こんにちはRYO英会話ジムのリョウです。「on top of that」は、日常会話でよく使われるフレーズです。これは、「その上に」「さらに」という意味を持ち、既に述べた事柄に加えてさらに何かを付け加えたいときに便利です。それではまいりましょう。
目次
使い方
付加的な意味で
何かをリストアップする際に、最後のポイントとして強調したいときに使います。
強調表現として
すでに述べた事実にさらに驚くべき事実を加えたいときに使用します。
意味と例文
知り合いノアとリアが手を繋いで歩いていたと友人が話していて…
おまけに、チューもしてたよ。
クラスで軽く自己紹介した後に…
さらに、4言語話すことができます。
久々に会った友人に最近どうか聞くと…
最近とても忙しいの。子供がいて、フルタイムで働いて、その上英語のレッスンも受けてるの。
- I have a lot of work today, and on top of that, I have to prepare for the meeting tomorrow.
(今日は仕事がたくさんある。その上、明日の会議の準備もしなければならない。) - It was raining, and on top of that, the train was late.
(雨が降っていた。その上、電車も遅れていた。) - She’s not only talented but also very hard-working. On top of that, she’s fluent in three languages.
(彼女は才能があるだけでなく、非常に勤勉だ。その上、3ヶ国語に流暢だ。)
意味
いかがでしたでしょうか。on top of thatは「その上」、「おまけに」そして「さらに」という意味で使われるカジュアルな英語表現です。特に最後に大事な情報を付け加えたい場合に使いましょう。
カジュアルな言い回し
お伝えしたようにカジュアルな表現となるので、フォーマルな場面(アカデミックな場面、ビジネスな場面)や、目上の人に対してはあまり使わないようにしましょう。
位置
on top of thatの使い方ですが、例文のようにon top of thatを文頭に持ってきてもよいですし、また他の文とつなげてand, on top of that 〜のように持っていくとよいです。
言い換え可能な表現
Furthermore
さらに、その上に
もっとフォーマルな状況でよく使われます。
- 「Furthermore, we need to consider the environmental impact of this project.」
- 「さらに、このプロジェクトの環境への影響も考慮する必要があります。」
ここでは「さらに」という言葉で、既に述べたポイントに加えて、新たな重要な要素を導入しています。フォーマルな文脈でよく用いられます。
Moreover
その上、さらに
議論を深める時に使われます。
- 「The plan is risky and, moreover, expensive.」
- 「その計画はリスキーであり、その上、高額です。」
ここでは「その上」というニュアンスで、議論をさらに深めています。主張の強化や追加の理由を示す際に使われることが多いです。
In addition
加えて、その上
リストや追加情報を提供する際に使われます。
- 「In addition to the basic requirements, the candidate must also possess strong leadership skills.」
- 「基本要件に加えて、その候補者は強力なリーダーシップスキルも持っている必要があります。」
ここでは「加えて」という表現で、リストや既に述べた情報に新たな情報を追加しています。リストアップや追加情報を提示する際に用いられます。
押さえておくべきポイント
「on top of that」は非公式からやや公式な状況まで幅広く使えますが、文脈に合わせて同義語を使い分けることが大切です。また、否定的なニュアンスや苦境を強調する際に特によく使用されるため、その点を理解しておくと便利です。
「文頭」に関連する記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。「on top of that」は、話の流れをスムーズにし、追加情報を効果的に伝えるための便利なフレーズです。日常会話やビジネスシーンでのコミュニケーションを豊かにするために、ぜひ積極的に使ってみてください。以上が”on top of that”の意味とその使い方【In additionとの違いもわかる】でした。それではSee you around!
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