがありました。
例えば、友人に「この本を読むことをおすすめするよ!」と言いたくて、
I recommend to read this book.
と言ったんです。
そのとき、ネイティブの友達に 「ん?なんか変だよ」 と言われて初めて、「recommend は to 不定詞ではなく 動名詞 (〜ing) や that節、もしくは人+to 不定詞で使うんだ!」 ということを知りました。
それまでずっと、「advise, ask, tell みたいに to 不定詞で続ければいい」と思い込んでいたので、recommend にも同じルールを無意識に当てはめてしまっていた んです。
この経験から学んだのは、「動詞ごとにちゃんと 後ろに何が続くのか を意識しないと、伝わらない英語になる」ということ。そして、一度間違えた表現は、逆に忘れなくなる! ということでした。
📩 英語を話せるようになる第一歩として、リョウが無料で学習相談を実施中です。
発言内容の見える化や添削で、あなたの課題を明確にし、次の一歩を一緒に見つけましょう。
1. recommend + もの + to 人
まず1つ目の使い方は、
「ものを人にすすめる」という形です。
英語では、
recommend + [something] + to [someone]
という形で使います。
たとえば、商品・サービス・行動・選択肢など、
あらゆる「おすすめ」に使える便利な表現です。
✅ ポイント解説
- 「recommend」は「推薦する」「勧める」という意味の動詞。
- to 人 の形で「誰におすすめするのか」をはっきりさせます。
- 命令ではなく、ソフトな提案として使われるのが特徴です。
例文:
I recommend this book to beginners.
(この本を初心者におすすめします)
音声を聞く
旅行先で…
2. recommend + ing形(動名詞)
2つ目は、
「〜することをおすすめする」という形です。
「recommend」のあとに動名詞(〜ing)を続けることで、
ある行動やアクティビティ自体をおすすめする表現になります。
✅ ポイント解説
- recommendのあとに「〜ing」を使うと、「行動」に焦点が当たります。
- 命令ではなく、やさしく提案するニュアンスがあります。
- 読書・運動・旅行など、日常のさまざまな場面で使える便利な表現です。
例文:
I recommend reading this article.
(この記事を読むことをおすすめします)
I recommend exercising three times a week.
(週に3回の運動をおすすめします)
音声を聞く
トレーナーさんから…
1日に3食食べるのをおすすめしますよ。
英語表現を「知っている」だけで満足していませんか?
「recommend」や「suggest」の使い方を学んで、
「なるほど!」「こういう時に使えるのか!」と思っても、
実際に口に出して使ってみないと、使える英語にはなりません。
英語はスポーツと同じで、練習(=アウトプット)しないと身につかないもの。
文法や表現の知識を入れたあとは、実際に声に出して使ってみることが何より大切です。
そこでおすすめなのが、アウトプット量にこだわったレッスンを提供している
RYO英会話ジムです。
🔹 RYO英会話ジムの特長
- レッスン中にあなたの発言を可視化・添削
- その場で改善ポイントをフィードバック
- レッスン後も学びが続く復習用のネイティブ音声ファイル付き
- あなただけのパーソナルカリキュラム&定期カウンセリングで安心
インプットだけで終わらせず、
実際に話して、間違えて、修正して、成長する。
その「サイクル」があるからこそ、英語力は本当に伸びていきます。
👉 今なら無料体験レッスン受付中!
あなたも、「使える英語」を一緒に身につけてみませんか?
3. I would recommend…
3つ目は、
「I would recommend 〜(〜をおすすめします)」という丁寧な表現です。
このフレーズは、相手の意思を尊重しながら提案したいときにぴったり。
「recommend」単体よりもソフトで控えめな印象を与えます。
✅ ポイント解説
- 「I would」=「私は〜したいと思う」という意味で、
強く言い切るよりも、やわらかい表現になります。 - 相手にプレッシャーをかけず、選択肢の一つとして提案したいときに便利です。
- アドバイスや意見を伝えるときにもよく使われます。
例文:
I would recommend taking the train instead of driving due to the traffic.
(交通の混雑を考慮して、運転よりも電車の利用をおすすめします)
🔍 この文では、電車のほうが便利だと思う理由を伝えながらも、
最終的な判断は相手に委ねている丁寧な提案になっています。
このように「I would recommend」は、やさしいアドバイスを伝えたいときの定番フレーズです!
4. recommend that + 主語+動詞の原形
4つ目は、
「recommend that〜」の文型です。
これは、「〜することをおすすめします」と、
具体的な行動を提案したいときに使います。
✅ ポイント解説
- 「recommend that + 主語+動詞の原形」が基本形です。
- このとき、「should」は省略されるのが一般的です(=仮定法の一種)。
例:recommend that he go(=should go) - ややフォーマルな印象があるため、ビジネスや書き言葉でもよく使われます。
ただし、カジュアルな場面でも使えます。
例文①:
I recommend that you take a day off to rest.
(休息のために1日休むことをおすすめします)
🔍 相手に休むことをやさしく提案している表現です。
例文②:
The committee recommends that the policy be revised.
(委員会はその方針を見直すことを推薦しています)
🔍 フォーマルな文脈でもしっかり使える構文です!
このように、「recommend that」は、
具体的な行動を提案したいときや、正式なアドバイスをしたいときにピッタリの表現です。
音声を聞く
帰宅して妻に…
僕の先生はこの本を読むように勧めてくれたんだ。
4. recommend + 人 + to不定詞
4つ目の使い方は、
「誰かに〜するようすすめる」という表現です。
構文は、
recommend + 人 + to + 動詞の原形(不定詞)。
たとえば、
I recommended my friend to apply for the job.
(友達にその仕事に応募するようすすめました)
✅ 注意ポイント
実はこの表現、ネイティブの間でも意見が分かれる使い方です。
- 文法的には間違いではないのですが、
現代の英語ではあまり一般的ではない表現とされています。 - 代わりに、よく使われる自然な形は以下の2つ:
- ✅ recommend + something + to + someone
- ✅ advise + someone + to + 動詞の原形
📚 裏付けポイント
- オックスフォード英英辞典などの信頼性ある辞書にも用例あり。
- Google Ngram Viewer(英語文献の使用頻度を調べるツール)によると、
過去にはよく使われていた表現でもあります。
✅ 結論(まとめ)
「recommend + 人 + to不定詞」は
正しいがやや古い言い回し。
今はより自然な表現として、
- I recommend that he consider the offer.
- I recommend this plan to my team.
- I advise her to start early.
といった形のほうが、伝わりやすくスムーズです。
音声を聞く
出張の話になり…
彼は俺に早めに飛行機を予約するように勧めたよ。
分析


🔗「他の頻出動詞の使い方もチェック →
これで迷わない!「advice」と「advise」の簡単な見分け方と活用法
会話例
① recommend + 動名詞 (〜ing)
A: I’m looking for a good Netflix show. Any recommendations?
(いいNetflixの番組を探してるんだけど、何かおすすめある?)
B: I recommend watching “Breaking Bad.” It’s so good!
(「ブレイキング・バッド」見るのがおすすめだよ。めちゃくちゃ面白いよ!)
② recommend + that + 主語 + 動詞の原形
A: I’m not sure if I should take a break from work.
(仕事を休むべきか悩んでるんだ。)
B: I recommend that you take a few days off. You’ve been working too hard.
(何日か休みを取るのをおすすめするよ。働きすぎだよ。)
③ recommend + 名詞
A: Do you know any good sushi places around here?
(このあたりでおすすめの寿司屋知ってる?)
B: Yeah! I recommend Sushi Zanmai. Their tuna is amazing.
(「すしざんまい」がおすすめだよ。マグロが最高。)
④ recommend + 人 + to 不定詞
※文法的にはOKですが、会話ではあまり使われないフォーマルな形
A: I want to improve my English quickly. Any advice?
(英語を早く上達させたいんだけど、何かアドバイスある?)
B: I recommend you to join an online speaking class. It really helps.
(オンラインのスピーキングクラスに参加するのをおすすめするよ。本当に役立つから。)
★ワンポイント: ④の recommend 人 to do は、学校では習うかもしれませんが、日常会話ではほぼ使われず、不自然に聞こえることが多い ので、①か②のパターンが圧倒的に使われます。
🔍「recommend」使い方クイズ(全5問)
【問題1】
次の英文の空欄に入る最も自然な形はどれ?
I recommend ______ this article before the meeting.
A. to read
B. reading
C. read
D. reads
✅「recommend」のあとに動作(行動)をすすめるときは、動名詞(〜ing)を使います。
❌「to read」などの不定詞はこの文では不自然になります。
👉 正しい文:I recommend reading this article before the meeting.
(ミーティング前にこの記事を読むのをおすすめします)
【問題2】
次の英文で正しい語順を選んでください:
(このレストランをあなたにおすすめします)
A. I recommend to you this restaurant.
B. I recommend this restaurant to you.
C. I recommend you this restaurant.
D. I recommend that this restaurant to you.
✅「recommend + もの + to 人」の形が自然です。
Aのように「to you」を前に出すのは不自然、Cは誤った語順です。
👉 正しい文:I recommend this restaurant to you.
(このレストランをあなたにおすすめします)
【問題3】
次の意味になるように、空欄に最も適した語を入れてください:
(彼にはそのオファーを検討するようすすめます)
I recommend that he ______ the offer.
✅「recommend that + 主語 + 動詞の原形」が正しい構文です。
このとき、「should」は省略されていると考えます。
👉 正しい文:I recommend that he consider the offer.
※「considers」と三単現にするのはNGです!
【問題4】
次の英文の意味として自然なものはどれ?
I would recommend taking a taxi.
A. タクシーを絶対に使ってください。
B. タクシーを使うのを提案します(丁寧な言い方)
C. タクシーを使うことを命令します
D. タクシーの使い方を説明します
✅「I would recommend」は、「〜をおすすめします」というやわらかい提案の言い方です。
相手の意思を尊重しながら控えめに伝える表現です。
👉 日本語にすると:タクシーを使った方がいいと思いますよ。
【問題5】
次のうち、日常英会話ではあまり自然でない表現はどれ?
A. I recommend trying this app.
B. I recommend that you try this app.
C. I recommend this app to beginners.
D. I recommend you to try this app.
✅「recommend 人 to 不定詞」は文法的にはOKでも、日常会話では不自然な古い形です。
現代ではほとんど使われず、A〜Cのような形が主流です。
👉 より自然な言い換え:
I recommend that you try this app.
または
I recommend trying this app.
❌「recommend」に関するよくあるNG表現まとめ(日本人がやりがちなミス)
❌【NG①】recommend の後に「to 不定詞」を使う
❌ I recommend to read this book.
✅ I recommend reading this book.
✅ I recommend that you read this book.
🔍 理由:
「recommend」の後にto 不定詞をそのまま使うのは文法的に不自然です。
代わりに、動名詞(〜ing)か、that節+動詞の原形を使いましょう。
❌【NG②】recommend 人 + もの の語順にする
❌ I recommend you this book.
✅ I recommend this book to you.
🔍 理由:
「recommend」は「tell」や「give」などのように直接目的語+間接目的語の語順にはできません。
もの+to+人の語順が正解です。
❌【NG③】recommend that 節で動詞に三単現の「s」をつける
❌ I recommend that he goes to the hospital.
✅ I recommend that he go to the hospital.
🔍 理由:
「recommend that 〜」の構文では、原形動詞を使います(=仮定法の一種)。
三単現の「s」はつけないのがルールです。
❌【NG④】recommend + 主語が続くのに that を省略する
❌ I recommend you read this book.
✅ I recommend that you read this book.
🔍 理由:
「recommend」は「that節」が必要な動詞のため、主語を伴う場合はthatを省略しないほうが自然です。
(※カジュアル英語では使われることもありますが、やや不安定な印象に)
❌【NG⑤】recommend と suggest の意味の違いを意識しない
❌ I recommend him to be more careful.
→ recommendは通常「人+to不定詞」では使わない
✅ I suggest that he be more careful.
✅ I recommend that he be more careful.
🔍 理由:
「recommend」と「suggest」はほぼ同じ使い方ができますが、
どちらも 人+to不定詞には基本的に合わない ので、that節 or 動名詞にしましょう。
❌【NG⑥】recommend の丁寧な言い方 “would” を忘れる
❌ I recommend taking the bus.(文法はOK)
✅ I would recommend taking the bus.(より丁寧でやさしい印象)
🔍 理由:
「I would recommend」は、よりやわらかく丁寧に提案したいときに使える表現。
アドバイスやおすすめをするときは「would」をつけるだけで印象がよくなります。
✅ まとめ:これを意識しよう!
NGパターン | 正しい使い方のポイント |
---|---|
to 不定詞を使う | ✅ 動名詞 or that節+原形動詞 |
語順ミス(you this book) | ✅ this book to you |
三単現を使う | ✅ that節内は動詞の原形 |
thatを省略して主語を続ける | ✅ thatは省略しないのがベター |
人+to不定詞 | ✅ that節 or 他動詞(adviseなど)を使う |
丁寧さに欠ける | ✅ “would recommend”で印象UP |
✅ 言い換え可能な表現
「recommend(おすすめする)」と似た意味で使える英単語をご紹介します。
● suggest(提案する)
I suggest trying the new coffee blend.
(新しいコーヒーブレンドを試してみることを提案します)
→ やや控えめな提案をしたいときに便利な表現です。
● advise(助言する)
The manager advised arriving at the meeting on time.
(マネージャーはミーティングに時間通りに到着するよう助言しました)
→ 知識や立場に基づいたアドバイスをする場面にぴったり。
● urge(強くすすめる)
I urge you to visit the art exhibition; it’s fantastic.
(アート展覧会を訪れることを強くおすすめします。素晴らしいですよ)
→ 相手に強く行動を促したいときに使います。
✅ 関連する語彙(ニュアンスは少し違うが覚えておきたい)
● endorse(支持する)
The celebrity endorsed the new fashion line.
(そのセレブは新しいファッションラインを支持しました)
→ 公的に推薦・支持するニュアンスがあります。
● commend(賞賛する)
The teacher commended the students for their hard work.
(先生は生徒たちの努力を賞賛しました)
→ 人の行動や成果を褒める・たたえるときに使います。
● propose(提案する)
The committee proposed a new policy for recycling.
(委員会はリサイクルのための新しい方針を提案しました)
→ フォーマルな提案や計画の提示に使われることが多いです。
✅ 押さえておきたいポイントまとめ
- 「recommend」は、相手に何かをおすすめする際に幅広く使える便利な表現。
- 文の構造やパターン(recommend+名詞/動名詞/that節など)をしっかり理解して、場面に応じて使い分けよう。
- 「suggest」「advise」「urge」などの類似表現もあわせて覚えると、表現の幅が広がり、英語力がぐっとアップ!
コメントを残す